「面接に行くのが怖い…」
「就活が上手くいくのか毎日不安…」
「就活のやり方が分からない…」
この記事を読んでいる就活生のみなさんは、就活に対して「怖い」「不安」「心配」という気持ちを抱いているではないでしょうか。
自分の人生を決めるといっても過言ではない大切な時期なので、慎重になったり、不安な気持ちになったりするのは仕方のないことです。
とはいえ、就職活動の間ずっと恐怖心やモヤモヤを抱えているのは嫌ですよね…
今回は、就活を怖いと思う原因を知って、気持ちを前向きにする方法をお話します!
少しでも就活に恐怖や不安を感じている方は、是非読んでください。
- 就活を怖いと思う人には2種類存在する
- あなたが就活を「怖い」と思う原因8選
- 「就活恐怖症」を克服する方法
- 就活が怖いという気持ちが無くなれば失敗もしなくなる!
就活を怖いと思う人には2種類存在する
まずは、あなたが就活を「怖い」と思う理由はなにかを明確にしましょう。
漠然と「就活怖いな…」「不安な気持ちが続いている…」と思っていても、解決策は見つかりませんよね。
自分が「何に対して不安を抱いているのか」を考えながら読んでみてください。
- 知らないことによる恐怖
- 自信がないことによる恐怖
準備や就活経験が足りないことによる「知らない恐怖」
就活を「怖い」と思う原因は、2種類に分けることができます。
ひとつ目が、見出しにもあるように「知らない恐怖」です。
わかりやすく説明すると
「面接をまだ経験したことがないから面接が怖い」
「企業についてあまり調べていないから社員さんに質問されるのが怖い」
「自己紹介を考えていないから、自己紹介をお願いされるかもしれないと思うと不安」
そんな気持ちに共感できる方は「知らない恐怖」を抱えています。
つまり、きちんと準備していない・一度も経験していないことで就活を「怖い」と感じている状態のこと。
「知らない恐怖」によって就活をマイナスに捉えている人は、非常にもったいない状態だと言えます。
なぜかと言うと、準備や経験をするという単純な方法で「怖い」という気持ちを解消することができるから。
就活を怖いと思わなくなれば、就活で失敗することや、なかなか就活に向き合えない状況を改善することができますよ。
後ほど、具体的な恐怖心の克服方法をお話します。
就活中の失敗経験による「自信がない恐怖」
もうひとつの就活を「怖い」と感じる原因は、「自信がない恐怖」です。
こちらもわかりやすく説明すると
「面接で質問に答えられなかった経験があり、それ以降面接が怖くなった」
「自分の強みを考えたが思い浮かばず、自分に自信がなくなってしまった。
そのため、インターンや面接でも上手くいくかどうか不安」
このような気持ちに共感できるという方は「自信がないことによる恐怖」を抱えています。
就活において、「自信をもつ」ということは非常に重要です。
もっているスキルや経歴が同じでも、自信がある人とない人では他人からの評価が大きく変わります。
企業に最大限の自分をアピールするためには、自分に自信がないことによる就活への恐怖を無くすことが必要です。
不安や恐怖をすべて消し去ることが難しくても、少しでも就活を気楽にできるように解決策を考えてみましょう。
就活を怖いと感じる人のことを「就活恐怖症」と呼ぶ
就活は本来、辛かったり、苦しかったりするものではありません。
自分の将来について考える前向きで明るいものです。
しかし、将来という見えないことを考えるため、多くの就活生が「怖い」「不安」という気持ちを抱えています。
就活を怖いと思う人のことを「就活恐怖症」と呼ぶことがあります。
ここからは、名前がつけられるほど「就活恐怖症」の人が多いということが分かりますよね。
「就活のことが分からなくて怖い」
「自分に自信ななくて怖い」
と思っているのは、あなただけではないのです。
「他の就活生も不安や恐怖を抱えている」
「就活は気楽に考えてもいい」
このように、考え方を変えること解消できるモヤモヤもあるかもしれません。
あなたが就活を「怖い」と思う原因8選
ここからは、就活を「怖い」と思う原因について具体的にお話していきます。
先ほどもお話したように、「怖い」気持ちから抜け出すには原因を知ることが重要です。
「知らないから怖い」のか、「自信がないから怖い」のか、「知らないから自信がなくて怖いと感じている」のか…自分はどのタイプなのかを具体例から考えてみてくださいね。
- インターンや採用の面接が怖い
- 選考結果を待つ・知るのが怖い
- インターンや集団面接で初対面の学生と会うのが怖い
- グループワークのあるインターンが怖い
- 面接時などで社員さんと会うのが怖い
- 親からの期待やプレッシャーが怖い
- 社会人になることが怖い
- はっきりしない将来が怖い
原因①インターンや採用の面接が怖い
あなたはインターンの選考や、採用面接が怖いと感じていませんか?
