10月時点で「無い内定」だと、焦りや不安で押しつぶされそうになりますよね…
「夏までに就活を終わらせるつもりだったのに…」
「なぜ私だけ内定がもらえないんだろう…」
10月以降の就活は、春夏よりも採用活動を行う企業が少なくなり、さらに厳しい状況になります。
このままでは就職先が見つからないまま卒業…なんて可能性も考えられますよね。
しかし、諦めるのはまだ早いです。
10月以降の就活でも
- 優良企業に出会う
- これまで「失敗」だった面接を改善する
ことで、内定を獲得するチャンスはあります。
既卒で就活するリスクも合わせてお話しますので、最後まで読んでください。
- 4年生の10月以降の就活…はもう手遅れ?
- 10月以降も就活はできるが相当な覚悟が必要
- 4年生10月の就活は「秋採用」と呼ぶ
- 「秋採用」では良い企業に出会える?内定はもらえる?
- 優良企業かどうか見分ける方法とは?
- 10月までに内定がもらえなかった人は就活の仕方に問題がある
- 既卒の就活はアリ?新卒で就職した方が良い理由とは
- 10月以降の面接で押さえてほしいポイント
- 内定がもらえず苦しい気持ちになったら
- 10月の就活は自分の考え方や就活の仕方を見直すことが大切!
4年生の10月以降の就活…はもう手遅れ?
リクルートキャリアの就職みらい研究所が20卒を対象に実施した「就職プロセス調査」によると、10月1日時点の就職内定率は93.8%、進路確定率は88.3%だそうです。
就職内定率 | 93.8% |
進路確定率 | 88.3% |
約12%の大学4年生が進路を確定していないということが分かりますよね。
10月までに進路が決まらなかった人の中からは、就職浪人や就職せずにフリーターの道を選んだり、海外留学や専門学校への進学を決めたりする人も現れます。
つまり、10月以降も就活を続ける人は、就活生全体の12%以下ということです。
10月1日には多くの企業が入社式を行います。
そのため、企業側も学生側も、10月までには採用活動、就職活動を完了させるつもりで春から動いているのです。
10月以降も就活はできるが相当な覚悟が必要
10月1日に多くの企業では内定式が行われますが、就活を続けることは不可能ではありません。
通年採用を実施している企業や、秋以降も採用活動を行う企業は一定数存在します。
しかし、採用活動を行う企業数が少ないことや、これまで受けた選考で内定をもらえなかったという事実は、10月以降の就活をかなり厳しいものにするでしょう。
新卒で就職することは非常に大切ですが、相当な覚悟をもって就活を続けなければなりません。
4年生10月の就活は「秋採用」と呼ぶ
4年生10月に行われる採用活動のことを「秋採用」と呼びます。
春採用 3月~6月
夏採用 6月下旬~8月下旬
秋採用 9月~11月
冬採用 12月~
9月から1月までの採用活動をまとめて「秋採用」と呼ぶ企業も存在します。
「秋・冬採用を実施している」という企業は、これからの就活で選択肢に入る企業なので呼び方も覚えておくようにしましょう。
「秋採用」では良い企業に出会える?内定はもらえる?
ここからは、10月の「秋採用」では良い企業に出会えるのか、内定をもらえるチャンスはあるのかというお話をしていきます。
10月になると、ある程度自分が企業に求める条件を妥協する必要が出てくるかもしれません。
企業に求める条件として「絶対に譲りたくないこと」を軸としつつ、自分がこれまで見てこなかった企業にも興味をもつことが大切ですよ。
- 10月以降の就活でも優良企業に出会える可能性はある
- 10月以降は中小企業の求人が多い!
