「なかなか内定がもらえない…なにか原因があるのかな…」
「就活で落ちる理由を知って、面接対策をしたい!」
頑張っているのに結果が出ないと、不安や焦りの気持ちが生まれますよね…
企業によって評価の観点はさまざまですが、社会人としての身だしなみやマナー、面接官が求めていることに応えられるかなど、共通するポイントもあります。
面接で落とされてしまうときには、必ず「落ちる理由」が存在するのです。
今回は、なかなか内定がもらえない就活生のために面接で落ちる理由を徹底解説!
面接中の自分の行動を振り返り、面接に受かるポイントを押さえましょう。
- 内定がもらえない就活生はまず落ちる理由を知ろう
- 就活の面接で落ちる理由10つを紹介
- 面接に受かるためにやるべきこととは?
- 就活で落ちる理由を知って内定をGETしよう
内定がもらえない就活生はまず落ちる理由を知ろう
「面接でいつも不合格になる…」
「面接ではどんなことがマイナス評価になるんだろう…」
この記事に辿り着いたあなたは、今後の面接に備えて「落ちる理由」が知りたい人か、これまでの選考が不合格だったのではありませんか?
多くの面接が一次選考で不合格だったという人は、自分と企業が合わなかったという以前の問題があるかもしれません。
「落ちる理由」が分かれば今からでも改善することができるので、まずは自分の面接が落ちる原因を知りましょう。
就活の面接で落ちる理由10つを紹介
ここからは、面接で落ちる理由を具体的に紹介していきます。
「自分に当てはまるかも…」と思ったら、あなたが面接で落ちる理由はそこかもしれません。
これまでの就活を振り返りながら読んでみてください。
- 態度が悪い
- 身だしなみが整っていない
- 社会人としてのマナーができていない
- 緊張しすぎている
- 緊張感が無さすぎる
- 自分に自信がない
- 業界や企業について詳しく話せない
- 面接対策がきちんと行えていない
- 自己分析が足りていない
- 面接官の気持ちが考えられていない
態度が悪い
面接で落ちる理由は、社会人としてふさわしい態度ができていないことかもしれません。
面接は、学生と面接官が直接顔を合わせて話す場ですよね。
そのため、話の内容がどれだけ素晴らしくても、面接官に対する態度が悪いとマイナスな評価をされてしまいます。
態度の悪さは自分でも気づけないことが多いため、不合格になった企業にフィードバックを求めたり、家族や友人に聞いてみたりすることで改善していきましょう。
すぐにでも意識してほしいポイントは
- 姿勢は常に良い状態か
- 明るい表情ができているか
この2点です。
自分の面接での態度を振り返り、改善していきましょう。
身だしなみが整っていない
面接で落ちる大きな理由として、身だしなみが整っていないということが挙げられます。
身だしなみは
- 清潔感のある髪型
- サイズがちょうどよく、綺麗な状態のスーツを着ている
- 靴は磨かれている
- においが気にならない
主にこの4つをクリアしていれば問題ないと言えます。
表情が良く見える・寝ぐせがついていない髪型
清潔感のある髪型とは、前髪やサイドの髪が長くないかどうか・寝ぐせは治してきているかがポイントです。
また、適度な量のワックスやヘアスプレーを使用することで髪にまとまりが生まれます。
就活向けの女性の髪型についてはこちらの記事で紹介しているので、不安な方はチェックしてみてください。
面接では服装や着こなしを見られる
態度や話し方、話の内容が大事だということは多くの就活生が意識できていますが、服装からも人間性がわかるということまで気付いている方は少ないです。
スーツがヨレヨレだったり、汚れていたりするのはNG。
靴がきちんと磨かれているかどうかを見ている面接官もいます。
また、スーツのサイズが合っていない場合も良い第一印象は与えられません。
常に身だしなみを意識できる学生は、「仕事もきちんとこなせそう」という評価をもらうことができます。
第一印象は就活において非常に重要ですので、怠らないようにしましょう。
就活では体臭や香水のにおいに注意!
身だしなみというのは見た目だけでなく、においも含まれます。
体臭が気になる方は普段からにおいのケアを。
香水のにおいが強すぎるのも良くない印象なのでできるだけ控えましょう。
特に営業職などのクライアントや取引先の人と直接関わる仕事ではにおいが大切です。
面接でも評価のポイントに含まれている可能性があります。
社会人としてのマナーができていない
面接で落ちる理由は、社会人としての基本的なマナーや面接でのマナーができていないことかもしれません。
面接の流れやマナーはこちらの記事を参考に、これまでの自分を振り返ってみてください。
社会人としてのマナーというのは、挨拶や言葉遣いのこと。
難しいことは求められていないので、出会った社員さんには明るく挨拶をしたり、正しい敬語を使ったりしましょう。
正しい敬語は分かっていても使いこなせていない場合が多いため、本番の面接前に練習しておくことをおすすめします。
緊張しすぎている
面接の際、緊張しすぎて面接官と十分に会話できなかったという経験はありませんか?
