「就活っていつ、何をやればいいの…?」
「就活の流れが分からなくて不安…」
就活は自分で情報を集めて企業を見つけたり、企業説明会やインターンに応募したりする必要がありますよね。
「そろそろ就活しなきゃ」と思っていても、具体的にいつ・何をやるべきか分かっていないという人も多いはず。
就活全体の流れを把握し、先を見通した動きをしなければ、「十分な時間が無かった…!」と後悔することになるかもしれません。
今回は、就活の流れをわかりやすく解説!
いつ・何をやればいいのかを把握してから就活を始めましょう!
- 【就活の流れ】理解すれば気持ちに余裕がもてます
- 就活時期は業界や企業によって違う!早めの動き出しが大事
- 一番忙しいのは大学3年3月~大学4年6月の3ヶ月間!
- 内々定は大学4年6月にもらえる人が多い!
- 就活準備って?採用選考まで何をすれば良いの?
- まとめ:就活の流れを把握して着実に内定を勝ち取ろう!
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【就活の流れ】理解すれば気持ちに余裕がもてます
就活の流れは、単に「知っておきたい」と思っている人がほとんどでしょう。
しかし、流れを理解しておくことは就活を成功させる秘訣でもあります。
いつまでに自己分析をして、インターンに参加して、エントリーシートを書き終わればいいのかなど、先の見通しが立つことによって気持ちに余裕が生まれますよね。
気持ちの余裕は、採用選考にも大きく影響します。
万全の準備は自分に自信をもつことに繋がるため、企業に好印象を与える表情や発言ができるようになるのです。
それではさっそく、就活の流れについてわかりやすく解説していきます!
大学3年6月~:就活準備
就活のスタートは大学3年生の春です。
4月はサークルの勧誘や履修登録などで忙しいと思うので、大学生活が落ち着いてきた5、6月頃に就活をスタートさせましょう。
就活は、いきなり面接を受けるわけではなく、行きたい業界や企業を決めたり、内定が獲得できるように自己分析や企業研究をしたりします。
- サマーインターンの応募・選考
- 自己分析
- 業界・企業研究
大学3年生の前半は「選考に向けた準備」を始めましょう。
大学3年8月~9月:サマーインターン
大学3年生の夏休みは、多くの人がサマーインターンに参加します。
サマーインターンは、自分の知らない業界を知る・興味のある企業について知ったり、企業に対して自分をアピールしたりする場です。
1日~2週間で開催され、インターンといっても企業説明会とほとんど同じ内容のものもあれば、企業が出した課題をグループで解決するといったものもあります。
就活は、自分が実際に働く企業を決める大事な活動です。
インターンに積極的に参加して、企業についてできるだけ多くの情報を集めることをおすすめします。
https://www.your-intern.com/plus/summe-intern/
大学3年12月(10月)~大学4年5月:説明会&エントリー
大学3年生の後半は、志望する企業の選考を受けるために企業説明会に参加したり、エントリーしたりして選考に参加する意思を示します。
なぜ大学3年12月(10月)~という書き方をしているのかと言うと、外資系企業などは選考時期が早いため。
志望する業界によっては大学3年生のうちに就活が終了する場合があるので、自分の興味のある業界の選考時期は前もって調べておく必要があります。
エントリーとは、この時期になると企業が開設する採用サイトに個人情報を登録することです。
エントリーをすることで、企業側は選考を受ける学生の人数を把握し、学生側は採用選考を受ける権利を獲得することができます。
多くの就活生は、実際に面接を受ける企業数よりも多くのエントリーを出すため、エントリーの時期までに幅広い業界や企業を見ておきましょう。
秋・冬もインターンを開催している
インターンは、大学生の長期休暇を中心に一年中行われています。
サマーインターンや企業研究をしていく中で、「まだピンとくる企業が見つからない…」「もっと志望する企業について理解を深めたい!」と思う方もいるでしょう。
そんなときは、秋・冬に開催されるインターンに参加するのがおすすめ。
秋のインターンについてはこちらの記事を参考にしてください。
また、サマーインターンに参加した方も、秋・冬のインターンには積極的に参加することをおすすめします。
インターンに参加することで、一次選考免除など選考を有利に進められる権利を得ることができたり、社員さんに顔を覚えてもらえたりすることがあります。
「インターンにも参加してくれた学生だよね?」と面接で思い出してもらえれば、選考での評価も上がるかもしれません。
単純接触効果を上手く利用して、就活を有利に進めましょう。
冬のインターンについてはこちらを参考にしてください。
大学3年12月(11月)~大学4年9月:選考&内定
外資系企業などでは、早いところだと大学3年生の年末までに選考がスタートします。
日系企業でも年末に早期選考を行う企業が増えてきているため、行きたい企業が決まっているという人は早く内定を獲得することが可能です。
選考までに準備を済ませておきたいのが面接です。
面接には
- 集団面接
- 個人面接
- 最終面接
そして、リクルーター面談と呼ばれるものが存在します。
