大手企業への就職に強い就活エージェントおすすめ7選！内定を勝ち取るコツも紹介

「大手企業への就職に強い就活エージェントはある？」
「大手企業の内定をもらうコツはある？」

このように、大手企業と就活エージェントに関する疑問を持っている就活生の方も多いのではないでしょうか。

大手企業は、中小・ベンチャー企業に比べて「待遇が良い」「安定している」ことから、学生に人気があります。ただし人気があることから就職することは簡単なことではないため、求人探しや書類作成、面接対策など、準備と対策に時間がかかってしまうケースが多いです。

そのため、スムーズに就活を進めるためにも就活エージェントを利用したいと考える学生も少なくありません。

とはいえ、厚生労働省の「職業紹介事業報告書」によると、民間の職業紹介事業者（就活・転職エージェント）は国内に約3万件ほどあるとなっています。（下記参照）

出典元：厚生労働省「職業紹介事業報告書」

各社で特徴は大きく異なりますが、大手企業を目指すのであれば、大手企業への就職実績がある就活エージェントを選ぶ必要があります。

そこで今回の記事では、大手企業への就職に強い就活エージェントを厳選して紹介します。

知っておかないと内定がもらえなくなってしまう注意点も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

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就活エージェントおすすめ16選！内定獲得に繋がる人気エージェントを厳選

大手企業への就職を目指すなら就活エージェントを使うべき理由

大手企業への就職を目指す場合、就活エージェントを活用しましょう。

就活エージェントのサポートを受けることで、競争率の高い大手企業の選考を有利に進められる可能性が高まるからです。

具体的には、就活エージェントではキャリアプランの提案や求人（非公開求人）の紹介、就職後のアフターフォローまで、就職に関するサポートが無料で受けられます。

就活エージェントは企業とのやり取りを通じて、求められる人物像や評価ポイントを熟知しているため、自分では気づかない視点からアドバイスをもらえる点もメリットです。

そのため、大手企業を目指す就活生は就活エージェントのサポートを受けましょう。

多くの学生が大手を目指しており就職は簡単ではない

大手企業への就職は、簡単なことではありません。

特に人気のある大手企業・大企業は倍率が高いため、ES対策・面接対策など、しっかりとした対策を行う必要があります。

2015年の記事ですが、産経新聞の「大企業に就職が決まる人に共通する資質とは」によると、新卒で大企業に就職できる割合は約15％、人気企業200社に就職できる割合は約1.5%ほどと解説されています。（下記引用参照）

毎年新卒での就職活動の市場には約６０万人が活動を行っているので、大企業に入る割合としては約１５％になります。この数字が多いと感じるか少ないと感じるかは、人によって異なるはずです。さらに人気企業を２００社くらいと考えて同様の計算を行うと、人気企業に入れる確率はわずか約１．５％になるのです。

引用元：産経新聞「大企業に就職が決まる人に共通する資質とは」

また、物価上昇や給与が上がらない経済的な不安から、比較的年収水準が高い大手企業・大企業を目指す学生が増えています。

実際にマイナビキャリアリサーチLabの「2025年卒大学生就職意識調査」では、大手企業志向の学生は53.7%と、3年ぶりに半数を超えたと解説されています。（下記参照）

出典元：マイナビキャリアリサーチLab「2025年卒大学生就職意識調査」

また元々人気の高い就職先である大手企業・大企業の採用担当者は多数の応募者と面接を行うため、差別化が難しいです。

このような厳しい状況の中で内定を勝ち取るためには、就活のプロである就活エージェントのサポートを利用した方が良いと言えます。

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大手企業・大企業への就職に強い就活エージェントの選び方

ここまでで、大手企業への就職を目指すなら就活エージェントを利用すべき理由を紹介しました。ただし、就活エージェントであればどこでも良いわけではありません。

大手企業への就職を目指すのであれば、「大手企業への就職に強い就活エージェント」を選ぶ必要があります。

大手企業への就職に強い就活エージェントの特徴としては、「大手企業の求人数が多い」「良い口コミが多い」「実績は豊富」「担当者情報を公開している」点に注目しましょう。

