第二新卒とは、学校を卒業してから約3年以内の者のことを指します。

第二新卒は、「新卒と同等に需要が高い」「若年層の中途採用なので内定しやすい」など有利な点が多いですが、一方ネット上では「第二新卒は人生終了」「第二新卒はやばい」などネガティブな意見が見られますが、実際のところはどうでしょうか。

環境が合わない、キャリアアップが望めそうにない、別の業界を検討しているなど、入社3年未満で転職を検討している方は「人生終了」と聞くと不安になりますよね。

そこで今回は、第二新卒がなぜ人生終了と言われているのか、第二新卒は実際のところ転職に有利なのか不利なのかなど、第二新卒の転職方法について詳しく解説します。

第二新卒者で転職を検討されている方は、ぜひ参考にされてください。

この記事の内容
  • 第二新卒=人生終了ではない
  • 企業が第二新卒を採用するメリット
  • 第二新卒=人生終了だと言われる理由
  • 第二新卒になると人生終了だと感じやすい人の特徴
  • 第二新卒が人生終了しないためのポイント
  • 第二新卒の人生終了に関するよくある質問
  • 第二新卒が転職成功するためのおすすめ転職サイト
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目次
  1. 第二新卒=人生終了ではない
  2. 企業が第二新卒を採用するメリット
  3. 第二新卒=人生終了だと言われる理由
  4. 第二新卒になると人生終了だと感じやすい人の特徴
  5. 第二新卒が人生終了しないためのポイント
  6. 第二新卒の人生終了に関するよくある質問
  7. 第二新卒は転職サイト・転職エージェントを活用して人生終了を防ごう
  8. 第二新卒は人生終了ではない

第二新卒=人生終了ではない

第二新卒と検索すると「人生終了」「やめとけ」「やばい」などネガティブな言葉と並べられることもありますが、実際には第二新卒を積極的に採用している企業は非常に多く、転職市場では需要が高いのでむしろチャンス!と言えます。

第二新卒=人生終了ではない
  • 第二新卒を積極的に採用している企業は多い
  • 3割が3年以内に退職・転職している
  • 転職市場では若ければ若いほどやり直しがきく

第二新卒を積極的に採用している企業は多い

日本は少子高齢化の影響で労働力人口は減少傾向にあり、長期的な見通しでは40年後には現在よりも4割減少するとも言われています。

このため企業は働き手が年々不足しており、企業間で人材獲得競争が激しくなってきています。

転職サイトdodaの「転職求人倍率レポート(2024年5月)」によると、転職求人倍率(求職者1人あたりの求人数)は2.57倍、求人数は3年前と比べると2倍以上であることがわかります。

参考:doda

そんな中、正社員を経験した若年層である第二新卒者は企業にとっては願ってもない人材で、第二新卒を積極的に採用している企業は多いです。

3割が3年以内に退職・転職している

入社3年以内に離職するのは気が引けるな…と思う方も多いかと思いますが、実際のところ約3〜4割の方が3年以内に退職・転職をしています。

新規学卒就職者の就職後3年以内離職率

( )内は前年比増減
【 中学 】52.9% (▲4.9P)  【 高校 】 37.0% (+1.1P)
【 短大等 】42.6% (+0.7P) 【 大学 】 32.3% (+0.8P)

参考:新規学卒就職者の離職状況

3人に1人が就職後3年以内に離職していることになり、第二新卒の転職は珍しいことではないということがわかります。

転職市場では若ければ若いほどやり直しがきく

転職市場において、年齢が若いというのは強みになります。

企業としてはより長く働いてもらいたいと思っているので、年齢が若い方が有利になることが多いです。

また、年齢が上がるほど求人数は減っていく傾向になるので、転職においては20代が最もチャンスが多いと言えます。

さらに第二新卒なら、「既卒採用」「中途採用」に加えて「新卒採用」にも応募ができる企業もあるので一般の既卒者よりも応募先が多くなります。

企業が第二新卒を採用するメリット

企業にとって第二新卒は非常に魅力のある人材で需要が高いです。

そこには企業が第二新卒を採用するメリットが存在します。

ここではなぜ企業が第二新卒を採用するのか、メリットについてご紹介します。

企業が第二新卒を採用するメリット
  • 基本的なビジネスマナーが身についている
  • 新卒よりも教育コストがかからない
  • 前職の企業文化に染まっておらず教育しやすい

