「もう4月だけど、今からでも就活間に合うかな…」
「3月までに内々定をもらっている人もいるって本当?」
学業やアルバイトが忙しかった、就活に対してやる気が出なかったなどの理由で、就活を始めるのが4年生の4月になってしまったというそこのあなた。
周りは行きたい企業を決めていたり、既に内々定をもらっていたりするのに、自分は何をすればいいのか分からない状態…不安や焦りが募りますよね。
しかし、諦めるのはまだ早いです。
今やるべきことを明確にし、ひとつひとつこなしていけば、4年生の4月から就活を始めても間に合いますよ。
今回は、4年生の4月に就活生は何をするべきなの?4月から就活を始める人が押さえてくべきポイントって?という気になる疑問にお答えしていきます!
- 多くの就活生は4月に何をしている?
- 4年生4月から就活を始めても間に合う?
- 4年生4月から就活を始める人が押さえておきたいポイント
- 他人と比べる・周りに流されるのは絶対にNG
- 4年生4月から就活を始めるなら計画性を大切にしよう!
多くの就活生は4月に何をしている?
まずは、多くの就活生が4年生の4月にどんな状況なのかを把握しておきましょう。
就活全体の流れを知ることが、就活の始めの一歩です。
- 4年生4月前半にエントリーを締め切る企業が多い
- 4年生3月後半~4月前半はES・WEBテスト
- 4年生4月後半には面接が本格化
- 4年生4月に内々定をもっている就活生もいる
就活の流れについてもっと詳しく知りたいという人は、こちらの記事も参考にしてみてください。
4年生4月前半にエントリーを締め切る企業が多い
多くの企業は、就活生が3年生3月の時期に選考日程などの情報を解禁します。
就活生は企業の情報解禁を待ちながら、3年生の3月までに自己分析や業界・企業研究を行うのです。
同時期に、選考を受ける学生を確認するためエントリーを受け付けます。
エントリーを行わないと選考を受けることができなくなるため、余裕をもって30~40社にエントリーをする人が多いです。
そして、多くの企業のエントリーは4年生4月の前半に締め切られます。
外資系などの一部企業は3月より前にエントリーを締め切るため、行きたい業界が決まった頃にはエントリーが間に合わないという場合もあり注意が必要です。
4年生4月から就活を始める人は、エントリーの時期を過ぎる前に動き出す必要があることが分かります。
行きたい業界や企業が決まっていない場合は焦りを感じるかもしれませんが、落ち着いてエントリーの締め切り日などの確認を行いましょう。
4年生3月後半~4月前半はES・WEBテスト
企業にエントリーをしたら、一次選考としてES(エントリーシート)の提出をしたり、WEBテストを受けたりします。
多くの企業がエントリーの受け付けを開始する3年生の3月の時点で、行きたい業界・企業が定まっている就活生は、エントリーをすぐに済ませてESの提出やWEBテストを行うでしょう。
ESは企業によって設問が異なり、エントリー数が多ければ多いほど時間を要します。
履歴書のような単純なものではなく、「自己PR」や「志望動機」などをそれぞれ300字程度で書かなければいけないため、準備の時間も必要です。
簡単な数学や国語、英語などの問題が出題されるWEBテストも、大企業や人気企業の選考を突破するためにはある程度対策をしなければなりません。
30~40社エントリーしてもすべての企業にESを提出できない学生が多いため、実際に選考を進められる企業はもっと少ないと言えます。
4年生の4月から就活を始める人は、4月前半までにESやWEBテストの準備もしなければなりませんよね。
WEBテストは実施しない企業や、実施しても重視しないという企業が多いため、企業を選ぶ際にWEBテストを実施しないという条件で選ぶのもひとつの手だと言えます。
4年生4月後半には面接が本格化
4年生4月の後半には、選考が本格的に始まります。
早いところだと、3年生の3月頃から面接を実施している企業も。
「選考開始は4年生6月から」と思っている就活生も多いですが、実際は4月後半がピークです。
本命企業の面接が5~6月にあるとしても、面接に慣れるために4月から面接を受けることをおすすめします。
面接は、練習や慣れが非常に重要なので、選考を受ける企業は絞りすぎないようにしましょう。
4年生4月に内々定をもっている就活生もいる
先ほどもお話しましたが、4年生4月の時点で内々定をもっている就活生もいます。
3年生の夏から短期インターンに積極的に参加したり、行きたい業界や企業のOB・OGに話を聞いたりしていた、就活に対してあなたよりも意識が高い人たちです。
就活生の3割弱が4年生4月までに内々定をもっているというデータがありますが、あなたは3割弱という数字をどう捉えますか?
