「就活しないと…でも行きたい会社ってどうやって見つけるの…?」
「企業が多すぎて選ぶ気になれない!」
行きたい会社を決めるまでの道のりって、とても長く感じますよね…
この記事は
- 周りはどんどん企業説明会に参加しているのに、企業の選び方がわからず焦っている方
- また、業界や企業を絞ったのになんとなくしっくりこないという方
向けに書いています。
行きたい会社がない就活生のみなさんが後悔しないように、納得できる業界・企業の選び方を解説していきます!
- なんとなく…で企業を選んで就活すると必ず後悔する
- 行きたい会社がない人は自己分析&企業研究が足りないかも…
- 就活で志望企業を決める具体的な方法
- 行きたい会社がない時の就活方法
- 行きたい会社がない就活生は「自分で考える」ことを辞めないで
なんとなく…で企業を選んで就活すると必ず後悔する
「行きたい会社がないから、なんとなく知っている企業にエントリーしよう」
行きたい会社がなくても就活を続けることはできます。
飲食店やCMで見たことのある商品など、自分の目に見える企業だけでも数百社以上あるため、「なんとなく」志望企業を決めることは可能だからです。
しかし、志望企業が決まっているはずなのにこの記事に辿り着いたあなたは、自分の選択に納得していないのではありませんか?
「とりあえず早く就活を終わらせたい」
「有名な企業に入れば周りにも報告しやすい」
「行きたい!」「ここで働きたい!」と思える会社がない状態で就活を続けた人は、必ず後で後悔します。
「もっと自分に合う企業があったかも…」「本当に行きたい会社が見つかるまで探せばよかった」と思わないためにも、行きたい会社を見つける努力をしましょう。
「やりたいことが見つかったら転職すれば良い」では考えが甘い
就活生の中には、「違うと思ったら転職すれば良いんでしょ?」と思っている人もいるでしょうが、そのような考え方ではいつまで経っても満足のいく人生が送れません。
今、自分のやりたいことや所属したい環境について考えられなければ、転職をしようと思ったときにも考えられないからです。
転職は新卒の就活よりも費やせる時間に制限があります。
大学生という時間があるときに自分と向き合うことは、就活だけではなく今後の人生全体に関わるのです。
また、「このスキルを身に付けたい」などの目的がなく就職先を決めた場合、何の成長もないまま転職活動をすることになります。
スキルも信念もない状態で転職活動をしても、収入アップや優良企業への就職は難しいです。
そのため、将来転職を考えている就活生のみなさんも、ファーストキャリアについて真剣に考える必要があります。
行きたい会社がない人は自己分析&企業研究が足りないかも…
今、「行きたい会社がない」人は、自己分析や業界・企業研究が足りない可能性が高いです。
「自己分析?もうやったよ?」と思う人もいるかもしれませんが、自己分析は一度行えばOKというものではありません。
自分が腑に落ちるまで時間をかけて考える必要がありますし、合う方法やかかる時間は人によって異なります。
企業研究も同じです。
企業説明会に参加すれば良い、企業について書いてあることをすべて読めば良いというわけではありません。
企業研究とは、目に見える情報だけでは完結せず、社内の雰囲気を知ることなども含まれます。
自己分析&企業研究を「就活のため」だけだと考えない
自己分析や企業研究を「就活生だからやらなくてはいけないこと」だと捉えているとなかなか気が進みませんよね。
誰だって、就活に「義務感」を感じると楽しんで取り組めなくなります。
実際に自己分析や企業研究は就活のためだけに行うものではありません。