基本的なビジネスマナーが身についている

1〜3年間社会人として働いていた経験があればある程度のビジネスマナーは身についていますので、基本的なことを一から教える必要がありません。

基本的なビジネスマナーがあればすぐにどの部署にも配属できるので、採用して即働いてもらえるというのは企業側にとって非常に助かります。

基本的なビジネスマナー
  • 挨拶
  • 身だしなみ
  • 言葉づかい
  • 名刺交換
  • 電話対応 など

新卒よりも教育コストがかからない

第二新卒は中途採用と同等に扱われるところも多く、新人研修を行う必要がないと判断されます。

新入社員研修のための費用相場は、3~4時間当たり10万~20万円といわれており、外注講師や会場費、旅費やテキスト代など、研修には意外にお金や人を動かさねばなりません。

研修にかけるお金、時間、人員を丸々カットできるので、第二新卒を採用するのは大きなメリットと言えます。

前職の企業文化に染まっておらず教育しやすい

基礎的なビジネスマナーは備わっているものの、社会人としての経験はまだまだ浅いため自社のカラーに染めやすいです。

社会人経験が長いと変に前の会社の文化を捨てきれなかったりで、次の会社に馴染むのに時間がかかることがあります。

その点第二新卒は経験が浅い分、新しいことをどんどん吸収し適応する力があるので、自社の文化を受け入れてもらいやすいと考えます。

会社としては長期的に会社を一緒に作ってくれる人を探しているので、経験が浅い方がより育てやすいというメリットがあります。

第二新卒=人生終了だと言われる理由

第二新卒は「人生終了」「やばい」「詰み(ゲームオーバー)」などというネガティブな意味と一緒に使われることがありますが、メリットの多い第二新卒が人生終了と言われているのはなぜでしょうか。

ここでは、第二新卒が人生終了と言われている理由について解説していきます。

第二新卒=人生終了だと言われる理由
  • 早期離職の消えない経歴が残るから
  • スキルや経験をアピールできないから
  • 退職理由の回答次第でネガティブな印象を与えるから
  • 新卒よりも選べる仕事が少ないから
  • 大手企業も不可能ではないが狭き門だから
  • 人生のレールを外れることに慣れておらず人生終了だと思い込みやすいから

早期離職の消えない経歴が残るから

離職すれば必ず職務経歴書に記録が残ります。

経歴は変えられないので早期離職の経歴が一生残ることになり「人生終了」と言われる一因となったのでしょう。

働いていた期間があまりに短かったり、短期間で何度も転職している場合は面接官に「長く続ける力がないのかもしれない」とマイナスなイメージを持たれやすいので、「退職理由」をポジティブに答えられるようにする対策が必要です。

スキルや経験をアピールできないから

社会人経験が3年以内だと、経験が浅くスキルがあるとは言いにくいです。

よほど力を入れて頑張った経験や、評価された実績があれば良いのですが、長年の経験者と比べるとどうしても劣ってしまいます。

経験やスキルの面でアピールしにくいので、自己PRを別のポイントで考える必要があります。

退職理由の回答次第でネガティブな印象を与えるから

面接では必ず「離職理由」を聞かれますので、回答次第では早期離職がネガティブな印象になります。

第二新卒にとって退職理由は最も触れられたくない話題であるかと思いますが、避けては通れません。

「自分には合わなかった」「思っていた仕事と違った」など深い理由もない回答だと面接官からは「何事も続かない人」「うちに入っても簡単に辞めそう」と判断されやすいです。

早期離職の場合は特に、早々に辞めたには相応の理由、次のビジョンがはっきりしていないとネガティブでしかないので「退職理由」の準備を念入りにする必要があります。

新卒よりも選べる仕事が少ないから

新卒採用に比べると、中途採用の方が求人数も採用数も少ないように感じて狭き門のように思いますよね。

新卒採用は就職活動が3月から解禁になり、どの企業も一気に求人を出すので非常に選びやすいです。

一方中途採用は、「経験者が欲しい」「欠員補充したい」など企業が必要なときに都度求人を出すので、時期はバラバラ、転職したいときに希望の企業が求人を出しているかもわかりません。

