「就活にふさわしいネクタイの色ってなんだろう…」
「今もっているネクタイを使うのはOKなのかな…」
就活において、髪型や服装などの見た目や身だしなみはとっても重要です。
この記事に辿り着いた就活生のみなさんは、就活で使ってはいけないネクタイの色や柄があるのか気になっているのではありませんか?
就活用にネクタイを買うとしても、自分の気に入る色や柄で、就活以外の場面でも使えるものが良いですよね。
また、自分が持っているネクタイが就活で使えるのかどうかも知っておきたいところ。
今回は、就活にふさわしいネクタイの色・柄について徹底解説していきます。
業界や場面に合わせたネクタイ選びで、就活を有利に進めていきましょう!
- 就活で好印象を与えるネクタイの色は?
- 就活で好印象を与えるネクタイの柄は?
- 企業や業界によってネクタイの色を選ぼう!
- 就活用ネクタイの素材はどれが良い?
- ネクタイには幅の違いもある!購入時には気を付けよう
- 就活用のネクタイは2~3本用意しておこう
- 就活時はネクタイピンをつけないのが基本
就活で好印象を与えるネクタイの色は?
まずは、就活で好印象を与えるネクタイの色を紹介します!
就活用のネクタイは一色だけではありません。
就活にふさわしい色であれば、今自分がもっているネクタイを使用することもできます。
また、色によって面接官に与える印象が異なってくるため、自分のアピールしたい部分や企業カラーに合わせて色を選ぶことも大切です。
この記事を参考に、魅せたい自分に合わせたネクタイ選びをしましょう!
- 青・紺色のネクタイは就活の王道!真面目さをアピールしよう
- 最終面接や熱いイメージを与えたいときはエンジ色のネクタイを選ぼう
- 金融や公務員を目指すなら穏やかな印象を与えるグレーがおすすめ!
- 明るさや積極性をアピールしたいときは橙・黄色のネクタイを選ぼう
- 自分のもっているネクタイで落ち着いた色のものを選ぼう
- ゴールド・黒・白色のネクタイはNG
- 濃いピンクなどの派手色や紫はNG
青・紺色のネクタイは就活の王道!真面目さをアピールしよう
青・紺色(ダークネイビー)のネクタイは、多くの就活生が選ぶ人気No.1カラーです。
青色のネクタイを選ぶとき原色などの派手なものは避けましょう。
青・紺色のネクタイは、幅広い年代の面接官に好印象を与えることができます。
また、真面目・誠実・勤勉・知的・清潔さを与える色なので、自分が面接官に与えたい印象と当てはまる方におすすめです。
さらに明るい印象を与えたい場合は水色がおすすめ!だたし冬場の着用はNG
「青・紺色では暗い気がする…」という就活生のみなさんには水色がおすすめ。
着用している就活生は比較的少ないですが、他の学生と差別化を図りたいのであれば効果的でしょう。
水色のネクタイは、清潔感や爽やかなイメージを与えることができます。
注意点として、水色は冬場には適していません。
夏の暑い日に涼しさを感じさせる色ですので、水色のネクタイを着用するのは夏だけにするようにしましょう。
最終面接や熱いイメージを与えたいときはエンジ色のネクタイを選ぼう
エンジ色とは、濃い紅色のことです。
赤系の色は、情熱・やる気・前向きな印象を与えることができます。
しかし、赤色だと派手になりすぎてしまうので、面接会場ではかなり目立つでしょう。
そのため、落ち着いた赤色であるエンジ色や、ワインレッドのネクタイがおすすめ。
企業に対する熱い気持ちや仕事に対する熱意を伝えるのに効果的です。
勝負の場面で使用したい色なので、最終面接で着用するのがおすすめ。
ネクタイの色から気合を入れることで、最終面接でも堂々と話すことができますね。
金融や公務員を目指すなら穏やかな印象を与えるグレーがおすすめ!
