「選考に全然通過しない…自分ってダメなんだ…」
「終わりの見えない就活がつらい…」
想像以上に就活が上手くいかない・長期化してしまうと、だんだんつらい気持ちになってきますよね…
自分に自信を無くしてしまったり、ネガティブ思考から抜け出せなくなってしまったりすると、さらに就活で結果が出なくなってしまいます。
「就活ってつらいものだし、耐えるしかない…」というのは間違いで、自分が納得できる就活にするためには自分を追い詰めすぎないことが大切です。
この記事は
「このつらい状況をなんとか変えたい!」
「少しでも気持ちが和らげたい…」
と思っている就活生のみなさんに書いています。
つらい就活から抜け出すために、つらい原因と解決策を知りましょう!
- 就活がつらいと感じる瞬間はいつ?
- 就活がつらいと感じている人はあなただけじゃない
- 気持ちを切り替えて上手くいかない状況から抜け出そう
- 就活がつらいときの解決策を紹介
- 就活がつらいときは一旦休むことも大切
就活がつらいと感じる瞬間はいつ?
まずは、あなたが「つらい」と感じる瞬間について考えていきましょう。
つらい気持ちを和らげたいのであれば、何が原因なのかを探ることが第一ステップです。
この記事では、就活生がつらいと感じる場面をいくつか紹介します。
自分がなぜ「つらい」のかを考えながら読んでみてください。
- 行きたい会社が見つからないとつらい気持ちになる
- 面接を控えているときにつらい気持ちになる
- 選考の結果を待っているとつらい気持ちになる
- 選考に落ちたときにつらい気持ちになる
- 自分と周りを比べてつらい気持ちになる
- 就活が長期化するとつらい気持ちになる
- タイトなスケジュールが続くとつらい気持ちになる
行きたい会社が見つからないとつらい気持ちになる
行きたい会社がなかなか見つからないとき、「つらい」と感じる就活生が多いようです。
周りが志望する業界や企業を決めている中、ピンとくる企業に出会えないと焦りますよね。
志望する企業は早く決めれば良いというわけではありませんし、決まらないからといってあなたが就活にしっかり取り組めていないというわけでもありません。
「早く企業を絞らなきゃ…!」と焦って志望する企業を決めてしまうと、選考が始まってから「なんか違う…」「もっと他の業界を見ておけばよかった…」と後悔することになってしまいます。
ファーストキャリアを決めることは、今後の人生を決めることに近いです。
「なかなか行きたい会社に出会えない…」という状況はつらいですが、就活を続けていれば自分に合う企業が見つかると信じて取り組みましょう。
「行きたい会社がない」ときの解決策については、こちらの記事で詳しく知ることができます。
面接を控えているときにつらい気持ちになる
自分の目指す業界や企業が決まり、面接を控えている時期に「つらい」と感じる就活生は多いです。
なぜつらいと感じるのかというと、「自信がない」「知らない」から。
「上手く話せなかったらどうしよう…」
「もし落ちてしまったらどうしよう…」
といった、どうすることもできない「未来」に対して不安を感じている状態です。
しかし、選考の結果について、選考を受けてもない状態で悩んでも絶対に解決することはできませんよね。
「どうしようもできない」から、つらい気持ちになってしまうのです。
また、面接を一度も受けたことがなかったり、企業の採用担当者に会ったことがなかったりすると、「知らない」から不安に感じます。
実際に面接を受けるまでは知ることができないので、こちらも悩んでも仕方がないことですよね。
「今、考えたって意味なくない?」
今どうしようもできないことであれば、極力考えないようにするのが一番良いです。
考えないようにする方法は後ほど紹介するので、是非実践してみてくださいね。
今用意している自己PRや志望動機、話し方や姿勢などの面接対策に「自信がない」のであれば、少しでも自信をもてる状態にするべきです。
「知らない」ことが不安でつらい場合は、OB・OGや、既に面接を経験したことがある友人や先輩に話しを聞くことでイメージがしやすくなります。