- チャンスが少ない分行動することが大切
- 知名度や規模にこだわらず企業に出会うことを意識しよう
10月以降の就活でも優良企業に出会える可能性はある
10月以降の就活でも、優良企業に出会えるチャンスはあります。
狙い目なのが、大手企業のグループ会社です。
学生からの知名度が低く、10月までに採用人数を上手く集められないグループ会社は「秋採用」を実施します。
しかし、大手企業のグループ会社は、年収や福利厚生などの待遇が大手企業とほとんど変わらないところもあるのです。
そのため、大手企業のグループ会社を狙えば10月以降の就活でも条件の良い企業に入れる可能性があります。
また
- 朝日新聞
- 資生堂
などの誰もが知っているような企業にも「秋採用」を実施しているところはありますよ。
知名度がない企業は優良企業かどうか見分ける材料が少ないと思うので、後ほど優良企業の見分け方についてもお話します。
【ポイント】
大手企業のグループ会社(子会社)が狙い目!
10月以降は中小企業の求人が多い!
10月以降の就活の特徴は、ベンチャー企業や中小企業からの求人割合が春夏に比べて多いことです。
また、学生からの知名度が低いBtoB企業からの求人も比較的高い割合を占めます。
つまり、10月以降の就活は、知名度やシェアで企業を選ぶことが難しいということです。
企業名を聞いたことがないからといってスルーと就職先が決まらなくなってしまうため、選り好みせずにたくさんの企業を見ていきましょう。
秋採用を行っているベンチャー企業、中小企業でも、探し方次第では自分にマッチする企業や優良企業を見つけることが可能です。
元々大手企業を志望していた人も、時間が限られていることを自覚して、ベンチャー企業や中小企業の選考を受けることをオススメします。
「この条件ならなくても入社を決められる」という妥協点を見つけていくことが、10月以降の就活のカギとなるでしょう。
チャンスが少ない分行動することが大切
10月以降の就活は、春夏に比べて採用活動を行う企業数が少なく、圧倒的にチャンスが少ないです。
もちろん就活生の数も少ないですが、自分の選択肢が少ないことには変わりありません。
また、「10月までに就活が終わらなかった人」として選考を受けていくことになるため、風当たりが強いこともあるでしょう。
チャンスが少ない分、自分で考えてたくさん行動することが求められます。
就活エージェントに相談したり、実際に企業の人と会う機会を増やしたりするなど、工夫して就活を進めていきましょう。
知名度や規模にこだわらず企業に出会うことを意識しよう
10月以降の就活では、大手企業や有名企業にこだわらず、幅広い業界や企業を見ていくことが大切です。
条件にこだわりすぎると、企業が見つからなかったり、選択肢がほとんどないという状態になったりします。
10月以降も就活を続けるのであれば、それなりの覚悟や妥協が必要なのが現実です。
就職浪人をせずに新卒で就職したいのであれば、たくさんの企業に出会いましょう。
通年採用の企業もチェックしよう
通年で採用活動を行っている企業も、「秋採用」の募集と合わせてチェックしましょう。
通年採用を行っている企業にも優良企業はたくさんあります。
誰もが知っている企業を例に挙げると
- ユニクロ
- ソフトバンク
- リクルート
- ソニー
- ネスレ
- DeNa
- メルカリ
などが通年で採用活動を行っています。
しかし、10月以降の就活では、採用活動を行っているという事実だけで安心してはいけません。
10月までに優秀な人材を確保できている企業が多いため、内定のハードルはかなり高いと予想できます。
内定を獲得するためには今までの就活のやり方を改善することが必要なので、就職に対する考え方や面接の仕方をよく見直してから面接を受けましょう。
秋採用をしているおもな企業
秋採用で内定獲得するには、秋採用をおこなっている企業や業界について知ることが何よりも大事。
そこでここでは、秋採用をおこなっている具体的な企業の特徴についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
外資系企業