グレーは地味だと感じる方もいるでしょうが、就活で良い評価を得るために使用する学生が多い色です。
なぜかというと、グレーのネクタイが穏やか・上品・知的・落ち着きがあるという印象を与えるから。
相手の警戒心を和らげる色で、人柄の良さをアピールすることができます。
金融業界や公務員などの、保守的で堅い業界を志望している人におすすめです。
明るさや積極性をアピールしたいときは橙・黄色のネクタイを選ぼう
明るい人柄や社交的な部分をアピールしたい方には橙(だいだい)・黄色のネクタイがおすすめ。
黄色は「コミュニケーションカラー」と呼ばれ、相手に親近感を与えて会話を弾ませる効果があります。
橙・黄色は、協調・親近感・活発・社交的なイメージがあり、コミュニケーション能力が高い印象を与えることができます。
顧客と直接関わる仕事や、チームワークを重視している企業の面接を受ける際は橙・黄色のネクタイで社交性をアピールしましょう。
「社交性にはちょっと自信がないな…」という方が自分を鼓舞するために着用するのもおすすめです。
注意点として、黄色のネクタイは堅い業界で派手だと捉えられる場合があります。
不安であれば、青・紺色、グレー、えんじ色が無難なのでその中からネクタイの色を選びましょう。
自分のもっているネクタイで落ち着いた色のものを選ぼう
ここまでで紹介した「青・紺色」「エンジ色」「グレー」「橙・黄色」以外でも、落ち着いた色であれば就活で使用することが可能です。
NGカラーや柄は存在しますが、それさえ避ければどんな色でも面接官がマイナス評価をつけることはありません。
あくまでも重要なのは学生自身の人間性。
ネクタイの色は狙った印象を与えるための補助的な役割にすぎません。
NGカラー・柄でないのであれば、無理してネクタイを買う必要はないので安心してくださいね。
もし就活用にネクタイを購入するのであれば、就職後でも使えるように今回紹介した色・柄の中から気に入ったものを選びましょう。
ゴールド・黒・白色のネクタイはNG
就活用のネクタイを購入する際に絶対に避けてほしい色があります。
それが、ゴールド・黒・白色のネクタイです。
特に、黒・白色で無地のネクタイは着用するべきではありません。
黒・白色は葬儀や結婚式で使用される色であり、就活にはふさわしくないとされているからです。
また、ゴールドやラメの入った派手なネクタイもNG。
面接会場をイメージすると分かりますが、派手なネクタイはかなり目立ちます。
目立つことがプラスとマイナスのどちらで評価されるのかは企業の社風によるというのが正直なところですが、マイナス評価になるリスクがあれば避けるべきでしょう。
明るい印象を与えたい場合は橙・黄色やエンジ色、上品な印象を与えたい場合はグレーのネクタイを選ぶことをおすすめします。
濃いピンクなどの派手色や紫はNG
濃い色、派手な色は先ほどもお話したように就活ではあまり良い印象ではないのでNGです。
うすいピンクは、業界によっては着用してもOKです。
しかし、濃いピンクはビジネスの場で好まれない色なので避けましょう。
また、紫色は神秘的な印象を与えます。
神秘的というと悪い印象には聞こえませんが、組織に所属する立場として「扱いにくそう」「コントロールしにくそう」と思われるのは望ましくありません。
わざわざ紫色のネクタイをして面接を受けるのは、面接官によくない印象を与えるので辞めましょう。
また、先ほど「冬に水色はNG」というお話をしましたが、「夏に茶色のネクタイ」も季節外れのためNGです。
季節感や色によるイメージまで考えられる人は、仕事においても気が遣えると判断されるため、就活ではネクタイ選びからこだわれると良いですね。
就活で好印象を与えるネクタイの柄は?
ここまでは、就活でのネクタイの色についてお話しました。
ネクタイ選びでもうひとつ重要なのが、「柄」です。
就活の場で不適切なネクタイの柄というのも存在するので、しっかり確認してからネクタイを選ぶようにしましょう!
