「就活、やらないといけないのにやる気が出ないな…」
「就活をする意味がイマイチ分からない…」
就活って、自分のタイミングで始められるものではありませんよね。
- 周りが動きだしたから
- インターンの募集が始まったから
- 親の目が気になるから
などという理由で、重い腰を上げた就活生はたくさんいるでしょう。
達成したい目標や目的がなく、やる気が出ない状態での就活は、辛い上に長期化してしまう可能性が高まります。
今回は、就活に対するやる気が出ないあなたにやる気を出す方法をお話します。
- なぜ就活に対するやる気が出ないのか
- 就活へのやる気が出ないときはどうすれば良いの?
- 就活をする「理由」を見つけて取り組むのがおすすめ
なぜ就活に対するやる気が出ないのか
就活に対するやる気が出ないという問題を解決するためには、まず原因を知ることが大切です。
原因といっても人によって様々ですので、いくつかの例を紹介します。
「自分はなぜやる気が出ないのだろう?」ということを考えながら読んでください。
- 目標や目的のないまま就活に取り組んでいる
- やらなければいけないことが多すぎる
- 就職以外にやりたいことがある
- 就活について話せる人がいない
- 就活が上手くいっていないと感じている
目標や目的のないまま就活に取り組んでいる
就活に対してやる気がでない理由は、目標や目的がないことではありませんか?
具体例として
- 行きたい業界がない
- 行きたい企業がない
- 将来やりたいことがない
といったことが挙げられます。
逆に、就活に対してやる気がある人は「こんなことがやりたい」「こんな生活がしたい」「こんな自分になりたい」といった将来のことを具体的に言えることが多いです。
「こんな自分になりたい」というのは、職業だけでなく人間性であることもあります。
「こんなことがやりたい」「こんな生活がしたい」というのも、仕事ではなく理想の私生活を掲げてOKです。
なりたい職業や・りたい仕事がなくても、自分の理想の人生にするためにどの業界や企業を選ぶべきなのかということは考えられますよね。
就活に対してやる気が出ない人は、自分の人生について考えることなく、業界や企業を探そうとしていませんか?
「やりたいこととかないし、やる気出ないなー」という状態は、自己分析不足が原因かもしれません。
やらなければいけないことが多すぎる
「就活頑張らなきゃ…でもなぜかスイッチが入らない…」
頑張りたいと思っているのに、なかなか就活を行動に移せない人もいますよね。
焦りや不安を感じるのに、何をしていいのか分からない。
もしくは、やらなくてはいけないことが多すぎて、今何に手を付ければ良いのか分からないという状態ではありませんか?
確かに、就活ではやらなくてはならないことが山のようにあります。
- 自己分析
- 業界研究
- 企業研究
- インターンへの応募
- インターンの選考(ESなど)
- インターンへの参加
- エントリー
- OB・OG訪問
- 企業説明会への応募・参加
- 選考への応募(ESなど)
- 面接練習
- 選考本番
分かりやすいものを挙げただけでも、これだけあります。
また、インターンや企業説明会、OB・OG訪問、選考などいくつもの企業で実施されるものは、企業ごとに対策を考えたり、準備をしたりしなければいけませんよね。
- 就活でやるべきことを把握していない
- 就活で今やるべきことを理解していない
就活に対して動くやる気が起こらない人は、まず自分の目の前にあるタスクを整理しましょう。
就活の流れややるべきことはこちらの記事などを参考にしてみてください。
就職以外にやりたいことがある
就活に対してやる気が出ない人は、就活の先にあるもの以外で夢見ているものや、今夢中になっていることがあるのではありませんか?
今、就活以外で時間を費やしたい・力を入れたいことがあるのであれば、それはやめなくてもOKです。
夢中で取り組んだことは、就活でも強みとなるので、まずは目の前にあるものを大切にしましょう。
就活に取り組み始めるのは「そろそろ就活しないとヤバいな」と焦りを感じたときで良いのです。
既に「就職やらなきゃ」という気持ちがあるという人は、先ほどお話したように自分の将来について一度じっくり考えてみてください。
就職以外でやりたいことが明確にある場合は、「自分は就活をする必要があるのか?」ということを考えるべきでしょう。
就活は義務ではありません。
就活が必要な人が就活をするだけであって、本当に必要のない人はしなくても良いのです。
夢や目標を達成するために就活が必要なこともある
- フリーランスとして活躍したい
- 起業したい
中でも上記のような夢がある人は、企業に所属したくないという思いから就活に対してやる気が出ないことも多いはず。
しかし、夢を確実に叶える(フリーランスとして安定した収入を得る・起業家としてきちんと成功するなど)ために、一度就職を必要とする人もいます。
最終的な目標と就活が直接結びつかないという人も、目標を達成するためのステップとして就活があると思うことができればやる気が出るかもしれません。
就活について話せる人がいない
就活に対してやる気が出ないというあなた、もしかして就活を自分ひとりで行っていませんか?