外資系企業は一般的な就活のスケジュールと異なり、空きでも採用活動をおこなっているケースが多いです。
理由の一つとしては、海外では9月に年度が切り替わるため卒業時期に合わせているからだといわれています。
「留学のため」「資格取得のため」など何かしらのスキルがある方や、なくても学歴やガクチカなどに自信がある方はぜひチャレンジしてみるといいでしょう。
ベンチャー企業
ベンチャー企業では秋になっても採用予定人数に達しなければ、そのまま採用を続行することもあります。
とくに設立年数がまだ浅めのベンチャー企業なら、即戦力となる学生を求めている傾向にあるので、ほかの大企業と比較しても就活スケジュールが柔軟であることが多いです。
そこまで業界や職種、企業の規模などにこだわりがなければ10月でも選考を受けられる企業を見つけられるはずです。
大手企業子会社
大手企業の中でも子会社であれば、あえて親会社とずらしたタイミングで採用をおこなっている企業もあります。
ほかにも、親会社と同時期に内定を出して内定辞退者が出たため、追加募集をするケースもあります。
もし、親会社を受けたけど落ちてしまったという方は子会社を受けることで内定が決まることもあります。
それぞれスケジュールが異なるので、ぜひチェックしてみて下さい。
地域密着型企業
地域密着型企業によっては、公務員試験後の秋ごろから採用活動を始めるところも少なくありません。
人気企業にに落ちたとしても優秀な学生はたくさんいるので、地域密着型企業ではあえて秋採用で確保しようとしているのです。
どうしても都心で働きたい人は別ですが、実家や家賃の安い地域から仕事をしたいといった方にとっては狙い目です。
優良企業かどうか見分ける方法とは?
10月以降の就活では、大学生が入りたいと思えないような年収や待遇の企業、業績が良くない企業が目立ちます。
せっかく新卒で就職するのであれば、優良企業に入りたいですよね。
ブラック企業を避け、優良企業を選ぶにはどうすれば良いのでしょうか。
「定着率」をチェックしよう
ブラック企業を避け、優良企業を選ぶためには、ブラック企業と優良企業それぞれの条件を出すことが大切です。
ブラック企業の特徴は
- 残業が多い
- 残業代がもらえない(サービス残業)
- 達成困難なノルマが課される
- パワハラ、モラハラが存在する
また、自分にとって苦痛を感じる環境であればブラックだと言えるため、「社風が自分と合わない」なども条件に入れることができますよね。
一方で、優良企業の特徴は
- 定時で上がれる(残業が少ない)
- 残業代がきちんと支払われる
- 福利厚生が充実している
- 事業の成長性・安定性が高い
そして、ブラック企業や優良企業かどうかを判断するためにチェックしてほしいのが「定着率」(「離職率」)です。
ブラック企業であればすぐに辞めていく人が多く、定着率が低い(離職率が高い)です。
逆に、優良企業であれば、長く働きたいと思う従業員が多いため定着率が高い(離職率が低い)ですよね。
また、ブラック企業かどうかを判断するために、夜遅くにオフィスまで行き、電気がついているか(残業をしている人がいるか)確認する人もいるそうです。
知名度が低い企業が多いと、良い企業かどうか判断するのは難しくなってきます。
企業選びの際は「定着率」を必ずチェックしてください。
10月までに内定がもらえなかった人は就活の仕方に問題がある
断言しますが、10月までに内定がもらえなかった人は、就活のやり方に問題があります。
就活のやり方を見直さない限り、どれだけ就活を続けても内定を獲得することは難しいです。
就職浪人や既卒就活を避けるため、一度自分の就活を振り返ってみてください。
- なぜ10月まで内定がもらえなかったのか考えよう
- 10月からの就活は基本的な部分を見直すことが近道
なぜ10月まで内定がもらえなかったのか考えよう
まずは、なぜ10月まで内定がもらえなかったのか、思いつく原因・理由を紙に書き出しましょう。
例えば
- 大手企業しか受けてこなかった
- 面接で聞かれた質問にきちんと答えられなかった
- 適性とやりたいことが違う
など。
そこで自分の改善するべき点が分かれば、ひとつずつ改善していくのが内定への一番の近道です。