面接ではなく「面談」と呼ばれるものにも合否がでるものがあるので、気を抜かないようにしましょう。
面接での選考を通過できるかどうかは、得意・不得意ではなく練習が重要です。
採用選考が始まる前までに、自己分析や企業研究、それらを踏まえての面接練習をきちんと行っておきましょう。
また、選考の結果や内定通知は、選考当日から2週間の間に送られてくることが多いです。
選考を通過した後、次の選考の日時を決めることになるので、この期間はできるだけスケジュールを開けておくようにしましょう。
選考を受ける企業の数、内定をもらえるタイミングは人それぞれですので、就活の期間には個人差があります。
春のインターンは選考前のラストチャンス
大学4年生の春休みに開催されるインターンは、選考前のラストチャンスです。
ひとつ下の学年の参加者も増えてきますが、採用担当者が注目しているのは大学4年生ですので、自分の存在感をアピールしておきましょう。
春のインターンについてはこちらの記事を参考にしてください。
選考時期になっても「行きたい企業がない」という人もいるでしょう。
就活は最後まで何が起こるか分からないので、諦めずに自分のやりたいことは何かを考えることをおすすめします。
就活生なのに行きたい業界や企業の見つけ方が分からず焦っている人は、是非この記事を読んでください。
大学4年10月1日:内定式
多くの企業は、10月1日に内定式を行います。
つまり、大学4年生の秋までにはほとんどの就活生が採用選考を終え、内定をもらった企業の中から就職先を決めているということです。
しかし、就活生全員が内定式までに就活を終えているわけではなく、10月1日以降も新卒の募集を続けている企業もあります。
春から同じ企業の新入社員として働く学生たちと、初めて顔を合わせるのもこのタイミングになることが多いです。
内定式では学生同士が親睦を深めるための懇談会が開催されたり、社長や役員からのあいさつがあったりします。
正式に「内定」、つまり採用通知を受け取るのも実は内定式の日で、それまでは「内々定」という労働契約をしていない状態なのです。
大学4年生の夏頃には内定をもらっておきたいところですが、10月1日の内定式が就活の区切りであると考えておきましょう。
就活時期は業界や企業によって違う!早めの動き出しが大事
先ほど紹介したスケジュールにもあったように、業界や企業によって就活時期が異なります。
就活を始めた時点では、どんな業界に興味が湧くか予想できませんよね。
自分がどの業界の選考を受けたいと思っても対応できるように、スケジュールよりも余裕をもって動き出すことをおすすめします。
自己分析や業界・企業研究は、人によってかかる時間大きく異なるものです。
「みんなまだ就活始めてないしいいか~」などと考えず、今から就活の情報に触れておくことが成功のカギですよ。
一番忙しいのは大学3年3月~大学4年6月の3ヶ月間!
スケジュールからも分かるように、就活期間の中で一番忙しくなるのは大学3年3月~大学4年6月の3ヶ月間です。
企業説明会や選考が本格的に始まり、選考の結果によって次の選考の日時を決めたり、他の企業を探したり…精神的にも身体的にも負担がかかるでしょう。
1日にいくつか予定が入ることも…健康管理も重要
就活が本格化すると、1日に複数の予定が入ることも考えられます。
就活をしながらも趣味の時間を設けたり、友人と飲みに行ったりしたいという人もいるかもしれませんが、次の日に備えて早く寝るなどの健康管理は欠かさないようにしましょう。
なぜかというと、栄養バランスの良い食事や睡眠は、インターンや面接などの重要な場面で最大限の力を発揮するために必須だから。
無理をして体調を崩してしまっては、せっかく時間をかけて準備をしてきたことが無駄になってしまいますよね。
気持ちや体調は選考に大きな影響を及ぼすため、就活の一環として健康管理を意識することをおすすめします。
自己分析や企業研究は大学3年2月までにやっておこう
自己分析や業界・企業研究をなぜ大学3年2月までに行っておくべきか、みなさんは分かりますか?
先ほどお伝えした通り、多くの就活生は大学3年生の3月から説明会や選考で忙しくなります。
そうなると、自己分析や企業研究などの「選考の準備」は2月までに済ませておく必要があるのです。
「選考が始まるのが大学3年生の3月なら、就活はそれくらいからスタートさせればいいんだな」と勘違いしていると大変なことになります。
3月までに自己分析や企業研究を満足のいく段階までもっていかないと、その後は時間が取れず良い結果を出すことができません。
おすすめは、大学3年生の6月頃から自己分析を始めて、年明けには面接練習を始めること。
選考時期から逆算して、余裕をもった就活を行いましょう。
内々定は大学4年6月にもらえる人が多い!
先ほど、内定式までは「内々定」の状態であるとお話しましたよね。
最終選考が終わり、「合格」「内定」「採用」等を知らせるメールが届いた段階を「内々定」と呼びます。
就活生が内々定をもらうピークの時期は、大学4年生の6月。
大学3年生の3月から選考が本格的に始まり、一次選考、二次選考、最終面接などの段階を踏んで進路がようやく決まるのが6月ということです。
もちろん内々定がもらえる時期には個人差があるため、6月にもらえなくても焦る必要はありません。
最後まで焦らず、自分を信じて就活に取り組むことが大切です。
就活準備って?採用選考まで何をすれば良いの?