以下では、それぞれのポイントについて詳しく解説します。

大手企業の求人数が多いか

大手企業に強い就活エージェントを選ぶ際、最も重要なポイントは求人数です。

そもそも就活エージェントは、自社で保有している企業へ就活生が就職することで企業から成果報酬を貰って運営されています。

つまり、自社で保有している求人のみしか紹介してくれないため、求人数が少ないと選択肢が限られてしまうのです。

また求人数が多いということは、多くの企業との提携関係を持っており、企業からの信頼性が高いとも言えます。

特に、大手企業からの求人を多く取り扱っているエージェントは、企業からも求職者からも評価が高いことが多いです。企業からすると評価・評判が悪い就活エージェントに求人を出すメリットはないからです。

より希望条件に沿った求人を紹介してもらうためにも、大手企業の求人が多い就活エージェントを選びましょう。

良い口コミが多いか

大手企業に強い就活エージェントを選ぶ際は、良い口コミが多いかも確認しましょう。

口コミは、その就活エージェントのサービスの質を把握するための重要な手がかりとなります。特に、直近の口コミを重視することが大切です。なぜなら、以前は評判が良かったエージェントでも、最近ではサービスの質が落ちている場合があるからです。

たとえば、担当者の離職や転職により、1人の担当者が多くの就活生を担当することになり、結果としてサービスの質が低下することも考えられます。

そのため、最新の利用者の口コミをチェックすることが重要です。

口コミの確認方法としては、「SNS」や「口コミ」サイトがおすすめです。

「SNS」や「口コミ」は、就活エージェントの公式HPで掲載されている口コミよりも、よりリアルな口コミが確認できます。特に自分と同じ業界を志望している人や、似た悩みを持つ人の口コミは参考にしやすいです。

より効率的に就職活動を進めるためにも直近の良い口コミがあるかを確認しましょう。

就活エージェントは「ゴミ」ばかり？質の良いサービスの見極め方も解説

実績は豊富か

大手企業に強い就活エージェントを選ぶ際は、実績が豊富かも確認しましょう。

なおここでの「実績」とは、「就職支援実績」と「大手企業への就職支援実績」を指します。

多くの就活生の支援実績がある就活エージェントは、それだけ経験とノウハウを持っているからです。

特に大手企業の就活に精通した担当者が在籍している就活エージェントは、「面接でよく聞かれる頻出質問」や、「企業の内部事情」なども把握している可能性があります。

そのため、より具体的かつ、効果的なサポートを受けられる可能性が高まり、結果的に内定獲得に近づきます。

実績の確認方法としては、エージェントの公式サイトに掲載されている内定実績や、SNSでの利用者の口コミをチェックすることが有効です。

また先述したように、大手企業の求人が多い就活エージェントは評判・評価が高いケースが多いため、求人もチェックしましょう。

より適切なサポートを行ってもらうためにも、実績があり、経験とノウハウを持っている就活エージェントを選びましょう。

担当者情報を公開しているか

大手企業に強い就活エージェントを選ぶ際は、担当者情報を公開しているかも確認しましょう。

担当者の経歴や得意分野を事前に確認することで、自分の希望する業界や企業に詳しい担当が在籍しているかを事前にチェックできます。

たとえば、「DYM就職」の公式HPでは担当者の「経歴」「得意な業界」「こんな方にオススメ」といった情報が確認できます。

出典元：DYM就職「エージェント紹介」

また「就職エージェントneo」の公式HPでも担当者一人ひとりの「強み」「メッセージ」が確認できます。

出典元：就職エージェントneo「エージェント紹介」

ただし、「担当者情報が公開されていない就活エージェントは避けた方が良い」わけではありません。そもそも担当者が多い場合は、全員の情報を公開することが難しいこともあるからです。

とは言え、事前に自分に合う担当者が在籍しているかが確認できるため、担当者情報を公開しているかも選ぶ基準の1つとして抑えておきましょう。

大手企業・大企業への就職に強い就活エージェントおすすめ7選

ここからは、上記で紹介した選び方を踏まえて「大手企業・大企業への就職に強い就活エージェントおすすめ7選」を紹介します。

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下記で、各社の特徴を詳しく解説します。

Re就活

Re就活は、累計会員数200万人以上をほこる20代向けの就職・転職支援サービスです。20代・第二新卒・既卒者などが対象であるものの、20代に特化したサポートが受けられることから就活生にも好評です。