10月からの就活は基本的な部分を見直すことが近道
これまで内定がもらえなかった理由を出すことができたら、今から紹介する3つのポイントがきちんとできているかについても考えてみてください。
土台となる部分が欠けていては、面接を何度経験しても上手くいきません。
10月以降の就活では、基本がきちんとできているかが非常に重要です。
- 本質を捉えた自己分析をしたか
- 無駄なプライドや固定観念はないか
- ひとつひとつの選考の質を見直そう
本質を捉えた自己分析をしたか
就活をしていく中で、一度は自己分析をしましたよね。
しかし、もしかして正しく自己分析ができていないために、就活が長引いてしまったのかもしれません。
浅い自己分析で自分について勘違いをしてしまうと、正しくないのに「自分はこんな人だ」「こういう職業が向いている」と思い込んで就活を進めることになります。
結果、自分の志望する業界や企業と、自分自身がマッチせず、面接を受けたすべての企業から「不採用」を言い渡されることになるのです。
企業に自分をアピールする前に、まずは本当の自分を知りましょう。
自分のこれまでの選択や行動すべてにしつこいくらい「なぜ?」と疑問をもつことで、自分が本当に企業に求める条件や、得意なことが見えてきます。
就活が上手くいかないと感じているなら、面接を受ける前に自分を見つめ直して本当の自分に気付いていくことが重要です。
無駄なプライドや固定観念はないか
- 学生時代に留学やサークルを頑張ったのに
- 他の学生が内定をもらえるなら自分ももらえているはずなのに
就活に対して前向きで、自信もあるのに全然内定がもらえないという人によく読んでほしい部分です。
たくさん面接を受けたのに1社からも内定が出ないという人は、無駄なプライドや固定観念に縛られている可能性があります。
無駄なプライドというのは、「親や友人から有名企業に入るだろうと期待されている」「自分の学歴だったらそれなりの企業に入らないと恥ずかしい」などといった本当は大切にしなくても良い条件のこと。
特に、10月まで内定がもらえなかった人には、大手企業にこだわりすぎるあまりチャンスを逃していたという人が多いです。
固定観念とは、他人の意見によって考えを曲げない、頑固な考え方・意識のことを指します。
固定観念があるということは、他人から見た自分と自分が思っている自分にズレがあるということ。
「ベンチャー向きだと思っているが、周りには安定性のある企業が良いと言われる。でも私はベンチャーだけを受ける」などと頑固な姿勢で就活を続けていると、自分に能力があっても受けた企業から採用をもらえることはありません。
無駄なプライドや固定観念は捨てて、「自分って意外とこういうのが向いているのかも」と他人からの評価を素直に受け入れることも重要です。
ひとつひとつの選考の質を見直そう
10月以降の選考で絶対に意識してほしいポイントをわかりやすく3点にまとめました。
【選考でのポイント】
- 面接のマナー
- 身だしなみ
- 自己PR・志望動機の内容
面接のマナーと身だしなみは、面接への「慣れ」によって乱れがちです。
「面接はかなりの数をこなしているし、今さら意識することでもない」と思っている人こそ、意識し直すべきポイントだと言えます。
また、自己PR・志望動機も選考の数をこなしていくうちに使いまわすようになりますよね。
しかし、選考を受ける企業に適した内容かどうかは毎回確認しないと、手を抜いていることは一発でバレてしまいます。
ひとつひとつの選考を丁寧にこなさないと、内定には近づけません。
精神的にも体力的にも疲れてきていると思いますが、上手く切り替えて選考を受けましょう。
既卒の就活はアリ?新卒で就職した方が良い理由とは
「10月までに就職が決まらなかったし、来年既卒として一から就活し直そうかな…」
春からの就活で心身ともに疲れ切っている中、多くの就活生には「一旦就活は終わりにして既卒での就活にする」という選択肢が浮かびます。
しかし、既卒で就活すると決める前に、既卒と新卒の違いについて知っておくべきです。
知らないまま新卒ブランドを捨ててしまうと、後悔することになるかもしれません…
既卒の内定率は50%以下…新卒ブランドは大切にするべき!