「3割弱も内々定をもらっているって…やばい!」と危機感を感じる人もいるでしょうし、「半数以上もらってないから安心した…」と感じる人もいるでしょう。
捉え方は自由ですが、4年生4月から就活を始める人は、以前から行動していた就活生よりも計画性をもって無駄のない就活を行う必要がありますよね。
4年生4月から就活を始めても間に合う?
ここからは、「ぶっちゃけ、4年生4月から就活を始めても大丈夫なの?」という疑問にお答えしていきます。
- 4年生4月から就活を始めても間に合う
- 過半数の就活生はまだ内々定をもらっていない
- エントリー期間を過ぎた企業は二次募集を待とう
4年生4月から就活を始めても間に合う
結論からお話すると、4年生の4月から就活を始めても間に合います。
しかし、「間に合う」というのは「内定をもらえないまま卒業することはない」という意味だと思っておいてください。
「外資系企業に就職したい!」「有名企業に入りたい!」など、あなたの目標によっては達成できない場合もあります。
外資系企業や人気企業でなくとも、自分のやりたいことや適性に合う企業を見つけることを目指しましょう。
就活において重要なのは、「大企業に就職できるか」「みんなが知っているような有名企業から内定をもらえるか」ではなく、自分自身が後悔しない道を選ぶことです。
自分が目標に向かってブレることなく進んでいけば、4年生の4月から始めても後悔のない就活にすることができますよ。
過半数の就活生はまだ内々定をもらっていない
先ほど、「4年生4月の時点で就活生の3割弱が内々定をもらっている」というお話をしました。
しかし、内々定をもらっている3割弱の中にも本命企業の面接を控えている人がいるため、就活自体が終わりという人は少ないでしょう。
そのため、自己分析や業界・企業研究の進み具合では遅れをとっているものの、4月から就活を始めても間に合うと言えます。
4月以前に就活を始めている人よりも忙しくなるのは確実ですが、自己分析と選考を同時に進めていくことで、行きたい企業からの内定を目指しましょう。
エントリー期間を過ぎた企業は二次募集を待とう
4年生4月から就活を始めると、「いいなと思った企業があったけど、エントリー期間を過ぎていた…」ということがあるでしょう。
エントリー期間を過ぎた企業のことをいつまでも引きずるのはよくないので、基本的にはまだエントリーを募集している企業の中から行きたいと思える企業を探します。
どうしても諦めきれない場合は、他の企業も調べつつ、行きたかったけどエントリー期間を過ぎてしまっていた企業の新卒向けサイトをこまめにチェックするのがおすすめ。
企業によっては二次募集を行うことがあります。
必ず二次募集が行われるというわけではありませんが、もし二次募集があった場合にチャンスを逃さないようにしておきましょう。
就活情報サイトや企業のホームページをこまめにチェックしよう
エントリー期間を過ぎてしまっても、就活情報サイトや行きたい企業のホームページは定期的にチェックしましょう。
先ほどもお話しましたが、応募状況によっては、エントリー期間が延長されたり、二次募集がかかったりする場合があります。
特に、4年生の4月から就活を始める人は、少しでも多くの企業に出会うために情報収集し続けることが大切です。
エントリー期間を過ぎていて見向きもしなかった企業が、あなたの人生を変える企業かもしれません。
いつ・どんな出会いがあるか分からないので、就活情報サイトや企業のホームページはこまめにチェックしましょう。
選考のタイミングは企業によっても異なる
一般的に就活は3月に解禁されるものとして浸透していますが、実際は企業や業界によって選考が変わります。
ここでは、日系企業とベンチャー・外資系企業の選考タイミングについて比較していきます。
日系企業
日系企業の場合だと、大学4年の6月ごろから本選考が始まることが多いです。
したがって、4月ごろでもまだ書類のエントリー締め切りをしているところも多く、しっかりと対策したうえで応募すれば間に合うこともあります。
しかしすべての日系企業が同じタイミングということはなく、企業によっては3月の就活解禁日後すぐに選考をスタートし内定を出すところも少なくありません。
臨機応変に対応できるようにするためにも、4月の時点で万全の準備・対策をしておくようにしましょう。