Re就活の最大の特徴は、就活イベントが豊富な点です。特に、様々な業種の企業（大手・人気企業含む）が参加する「転職博」が人気で、年間で2万人以上の就活生・転職希望者が参加しています。

また「転職博」では、企業と求職者がマッチングすれば、その場で選考会に進むことも可能です。公式サイトによると参加者の90％以上がその場で選考会に進んでいる実績もあるようです。

他にも好きな場所で就活・転職活動が行える「Re就活TV」も好評です。

「Re就活TV」は、1社20分の企業紹介動画を視聴し、興味があれば選考応募やカジュアル面談に申し込めます。オンライン開催であるため、地方の学生でも安心して利用できる点が特徴的です。

エージェントサービスでは担当者が二人三脚でサポートしてくれるため、これから就活を始める方や、就活に出遅れた方にもおすすめの就活エージェントです。

Re就活の詳細
会社名	株式会社学情
住所	〒104-0061 東京都中央区銀座6-10-1GINZA SIX9階

Re就活エージェントの評判はやばい？利用者の口コミ・メリットやデメリットを解説

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就職エージェントneo

就職エージェントneoは、年間約21万人の就活生が利用している就活エージェントです。運営歴15年以上と就活エージェントの中では老舗で、25万人の就活相談実績・ノウハウをもとに一人ひとりに適したサポートが受けられると人気があります。

実際に、内定支援実績45,000件以上もあるようです。

就活エージェントneoの最大の特徴は、最短1日で内定が獲得できる点です。一般的な就活で内定を獲得するためには早くても1ヶ月程度が平均ですが、就活エージェントneoでは特別ルートがあるため、最短最速で内定が獲得できます。

企業側からすると最短で内定を出すことはリスクがあるものの、就活エージェントneoへの信頼があることから、スピード内定が実現しているため、安心して利用できる就活エージェントと言えます。

またJR東日本・ミズノ・YKK・プルデンシャル・FUJITSU・LIONなど、人気のある大手企業の求人も多数掲載されている点も特徴的です。もちろんサポート体制も手厚く、丁寧なヒアリングをもとに一人ひとりにベストマッチな企業を紹介してもらえます。

就活エージェントneoは、特に「就活に出遅れた就活生」「自分に合う業界・職種・企業がわからない就活生」におすすめの就活エージェントです。

就職エージェントneoの詳細
会社名	株式会社ネオキャリア
住所	〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-22-2 新宿サンエービル2階

就職エージェントneoの評判！やばいって本当？口コミから徹底調査！

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DYM就職

DYM就職は、20代・フリーター・未経験・既卒者・大学中退者などを対象とした就活エージェントです。未経験者向けのサポートが受けられることからも、就活生に人気があります。

DYM就職の最大の特徴は、業績が安定している企業の求人のみが掲載されている点です。担当者が1社ずつヒアリングを実施し、「業績」「社内の雰囲気」「社長の雰囲気」など、細かな点まで把握しているため、事前に自分に合う合わないの判断がしやすいです。

5万人もの面談実績をもとに、二人三脚で就活を行えることから、サポートの質にも定評があります。実際に利用者の87％が「大変満足」「満足」と回答しているようです。（2022年12月〜2023年10月の利用者）

求人は上場企業や大手企業はもちろん、人気のあるベンチャー企業のものまで掲載されており、「SNS」や「口コミサイト」では確認できないリアルな情報も教えてもらえます。

DYM就職は、「自分に向いている企業がわからない就活生」や「長く働ける企業を目指したい」学生におすすめの就活エージェントです。

DYM就職の詳細
会社名	株式会社DYM
住所	東京都品川区大崎 1-11-2 ゲートシティ大崎 イーストタワー10階

DYM就職へ無料登録

キャリアパーク就職エージェント

キャリアパーク就職エージェントは、キャリア特化型メディアである「キャリアパーク」が運営する就活エージェントです。上場企業であるポート株式会社が運営しており、安心して利用できると人気があります。

キャリアパーク就職エージェントの最大の特徴は、最短1週間で内定が獲得できる点です。選考回数が少ない特別選考がある企業の求人が豊富なため、就活に出遅れた就活生にもおすすめです。