既卒と新卒は、就活時の待遇が大きく異なります。
新卒を優先して採用するため、既卒の内定率はなんと50%…
残りの半数の既卒者は就職することができないのです。
さらには、春から就活をしていたのに10月まで内定をもらえなかったという事実があります。
春採用で内定を獲得していく新卒に勝つことはかなり難しいでしょう。
そのため、新卒採用を最後まで諦めないことが大切です。
給与・待遇面で不利になる可能性がある
既卒で就職すると就業経験のなさにより、給与や待遇面で不利になる可能性も考えられます。
たとえば、新卒で就職した人よりも基本給が下がってしまう、既卒なので正社員ではなく派遣社員や契約社員スタートになることも。
したがって、10月でも簡単に就職浪人や既卒を目指すのはあまりおすすめできません。
ほかの新入社員との人間関係が築きにくい
既卒だとほかの新卒で採用された社員と比べて入社時期が異なるため、人間関係が築きにくいといったデメリットもあります。
入社時期にもよりますが、もうすでに新入社員同士である程度の人間関係ができていますし、先輩や上司との関係もはじめは差を感じてしまうことも。
なるべくほかの同世代と同じように仕事をしたいと考えているのなら、諦めず就職活動を継続してみてください。
10月以降の面接で押さえてほしいポイント
ここからは、10月以降の面接で押さえてほしいポイントをお話します。
10月以降も就活を続ける人は、何かしらの「理由」をもっていますよね。
- 春から就活していたが、内定がもらえなかった
- 内定はもらったが、入社したい企業ではなかった
- 何らかの事情で10月まで就活をしていなかった
面接官はもちろん、今も就活をしている理由が気になります。
自分が「なぜ」就活をしているのか、自信をもって話せるようにしておきましょう。
- 就活を続けている理由を明確にする
- 「内定が無い」ことは正直に話す
- 希望業界・企業の幅を広げる
- 就活エージェントを使う
- オファー型就活サイトを利用する
- 企業の合同説明会に参加する
- 高倍率になることもあるので要注意
➀就活を続けている理由を明確する
先ほどもお話しましたが、「なぜ就活を続けているのか」「なぜ御社でないといけないのか」を明確にしましょう。
特に、内定を1社以上もっているのに就活を続ける場合、動機がはっきりしていないと面接官は納得してくれません。
就活をしていく中での心境の変化など、これまでの過程も話せるようになっておくと良いでしょう。
面接までに紙に書き出して、自分の頭を整理しておくのがオススメです。
②「内定が無い」ことは正直に話す
もし、10月までの選考で内定が1社からも出なかった場合は、素直に「内定が無い」ことを伝えましょう。
質問されなければわざわざ話す必要はありませんが、事実を受け入れた上で面接に臨むことが大切です。
そして、無い内定をこれまで受けた企業や面接官のせいにするのではなく、自分の至らなかった点を明確にしておきます。
自分が改善すべき点に気付いたということと、改善した上で「秋採用」に臨んでいることをアピールしましょう。
③希望業界・企業の幅を広げる
秋採用では就活の幅が狭くなることから、企業や業界の幅を広げることが成功へのカギとなってきます。
自分が希望する業界ではもうあまり採用活動をおこなっていないことも多いので、少しでも内定率を上げるために今までチェックしていなかった業界や企業まで視野を広げてみましょう。
たとえば、人気企業や有名企業ばかり受けていたといった人は、ベンチャー企業や中小企業なども見てみて下さい。
有名企業だからといって自分に合っている企業だとはいえませんし、規模が小さくても優良企業はたくさんありますからね。
思わぬ企業と出会えることもあるので、一度就活の軸を見直してみるといいでしょう。
④就活エージェントを使う
10月から早期内定を目指すのなら、就活エージェントを使うのが一番です。
就活エージェントは登録すれば、求人紹介や書類添削、面接対策などを一貫してサポートしてもらえます。
中々秋採用をおこなっている企業を自分から探すのは難しいですし、落ち続けているのなら第三者に原因を見つけてもらった方が効率的です。