面接などの選考は、自分を他人に評価される場ですよね。
社会で自分がどのように評価されるのかということを考えたとき、「怖いなあ…」「自信がない…」と感じる人は多いでしょう。
客観的に見て自分がどのような人間なのかを正確に把握していなかったり、他人から評価されるという経験がなかったりすることで「怖い」と感じてしまうのです。
原因②選考結果を待つ・知るのが怖い
選考が終わり、結果を待っている期間に恐怖を感じる人も多でしょう。
「いつメールが届くか分からないためずっとソワソワしている」
「結果のメールが届いていても、見る勇気がない」
しかし、選考結果を待っている時間、知る瞬間というのは一時的ですよね。
結果は届くまで分かりようがありませんし、どんな結果であろうとどうしようもありません。
つまり、「怖い」と感じていてもいなくても、現実は変わらないのです。
「怖い」と感じる必要はありませんし、終わった選考のことを考えるよりも先のことを考えたほうが良いと思いませんか?
後悔しない就活をするためにも、就活に対するネガティブなイメージを出来るだけなくすことが大切です。
原因③インターンや集団面接で初対面の学生と会うのが怖い
企業説明会やインターン、集団面接などでは初対面の学生と顔を合わせますよね。
初対面の学生と一緒に説明を聞いたり、グループワークをしたりすることが「怖い」と感じている人もいるのではないでしょうか。
「自分の能力が劣っていると思われるのではないか」
「上手く会話ができるか不安」
「敵視されたらどうしよう…」
普段人と話すことが苦手でなくても、就活の中で出会う学生には話しかけづらいという人も多いでしょう。
また、学歴コンプレックスをもっている人にとっては、いろんな大学から学生が集まってくる環境に恐怖を抱く人もいるはずです。
就活は自分と他人を比べてしまいがちですが、その必要はありません。
自分自身を見つめ、自分に合う企業を探すことが重要なのです。
原因④グループワークのあるインターンが怖い
就活生の9割以上が参加するというインターンでは、グループワークというものが存在します。
企業側が提示した課題を解決することで、企業の理解を深めたり、学生の課題解決能力やリーダーシップなどの能力をはかったりします。
自分が出したアイデアや他の学生への働きかけ方を社員さんに評価されるため、自分の能力に自信がない人は「怖い」と感じてしまうようです。
また、グループワークを経験したことがない人は、頭の中のイメージだけで「怖い」と思っているかもしれませんね。
大切なのは、まずは経験すること。そして、自分を正確に理解してグループワークで力を発揮できるようにすることです。
原因⑤面接時などで社員さんと会うのが怖い
学生生活で社会人と関わることってほとんどないですよね。
そのため、インターンや面接でいきなり志望する企業の社員さんと会うことに恐怖を感じる人がいます。
一度話してみれば、社員さんの性格や話しやすさが分かるため怖くなくなる可能性があります。
何度同じ社員さんと話しても「怖い」と思ってしまう場合は、社員さんに対しての考え方を改めることで恐怖心を減らせるかもしれません。
社員さんが自分よりも立場が上だという認識でいると、社会人と話すことが苦痛に感じるので、「社員さんも同じ人間」「上下関係はない」と考えるようにしましょう。
原因⑥親からの期待やプレッシャーが怖い
就活を「怖い」と思う人の中には、親からの期待やプレッシャーを感じながら就活をしているという人もいるでしょう。
「親の期待に応えられなかったらどうしよう…」
「親に受けて欲しいと言われた企業の選考が怖い…」
親にどう思われるのかを気にして就活を「怖い」と思っている人は、就活をする意味をもう一度考えてみてください。
就活をするのは親のためでしょうか?