自分のやりたいことや強みを知ったり、これまで自分がどのような考え方で生きてきたのかを振り返ったりすることは、自己実現のための人生設計を立てる際に役立ちます。
業界・企業研究をすれば、社会の仕組みや世の中についての理解を深めることに繋がりますよね。
自己分析や企業研究に対して「面倒くさいなあ…」「やりたくないな…」と考えている人は、自分の人生を豊かにするために行うものだと認識してみてください。
自己分析&企業研究はいつ始めても早すぎることはない
自己分析や企業研究は、いつ始めても早すぎることはありません。
早ければ早いほど、時間に余裕をもって考えられるので、まだ自己分析を始めていないという人はすぐに始めることをおすすめします。
企業研究も、「3年生になってから始めよう」「企業説明会が始まってからでいいや」と考えずに1、2年生でもどんどん行うべきです。
行きたい会社を決める時期でなくとも、自分が「楽しそう」「やりたい」「合う」と感じるのはどんな時なのかを考える良い機会となります。
「来月から始めよう」ではなく、今から始めることで納得のいく就活を実現させることができるのです。
自己分析&企業研究は時間をかけて何度でも行う
自己分析や企業研究は、一度やれば良いというものではありません。
「なんかしっくりこないなあ…」「自分の軸とかよくわからなかった」という方は、自己分析や企業研究が足りていないということです。
自己分析の良い方法がわからなかったり、考えすぎて余計に自分を見失ったりしている場合は、誰かに協力してもらうことも大切です。
過去に就活を経験している社会人や、大学のキャリアセンターなどに相談すると、自分が簡単なところでつまずいていることに気付くこともあります。
「自己分析も企業研究ももうやったし…」と言いながらも行きたい会社がない方は、もう一度考えてみることをおすすめします。
手っ取り早く行きたい会社を見つけるならキャリアチケットがおすすめ
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自己分析や業界・企業研究、志望企業が決まったらそこから面接練習…と、就活はやることがいっぱいですよね。
しかも、就活経験が無い中手探りでそれらを行うため、本来必要のない時間を使っているのです。
「やりたいこと」「興味のある会社」がない学生はなおさら。
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就活で志望企業を決める具体的な方法
ここからは、就活で行きたい会社を決めるために具体的な方法を提案します。
行きたい会社を選ぶ方法や基準は人の数だけ存在するため、今回紹介する方法が正しいというわけではありません。
しかし、今「行きたい会社がない」ことで立ち止まっている人は、ぜひ参考にしてみてください。
行動しないと何も始まらないし何も生まれないので、まずは紹介する方法に挑戦してみましょう。
- ステップ①企業に求める「本音」の条件を出す
- ステップ②まずは業界の種類を知る
- ステップ③選んだ業界について詳しく調べる
- ステップ④選んだ業界の企業を規模別に分ける
- ステップ⑤自分の条件に合った企業を選ぶ
ステップ①企業に求める「本音」の条件を出す
自己分析の一環とも言えるこのステップでは、自分の気持ちに素直になりましょう。
「行きたい会社がない」人は、自分が本当に企業に求めていることをまだ知らない可能性があります。
周囲に見せている自分ではなく「本音」を書き出す
例えば、「年収400万円もらえる会社」と「年収700万円もらえる会社」があり、年収以外の条件が同じだったら、あなたはどちらを選びますか?