ベンチャー・外資系企業
ベンチャーや外資系企業となると、先に述べた一般的な就活スケジュールのような明確なルールはないのがほとんどです。
つまり、いつ募集して内定を出すのかはそれぞれの企業の社風やスタイルによるということですね。
なかには、大学3年のサマーインターン時にすでに優秀な学生を選出し、そのまま8~12月の間に内定を出す企業もあります。
したがって、大学4年の4月の時点でベンチャー・外資系企業を目指すのはなかなかハードルが高いかもしれないので注意が必要です。
4年生4月から就活を始める人が押さえておきたいポイント
ここからは、4年生の4月から就活を始める人が押さえておきたいポイントについてお話します。
就活はやらなくてはいけないことがたくさんあって、何から手をつければ良いのか分からなくなりますよね。
大切なのは、落ち着いてひとつひとつやるべきことをクリアしていくことです。
今回紹介するポイントを意識しながら、就活を一歩ずつ進めていきましょう。
- 方向性の無いまま焦って企業を決めるのはNG
- エントリーは実際に受ける企業数より多くする
- 就活塾には入らず自分のペースで就活を進める
- 少人数の説明会やOB・OG訪問がオススメ
方向性の無いまま焦って企業を決めるのはNG
まずは、選考を受ける企業を選ぶ際のポイントです。
- 自分が将来やりたいこと
- どんな暮らしがしたいか(ライフスタイル)
といった、自己分析の段階で把握しておかなければならないことが抜けていると、本当に自分が行きたい業界や企業を選ぶことはできません。
焦る気持ちは分かりますが、4月からでも自己分析はきちんと行いましょう。
4月から就活を始める人こそ自己分析を丁寧に行う
希望する業務内容や給料、働き方が決まったら、自分の希望に合う業界や企業を選ぶことができるようになります。
いきなり業界や企業を決めてしまうのではなく、方向性を定めることを忘れないでくださいね。
エントリーは実際に受ける企業数より多くする
先ほども少しお話しましたが、エントリー数は「ちょっと多いかな?」と思うくらいがちょうど良いです。
30~40社の選考を受けると思うとゾッとしますが、その中にESやWEBテストで落ちる企業、二次選考で落ちる企業、面接をして「思っていたのとなんか違うな…」と思った企業が必ずあるため、実際にはもっと選択肢が少なくなります。
そのため、エントリーする時点では「一応ここもエントリーしておくか!」くらいの気持ちで企業を選ぶことがおすすめ。
途中で選択肢が無くなってしまわないように気をつけましょう。
就活塾には入らず自分のペースで就活を進める
ESや面接の指導をしてくれる「就活塾」というものが存在しますが、4年生4月から就活を始めた場合は利用しないことをおすすめします。
4月から就活を始める場合、自分で「やるべきこと」と「やらなくても良いこと」を見極めて行動していかなければなりません。
自分のことを一番わかっているのは自分ですよね。
就活塾や就活エージェントを利用することで不安は和らぐかもしれませんが、自分でやるべきことを決めた方がブレずに就活を進めることが可能です。
時間に余裕があれば色々なサービスを試すことができますが、4月から就活を始める人は時間に限りがあることを意識しておいたほうが良いでしょう。
少人数の説明会やOB・OG訪問がオススメ
4年生の4月から就活を始める人におすすめしたいのが
- 少人数の説明会(座談会)
- OB・OG訪問
この2つです。
理由は、行きたい業界や企業で実際に働く人に、直接質問することができるから。
大人数の説明会やインターネットでは、ざっくりとした情報しか手に入りません。
3年生のうちに動き出していれば少しずつ業界や企業を絞ることが可能ですが、時間に余裕がない場合は効率的に情報を集める工夫をしましょう。
少人数の説明会、OB・OG訪問であれば自分の知りたいことを知ることが可能ですし、企業の雰囲気を知ることができますよ。
4月からの就活でやってはいけないNG行動
4月から就活を始めるとなると焦りや不安で行動しがちです。
そこでここでは、4月から就活を始める人に向けてやってはいけないNG行動についていくつかご紹介します。
- 自分を客観視しない
- 受ける企業や業界を絞りすぎる
➀自分を客観視しない
自己分析や企業研究を充分にしないまま就活を進めると失敗します。
