「プログラミングスキル」を身につけて、将来は「IT/Web」業界に入って仕事をしたいと、高い志を持つ学生や社会人が増えてきています。
しかし、その多くが「独学」で学習に取り組んで、ことごとく「挫折」する結果を招いています。
「プログラミング学習」は一朝一夕で習得できるほど、生易しいものではありません。
では挫折することなく、スキルを身に着けられる環境はどこにあるのかというと、「プログラミングスクール」に通うことをおすすめします。
「スクールに通う」となれば気になるのか「受講料金」です。
せっかく高いお金を支払って受講するならば、質のいいカリキュラムを提供しているところがいいと思う方が多いでしょう。
そこで今回は「プログラミングスクール」の1校「Tech Boost」の評判と併せて基本情報・取り扱いコースの特徴をご紹介します。
Tech Boostってどんなプログラミングスクール?
Tech Boostの基本情報
【基本情報】
「Tech Boost」は2017年11月に株式会社Branding Engineerが開校、運営を務める「エンジニア育成特化型」のプログラミングスクールです。
学習スタンスは主に「サービス開発」の基礎をはじめ実践に近い形でカリキュラムが組まれています。
また最新鋭から今注目を浴びている「IoT」や「AI」など各種技術に対応できるスキルも身に着けることができます。
【運営企業の取り組み】
そのほか運営会社である株式会社Branding Engineerでは、当スクールの運営以外にもエンジニア転職サービス「Tech Stars」、独立支援サービス「Midworks」の運営にも携わっています。企業全体が受講生の就職・転職・独立など個々人が描く理想のキヤリア実現の支援を惜しみなく行っています。
以下は「Tech Boost」の取り扱いコースを含めた基本情報です
スクール名 | Tech Boost | ||
---|---|---|---|
習得可能スキル | ベーシックターム |
| |
ディベロップターム |
| ||
イノベーティブターム |
| ||
取り扱いコース |
| ||
受講料金(入学金込み) | スタンダードコース | \126,500円(月額32,780円) | |
ブーストコース | \219,780円(月額32,780円) | ||
メンタリング料金 | 4回/月 | \34,760円/月 | |
6回/月 | \52,140円/月 | ||
8回/月 | \69,520円/月 | ||
別途料金 | \22,000円(教室利用時のみ発生) | ||
受講期間 |
| ||
受講形式 | 【オンライン】 本全国どこからでも受講可能 【通学】 東京渋谷校のみ | ||
年齢制限 | なし | ||
公式サイト | Tech Boost |
取り扱いコースの特徴
「Tech Boost」の評判をご紹介する前に前節の基本情報に掲載した当スクールが提供している2コースの内容を簡単にご紹介します。
スタンダードコース
まずはこちらの「スタンダードコース」は、「プログラミング」とは何たるかを学び始める初心者や業界未経験者向けに用意されたコースとなります。
カリキュラム設定は受講者1人1人に行っている「ヒアリング」を軸にして作成を進め、完成後はそのカリキュラムに沿って学習を進めていきます。
このコースで得られるスキルは主に、「HTML&CSS」といったWebサイト構築の土台を担うマークアップ言語から「Ruby」「PHP」など初心者でも習得難易度が低いプログラミング言語の取得、そして「Git」「データベース」といった現場配属をしたら使用する機会が多いツール群の扱い方といった、エンジニアとして就職・転職をするならば最低限身に着けておくべきことを中心に学べます。
ブーストコース
こちらの「ブーストコース」では、将来的にエンジニア転職やフリーランスとして独立を考えている方向けに用意されたコースです。カリキュラムも自らの手で要件定義を行って完全オリジナルの「Webアプリケーション」ができることを目標としています。
作成した「Webアプリケーション」はそのまんま「ポートフォリオ」として扱うことができますので、転職や独立を目指している人には打って付けのコースです。