またキャリアパーク就職エージェントは、全国各地の厳選された上位0.7%、300社の優良企業・大手企業の求人ばかりとなっています。自社の利益のためにブラック企業を紹介するエージェントがあるものの、キャリアパーク就職エージェントでは、そんな心配はありません。

エージェントサービスでは、年間1,000人以上の就活生をサポートしている実績・ノウハウをもとに、厳しい選考を通過する対策を実施してくれます。

他にもChatGPTによる「自己PR作成ツール」「ガクチカ作成ツール」「志望動機作成ツール」や、「WEBテスト問題集」「ES100選」など、サイト機能が豊富で、スピード内定が目指せるため、気になる就活生はチェックしてみましょう。

キャリアパーク就職エージェントの詳細
会社名	ポート株式会社
住所	〒169-0074 東京都新宿区北新宿2-21-1 新宿フロントタワー5F

doda新卒エージェント

doda新卒エージェントは、教育業界大手である「ベネッセ」と就職支援業界大手の「パーソルキャリア」が共同運営する就活エージェントです。教育・就職業界の大手2社のノウハウをもとに他にはない独自の就活サポートしてくれることから、人気があります。

doda新卒エージェントの最大の特徴は、最短2週間で内定が獲得できる点です。

紹介求人は大手企業はもちろん、優良企業・成長企業など、6,500社以上の求人が掲載されています。求人によっては、「エントリーシート不要」「面接回数減」など、スピード内定がもらえる企業が豊富です。

サポート体制も手厚く、毎年10万人以上（24卒は14万人登録）の登録者の面談実績をもとに、専任のキャリアアドバイザーと就活を行える点に定評があります。実際に、利用者満足度は97％を超えているようです。

オンラインで面談が受けられるため、doda新卒エージェントは地方の就活生でも活用しやすい就活エージェントです。

doda新卒エージェントの詳細
会社名	株式会社ベネッセi-キャリア
住所	東京都新宿区西新宿2-1-1新宿三井ビルディング32F

リクナビ就職エージェント

リクナビ就職エージェントは、人材業界大手である「リクルート」が運営する就活エージェントです。知名度・求人の質が高いことから人気があり、実際に学生利用者数はNo.1を獲得しています。

リクナビ就職エージェントの最大の特徴は、「卒年」に合わせたサポートが実施される点です。卒年ごとに就活のトレンドや、企業の採用方針が変わることも多いため、より的確なサポートが受けられます。

また「文系学生」「理系学生」「体育会学生」でもサポート内容が分けられており、それぞれの特徴に合わせた最適なサポートが実施されている点も特徴的です。紹介求人は大手企業はもちろん、人気企業・優良企業求人も豊富に紹介してもらえます。

「特定の業界は決まっていないけど大手を目指したい」「より自分に合うサポートを受けたい」といった学生におすすめの就活エージェントです。

リクナビ就職エージェントの詳細
会社名	株式会社リクルート
住所	〒100-6640 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー

マイナビ新卒紹介

マイナビ新卒紹介は、人材業界大手である「マイナビ」が運営する就活エージェントです。長い運営歴の中で得たノウハウ・データをもとに、一人ひとりに適正たサポートが行われます。

マイナビ新卒紹介の最大の特徴は、非公開求人・独占求人が豊富な点です。一般的なサイト上では掲載されていない大手企業・人気企業の求人が多いことから、より自分に合う企業が見つけやすいと定評があります。

また、全国各地の拠点で対面サポートが受けられる点も特徴的です。実績的な模擬面接が行えるため、面接に不安がある方に最適と言えます。

さらにマイナビ新卒紹介では新卒求人以外にも、インターンシップ求人を紹介してもらえる点も特徴的です。そのため就活生はもちろん、大学1年・2年生にもおすすめできる就活エージェントです。