ここで「そんなのみんな年収700万円の会社を選ぶでしょ」と思う方は、「年収は高い方が良い」と思っているということです。
「自分は低学歴だし…」「強みになるスキルがないから…」と自分に自信がもてない学生は、「私なんて本当に行きたい企業に行けるわけない」を思い込んでいる可能性があります。
しかし、自分でなんとなく見積もった「自分の限界」から企業を選ぶ条件を決めていては、いつまでも「行きたい会社」に出会うことはできません。
人に「将来は年収1000万円の会社で働きたいんだよね~」と話すことには抵抗があるかもしれませんが、誰かに言うわけではないのでここでは「本音」の条件を出しましょう。
ここでは年収を例に挙げましたが、「残業時間」や「福利厚生」、「オフィスの場所」、「男女比」、「昇進のスピード」など条件は無数に出すことができますよ。
条件は「絶対に必要」「あったらいいな」の2種類に分ける
企業に求める条件を書き出すときにはポイントがあります。
それは、「絶対にこの条件はクリアしていないと入りたくない」という条件と、「もしこの条件に当てはまっていれば嬉しいな~」という条件に分けることです。
前者のことをよく「NEED(必要条件)」や「MUST(絶対条件)」と呼んだり、後者を「WANT(できればほしい条件)」と呼んだりします。
自分が好きな呼び方で呼んでもらえれば良いですが、とにかく「絶対に必要」な条件と「あったらいいな」という条件に分けましょう。
そうすることで、企業の候補がいくつか挙がったときに「A社は絶対に必要な条件にすべて当てはまる!」「B社はかなり理想に近いけど、私の譲れない条件に当てはまらないな…」というように明確な基準をもって企業を選ぶことができるのです。
ステップ②まずは業界の種類を知る
自分が企業に求める条件が分かったら、次は社会について知りましょう。
世の中にはどのような業界が存在し、私たちの生活にどう関わっているのか、自分が働く想像はできるのかというのを想像してみてください。
業界を選ぶことで、自分が扱う商材やどんな人の役に立つのか、社会のどこに影響を与える人間になるのかを決めることになります。
https://gyokai-search.com/4-service-uriage.html
こちらのサイトでは、業界の一覧を見ることができるので「興味あるな」「面白そうだな」と思える業界を選んでみてください。
業界の中から2~3つに絞る
ひとつの業界の中にもさまざまな商品やサービスが存在し、企業の数もすべて把握しきれないほどあります。
そのため、自分が活躍するイメージがもてる業界、これからも長く社会に必要とされる業界かどうかを基準に2~3つ程度に絞りましょう
エントリーの際は業界を1つに絞らない方が安全
業界を絞る際は、ひとつだけにすることは辞めましょう。
なぜかというと、就活を進めていく中で「なんか違う気がする…」「他の業界の方が良いな…」と思う可能性があるからです。
業界について知っていくうちに「自分のやりたいことと違うかも」と思うことはよくあること。
軌道修正ができるように、複数の業界について調べておきましょう。
企業にエントリーする際も、幅広い業界から企業を選ぶことをおすすめします。
ステップ③選んだ業界について詳しく調べる
業界を選んだら、インターネットや企業説明会などを利用して詳しく調べていきましょう。
業界の構造や職種を知ることで、より自分が働いている姿をイメージしやすくなります。
これがいわゆる業界研究です。
自分が選んだ業界の中で、どんな仕事がしたいのかを考えることができれば、かなり行きたい会社を見つける段階に近づいているのではないでしょうか。
ステップ④選んだ業界の企業を規模別に分ける
選んだ業界には、従業員数が数万人規模の大企業から10人未満のスタートアップ企業まで存在しています。
自分が求める条件はどの規模の企業で当てはまるのかを考えることで、かなり企業数を絞ることができるのです。
大企業や年齢が上がるとともに給料が少しずつ上がるため、安定した生活が期待できます。
中小企業は各部署の人数が少ないため、自分の意見やアイデアを企業に反映させやすい場合が多いです。
世の中にない新しい商品やサービスを開発するベンチャー企業では、自分の実力によって給料が決まるので年齢関係なく実力で勝負したい方には向いているでしょう。
他にも会社の規模による特性の違いはいろいろありますので、よく調べた上で自分に合うと思う規模を決めましょう。
ステップ⑤自分の条件に合った企業を選ぶ
行きたい業界を決め、自分に合った会社の規模が分かったら、企業を選んでいきましょう。
たくさんの企業について調べれば調べるほど、「あの会社も良いな…」「一番行きたい企業ってどう決めれば良いの…」と選ぶ基準がわからなくなってしまう場合があります。
そんなときに活用してほしいのが、あらかじめ決めておいた「企業に求める条件」です。
「絶対に必要」な条件をすべてクリアし、なおかつ「あったらいいな」という条件により多く当てはまっている企業を探すことで、自分の理想に近い会社を選ぶことができます。
企業説明会やインターンへの参加がおすすめ
行きたい企業を決める際は、文字情報だけでは不十分です。
企業のホームページには、企業理念や社内の雰囲気などの説明がありますが、実際にその説明通りの企業かどうかは分かりませんよね。
そのため、企業を選ぶ際は実際に自分の目で確かめることが大切です。
企業説明会やインターンへの参加、実際に働いている人の話が聞けるOB・OG訪問をして、社員さんの雰囲気を知りましょう。
どんな人がこの企業を選び、働き続けているのかを知ることで、かなり企業の実態が見えてきます。
正確に企業について把握することで、選考で良い評価を得やすいですし、入社後のミスマッチを防ぐことにもなるのです。
行きたい会社がない時の就活方法
それでも行きたい会社がないという場合はどうすれば良いのでしょうか?