自分が納得できる就活をする、自分が思い描く将来にするためにはどの企業が良いのか考えるということを意識してみてください。
原因⑦社会人になることが怖い
就活をしていると、大学卒業後の自分をイメージすることがありますよね。
「社会人になりたくない!」
「責任やストレスが大きくなりそうで怖い…!」
そう感じている就活生は多いのではないでしょうか。
社会人になるために活動しているのに、本当は社会人になりたくない…それってかなり心に負担がかかっていますよね。
当たり前のことですが、大学生は社会人を経験したことがありません。
社会人になって楽しいこともあるはずなのに、マイナスな面ばかりを想像してしまっているのです。
就活への恐怖心を無くすために、OB訪問等で社会人から話を聞く、長期インターンで働く経験をしてみるという方法がおすすめです。
原因⑧はっきりしない将来が怖い
大学卒業後のイメージって、すごくぼんやりしていますよね。
理想の人生があっても、現実味がなかったり、「本当に実現させられるのだろうか」という不安を抱いたりする場合が多いでしょう。
大学卒業後の自分がイメージできない恐怖
大学卒業後の自分がイメージできていないと、志望する業界や企業を選ぶことが難しくなります。
決まらない進路や先が見えない恐怖で就活を前向きに考えられなくなるのです。
「しっくりくる企業にはいつ出会えるのだろう…」
「本当に今志望している業界で大丈夫かな…」
就活生の誰もが不安に思う部分ですが、自己分析や企業研究をすることで、気持ちを楽にすることは可能です。
「自己分析」と固く考えなくても良いので、たくさんの社会人や企業に触れて自分や世の中についての情報を集めてみましょう。
志望した企業がブラックだったら…という恐怖
自分が志望している企業に不安を抱えている場合もありますよね。
「このまま就職してもいいのかな…」
「せっかく就活したのにすぐに辞めたくなったらどうしよう…」
企業がブラックかどうかは、ある程度情報収集で知ることができます。
OB訪問や転職サイトなどを利用して、かつて働いていた・今も働いている人の感想を聞いたり、インターンに参加して企業の雰囲気を肌で感じたりしましょう。
自分の耳や目で確かめたことは、自信に繋がります。
「私が実際に確かめて選んだ企業だから大丈夫!」と言えるように就活を進めてみてください。
「就活恐怖症」を克服する方法
就活を「怖い」と感じる原因はわかりましたか?
どの具体例も「知らない恐怖」と「自信がない恐怖」で説明できることです。
自分がどんな場面で、なぜ怖いと感じるのかを明確にしましょう。
ここからは、そんな就活が「怖い」という気持ちを克服する方法についてお話します。
まずは「なぜ怖いのか」を明確にしよう
先ほども言ったように、まずはなぜ「怖い」と感じるのかを知ることが大切です。
紙に不安を書き出したり、一度友人や親に話を聞いてもらったりすると頭の中が整理できます。
未体験・未知のことが怖いなら経験するのみ
就活が「怖い」原因が「知らない恐怖」であれば、経験することが一番の解決策です。
本命企業のインターンや面接に行く前に、興味のある企業の選考を受けてみることをおすすめします。
もちろん、本命企業でなくとも真剣に選考を受けないと意味がありませんが、本命企業よりも気楽に受けることができますよね。
インターンや面接の流れを経験することができるので、本番ではかなり恐怖心を抑えられるでしょう。
自分のスキルや学歴だけでなく、数をこなしているかどうかも合否に関わるということも覚えておいてください。
「怖い」という気持ちを誰かに話してみる
就活が「怖い」と思ったら、その気持ちを誰かに話してみましょう。
就活の話をする相手がいないという場合は、紙やスマホのメモ機能に書くだけでも気持ちがスッキリしますよ。
「怖い」という気持ちが一時的なものであれば、早く自分から追い出したほうが良いですよね。
就活とは関係のない話を友人とすることで、元気が出ることもあります。
就活期間中は友人に会う機会が減ったり、普段より忙しい毎日を送ったりすると思いますが、たまには息抜きをする日を設けましょう。
自信がないのは「実力」ではなく「考え方」の問題
自分に自信がもてないのは、スキルや経験がないのではなく「考え方」の問題かもしれません。
よく、「学生時代なにもしてこなかったから就活は無理…」などと弱音を吐いている人を見かけます。
そんな自信のない人でも、諦めずに自己分析や企業研究、面接の練習をすることで就活を成功させることは可能です。
いかに自分の良さを知り、引き出すのかを考えましょう。
今からスキルアップに励むこともできますよね?
自信がないと嘆いている人は、就活に対する考え方を見直してみてください。
キャリアセンターなどを利用して一人で就活するのを辞める
就活をひとりでしている人は多いと思いますが、キャリアセンターや大学、バイト先の先輩などを頼ることで恐怖心を無くすことができる場合があります。
自己分析の方法や、就活で不安なところを聞くことができますし、就活に関するアドバイスをもらうことで自分がやるべきことを明確にできますよね。
「わかっている」「知っている」、そして「困ったら頼れば良い」という状況にすれば、就活に対する恐怖心もなくなるはず。
就活を「怖い」と思っている人は、一度大学のキャリアセンターを利用してみましょう。
就活が怖いという気持ちが無くなれば失敗もしなくなる!
就活を「怖い」と思わないようになれば、自然とインターンや面接での失敗が減っていきます。
「面接で失敗するから怖い…」と思っている人は、就活を進めていくことで恐怖心をなくしましょう。
就活は行動あるのみです。
今の状況に満足できていないのであれば、アクション数を増やすことを意識してみてください。
知らない・自信がない状態から抜け出して就活恐怖症を克服しよう!
いかがでしたか?
就活が「怖い」のは、知らないことがあるから。
原因を把握して、どんどん行動してみてください。
今回紹介した方法で就活恐怖症を克服し、就活を乗り越えましょう!