面接を控えているときに「つらい」と感じる人は、何もしないでいるよりも、何かしている方が良いということですね。
選考の結果を待っているとつらい気持ちになる
面接が無事に終了、または「ちょっとミスしちゃったかも…」と思った面接の後、選考の結果を待つ期間が「つらい」と感じる就活生もいます。
先ほど、「面接を控えているときがつらい」のところでもお話しましたが、面接の結果はどうすることも出来ませんよね。
早く知りたいと思ってもメールは届きませんし、ずっと知らないままでいたい…と思ってもいつかは知らなければいけない日が来ます。
選考が終了した時点で、結果を変えることもできないため、悩んでも仕方がないことなのです。
選考に落ちてしまうことを考えると、つらい気持ちはわかります。
しかし、つらい気持ちで結果を待っているのと、切り替えて次の選考に向けた準備をするのではどちらの方が意味のある時間になるでしょうか。
まだ選考に通過するかどうかは分からないので、終わったことから離れて一度自分を労わることも大切です。
選考に落ちたときにつらい気持ちになる
就活生が「つらい」と感じる瞬間で一番多いのが「選考に落ちたとき」なのではないでしょうか。
つらくなるのは当たり前です。
自分が入りたいと思った企業に入れないという現実を受け止めきれないでしょうし、自分が認められなかったと思うと悲しくなりますよね。
就活生も誰もがつらい気持ちになる瞬間ですが、その「つらい」気持ちをいつまでも引きずっていてはいけません。
選考に落ちたことばかり考えていると精神衛生上よくありませんし、就活を前に進めることもできなくなります。
結果を変えることはできませんが
- 今自分に出来ることを考える
- 落ちたのはご縁がなかったと割り切る
- 他に自分を必要としている企業があると前を向く
などを実行することで自分を成長させることができます。
就活での失敗や悔しい出来事が、今後の成功に必ず繋がると信じて、つらい気持ちを乗り越えていきましょう。
「選考になかなか通過できない…」
「もしかして就活上手くいってないかも…」
という方は、こちらの記事もおすすめです。
自分と他人を比べてつらい気持ちになる
ふとしたとき、自分と周りの人を比較してつらい気持ちになってしまうことってありますよね。
自分と他人をつい比べてしまう人は、就活だけでなく、日常生活や大学受験などでも同じような経験があるのではないでしょうか。
「自分よりも学生生活で頑張ってきたんだろうな…」
「学歴が低いからこの企業は難しいな…」
自分と他人を比べると、ほとんどの場合「自分はダメだ…」「みんなは就活順調そうだな…」とネガティブ思考に陥ってしまいます。
「言い聞かせる」ことが後々効果を発揮する
他人と比べることで自分を鼓舞することができるなら良いですが、つらい気持ちになってしまうのであれば辞めたほうが良いでしょう。
どうしても自分と他人を比較してしまうという人は「他人と比較しない」と常に言い聞かせるだけでも効果があります。
また、つい他人と比較してしまったときは
- 過去の自分と比較する
- 今の自分からどう変われるかを考える
ようにすることで、つらい気持ちをなくすことができます。
筆者も、かつては他人のSNSを見て「羨ましい」「焦る」といったマイナスの気持ちになってしまうタイプでしたが、「自分は自分」と言い聞かせることで改善することができました。
今では、SNSを見て負の感情になることはほとんどありません。
就活生のみなさんも、つらい気持ちから抜け出すために「思い込み」や「意識」から変えましょう。
就活が長期化するとつらい気持ちになる
就活が思ったよりも長くなってしまったり、いつ終わるのか分からない状態だったりするとつらい気持ちになりますよね。
特に、「まだ内定がもらえていない」「この選考に落ちたらまだ一から考え直さなくてはいけない」という状態だと、人生の中で一番つらいと思う人もいるでしょう。
就活に疲れてきているため、面接で元気な姿を見せられなかったり、テキトーに受け答えをしてしまったりする人も出てきます。