ほとんどの就活生は就活の軸や自分の強みなどを把握し、自分に合った企業などを選定して就活を進めています。
「まだ4月だし」「自分の能力ならどこででも受かる」と何も努力せずにいる、不採用でも反省せずとにかく選考を受けまくるとどんどん就活が長期化してしまうことも。
自分では抜かりなく準備したつもりであっても企業が求める人物像に上手くマッチングしていない、社会人としての常識が不足しているとなるとなかなか内定をもらうのは難しいでしょう。
「どうして不採用が続くかわからない」といった方は、就活エージェントや大学のキャリアセンターなどを相談するのもひとつです。
②受ける企業や業界を絞りすぎる
やみくもに企業を受けるのも良くありませんが、やたらと希望条件や業界、企業を絞りすぎてしまうのも失敗につながります。
たとえば、有名企業や就活生から人気のある業界などだと、どうしても倍率や競争率が高いので決まりにくくなります。
万が一不採用が続いた場合、エントリーした企業そのものが少ないと「もう受ける企業がない」といった状態にも陥るので、同業界・同職種であればもう少し視野を広げてみてください。
大企業ではなくても中小企業、ベンチャー企業などもチェックしてみるといいでしょう。
4月から就活を始める方におすすめの就活エージェント3選
「4月から就活を始めて間に合うの?」「就活ってそもそも何から始めたらいいかわからない」といった方も多くいるはずです。
効率よく就活を進めたい方は就活エージェントを利用するのが一番です。
そこでここでは、4月から就活を始める方に向けておすすめの就活エージェントについていくつかご紹介します。
Meets Company
Meets Companyは株式会社DYMが運営する、座談会形式の就活イベントを紹介してくれる就活サイトです。
参加企業の業界の幅も広く、自分に合った企業や興味のある分野について業界研究ができます。
エントリーシートを用意しなくてもその場ですぐに内定が出るケースもあるので、早期内定を目指す学生の方にはとくにおすすめ!
合同説明会といっても堅いものではなく、カジュアルな雰囲気なので気軽に質問や相談ができるのもうれしいポイントです。
プロのリクルーターが専属でサポートしてくれるので、「ひとりで就活を進めるのが不安」といった方はぜひチェックしてみて下さい。
\その場ですぐ内定!/
キャリアチケット
キャリアチケットは株式会社レバレシーズが運営する、就活生を二人三脚でサポートしてくれる多くの就活生から支持を持たれているサービスです。
大手のサイトとは異なり、ひとりひとりの希望やキャリアについてヒアリングしマッチした企業を紹介してもらえます。
独自の基準からブラック企業を事前に排除しているので安心。
キャリアチケットは面接対策にも定評があります。
人事や面接官が見ているポイントを把握しているので、内定率アップにもつながります。
スピード内定の実績もあるので、早く内定を獲得したい学生に向いているサービスです。
\最短2週間で内定獲得!/
JOBRASS新卒
JOBRASS新卒は大手広告代理店である株式会社アイデムが運営する、新卒向けの就活エージェントです。
「逆求人型サービス」によって、就活生のプロフィールを見た企業から直接オファーが届く独自のスタイルが特徴です。
思わぬ優良企業や知らなかった企業などとも出会える可能性が高いのでおすすめ。
実際、就活生の4人に1人が利用しているといわれています。
ほかにも、就活で役立つセミナーや内定直結型のイベントなども積極的に開催されているのでぜひチェックしてみてください。
\「逆求人型」サービスで内定獲得!/
【2023年最新版】24卒におすすめの就活エージェント11選!利用時の注意点も徹底解説
4年生4月から就活を始めるなら計画性が大事!
今回は大学4年生の4月から就活を始める方法についてご紹介してきました。
大学3年の時点で就活の準備を始める人も多い中、4月から始めるとなると一般的には少しスタートが遅めだといえます。
しかし4月から就活を始める人こそ、焦らずに行動することが大切。
エントリーなどの締め切り日を確認しつつ、スケジュール管理を徹底すれば早期内定も夢ではありません。
また、効率よく就活を進めたいのなら就活エージェントW利用するのがおすすめです。
今回の記事を参考に、自分に合った企業を見つけてみて下さいね。