大学卒業後は自分でお金を稼がなくてはいけないため、就活をやめるわけにはいきません。
公務員や自営業で働くなど、就活生の頭から抜けがちな職業もあるので、もう一度自己分析に取り組んでみてください。
また、条件に合う会社がないのであれば、自分で会社をつくる「起業」という選択肢や、フリーランスとして働くという選択肢もあります。
- 社会人や先輩にアドバイスをもらう
- 企業にスカウトしてもらう
社会人や先輩にアドバイスをもらう
行きたい会社がどうしても見つからない場合は、就活を経験している社会人や先輩に相談するという手があります。
ひとりで就活をしていると、考え方がどうしても偏ってしまいますよね。
行きたい会社がなかなか見つからない場合は、ネガティブ思考になり抜け出せなくなってしまう可能性もあります。
そんな時、自分よりも社会について詳しい人から就活のアドバイスをもらうことで、視野を広げることができるのです。
就活エージェントや大学のキャリアセンターを利用するという手もありますが、「どこでもいいから良いところへ就職したい」のではなく「自分のやりたいことができる・なりたい自分に近づける会社に就職したい」のであればあまりおすすめできません。
就活エージェントやキャリアセンターは、仕事として学生の就活支援を行っています。
学生の希望をきちんと聞いてくれる場合もありますが、営利目的や「内定」という結果のために選んだ企業を勧められることも多く、希望とは違ったサポートを受けることになるかもしれません。
そのため、できれば複数人の身近な社会人にアドバイスを求めることをおすすめします。
企業にスカウトしてもらう
最近は、企業が学生をスカウトできるサービスを多くの企業と学生が利用しています。
「逆求人」とも呼ばれ、サイトに自分の情報を掲載すると、プロフィールに興味をもった企業からスカウトが送られてくるというものです。
受動的に企業が選べる上に、自分がどんな企業に求められる人間なのかを知ることができます。
注意点としては、企業が興味をもつようなプロフィールを作成する必要があるということと、スカウトを行う企業には学生を探さなければならない理由があるかもしれないということです。
プロフィールを作成する際に、スカウトがほしいあまり事実とは異なる情報を書く学生がいますが、就活で嘘を書いても何のメリットもありません。
選考で落とされるか、入社後に苦労するだけなので辞めましょう。
スカウトを行う企業は、優秀な学生からの応募が少なかったり、人手不足で困っていたりする可能性があります。
自分が受け身である以上、企業の質が下がるのは仕方のないことなので、それが嫌なら自分で企業を見つけるしかありません。
行きたい会社がない就活生は「自分で考える」ことを辞めないで
行きたい会社がなかなか見つからず、就活が楽しくないと感じているかもしれませんが、ここで諦めても現実は何も変わりませんよね。
自己分析や企業研究は人によって方法やかかる時間が違います。
すぐに自分の軸を見つけられる人もいれば、さまざまな企業を知るうちにだんだんと自分のことが分かってくる人もいます。
どちらが良い悪いということではなく、自分が行きたい企業を見つけるまでは考えることをやめるべきではないのです。
この先の長い人生のために、自己分析や企業研究をもう少し続けてみてください。
行きたい会社がない就活生は自己分析に立ち返ろう!
いかがでしたか?
行きたい会社がない就活生のみなさん、まだ諦めるのは早いですよ。
今回紹介した、行きたい業界・企業の見つけ方を参考にして後悔しない就活ができることを願っています!
\最短2週間で内定獲得!/