「早期選考に参加できれば就活が楽になるんだろうな…」
「早期選考って優秀な学生しか参加できないんでしょ?」
できることなら内定をもらって早く就活を終わらせたいですよね。
就活の時期は年々早まっており、3年生のサマーインターンから就活は始まっていると言えます。
早期選考を実施する企業側の狙いは「優秀な学生」の確保です。
学生にとっても、早く内定がもらえることは大きなメリットですよね。
早期選考枠を獲得するために、インターンに参加して評価してもらうという方法があります。
今回は、インターンで早期選考枠を獲得する方法と早期選考を無駄にしないために知っておくべきことを解説します!
インターンで早期選考枠を獲得する方法!
インターンは業界や企業を知るために非常に有効な手段であり、企業と学生の入社後のミスマッチを防ぐことにも繋がります。
インターンに参加する就活生は年々増加しており、21卒のインターン参加率は9割という調査結果も。
もはやインターンに参加することは就活生にとっても企業にとっても当たり前。
ただ参加しただけでは就活は有利になりません。
他の学生との差別化を図り、社員さんに「ウチで活躍できそう」「志望度が高そう」だと思われる必要があります。
そこで早速、インターンに参加して早期選考枠を獲得する方法を紹介します!
(ここでは「プロジェクト型インターン」であることを前提にお話します。)
- 自己紹介は事前につくって練習しておく
- グループワークでは積極的に意見を出す
- プレゼン発表で印象に残す
- 昼食や懇親会で社員さんと話す
自己紹介は事前につくって練習しておく
インターンにはほとんどの場合、冒頭に自己紹介をする時間が設けられています。
「1分間で自己紹介をお願いします」と指示があることも多いです。
初対面である他のインターン参加者と打ち解けるためでもあり、社員さんがインターン参加者を評価するためでもあります。
「自己紹介なんて、練習しなくても大丈夫でしょ」と考えているのであれば甘いですよ。
実際に1分で自己紹介をしてみると分かりますが、1分は思っていたよりも長く感じます。
即興の場合、うまく話せない学生の方が多いでしょう。
また、インターンという初めて会う学生や社員さんがいる状況で、緊張して何も言えなくなってしまう学生もいます。
早期選考枠がほしいと思っているのであれば、自己紹介を準備しておくことはマストです。
自己紹介の内容例
- あいさつ
- 大学名と名前
- 自分が普段取り組んでいること
- インターンに参加した理由
- インターンや将来への意気込み
- 締めのあいさつ
自己紹介はこのような構成が一般的です。
出だしは「こんにちは!」「はじめまして!」など、明るい印象を与えられるような挨拶を。
自分が普段取り組んでいることは、サークルやアルバイト、趣味など、力を入れていることを簡潔に話します。
そして、なぜこのインターンに参加したのか、自分が企業のどんなところに魅力を感じ、知りたいと思っているのかを述べます。
社員さんに志望度が伝わるように話せると早期選考枠を獲得する可能性は高まります。
最後に、自分の将来についての前向きな気持ちを話し、「本日はご指導のほど、よろしくお願いいたします」という言葉で締めましょう。
指定された長さによって削らなければいけない部分もありますが、1分~2分は話せるように準備をします。
好印象を与えるフレーズや話し方をしよう
当日、メモを見ながら話すのは良くありませんが、紙やスマホのメモ機能で自己紹介を文章化しておくとよいでしょう。
声に出して練習しておくと、緊張感のある中でも落ち着いて話すことができますよ。
決まりはないのでユニークな自己紹介をするのもアリですが、ひとつ間違えるとマイナスな印象を与えてしまうリスクがあります。
社員さんに注目してもらうのであれば、堂々とした話し方や、自分の人間性が分かるひとことを添えることをおすすめします。
例:「サークルでは、~~~というエピソードからメンバーに〇〇と呼ばれています」
覚えやすいエピソードを話せば「自己紹介で〇〇って言っていた子だよね?」と覚えてもらえるかもしれません。
グループワークでは積極的に意見を出す