就活について行き詰まったときや、就活について話したいことがあったときに話せる相手がいない状態では、モチベーションを維持するのは難しいのです。
就活で悩んだときに相談できる人や「就活仲間」をつくることによって、自分のやる気を上げたり維持したりすることができます。
自分と企業のことだけに目を向けるのではなく、周りの就活生のことも意識しながら就活すると「自分も負けてられないな」と思えるかもしれません。
就活が上手くいっていないと感じている
就活がなかなか上手くいかないと、やる気が下がってしまいますよね。
具体的には
- 行きたい業界・企業が見つからない
- 内定がひとつももらえていない
- 最近選考に落ちた
という例が挙げられます。
自分のピンとくる企業に出会えていない状態だと、終わりの見えない就活に嫌気がさしてしまうでしょう。
また、就活をしていく中でなかなか選考に通過できず「こんな状況いつまで続くんだろう…」と思うこともあります。
上手くいかないことを続けなくてはいけない状況で、やる気が出ないことは当然です。
辛いのはあなただけではなく、誰しも「上手くいかない」「やる気が出ない」という時期に遭遇します。
大切なのは切り替えです。
すぐに切り替えてやる気を出せる人は、就活を高いモチベーションで長く続けるために、無理をせず休むことができます。
後ほど紹介しますが、やる気が出なくて辛いときはその気持ちに従って就活をしないということも大切です。
就活へのやる気が出ないときはどうすれば良いの?
就活に対してやる気が出ない要因が分かったでしょうか?
自分のやる気が出ない原因が分かったら、具体的な解決方法について知っていきましょう。
- まずはやる気が出ない理由を明確にする
- 思い切って就活を休んでみる
- 息抜きする時間を決めて就活に取り組む
- 就活仲間をつくる
- 誰かに就活の目標を宣言する
「やる気が出なくなったらこうする!」ということを決めておくとメリハリをつけながら就活ができるのでおすすめです。
まずはやる気が出ない理由を明確にする
先ほどもお話したように、まずはやる気が出ない理由を明らかにしましょう。
そして、自己分析ややるべきことをリストアップするなどといった出来ることから行います。
「就活しないとヤバいのにやる気が出ない…どうしよう(泣)」と焦っても仕方ありません。
ひとつひとつ進めていくしかありませんので、落ち着いてまずは何かやってみましょう。
やる気が出ない原因が分かった人は、これから紹介することを試してみてくださいね。
思い切って就活を休んでみる
思い切って就活を休むことが、やる気を出すために効果的です。
人によって期間は異なりますが、大スランプを乗り越えるために1ヶ月以上就活に手を付けない人もいます。
そもそも、就活をする意味や目的がない人がやる気を出すのは難しいため、やる気のないまま就活を行うか、意味や目的が見つかるまで何もしないという選択肢しかないのです。
まずは、1日就活のことをやらずに自分の好きなことやリラックスできることをしましょう。
気分をリフレッシュすれば、自分の将来について落ち着いて考えられるかもしれません。
一度頭を空っぽにして、「就活って何だろう?」と考えてみることをおすすめします。
息抜きする時間を決めて就活に取り組む
先ほどと同じように、気持ちを切り替えるために効果的な方法です。
「今日は家に帰ったら好きな映画を観る」
「明日のお昼は行きたかったお店にいく」
「そろそろストレス発散させたいから友だちとカラオケに行く」
内定がもらえるまで気を休める時間や楽しみがないとやる気もどんどん下がっていきます。
自分の人生を楽しいものにするための就活ですので、好きなことについてもどんどん考えましょう。
就活仲間をつくる
就活仲間をつくることで、競争心や連帯感が生まれます。
「○○も頑張っているから自分もあと少し頑張ろう」
「みんなが夢に向かって進んでいる、負けていられない」
ひとりで就活をするのと、誰かと就活をするのでは就活に対する感じ方も大きく変わってきます。
情報収集の幅も広がるため、誰かと就活をすることはかなりおすすめです。
就活エージェントや大学のキャリアセンターで社会人からサポートしてもらうのもアリですし、学生の集まるカフェなどで仲間を探すこともできます。
就活仲間がほしいという人は、この記事も参考にしてくださいね。
誰かに就活の目標を宣言する
どんなことでも良いので、誰かに就活の目標を話しましょう。
目標を設定しても、自分だけの中に留めておくとなかなか達成できないものです。
「できなかったけどまあいっか」を防止するために、第三者に目標を宣言しましょう。
「やりたいことが見つからない」という場合は
- ニートにならないようにまずは行きたい企業を見つける!
- お金を稼ぎたいから、月○○万円もらえるところに行く!
など、なんでもOK。
目標や目的があり、それを「達成しよう」と思うことが大切です。
「達成しよう」と思えたら、もうそこにはやる気が生まれています。
動き出せば、「福利厚生が充実している企業が良いな」「休みがちゃんと取れるところが良い」「色んな業務をやらせてもらえるところが良い」などと、条件が出てくるでしょう。
それは、自分の将来の理想が見つかっている証拠なので大切にしてくださいね。
就活をする「理由」を見つけて取り組むのがおすすめ
いかがでしたか?
就活しないといけないのにやる気が出ないときは、まず原因を知りましょう。
そして、息抜きをしつつ、自分にできることから始めることをおすすめします。
動き出してしまえば、やる気は出てくるものです。
始めはなんでも良いので、目標や目的を設定してみてください。