- レジメンタル・リバース柄はおすすめ!ただし外資系企業ではNG
- 無地のネクタイは定番!迷ったときにおすすめ
- 小さめのドット柄は落ち着いた雰囲気が出せる!
- チェック柄は若さや元気なイメージを与えられる!
- 小紋柄・クレストは誠実さをアピールできる!
- ペイズリー柄などの大きな柄の入ったネクタイはNG
- キャラクターやロゴが入った奇抜な柄はNG
レジメンタル・リバース柄はおすすめ!ただし外資系企業ではNG
レジメンタルとリバース柄は、わかりやすく言うとどちらも斜めのストライプ柄です。
レジメンタル柄は右上に向かうストライプで、リバース柄はその反対で左上に向かうストライプです。
レジメンタル柄はイギリスの連帯旗から誕生し、リバース柄はニューヨーク発祥のブルックス・ブラザーズが発表した(リバース柄は「アメリカ式ストライプ」と呼ばれることもある)という発祥地の違いがあります。
日本のネクタイの定番柄で、他の柄と比べて目立つため、印象を強める効果があります。
青・紺色、エンジ色のネクタイと相性が良いため、柄に悩んだらレジメンタル・リバース柄がおすすめです。
スマートな印象を与えることができるため、就活などのビジネスの場で着用しましょう。
ただし、外資系企業の面接でレジメンタル柄を使用するのはNG。
なぜかというと、レジメンタル柄は海外で学歴を示すものとして認識されているから。
日本のビジネスの場では何の問題もありませんが、海外の企業と取引をする際や海外出張でもレジメンタル柄のネクタイはおすすめできません。
無地のネクタイは定番!迷ったときにおすすめ
無地のネクタイも、レジメンタル柄と同じく就活時の定番柄とされています。
黒・白を避ければ、どんな色でも無地と合わせることができますよね。
ネクタイを買う際、柄に悩んだら無地を選ぶのも手です。
注意点として、無地のネクタイによくある剣先(ネクタイの先端部分)が細めのものは就活に不適切なので避けましょう。
剣先の幅については後ほど説明します。
小さめのドット柄は落ち着いた雰囲気が出せる!
ドット柄(水玉柄)は、落ち着いた雰囲気や真面目なイメージを与えることができます。
ポイントは、できるだけ小さなドットのものを選んだほうが良いということです。
ドットが大きすぎると、ポップで可愛らしい印象となり就活には不適切です。
カジュアルなものよりも、大人っぽさや上品さを感じさせるさりげないドット柄が好まれるので、ネクタイ選びの際には注意しましょう。
チェック柄は若さや元気なイメージを与えられる!
チェック柄は元気なイメージを面接官に与えることができます。
親しみやすさや若さ、活発な印象をもつため、同じような印象を与える黄色と合わせれば効果は大きくなるでしょう
こちらもカジュアルになりすぎないように、できるだけ細いチェック柄がおすすめ。
あくまでも就活の場では落ち着いた印象を与えるために、複数の色が使われているネクタイも避けましょう。
小紋柄・クレストは誠実さをアピールできる!
小紋柄とは、小さな紋章がドット柄のように並んだ柄です。
見た目はドット柄と似ているため、こちらも誠実さや落ち着いた印象を与えることができます。
就活時には、ドット柄と同じくできるだけ小さな小紋柄やクレストを選ぶのがおすすめ。
また、レジメンタル柄(右上向きの斜めストライプ柄)と小紋柄を組み合わせたものを「ロイヤルクレスト」と言います。
小紋柄は大きさによって印象が異なるため、自分が派手だと感じる柄を避けて就活用のネクタイを選びましょう。
ペイズリー柄などの大きな柄の入ったネクタイはNG
就活の場では、大きな柄の入ったネクタイはNGです。
ペイズリー柄やごちゃごちゃした柄のものは、インパクトが強くなってしまうので避けましょう。
就活の場では、ファッション性や奇抜さは求められていません。
好きなネクタイを着用したい気持ちは分かりますが、就活中は面接に悪い影響が出ない範囲でネクタイを選びましょう。
キャラクターやロゴが入った奇抜な柄はNG
キャラクターやブランドのロゴが大きく入った柄もNGです。
就職後にキャラクターのネクタイを着用することが許されている企業でも、就活の場ではマイナス評価をつける場合があります。
奇抜な柄のネクタイしかもっていない場合は、ビジネスの場で使えるシンプルなネクタイを用意しておきましょう。
企業や業界によってネクタイの色を選ぼう!