タイミングによっては選べる仕事が少ないというのがデメリットの一つです。

大手企業も不可能ではないが狭き門だから

大手企業の採用は「新卒採用」に力を入れているところが多く、一般的には既卒、中途よりも新卒を優遇しています。

大手企業は第二新卒を新卒採用扱いにはせず、中途採用に含めるところが多いです。

大手企業はそもそも新卒でも入るのが難しいのに、中途で目指すとなると大変な道のりであると言えます。

中途採用で大手企業を目指すならば、新卒以上に入念な準備が必要になるでしょう。

人生のレールを外れることに慣れておらず人生終了だと思い込みやすいから

「最低でも3年は同じ会社で働くべきだ」と考えている方は、自分が3年以内に離職してしまう事実に耐え難い屈辱を感じるかもしれません。

辛い就職活動を乗り越えてようやく就職できた会社なのに、たった数年でレールから外れてしまうなんて…とメンタルがやられて「次の転職先でも失敗するかもしれない」という不安から人生終了だと思い込む人もいます。

特に1社目の離職が早かった方に陥りやすいケースです。

第二新卒になると人生終了だと感じやすい人の特徴

第二新卒で転職することは全然珍しいことではないのですが、第二新卒になったことで不安を感じる方も少なくありません。

実際には人生終了どころかチャンスで溢れている第二新卒ですが、人生終了だと感じやすい人には特徴があります。

ここでは第二新卒になると人生終了だと感じやすい人の特徴について解説します。

第二新卒になると人生終了だと感じやすい人の特徴
  • 大手企業へのこだわりが強い人
  • 転職活動のやり方がわかっていない人

大手企業へのこだわりが強い人

転職先を大手企業に絞っている人は、転職活動が上手くいかずに人生終了と感じてしいまいやすいです。

そもそも大手企業は倍率が高く新卒でも突破することは困難なわけですが、中途採用となるとさらに募集人数は狭まり業界経験者と戦わなければなりません。

大手企業の転職活動が上手くいかないのは「第二新卒だから」ではなく、大手企業の採用基準がそもそも高いのです。

転職活動のやり方がわかっていない人

転職活動は、新卒の就職活動とは異なる点が多いのでやり方を見直さなければなりません。

知らずに新卒の就職活動の感覚で転職活動に臨んでしまうと、「内定をもらった時と同じやり方でやっているのになぜ?」と延々思い悩むでしょう。

新卒採用は、ほぼ同じ年代で社会人未経験という、経験値にさほど差がない人たちがライバルでしたが、中途採用となると社会人経験者が集っているのでより磨かれたアピールをしなければ突破できません。

新卒の時とは戦略を変えないと、「やっぱり第二新卒だからか」と誤った判断をしてしまうことになります。

第二新卒が人生終了しないためのポイント

第二新卒は「人生終了」ではなく、むしろ転職市場において非常に恵まれています。

第二新卒のデメリットをきちんと対策していれば、人生終了ではなくスムーズに転職活動を進めることができます。

第二新卒で転職するにあたり、失敗しないためのポイントをご紹介します。

第二新卒が人生終了しないためのポイント
  • できれば入社1年目以内の転職は避ける
  • 離職期間が長引かないようにする
  • 過去の失敗を振り返り反省点は素直に認める
  • 転職理由が他責にならないようにする
  • 自分に向いている仕事をもう一度冷静に考える
  • 5年後・10年後にどうなっていたいか計画を立てる
  • 転職エージェントに相談する