せっかく「ガクチカ」「自分の強み」「この企業を選んだ理由」などを考えてきていても、緊張で上手く話せなかったら面接官に伝えたいことが伝えられませんよね。
緊張は表情や動きにも出るので、面接官はすぐにわかってしまいます。
面接で緊張するのは当たり前ですが、緊張しすぎると思うように面接を進めることができませんよね。
「面接で緊張しすぎてしまう…」という場合は
- 面接の練習をする
- 実際の面接を受ける
- 緊張しないための暗示(おまじない)をかける
- 緊張がひどい場合は薬を処方してもらう
などの方法で改善できます。
面接に慣れてしまえば緊張しなくなる場合もありますし、「手に3回『人』という文字を書く」などというおまじないで落ち着ける場合もあります。
また、色々試しても面接に支障が出るほど緊張してしまう場合は、病院で診察を受け、緊張を和らげる薬を処方してもらえる場合も。
緊張しすぎて言いたいことが上手く言えないという方は、紹介した方法を試してみてください。
緊張感が無さすぎる
逆に、緊張感が無さすぎて面接官に良くない印象を与える場合もあります。
何度か面接を受けると、慣れてきて緊張感が無くなってしまうことがあるのです。
適度に緊張感をもっていないと、面接官に対する態度が緩んできたり、質問に対してラフに答えてしまったりするのでマイナス評価となってしまいます。
たとえ面接に慣れてきたとしても、毎回全力で挑むことを忘れないようにしましょう。
自分に自信がない
面接に落ちる理由は、自分に自信がもてていないことかもしれません。
「学生生活で頑張ったと言えることがない…」
「私なんてどうせ受からないと思う…」
そんな気持ちで面接を受けていると、本当に不合格になってしまいますよ。
面接官の質問に対してネガティブな発言をしたり、自信がないことが伝わる発言をしたりすれば、面接官に自分の強みや良さを伝えられないのは当然ですよね。
「自分には強みがない」「内定をもらえる自信がない」という方は、自分が悪いのではなく、捉え方の問題だと考えましょう。
どんな学生時代を送っていたとしても、自分の良さや強みは必ずあります。
自信がもてない気持ちも分かりますが、自信があり前向きな姿勢で面接を受けている学生の方が魅力的に見えるのは事実です。
就活の考え方はこちらの記事を参考にしてください。
業界や企業について詳しく話せない
面接で落ちる理由は、選考への対策が万全ではないことかもしれません。
「自分の強み」や「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」を面接までに考えている人は多いですが、企業について語れる人は意外と少ないです。
特に、業界3位以下の企業は、「なぜこの企業でないといけないのか」という部分を知りたがります。
そのため、自分自身のことはもちろん、志望する業界や企業についても語れるように準備をしておくことが大切です。
よく「ES提出締め切り日や面接までに十分な準備ができなかった」という声を聞きます。
学校でレポート提出をギリギリまでやらないタイプの人は特に余裕をもって面接の準備を進めていきましょう。
業界・企業研究は、企業のホームページや口コミサイトを見る、企業説明会やインターンに参加する、OB・OG訪問をするなどの方法があります。
まずは企業説明会やインターンに参加して、実際に社員さんに会うことがおすすめ。
インターネットでも情報が得られますが、自分に合うかどうかは自分の目や感覚で確かめたほうが精度が高いですよ。
自己分析が足りていない
面接で落ちる理由の中に、自己分析が出来ていないことが挙げられます。
実際に面接を受け、「自己分析をちゃんとしたはずなのに、どうして話が曖昧だと言われるのだろう…」と疑問に思った方もいるでしょう。
自己分析を勘違いしている人がやりがちなこととして、「これまでの自分がしてきた活動を列挙する」という方法があります。
- サークルで幹部を務めた
- アルバイト先でバイトリーダーをした
- 大学では経済を専攻した
- 長期インターンに参加した
- 海外に行って留学した
これらは素晴らしいことかもしれませんが、例に挙げたように「~した」と面接で話しても、正直何の意味もありません。
例えば、大学2年生から長期インターンに参加していたことを「ガクチカ」として話したいのであれば
- なぜ長期インターンを始めたのか
- 長期インターンを通して何ができるようになったのか
なぜできるようになったのか - 長期インターンをしてどんなことを感じたのか
なぜ感じたのか - 長期インターンでどう成長したのか
なぜ成長できたのか
ということを、具体的なエピソードを交えて伝えなくてはいけません。
自分について話すときに大切なのは、結果よりも過程です。
「なぜそのような行動をしたのか」「なぜ結果が出たのか」といった「なぜ」の部分から、面接官が学生の人物像を知ります。
自己分析では、上記のことが話せるように「~した」の中身を整理することを意識しましょう。
面接官の気持ちが考えられていない
面接の対策や練習をするとき、面接官の気持ちを考えたことはありますか?