ここからは、採用選考までに行うべき準備について詳しく紹介していきます!
- インターンに参加しよう
- きちんと自己分析をしよう
- 業界や企業研究をしよう
- 気になる企業にエントリーしよう
- OB・OG訪問をしよう
- ES(エントリーシート)・履歴書を書こう
- 筆記試験に向けて準備をしておこう
- 面接の準備・練習をしておこう
インターンに参加しよう
まずは、業界や企業についての知識を増やすために、インターンに参加しましょう。
就活をスタートさせるためにおすすめなのが、サマーインターンです。
サマーインターンに参加する際は、選り好みせず、興味のある幅広い業界や企業を知ることが大切。
「この業界、思ったより面白そうだな」「期待している業務内容と違った」など、良い部分
・悪い部分の両方を知ることで自分がやりたいことを知っていきます。
インターンは抽選や選考が行われる場合が多いため、情報を早めに集めておくことと、「少し多いかな?」と思うくらい応募することがポイントです、
サマーインターンだけでなく、秋・冬・春のインターンや、実務経験が積める長期インターンに挑戦することをおすすめします。
長期インターンについてはこちらの記事を参考にしてください。
自己紹介やグループワークは事前の準備が肝心
インターンでは、自己紹介やグループワークをする機会があります。
社員さんは常に優秀な人材を探しているため、インターンとはいえ気が抜けません。
そのため、自己紹介やグループワークは事前に内容を考えておいたり、情報を集めておいたりすることをおすすめします。
自己紹介は採用選考でも求められるので、早めに準備をしておいて損はありませんよ。
きちんと自己分析をしよう
自己分析を怠る就活生は意外と多いです。
「自分のことなんて今さら分析する必要ない」
「自己分析ってなんかめんどくさい」
そう思う気持ちも分かります。
しかし、自分に軸がない・やりたいことが曖昧なまま就活を続けると、なかなか選考を通過できなかったり、入社した企業に満足できなかったりします。
そのため、自己分析は改めてきちんと行いましょう。
業界や企業研究をしよう
業界・企業研究も大切です。
面接で業界や企業について話せないと、落ちる確率が上がります。
また、自分の受ける業界や企業について知らないままで、満足に就活ができるでしょうか。
インターンや企業説明会、OB訪問など、企業を知る機会はたくさんあります。
業界や企業研究も早めに始めましょう。
気になる企業にエントリーしよう
エントリーとは、企業の採用サイトに自分の情報を登録することです。
エントリーすることによって、選考を受ける意思表示となります。
多くの就活生は30~40社にエントリーしますが、エントリーした全ての企業の面接を受けるわけではありません。
エントリーした企業の中から、選考を受ける企業をさらに絞ってES(エントリーシート)を提出するのが一般的です。
そのため、エントリーまでにある程度興味のある業界や企業をピックアップしておきましょう。
OB・OG訪問をしよう
行きたい企業がいくつか決まったら、OB・OG訪問に挑戦してみましょう。
志望する企業で働く人と直接話すことで、より企業に対する理解が深まります。
また、社員さんと繋がることで、就活のアドバイスがもらえたり、選考のハードルを下げたりすることができるのです。
最近は、社会人と学生のマッチングアプリなども存在し、同じ大学出身でなくても話が聞けるため、行きたい企業の社員さんがそういったツールを利用しているかどうか探してみましょう。
ES(エントリーシート)・履歴書を書こう
気になる企業にエントリーをしたら、ES(エントリーシート)や履歴書を提出します。
そのため、しゅ
ESには、自己PRや志望動機などを書く欄があり、質問項目は企業によって異なります。
ESの内容はインターネットで調べると出てくるので、参考にしつつ自分の言葉で書きましょう。
筆記試験に向けて準備をしておこう
選考にはSPIなどの学力検査が含まれることがあります。
大学入試のように難しいものではありませんが、SPIの成績を重視する企業ではそれなりの対策が必要です。
自分が受けたい企業が学力検査を重視しているのか、足切りに利用しているのかを早めに調べておきましょう。
学力検査の対策は本屋さんで売っている参考書で行うことができます。
面接の準備・練習をしておこう
自己分析・企業研究を行ったら、面接に向けて練習をしましょう。
ある程度質問されそうな内容を考えておいたり、実際に自己PRや志望動機を話してみたりすることで当日に備えます。
練習をしないよりも、しておいた方が緊張も和らぐため、面接対策は侮れません。
まとめ:就活の流れを把握して着実に内定を勝ち取ろう!
いかがでしたか?
就活の流れをあらかじめ把握し、計画を立てておくことが非常に重要です。
途中で志望する業界や就活の方向性が変わった場合にも、全体を把握することができていれば上手く軌道修正することができます。
また、多くの就活生のスケジュールよりも早めに自己分析などを始めたほうが、余裕をもって就活を進めることができますよね。
後悔しない就活にするためにも、今から動き始めましょう!