マイナビ新卒紹介の詳細
会社名	株式会社マイナビ
住所	東京都千代田区一ツ橋一丁目1番1号

大手企業・大企業への就職に強い就活エージェントを最大限活用する方法

大手企業への就職を目指すなら、就活エージェントを効果的に活用することが重要です。就活エージェントをうまく活用することで、選考対策を効率的に進められます。

以下では、就活エージェントを最大限に活用するための具体的な方法を紹介します。

下記で詳しく解説します。

複数の就活エージェントを併用する

就活エージェントは1社ではなく、複数社を併用することが重要です。

複数社を併用するべき理由は、下記の通りです。

複数社の就活エージェントを併用する最大のメリットは、より多くの求人（非公開）情報にアクセスできる点です。

たとえば、IT業界の求人が多い「A」という就活エージェントと、人材業界の求人が多い「B」という就活エージェントがあるとします。この場合、両方を利用することで、IT業界と人材業界の両方の求人を紹介してもらえるうえに、求人数が多いことでより自分に合った企業を見つけやすくなるのです。

また、複数のエージェントを使うことで異なる視点からのアドバイスを受けられるため、自分の就職活動を多角的に見直すことができ、戦略も練れます。

なお業界最大手の1つであるリクナビNEXTの調査では、転職経験者のうち73％以上の方が2社以上の転職エージェントを利用していたとなっています。

転職エージェントの利用件数（1人あたり）
1社	26.6%
2社	33.1%
3社	26.1%
4社	7％
5社	7％

参照元：リクナビNEXT

こちらの調査対象者は転職者であるものの、就活でもより選択肢が増えることに変わりはないため、就活エージェントも複数社を併用すべきと言えます。

担当者からの連絡はすぐに対応する

就活エージェントを利用する際、担当者からの連絡に迅速に対応することも重要です。

大手企業の求人は非常に人気が高く、エージェントに登録している多くの就活生が競争相手になります。そのため担当者から求人情報や面接の日程調整の連絡があった際に、すぐに対応しないと、他の就活生に先を越されてしまう可能性があるのです。

たとえば、ある大手企業の求人が出た場合、エージェントが複数の学生にその情報を提供します。ただし、最初に連絡を取った学生から応募が進むことが一般的です。迅速に対応することで、エージェントのサポートを有効に活用し、自分の希望する企業への応募チャンスを逃さずに済むのです。

また就活に積極的な姿勢を示すことで、積極的ではない就活生よりも、「新着求人がでた場合に一番に紹介してもらえる」など、より一層手厚いサポートを行ってもらえる可能性もあります。

そのため、担当者からの連絡には迅速に対応することを心がけましょう。

就活の軸を明確にする

就活エージェントを最大限に活用するためには、「就活の軸」をはっきりさせることも重要です。

就活の軸が明確になることで、効率よく就活が進められます。

就活の軸とは、たとえば以下のようなものです。

就活の軸が明確であれば就活エージェントの担当者は、より希望にあった求人を紹介しやすいうえに、自分も選ぶべき企業が定まるため、効率よく就活が進められます。

また自己PRや志望動機の作成が一貫し、面接での説得力も増します。

就活の軸が明確なことで採用担当者に強い印象を与えることができ、就職活動全体をスムーズに進めることができるのです。

模擬面接を重点的に行う

就活エージェントを最大限に活用するためには、模擬面接を重点的に行うことも重要です。

どれだけES対策・筆記試験対策をしていても、面接での印象が悪ければ、不採用となってしまうからです。逆にES・筆記試験の結果がイマイチでも面接での印象が良ければ、採用される可能性は大いにあります。

そのため、就活エージェントを利用するのであれば、模擬面接を重点的に行ってもらいましょう。就活エージェントは「企業が求める人物像」や「面接時の評価基準」を熟知していることが多く、その知識を基にしたフィードバックを受けることで、面接の成功率を格段に向上させられます。

たとえば模擬面接では「よく聞かれる質問への回答練習」や「自己PRや志望動機のブラッシュアップ」、「フィードバックに基づく改善」などを行うと良いでしょう。

なお就活エージェントでは、「企業が求める人物像」「面接での評価基準」を把握しているケースが多いです。

そもそも面接の目的は、「応募者のことを理解するため」「自社と合うか判断するため」に行われます。

「企業が求める人物像」「面接での評価基準」を把握できるうえに面接対策ができることは、就活エージェントを利用していない応募者との大きな差になるため、しっかり模擬面接を行いましょう。