面接では、面接官の質問の意図や、面接官が知りたいことを正しく把握することが大切です。
質問に対しての答えが最初から決まっているというわけではなく、「面接官がこの質問で学生の何を知りたいのか」を理解するということ。
面接官の意図を理解できないと的外れな回答をすることになり、たとえ良いことを言っていたとしてもマイナスの評価を付けられてしまいます。
よく聞かれる質問の回答は準備しておこう
面接では、よく聞かれる質問というものがあります。
例えば、「学生時代に力を入れたこと」や「自分の強みは何か」、「なぜこの企業を選んだのか」「企業に入ったら何がしたいか」など。
質問の回答は面接時にその場で考えるのではなく、あらかじめ考えておくことをおすすめします。
回答をある程度準備しておくことで、話の内容に一貫性が生まれますし、落ち着いて話すことができますよね。
質問に対する回答をさらに深堀りされることもあるので、「このあとさらに質問するとしたらどんな内容かな」ということを考えておくこともできます。
注意してほしい点は、回答文を丸暗記して話すと事前に内容を作ってきたことがバレてしまうということです。
内容を考えておくことは悪いことではありませんが、回答が気持ちのこもっていない「セリフ」になってしまうと、面接官に「本当にそう思っているのか」「事実ではないのではないか」と疑われてしまう可能性があります。
内容をある程度考えておくことは必要ですが、面接ではそのときの自分の言葉で語れると良いでしょう。
面接に受かるためにやるべきこと
面接で落ちる理由には納得できたでしょうか。
落ちる理由がわかってしまえば、受かるように行動を変えるのみです。
ここからは面接で受かるためにやるべきことを解説していきます。
- 身だしなみを整えて清潔感を出す
- 自信をもって前向きな気持ちで面接に挑む
- 面接対策をきちんと行う
- 第三者からの面接フィードバックを活かす
身だしなみを整えて清潔感を出す
面接でまず大切にしてほしいのが、「第一印象」。
後ほどお話する表情や姿勢などの態度ももちろんですが、服装などの身だしなみは絶対に怠るべきではありません。
身だしなみを整える上で意識してほしいのが「清潔感」です。
髪が長すぎたり、寝ぐせがついていたり、スーツにシワがあることで「仕事も雑そうだな」「クライアントに良い印象を与えられないな」と判断されます。
面接当日に慌てないように、スーツは前日までにアイロンをかけておくことや、出かけるまでの時間に余裕をもちましょう。
自信をもって前向きな気持ちで面接に挑む
もうひとつ「第一印象」で大切なのは、表情や態度です。
明るい表情や姿勢は内面から出るため、自分に自信をもつことを意識しましょう。
面接には緊張感がありますが、挨拶をするときや会話の中で自然な笑顔を見せると、気持ちの余裕と明るい人物像をアピールすることができます。
話す内容の印象も第一印象に左右されるので、まずは面接に対して前向きな気持ちをもちましょう。
面接対策をきちんと行う
先ほどお話したように、面接対策は念入りに行いましょう。
- 自分について
- 業界や企業について
上記の2つをできるだけ具体的に話せるように、自己分析や業界・企業研究を行ってください。
また、面接自体に慣れることも非常に重要です。
練習をしたり、面接の数をこなしたりして、本命企業の面接で自分の力を最大限に発揮できるようにしましょう。
第三者からの面接フィードバックを活かす
就活の面接で落ちる理由には、自分で予想している見え方と、第三者からの見え方にギャップが生まれている状態も含まれます。
そのため第三者に面接の様子をみてもらって、自分の見え方はどうだったのかをフィードバックしてみましょう。
客観的に見た面接の風景をもとに、今後どうやって修正していくかを考える事で、効率的に面接を改善することができます。
第三者には、実際に社会に出ている人にお願いするのがベストです。
社会人の目線からマナーや振る舞いを確認してくれるので、より実践的なアドバイスが受けられますよ。
就活の面接で盛り上がっても落とされることはよくある
就活の面接で企業の採用担当者と話をしたときに、せっかく盛り上がったのにお祈りメールがきていて落ち込んだ経験、ありませんか?
実は面接で盛り上がって話が弾んだとしても、落とされてしまうことはよくあることなのです。
企業側としては、面接を通して企業の雰囲気に合った人材か、人間性は自社に合っているかを判断しようとします。
就活の面接で盛り上がっていたとしても、面接官からみて自社に合わないと判断されてしまえば面接で落とされてしまうのです。
「落とすつもりなら最初からそういう対応をしてほしい」と思うかもしれませんが、企業としてもみなさんの貴重な時間を割いてきてくれていることから、丁寧に対応しようと心がけていることが多いんです。
そのため面接で好感触だったとしても、普通に落とされてしまうこともありますので、注意が必要です。
就活で落ちる理由を知って内定をGETしよう
いかがでしたか?
面接に落ちる理由がわかれば、改善することができます。
自分の就活を見つめ直し、改善していくことで内定に近づきましょう!