できれば入社1年目以内の転職は避ける

よほどの理由がない限りは、入社1年以内で転職を考えるのは避けるべきです。

1年以内では経験もスキルもほとんどついておらず、何も得られないまま離職することになります。

早期退職は面接官から「嫌なことがあったらすぐに放り投げる人」と判断されかねません。

1年以内に退職するならば、転職時に相応の理由を対策しておかなければなりませんので、できれば踏ん張って1年経ってから転職する方がいいでしょう。

離職期間が長引かないようにする

離職期間は一般的に「3ヶ月」が目安です。

退職してから転職までの期間が延びれば伸びるほど、転職活動では不利になります。

面接官はブランクの間に何をしていたのかを必ず聞いてくるでしょう。

理由がない限り3ヶ月以上になると「計画性に欠ける」と判断されるので、離職期間には注意しましょう。

過去の失敗を振り返り反省点は素直に認める

「転職=仕事選びに失敗した」と考えて転職理由を上手く答えられない方も多いですが、前職のことをしっかり振り返って洗い出しておくべきです。

「前職を踏まえて、仕事選びで大切にしていることは何ですか」

第二新卒に限らず、転職活動ではこういった質問を面接官からされることがよくあります。

面接官は応募者が「仕事に対して何を求めて転職を決意したのか」「うちでその希望は叶えられるだろうか」という自社とのマッチングを図っています。

面接者も応募者も、包み隠さず腹を割って話したい大切な内容なので、正当化したりせず素直に話せるようにしておきましょう。

転職理由が他責にならないようにする

転職理由を、自分ではなく他の要因のせいにしてしまうと転職活動はうまくいかないでしょう。

職歴があれば面接官から必ず「退職理由を」聞かれます。

自分を擁護するような「他責」の理由だと悪い印象になりますので注意が必要です。

他責な転職理由例
  • 業務内容が思っていたのと違った
  • 職場の人間関係が悪かった
  • 勤務時間の割に給与が低い など

これらの理由は全て「本人の努力不足では?」「忍耐力がない」と判断されかねません。

自分に向いている仕事をもう一度冷静に考える

仕事を選ぶ基準が「やってみたい」という理由だけだと、長続きしない可能性が高いです。

やってみたい理由が、「給与が高いから」「かっこいいから」など表面的な理由だけだと実際に働いてみた時のギャップを強く感じます。

例えば、華やかに見える客室乗務員の実際の業務は「保安要員」としての厳しい訓練、乗客のクレーム対応、立ちっぱなしで食事をする暇もないという厳しい現実があり、面接官は受験者がその重圧に耐えられるのか、という点を見ています。

「憧れだから」「外国に行けるから」「かっこいいから」という理由では面接は通りませんし、通ったとしても長続きせずにまた転職を考えてしまうでしょう。

自分が得意なことや適正(英語が得意、接客に向いているなど)をしっかり把握して「向いていそうな仕事」に目を向けると成功しやすいです。

5年後・10年後にどうなっていたいか計画を立てる

転職活動では「入社すること」がゴールではなく、「その会社で5年後、10年後はどうしたいか」という将来の計画をきちんと立てられているかどうかも重要なポイントです。

企業側は、正社員として長期的に将来会社を背負っていってくれる人材を求めています。

アルバイトや派遣ではなく「正社員」を希望しているならば、長く働くことを前提に考えなければなりません。

「入社する」ための口先だけの対策では面接官の心は動かせません。

入社した後のビジョンを語れるレベルを目指して、熱意ある転職活動をしましょう。

転職エージェントに相談する

次の転職こそ絶対に失敗したくない、初めての転職で不安しかない、という方は転職エージェントに相談することをお勧めします。

現職の仕事をしながら転職活動を行うならば働きながら同時進行しなければならず、面接のスケジュールがなかなか合わなかったり、自己流で書類や面接対策をしてなかなか通過しなかったりと、想像よりも長引いてしまうことが多いです。

転職エージェントは、独自案件の紹介、面接スケジュールの調整、書類や面接対策など、転職活動を全てサポートしてくれます。

誰かに相談できる環境があるだけでも安心なので、人生終了になりたくない方は登録しておくことをおすすめします。

第二新卒の人生終了に関するよくある質問

第二新卒が人生終了であることについてのよくある質問を集めました。

回答を載せていますので、ぜひ参考にされてください。

第二新卒の人生終了に関するよくある質問
  • 新卒1年以内に第二新卒になると人生終了?
  • 第二新卒は詰み?
  • 第二新卒で転職は甘い?
  • 第二新卒で転職はもったいない?
  • 第二新卒は門前払いされる?
  • 第二新卒で大手への転職は無理?

新卒1年以内に第二新卒になると人生終了?

1年以内に第二新卒になるとデメリットがありますが、人生終了とまではありません。

最も苦労するのは「退職理由」を聞かれた時にポジティブな理由で答えられるかどうかというところです。

早期退職が気にならないほどきちんとした退職理由の言い回しを考え、聞かれたことに誠実に答えられる訓練をすれば全く問題ありません。

第二新卒は詰み?

詰み=八方塞がり、ゲームオーバー というような意味で使用されていますが、第二新卒は企業側としては欲しい人材であるところが多いので、全く「詰み」ではありません。

第二新卒は7割の企業が「新卒採用」として受け入れており、加えて中途採用は全て受けられるので一般の既卒者、中途者よりも求人数が多くなります。

チャンスが多いので、しっかり対策して面接に臨みましょう。

第二新卒で転職は甘い?

早期退職したという履歴は残りますが、退職理由をしっかり対策すれば全く問題ありません。

注意したいのが、新卒の時の「就職活動」とはやり方を変えなければならないところです。

スケジュール感もアピールポイントも違ってくるので、「転職活動」に適した対策をとりましょう。

第二新卒で転職はもったいない?