インターンでは、グループでディスカッションをしたり、課題解決をしたりする場面があります。
社員さんはグループワーク内での学生の言動をよく見ているので、積極的に周りに働き書けましょう。
例えば最初に司会者(仕切る人)を決めることになった場合、即答で「私やります」と立候補したら好印象間違いなしです。
また、意見は自分から率先して出したり、グループ内の意見をまとめたりすると「自分から考えて動ける人」「仕事を前向きに取り組める人」という評価をしてもらえます。
注意点としては、社員さんにアピールすることだけを考えていると周りが見えなくなる恐れがあるということ。
他のインターン参加者の意見やアイデアに耳を傾け、協調性をもつことを意識しましょう。
プレゼン発表で印象に残す
グループで話し合った後は、どんな意見が出たのか、どうしたら出された課題を解決できるのかを発表する場面があります。
5~6人のグループの中で自分を印象に残すにはどうすればいいでしょうか。
心理学の用語に「初頭効果」と「親近性効果」というものがあります。
例えば、動物園に行った帰り道、何の動物を見たのかを思い出すとしましょう。
人間は、最初と最後に見た動物が一番よく思い出せるのです。
つまり、インターンのプレゼンも、最初と最後に話した人は社員さんの印象に残りやすいということ。
最初に話すのであれば、場が明るくなるように話し方を工夫することができますし、最後に話すのであればバシッとプレゼンを締められます。
プレゼンで話す順番を決める際は、最初か最後に立候補してみてください。
心理学などのテクニックを利用することも、就活で成功するためには必要だと言えます。
昼食や懇親会で社員さんと話す
インターンの途中に昼食や休憩の時間があることや、インターン後に懇親会が開催されることがあります。
早期選考に参加したいのであれば、休憩であっても工夫をすることができます。
昼食や懇親会は、社員さんと1対1で話せるチャンスです。
座る席を決める際は、社員さんの隣に座るようにしましょう。
隣に座ることで、自然と会話を始めることができます。
就活に関係することから、社員さんについて聞きたいことがあれば質問をします。
たくさん聞きたいことがあることが伝われば、インターンや企業に対する熱意を感じてもらえるでしょう。
1対1で話すことで、顔と名前を覚えてもらえるため、今後の選考でも有利になる可能性が高まります。
質問は事前に用意しておこう
質問は事前に出しておくことをおすすめします。
その場で質問を考えるのには限界がありますので、できるだけたくさんメモしておきましょう。
注意点として、調べたらすぐに分かることは聞かないようにしましょう。
企業について何も知らないままインターンに参加していると思われるのはよくありません。
社員さんだから答えられる「社内の雰囲気」や「実際にしている業務」を聞くと社員さんも話しやすいです。
また、社員さんから聞かれそうなことも考えておきます。
質問されたことに対して、理由も含めてきちんと話せると好印象です。
インターンが終わった後に時間をもらって質問してもOKですので、「もっと企業について知りたい」ということをアピールしましょう。
早期選考のメリット・デメリット
ここからは、早期選考のメリット・デメリットについてお話します。
「早期選考に参加できれば、就活も楽に終わる!」
そんなことはありません。
早期選考枠を獲得したとしても、それなりの対策をしないと落とされてしまいます。
早期選考を狙っているのであれば、メリット・デメリットは押さえておきましょう。
早期選考に参加するメリット
早期選考に参加するメリットはこの5つです。
- 就活を早く終わらせることができる
- 残りの学生生活を謳歌できる
- 就活後にスキルアップができる
- 他の選考の練習になる
- 内定がもらえれば精神的な余裕が生まれる
早速、早期選考に参加するメリットについて詳しく見ていきましょう。
就活を早く終わらせることができる
早期選考に参加する一番のメリットは、内定がもらえた場合就活が早く終わるということです。
早ければ、他の就活生が本格的に選考を受ける3年生の3月には最終面接の結果が出ます。