企業や業界のイメージカラーや好まれる色を考えてネクタイの色や柄を選ぶことで、効果をより一層発揮させることができます。
例えば、先ほど紹介したように金融・公務員ならグレーがおすすめ。
また、企業のイメージカラーがある場合は、ライバル企業の色のネクタイは避けたほうがよいかもしれません。
青・紺色のネクタイはどんな業界でも使える!
「情報が多すぎて、結局何色のネクタイを選べばいいのかわからない!」
と思っている就活生もいるでしょう。
迷ったら、青・紺色でレジメンタル柄か無地のネクタイがおすすめ!
青・紺色のネクタイは多くの就活生が着用しているので、安心して面接会場に向かうことができますよ。
落ち着いて面接に挑むためにも、不安な色は避けましょう。
就活用ネクタイの素材はどれが良い?
ネクタイの素材には、ポリエステルやシルク、ニット、ウールなど、さまざまな種類が存在しています。
仕事で使うネクタイや、休日にファッションとして身に付けるネクタイなど、用途によって素材を選ぶことが可能です。
素材によって見た目はもちろん、価格やどれくらい綺麗な状態で長持ちするかなどが異なります。
ネクタイを購入する際はネクタイの裏についているタグで素材を確認できるので、一目で素材かわからなくても大丈夫です。
では、就活で好まれるネクタイの素材は一体どれなのでしょうか?
就活用ネクタイは、シルク素材のものを選ぼう
就活用のネクタイはシルク素材のものを選ぶのが好ましいです
光沢感が少なく、落ち着いた印象を与えることができます。
多くのネクタイがシルク素材ですが、ネクタイを選ぶ際は素材をチェックしましょう。
ポリエステル素材は安いけど…光沢感が少ない方が良い
ポリエステル素材のネクタイは比較的安価のため、既にもっている学生も多いでしょう。
ポリエステル素材は光沢感のあるものが多いため、あまりおすすめできません。
自分で光沢感が気にならないと判断した場合は、ポリエステルを選んでもOKです。
ニットやウール、リネンなどの素材は就活に不向き
ニットやウール、リネンなどの素材は、ファッション性がありカジュアルに見えるため就活の場では不適切です。
プライベートや服装自由の企業では着用できますが、就活用として着用するのはやめましょう。
ネクタイには幅の違いもある!購入時には気を付けよう
ネクタイには幅の違いもあります。
就活用として適切な幅は、剣(大剣)の幅が7~8cmのものです。
スーツ売り場にあるネクタイの多くは、就活に適した幅ですが、念のため確認してから購入するようにしましょう。
就活用のネクタイは2~3本用意しておこう
就活用のネクタイは、汚れてしまった場合や、面接を受ける企業やシーンに合わせて選ぶために複数本用意しておくことをおすすめします。
就職後はスーツを着用する機会が増えると思いますので、何本かあっても無駄になることはありません。
就活時はネクタイピンをつけないのが基本
就活時にネクタイピンをつけても良いのか?むしろつけるべきなのか?と悩む就活生は多いです。
就活時にはネクタイピンをつけないのが基本。
もしネクタイピンをつける場合はシルバーなどシンプルなものを選びましょう。
自分が受ける企業や場面に合わせて最適なネクタイを選ぼう!
いかがでしたか?
就活にふさわしいネクタイの色や柄を選んで、面接を有利に進めましょう!
面接の段階や志望する業界によってネクタイの色を変えるのも効果的ですよ。
みなさんの就活が上手くいくことを願っています!