転職市場としては、若年層の方が転職に有利だとされ、新卒採用も中途採用も受けられるのでメリットが多いと言えます。

ただ、もったいないと言われるのには以下の理由があります。

第二新卒で転職がもったいないと言われる理由
  • 早期退職が経歴に残るから
  • 経験やスキルが十分についていないから
  • 現職でまだ伸びしろがあるから
  • 3年目以降でようやく見えてくるものがあるから

現職でもう少し頑張ってみた方がいい、という意見から「第二新卒の転職はもったいない」と言われています。

第二新卒は門前払いされる?

新卒とほぼ年齢が変わらない第二新卒は、転職市場では需要が高いので門前払いされることは極めて少ないと言えます。

ただし、大手企業は新卒採用しかしないところもあるので「そもそも応募ができない」という企業はあります。

離職する前に自分の希望している企業の応募は可能かどうかを調べておきましょう。

第二新卒で大手への転職は無理?

能力や熱意次第でもちろん大手企業に転職は可能です。

ただし、大手企業は競争率が高く、大勢の中から選ばれる対策を行なっていく必要があります。

また、先述しましたが大手企業は新卒採用しか行なっていない企業もあるので、希望の企業に転職ができない可能性もあります。

その場合は、同じ企業でも職種を変えれば(本社総合職ではなく、店舗採用など)中途採用があるかもしれないので、諦めずに探してみましょう。

第二新卒は転職サイト・転職エージェントを活用して人生終了を防ごう

周りから色々な噂を聞いて「第二新卒は人生終了なのか?」と不安になってしまった方も多いかと思います。

人生終了にならないためには、新卒の就職活動の時と同じ対策ではなく、「転職活動」として第二新卒のメリットを活かした準備が必要です。

「何をしたらいいのだろう?」と悩んだり調べたりするよりも、転職エージェントをうまく使って効率的な転職活動をすることをおすすめします!

転職のプロに相談すれば働きながらでも負担なく準備を進められます。

登録は全て無料なので、使わない手はありませんね。

ここでは、第二新卒が人生終了にならないためにおすすめの転職エージェントをご紹介します。

第二新卒におすすめの転職サイト・エージェント
  • doda
  • type転職エージェント
  • マイナビエージェント
  • 就職Shop

doda

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特徴
  • 転職サイト、転職エージェント、転職スカウトの3種類のサービスを利用できる
  • 公開求人数は業界最大級、非公開求人数も多い
  • 第二新卒向けの求人数も豊富にある
  • 幅広い業種や職種を探したい方におすすめ
公開求人数
281057件
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「doda」は20代〜50代まで幅広い転職情報を扱う総合転職サイトで、転職サイト、転職エージェント、転職スカウトの3種類のサービスを利用できます。

求人数は2024年3月時点で約28万件あり、第二新卒向けの求人が豊富にあります。

自分がどんな仕事に向いているかわからなかったり、自己分析をやり直したい方向けの「転職診断ツール」は、的確で分かりやすいと非常に人気があります。

独自セミナーも定期的に行なっているので、積極的に参加するようにしましょう。

doda(デューダ)がおすすめの理由
  • キャリア相談や企業ごとの応募書類・面接対策から入社後のフォローアップまで、アドバイザーが専任で転職活動を手厚くサポートしてくれる
  • 企業の出展イベントや転職に役立つ情報セミナーなど、豊富な種類のイベントやセミナーに参加できる
  • 独自の「転職診断ツール」があり、年収査定やキャリアタイプ診断、転職タイプ診断など、自己分析できるツールが多い

    保有求人数、システムの利用しやすさ、採用率も業界トップクラスなので、まずはdodaを登録しておくと安心です。

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      第二新卒は人生終了ではない

      今回は第二新卒が「人生終了なのか」という疑問にお答えしました。

      第二新卒は人生終了どころか、新卒と同じくらいの年齢でありながら基礎的なビジネスマナーは備わっているため、転職市場では非常に需要が高いです。

      ただし、新卒の就職活動の時と同じ対策ではなく、第二新卒が準備すべき転職活動の対策をする必要があります。

      特に早期退職してしまった方は、退職理由についてうまく説明しなければ面接を突破するのに苦労するでしょう。

      第二新卒の転職活動で「人生終了」しないためにも、転職サイトやエージェントに登録して未来を切り開いていきましょう!

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