そのため当コースを受講した場合に得られるスキルは、スタンダードコースで得られるスキルと併せて「Ruby on Rails実践」「プロダクト企画」「Webアプリ開発(要件定義/設計/開発/デバックなど各工程)」など実践に近いことを淡々とこなしながら学んでいきます。
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Tech Boostの評判
ここからは「Tech Boost」の評判の良し悪しをそれぞれご紹介します。
いい評判
週に一度のメンタリングで挫折なく学習に取り組める
「Tech Boost」では週に一度、受講生の専属となる現役エンジニアがメンタリングしてくれます。このメンタリングでは何するのかというと、主に「学習の進捗状況確認」「学習を進めていく上で生まれた疑問箇所の解決」などを行ってくれます。
講師である「現役エンジニア」は全員が現場経験を積んできたベテラン中のベテランです。
人によっては講師の人間性・指導方針が合わないという方も中にはいますが、それを除けば現場で培ったノウハウを基に手取り足取り教わることができます。
また学習に取り組んでいく上で「挫折」する原因の多くが、問題解決ができなかったことが多く挙げられます。
それはスクールに通っていても同様です。しかし、「Tech Boost」では週に一度必ずメンタリングを行っているので挫折することはまずありません。
成果物を目標とした学習
「プログラミング学習」を取り組んでいく上で、何よりも大切なことがスキルを得たうえでその先をどうするかという「目標」を立てておくことです。
こと「Tech Boost」が設けているカリキュラムでは、Webアプリやオリジナルサイトなど目に見える成果物を制作することを目標として学習を進めていきます。
もちろん制作は専属講師と話し合ったうえで、進めていきます。
制作は基本受講者1人で進めていくものとなりますが、制作の家庭では予期せぬエラーが検出されることがしばしあります。その解決には専属講師の助力が不可欠です。もちろん自分で解決できるものは、自分で取り組むべきですが、解けない難問を前にいつまでも立ち往生していてはモチベーションの維持は不可能です。
それこそ専属講師の力を借りて、ポートフォリオの完成を二人三脚で目指せます。
なお制作物は卒業時に発表します。また、転職や独立する際の「実績」として証明することも可能です。
手厚い就職・転職・独立活動の支援
「Tech Boost」の運営を務める「Branding Engineer」は、エンジニア転職サービス「Tech Stars」、独立支援サービス「Midworks」の運営も務めている企業です。
それら運営に努めることで得た経験を、ヒアリングを基にして制作した受講生1人1人のカリキュラム内容に反映されています。
「学習カリキュラム」は、受講生が将来どうありたいか、学習を通して何ができるようになりたいかを聞き出して制作を行っています。
学習を進めながら就職・転職・独立に向けたキャリア支援も並行して行ってくれます。これらはすべて「無料」で行ってくれます。
紹介企業の多くが「Tech Stars」、「Midworks」で掲載しているものとなります。またそのほかのサイトを経由した活動もできますので、選択の幅が増えるという意味では高評といえます。
なお行っているのは「支援」のみで「保証」はありませんのでご注意ください。
悪い評判
教室は「渋谷校」のみ
「Tech Boost」ではオンラインと通学いずれかのスタイルで、学習を進めることができます。
オンラインの場合はネット環境が整っている場所であれば、日本全国どこからでも受講することができます。
しかし、教室への通学となれば「渋谷校」に通うしか手はありません。
以前はコインスペースと提携を組んでいましたが、現在は教室移転に伴って提携サービス終了となっています。
さらに教室利用の場合別途料金の支払いが発生します。
とはいえ、教室に通うことが強制されているわけではありません。
別途料金の支払いをしたくないや、教室がある渋谷までの交通費合体ないと感じるなどの理由がある方はネット環境が整っている場所で受講するのがベストといえます。
質疑応答に対応してくれる講師が日によって異なる
学習は自走力を身につけられるように自学自習形式で進んでいきます。そこには「自己解決力」も身に着けることを意図しています。