友人の中には既に希望の企業から内定をもらったという人もいると思いますが、他人と自分の状況を比べてもどうしようもありません。
嘆いても内定は降ってきませんが、自分を追い詰めるのもよくないです。
焦る気持ちは分かりますが、就活が長期化したときこそ一旦休憩したり、自分を見つめ直す時間を設けてみたりしましょう。
タイトなスケジュールが続くとつらい気持ちになる
「毎日就活でもう嫌…」
「忙しすぎて疲れる…」
「友だちと遊びたい…!」
就活で忙しい日々が続くとだんだんつらくなってきますよね。
大学3年生の3月~大学4年生の6月までは、企業説明会や選考でかなりタイトなスケジュールになります。
まだそんなに忙しくないという人も「これから就活のことばかりになると思うと嫌だな…」と憂鬱な気持ちになっているのではないでしょうか。
特に、就活を「やらなければいけないこと」「やらされていること」だと考えている人にとっては、就活のことばかり考える1日は苦痛でしかありません。
そんな時、スケジュールを変更する、面接を受けないなどということはできませんよね。
就活に対する考え方を変えることで、忙しい毎日を乗り切ることができます。
こちらの記事が参考になるので、「就活はつらいもの」「就活ってつまらない…」と思っている人は読んでみてください。
就活がつらいと感じている人はあなただけじゃない
就活がつらいと感じているとき、同時に孤独感を感じることがよくあります。
「こんなにつらい思いをしているのは自分だけ…」
「上手くいかないのは自分だから…」
しかし、就活をつらいと感じている人はあなただけではありません。
むしろ、「就活楽しい!」「上手くいっている」と感じている人の方が少ないでしょう。
就活がつらいとき、「つらいのは自分だけじゃない」「同じような悩みをみんな抱えているんだ」と思うことでつらさを和らげることができます。
自分の気持ちが少しでも楽になるような考え方をしてみましょう。
就活がつらいときの解決策を紹介
ここからは、「つらい」気持ちから抜け出す方法をお話していきます。
今、就活がつらいと感じているのであれば是非実践してみてくださいね。
- 就活がつらいときは息抜きが必要
- 一切就活のことを考えない日をつくる
- 「誰かと」自己分析や企業研究を行う
- 就活に対する考え方を見直してみる
- 健康的な生活を心がける
- 考える時間を無くすために忙しくする
就活がつらいときは息抜きが必要
就活がつらいときに一番大切なのは、「息抜き」です。
このまま就活を続けることも可能ですが、つらい気持ちから抜け出すのはなかなか難しいと言えます。
そのため、一度自分の気持ちが切り替えるために就活以外のことに取り組んでみましょう。
就活をした日の夜やちょっとした空き時間でも構いません。
息抜きの具体的な例として
- 趣味・好きなことをする
- 軽い運動をする
- カラオケに行く・音楽を聴く
- 親しい友人と会う・話す
- 自然がたくさんあるところに行く
- 読書をする・映画を観る
- 料理やお菓子作りをする
などが挙げられます。
軽い運動をする
軽い運動は、気持ちを切り替えるためには非常に効果的な方法です。
普段から運動を全くしない・スポーツは苦手だという人も、是非一度身体を動かしてみてください。
「時間が取れない!」という方は、近所を散歩したり、自宅で軽い筋トレをしたりするのもおすすめです。
「運動をすると余計疲れるんじゃない…?」と思う人もいるでしょうが、実は軽い運動をした方がその後脳が働くという研究結果も出ています。
正しい判断ができる状態の方が就活も上手くいくので、気分をリフレッシュさせるためにも是非生活に取り入れてみてください。
親しい友人と会う・話す
就活中は、大学に行く機会も減り、友人に会わなくなってしまうことが多いです。
特に、ひとり暮らしをしている就活生は思っていたことを口に出す機会が少なくなっていると思うので、両親や友人と話す時間を設けましょう。
就活での悩みやモヤモヤは、自分の中に留めておくとどんどん膨らんでしまいます。
紙に書くだけでも効果がありますが、誰かに話すことで気持ちがスッキリすることは良くあることです。