就活を早く終わらせることで、精神的な負担も少なくなりますし、卒業までに社会人になるための準備ができますよね。
なにより、残りの学生生活を思いっきり楽しむことができます。
残りの学生生活を謳歌できる
早期選考で内定が決まった場合、残りの学生生活に余裕が生まれます。
大学生活でやり残したことはないか、ゆっくり考える時間もつくれますよね。
もちろん大学の単位や卒論は忘れないようにしてください。
就活後にスキルアップができる
早期選考で内定が決まれば、残りの時間を自分の成長に充てることができます。
大学で専攻している分野について学びを深める、内定者インターンとして先に働き始めるなど、できることはたくさんありますよ。
内定を獲得した後の大学4年生を受け入れている長期インターンもあるので、社会人としてのマナーや実用的なスキルを先に習得しておけます。
社会に出たときに自分の価値を高めておけると、裁量権をもって働くことができるのです。
他の選考の練習になる
早期選考を受ける企業が本命ではない場合、面接の練習になるというメリットがあります。
面接は何度も経験することが非常に重要です。
面接を受ける度に改善点を考えることで、面接のクオリティは上がっていきます。
本命企業で内定をもらうために、同じ業界の早期選考を受けるという選択肢もアリなのです。
もちろん、対策をきちんとした上で面接に挑まないと練習にはなりませんよ。
本命の企業でなくとも、面接は全力で受けましょう。
内定がもらえれば精神的な余裕が生まれる
早期選考に参加し内定を獲得した場合、精神的な余裕が生まれます。
本命の企業であれば就活は終了ですし、他にも受けたい企業がある場合でも気持ちはかなり楽になるでしょう。
「選考を通過した」経験は、自信にも繋がります。
自信は態度に出るため、他の選考にも通過しやすくなるでしょう。
1つも内定がないという状態から抜け出すために、早期選考を受けるのも手です。
早期選考に参加するデメリット
早期選考にはデメリットもあります。
- 早期選考は本選考よりハイレベルな戦いになる
- 早期選考は準備が間に合わない可能性がある
- 志望度の強さを問われる
デメリットについても詳しく解説していきます。
早期選考は本選考よりハイレベルな戦いになる
早期選考のデメリット1つ目は、優秀な学生だけが選考を受けているということです。
早期選考にはインターンで優秀な人材であると認められた学生、ESで評価された学生、高学歴な学生が集まっています。
それぞれが面接の対策をきちんとおこなってきていると考えたほうが良いでしょう。
早期選考枠を獲得できた時点で安心するのはまだ早いです。
それなりの準備をして挑まなければいけないことを覚えておきましょう。
早期選考は準備が間に合わない可能性がある
早期選考は、ESや面接等の準備が間に合わない可能性があります。
そのため、早期選考に参加することが決まっていなくても早めに準備を始めることをおすすめします。
自分のことを正しく理解し、伝えるためには練習が必要です。
早期選考の時点で「ガクチカ」や業界研究、面接対策を完璧にしておけば、他の選考で内定をもらえる可能性は高まりますよ。
志望度の強さを問われる
早期選考は、志望度の強さを問われます。
「とりあえず内定がほしい」「他に行きたい企業がある」という気持ちだと、選考に通過するのは難しいでしょう。
早期選考に参加するのであれば、企業研究をきちんと行い、本気で面接に挑みましょう。
就活で周りと差をつけている人が利用しているサービスがある
インターンで早期選考枠を獲得し、就活で勝てる人はどんな準備を行っているのでしょうか?
実は、就活で成功する人の多くは就活エージェントを利用しています。
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早期選考枠を獲得して就活のスタートダッシュを切ろう!
いかがでしたか?
早期選考枠を獲得するためには、インターンから真剣に挑む必要があります。
インターンでは前向きな姿勢でワークやプレゼンに取り組むと好印象です。
早めに準備して、就活のスタートダッシュを切りましょう!