「大手企業・大企業への就職に強い就活エージェントおすすめ7選」を見る

大手企業・大企業への就職に強い就活エージェントの注意点

大手企業への就職を目指す際に就活エージェントを利用するのは非常に有効な手段ですが、注意すべき点もあります。特に「担当者と相性が合わないなら変更してもらう」「同じ求人に二重応募しない」「就活エージェントに頼りすぎない」点には注意しましょう。

下記で詳しく解説します。

担当者と相性が合わないなら変更してもらう

就活エージェントを利用する際、担当者との相性が合わないと感じたら、すぐに変更を申し出ましょう。

担当者との相性は、就職活動の成否に直結する重要な要素だからです。

たとえば、以下のような状況になった場合は、すぐに変更してもらいましょう。

担当者の理解力やコミュニケーション能力が不足していると、的確なアドバイスが受けられません。結果的に就活エージェントのサポートを最大限に活用できず、就活がスムーズに進められなくなってしまいます。

なお変更をしてもらう際は、下記のように具体的な理由と次の担当者に対する要望を伝えることが重要です。

具体的な理由を伝えることで、就活エージェント側も改善点を把握でき、適切な担当者の選定と、サポート内容の見直しができます。

希望の企業へ就職するためにも、スムーズに就活を進めるためにも、担当者との相性が合わない場合はすぐに変更してもらいましょう。

同じ求人に二重応募しない

同じ求人に二重応募しないよう、注意しましょう。

二重応募をしてしまうと、「自己管理ができないのか」「計画性なく動いている」「適当な働き方をするのではないか」と思われてしまい、マイナス評価を受ける可能性があるからです。

二重応募を避けるために、下記のことを実践しましょう。

まずは、応募した企業をメモすることが重要です。メモしておくことで、応募する際に応募した企業が確認できます。

加えて就活エージェント担当者にも伝えることで、重複求人を紹介されることが避けられます。

二重応募が原因で選考から落とされるのは勿体無いため、特に複数の就活エージェントを併用している方は注意しましょう。

就活エージェントに頼りすぎない

就活エージェントに頼りすぎない点にも注意しましょう。

確かに就活エージェントは、「求人紹介」「面接対策」「書類添削」など、多くの就活サポートが無料で受けられる便利なサービスです。

ただし就活エージェントのサポートに依存してしまうと、内定がもらえない可能性があります。

たとえば、紹介された求人だけに応募した場合、自分自身で企業のリサーチを行ったり、業界動向を調べたりする意識が薄れてしまいます。結果的に面接で具体的な志望動機や自己PRをしっかりと伝えられず、内定が貰えないケースが多いです。

またそもそも就活エージェントは、企業から成果報酬を受け取ることで運営されています。1人でも多くの就活生を就職させることで、多くの報酬が受け取れることから、希望に合わない企業を紹介する就活エージェントも少なくありません。

もちろん、すべての就活エージェントが希望に合わない企業を紹介してくるわけではないものの、エージェントに頼りすぎるのではなく、自分で行動することが最も重要です。

「求人紹介」「面接対策」「書類添削」など、就活エージェントを上手に活用しながらも、主体的に就職活動を進めることを意識しましょう。

大手企業・大企業への就職を成功させるポイント

当然ですが、大手企業への就職に強い就活エージェントを利用したからといって、100％内定がもらえるわけではありません。就活エージェントは、あくまでサポート役です。

大手への就職を成功させるためには、「ES対策・筆記試験対策」「OB・OG訪問」「複数社にエントリー」など、自分でも行動していくことが重要です。

ここからは、大手企業・大企業への就職を成功させるポイントを紹介します。

下記で詳しく解説します。

筆記試験対策

大手企業への就職を成功させるためには、筆記試験対策が不可欠です。

大手企業に限らず、新卒の採用活動では筆記試験の結果で初期選考を行うことが一般的です。

実際に就職みらい研究所「就職白書2022」によると、採用活動で筆記試験の実施率は90.1%となっています。

選考方法	実施率
適性検査・筆記試験（対面・Web含む）	90.1%
書類選考（エントリーシート、履歴書、作文など）	82.2%
面接（対面	87.0%
面接（Web）	78.4%

参照元：就職みらい研究所「就職白書2022」

面接や、ES・履歴書といった項目は、就活エージェントでサポートが受けられるものの、筆記試験は自分で対策を行う必要があります。なお筆記試験にはいくつか種類があるものの、「SPI」が一般的です。