ほかにも、エージェントは自分のスキルや希望に合わせた企業を紹介してくれるので、週者後のミスマッチやより高い内定率を獲得できるといったメリットもあります。
⑤オファー型就活サイトを利用する
「中々秋採用をおこなっている企業が見つからない」「自分に合った企業ってどこ?」と悩んでいる方は、オファー型就活サイトを利用してみるといいでしょう。
オファー型就活サイトは、自分の学歴やスキルに興味を持った企業やエージェントから直接スカウトが来ます。
オファー型就活サイトを使うメリットには、「これまで知らなかった企業と出会える」「自分の市場価値について知れる」といったものが挙げられます。
もともと自分のプロフィールを見たうえでスカウトしてくれているので、マッチング率も高いです書類選考なしなど一部選考免除などのルートも案内してもらいやすいです。
⑥企業の合同説明会に参加する
企業の合同説明会に参加すれば、一度に色々な企業を見れますし選考も受けられるのでおすすめです。
春・夏採用と同様、秋採用でも合同説明会はおこなわれています。
企業で働く社員や人事、社長などと直接話せるイベントもあるので、サイトでは知りえない情報や実際の職場の雰囲気なども知りやすいといったメリットがあります。
⑦高倍率になることもあるので要注意
秋採用は確かにライバルが春よりも少なくなる傾向にありますが、その分、もともとの採用枠も限られるので注意が必要です。
したがって、春や夏採用よりも高倍率になる可能性が高いということですね。
秋採用で内定獲得を目指すのなら、より深い自己分析と企業研究が重要となってきます。
これまでと同じような進め方ではうまくいかないこともあるので、工夫していてください。
内定がもらえず苦しい気持ちになったら
内定がもらえない・就職先が決まらないという状況は、言葉では言い表せないほど苦しいことです。
精神的に追い詰められた状態が長く続くと、就活うつを引き起こし、長い人生に影響するかもしれません。
そのため、自分の気持ちと上手く付き合いながら、無理をせずに就活することが大切になります。
ここでは、10月以降も就活を続ける人がどうつらさや苦しさと向き合えばいいのかについてお話します。
- 適度な息抜きが成功するために非常に重要
- 最後まで自分を信じる気持ちを忘れないで
適度な息抜きが成功するために非常に重要
10月までに就活を終えることができなかった人は、心身ともに疲労がピークを迎えているのではないでしょうか。
そんな中で選考を受けていると、元気な姿ややる気のある姿を面接官にアピールすることが難しくなってきますよね。
限られた時間の中で休みを取ることは怖いかもしれませんが、辛いときは一度就活のことをすべて忘れてリフレッシュする日を設けましょう。
気持ちを切り替えた方が就活の効率は上がりますし、体力とメンタルを持続させることができます。
好きなものを食べたり、趣味に没頭したりして、定期的に休息を取りましょう。
最後まで自分を信じる気持ちを忘れないで
自分を信じることを辞めてしまったら、内定を獲得することはもっと難しくなります。
就活を続けていると、社会から否定されたような感覚に陥るかもしれませんが、自分だけは最後まで自分を信じてください。
実際は社会から見放されているわけではありません。
ここまで就活を頑張ってきた自分を褒めながら、最後まで就活をやり抜いてほしいです。
10月の就活は自分の考え方や就活の仕方を見直すことが大切!
今回は10月から始まる秋採用について、内定獲得のポイントや就活状況などについて解説してきました。
一般的に秋採用とは、10月から12月ごろまで行われる採用のことを指します。
採用の仕方については基本的に春や札採用と変わらず、書類選考や面接などがおこなわれます。
一見、秋採用は応募者が少ないことからハードルが低いと思われがちですが、実はそういうわけではありません。
採用枠が限定されていますし、レベルの高い就活生がライバルになることもあります。
したがって10月以降の就活では、これまでの自分の就活を振り返り、改善していくことが重要となります。
不安や焦りで押しつぶされそうなときは、周りの人に頼ったり、上手く息抜きしたりして身体と心の健康を保ってくださいね。
新卒で就職するためにも、最後まで諦めずにやり抜きましょう!