たまには友人とカラオケでストレス発散をするなどして、気持ちを切り替えた上で就活を再開させましょう。
自然がたくさんあるところに行く
自然は、人間の気持ちを落ち着ける効果があります。
つらい気持ちを和らげるために、自然に触れることは非常に効果的です。
近くにある公園まで散歩したり、部屋で植物を育てたりすることなら手軽にできますよね。
癒しがほしいという人は、是非実践してみてくださいね。
読書をする・映画を観る
小説を読んだり、映画を観たりすることで、その間は誰かの人生を生きることができます。
最も簡単に出来る現実逃避の方法です。
また、他人の人生を生きることで、自分の人生に新しい発見があるということはよくあります。
新鮮な気持ちで就活をしたいのであれば、時間を作って読書や映画鑑賞をしてみてください。
一切就活のことを考えない日をつくる
就活がつらいときは、「この日は就活おやすみ!」という日を設けてみましょう。
先ほど紹介した気持ちを切り替える方法を実践してみても良いですし、好きなアーティストのライブに行くのも良いですね。
時間を置くことでモヤモヤが晴れることもありますし、どれだけ考えてもわからなかったことが急にわかるようになることもあります。
就活のことを考えない日をつくることは、「逃げ」ではなく、就活を成功させるために必要なことなのです。
前向きに就活ができるように、1週間や1ヶ月など、自分で期間を設定して就活から離れる日をつくってみてください。
「誰かと」自己分析や企業研究を行う
「自分のことがよくわからなくなってしまった…」という人は、友人や先輩と自己分析や企業研究をしてみることをおすすめします。
誰かと自己分析や企業研究を行うことで、自分にはない発想や視点を知ることができるのです。
別の視点から見ると、世界はかなり違って見えます。
なかなかつらい気持ちから抜け出せないという人は、是非やってみてください。
既に就活を経験している先輩に相談してみるのも効果的です。
就活に対する考え方を見直してみる
先ほどもお話したように、就活に対する考え方を変えることで、つらい気持ちから解放されるかもしれません。
勉強も、部活も、アルバイトも、捉え方次第で「楽しい」と思えたり、「つらい」「だるい」と思えたりしますよね。
就活も、それ自体がつらいのではなく、自分が「つらい」ものだと捉えているからそう感じてしまうのです。
「就活ってそもそも何でやっているんだっけ?」
「自分のためにどう就活をしていけば良いのだろう?」
就活の意味や目的を考えることで、「つらい」気持ちから抜け出しましょう。
健康的な生活を心がける
栄養バランスの良い食事や、十分な睡眠などの規則正しい生活は、自分を自然と前向きな気持ちに変えてくれます。
不健康な生活が原因でネガティブ思考になっている可能性もあるため、まずは自分の生活を見直してみてください。
規則正しい生活は面接で自分をよく見せることにもなるため、一石二鳥ですよ。
考える時間を無くすために忙しくする
何もしない時間につらい気持ちになってしまう人は、考える時間がないくらい忙しくしてみるのもひとつの手です。
しかし、就活の予定でいっぱいにするのは難しいため、友だちと会う約束をしたり、アルバイトをしたり、趣味の時間にすることがおすすめです。
また、少しでも就活にプラスになることがしたいという方は、長期インターンを始めてみてはいかがでしょうか?
就活で強みとして話せる実務経験やスキルを手に入れられる上に、お給料も出ます。
インターン先の企業が気に入ったら、そのまま就職できる可能性もあるため、時間の使い方に悩んでいる人は是非参加してみてください。
就活がつらいときは一旦休むことも大切
いかがでしたか?
就活がつらいときは
- 趣味や好きなことで息抜きをする
- 一切就活のことを考えない日をつくる
- 「誰かと」自己分析や企業研究を行う
- 就活に対する考え方を見直してみる
- 健康的な生活を心がける
- 考える時間を無くすために忙しくする
このような方法が有効です。
つらい気持ちをそのままにせず、少しでも楽な状態で就活に取り組めると良いですね!