筆記試験には、国語や数学といった一般的な能力問題、性格診断、小論文などが含まれます。能力問題に関しては、対策本や過去問を活用して反復練習を行い、問題の傾向に慣れておくことが重要です。

小論文対策には、業界の最新情報や社会的な課題について日頃から情報収集を行い、自分の意見を持つことが必要です。ニュースや専門書籍を読むことで、企業が直面する課題に対する深い理解と意見形成を目指しましょう。

他の候補者と「差をつけられるよう」「差をつけられないよう」しっかりと筆記試験対策を行いましょう。

OB・OG訪問

大手企業への就職を成功させるためには、OB・OG訪問も重要です。

OB・OG訪問をするメリットは、以下の通りです。

OB・OG訪問は、就職活動を進める上で、企業の内部事情や実際の働き方についてリアルな情報を得るための有効な手段です。なぜなら企業の内部事情や求められる人物像について、直接的な情報が得られるからです。

とはいえ、マイナビの「2021年卒学生就職モニター調査 5月の活動状況」によると、「OB・OG訪問をした」と回答した学生の数は24.8％となっています。

出典元：マイナビ「2021年卒学生就職モニター調査 5月の活動状況」

OB・OG訪問を行うことで他の応募者が知らない、よりリアルな情報（求められる人物像・働く人の特徴）が聞けるため、面接時により説得力のある自己PRや志望動機が説明できます。

そのため、他の応募者と差をつけるためにもOB・OG訪問を行いましょう。

複数社にエントリー

大手企業への就職を成功させるためには、複数社にエントリーすることも重要です。

大手企業は競争が激しいため、1社だけに絞ってしまうと、次の選択肢がなくなるリスクがあるからです。

その点複数社にエントリーすることで、内定のチャンスを広げるだけでなく、選考を受ける中で面接の練習や自己PRのブラッシュアップができるといったメリットもあります。

さらに、複数の企業から内定がもらえた場合、より自分に合う企業を選ぶ余裕も生まれます。

より内定獲得率を上げるためにも、複数の大手企業にエントリーしましょう。

大手企業・大企業と就活エージェントに関するよくある質問

ここからは、大手企業・大企業と就活エージェントに関するよくある質問を紹介します。

大手企業は学歴がないと就職できない？

学歴がなくても大手へ就職することは可能です。

ただし、学歴以外のことでカバーする必要があります。たとえば、「長期インターンに行く」「TOEIC800点以上」など。

また就活エージェントは、あなたの強みや特徴を最大限に引き出し、学歴以外の要素をアピールする方法を教えてくれます。

そのため学歴に自信がない方でも、エージェントを活用することで大手企業への就職成功率が高められる可能性も高いです。

就活エージェントは使わない方がいい？

就活エージェントの利用にはメリットが多く、特に大手企業を目指す場合には有効です。

エージェントは、企業とのネットワークを活かして最新の求人情報を提供し、個々の就活生に合った企業を紹介します。

また、選考対策や面接のアドバイスを通じて、内定獲得のチャンスを高めるサポートをしてくれます。

就活エージェントを上手に利用することで就職活動をより効果的に進められるため、使わない方がいいとは言えません。

新卒エージェントは使わない方がいい？闇がある？やめとけと言われる理由とうまく活用する方法を紹介

就活エージェントを活用して大手企業の内定を勝ち取ろう！

大手企業・大企業への就職を目指す際には、就活エージェントの活用が非常に有効です。

就活エージェントでは、求人（非公開）求人の紹介や企業情報の提供、面接対策、書類添削など、就活を効率的に進められるサポートが受けられます。

就活エージェントを選ぶ際には、複数のエージェントを併用し、それぞれの得意分野や強みを理解することが重要です。

また、担当者との相性が合わない場合は、ためらわずに変更を依頼することで、最適なサポートを受けられます。

さらに、複数のエージェントから同じ求人に応募しないように注意し、自主的な就職活動を進めることも大切です。

最終的には、自分の力で企業研究を行い、面接対策をしっかりと行うことで、内定への道が開かれます。

就活エージェントを賢く利用しながらも、主体的な姿勢を持って就職活動に臨むことで、大手企業への内定を勝ち取るチャンスを広げましょう。

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