もちろん壁にぶつかっていつまでも立ち往生して挫折してしまえば、スクールに通う意味がありません。そこで「Tech Boost」では質疑応答として「ビデオ通話」をはじめとした「チャット形式の投稿機能」「専属講師によるメンタリング」を設けて即解決できる体制を取っています。
一見すれば高評にも言えるこの対策ですが、対応してくれる講師によって指導対応に不満を抱くことがあります。
これは「Tech Boost」に限らず同業他社全般で言えることです。
「Tech Boost」に属するエンジニアは今まさに現場で活躍されている方たちです。そんな方たちの中には初心者だったころの気持ちを忘れ、つい上からモノをいうことがあります。
厳しく指導していただけるのは「今だからこそ」というのもありますので、素直に受け止めておくのがいいでしょう。
それでも横暴かつ度が過ぎた態度を見せるようであるならば、運営に相談をしましょう。気持ちが萎えてしまえば学習に対する意欲低下を招いてしまいます。
Tech Boostの就職・転職活動支援
「Tech Boost」では、年齢を問わず受講生全員を対象に就職・転職活動支援を惜しみなく行っています。
当スクールに通われる受講生の多くは、「自社開発企業」「受託開発企業」「SES」のいずれかの企業に就職・転職をしています。
簡単にこれら企業について説明すると
- 自社開発企業:自社でWebサービスを展開して開発・運営に携わっている企業
- 受託開発企業:クライアント先から開発案件を受託して開発に取り組む企業
- SES:「エンジニアが足りなくて困っている」企業に、自社お抱えのエンジニアを派遣している企業
となっています。
話しは戻り、「Tech Boost」が具体的に行っている就職・転職活動支援は
- 模擬面接
- 職歴書・履歴書の添削
- 就職・転職先候補の紹介
などを行っています。
あくまでこれらは「支援」の一環であり、就職・転職が必ずできるという「保証」はありません。最終的に自らの力で内定を勝ち取らなければなりません。
Tech Boostへの通学が向いている人
ここまで「Tech Boost」の評判についてご紹介してきました。
ここまでのことを踏まえて「Tech Boost」に通うことをおすすめする方は
- メンター制度をうまく使いこなせる人
- 最先端技術を学びたい人
- エンジニアとして就職したい
- 能動的に動ける人
などの点を持っている方にはおすすめのスクールです。
特に「IT/Web業界」では、能動的に動ける人、自己解決力がある人ほど成功できる傾向にあります。
とはいえ、万人の人がこれに当てはまるということはありません。
「プログラミング学習をしたい」という高い志を持っておきながら、その「先」のことも見据えていると、能動的行動が苦手な人でもエンジニアとして成果を残すことはできます。
また「エンジニア」としてのキャリアを考えている人にもおすすめの1校です。
最短3ヶ月でエンジニアとして必要不可欠なスキルを身に着けることができるほか、キャリアアドバイザーによる就職・転職支援も受けることができます。
ここまで手厚い支援を惜しみなく提供してくれるプログラミングスクールは、そうないでしょう。
まとめ
以上が、「Tech Boost」の基本情報と取り扱っているコースの特徴、そして評判の賛否両論でした。
「Tech Boost」はエンジニア育成に特化したプログラミングスクールです。受講者の多くは20代~上は50代まで幅広い年代層の方が「プログラミング」を学んで、将来はエンジニアとしての就職・転職、あるいは独立を目指して日々奮闘されています。
また同業他社と比べて「挫折しない環境・取り組み」「講師陣の質」など、あらゆる点において高評を持てるスクールです。
悪評の中には他社同様の声が挙げられますが、その点への対応もぬかりなく行っているので「悪評」と呼べるものはないのではないかと思います。
とはいえ、入学するかを決めるのは「あなた自身」です。
「Tech Boost」では無料カウンセリングを実施しています。
キャリアアドバイザーに話をしてから、入学を決めても遅くはないでしょう。
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