「就活したいのに出遅れてしまった…」
「今までひきこもっていて何もしていないけど、就職できるのかな…」
就活の早期化が進み、スマホで簡単に情報収集できるようになった現代は、就職や社会に前向きになれない人にとっては生きづらい世の中です。
説明会などの解禁が大学3年生の3月、面接などが本格的にスタートするのが大学4年生の6月とされていますが、実際は年明け前から動き始めている・内定を獲得し始めている就活生もいます。
就活に出遅れてしまった人、就活したいけど家にひきこもりがちで自信がもてない人のために、今回記事を書きました。
周りを見れば焦り、落ち込んでしまうこともあるかもしれません。
しかし「就職したい」という思いがあるなら今からでも遅くはありませんよ。
- ひきこもり大学生でも就活はできます
- 今から就活を始めても大丈夫!焦る必要はありません
- 就活の一歩目としてまずは生活リズムを整えよう
- なにをすれば良いのかわからない…という方はキャリアセンターがおすすめ
- 自分に自信をもちたいならアルバイトやインターンに挑戦してみよう
ひきこもり大学生でも就活はできます
「大学生活、特に頑張ったこともないし、やりたいこともわからない…」
「大学生活に馴染めなかったため、自分に自信がもてない…」
そんな就活に出遅れてしまったと感じているあなたも、今から就活することは可能です。
なぜそんなことが言えるのかというと、あなたは「就活したい」「就職したい」という気持ちをもっているから。
就活や社会にほんとうに興味がなければ、この記事を読んでいることもないでしょう。
まずは、「自分も、今から就活できる」ということを信じることが大切です。
実際に、就活を遅めに始めた人・元々ひきこもりだった人でもきちんと就職している例はいくつもあります。
今から就活を始めても大丈夫!焦る必要はありません
就活に出遅れてしまったと感じている人は、SNSや友人からの話を聞いて焦った経験があるかもしれません。
しかし、焦っても状況は何も変わりませんよね。
それなら、焦らないほうが気が楽ですし、自然と就活も前に進み始めます。
難しいかもしれませんが、焦らなくてもいいのです。
焦る必要はないので、できる人は自己分析やES・面接対策を始めましょう。
行きたい業界や企業が定まっていない方は、複数の企業が集まる合同企業説明会に足を運んでみる、大学のキャリアセンターを訪ねてみることをおすすめします。
なかなか気が向かない・外に出る気になれないという方は、次をご覧ください。
就活の一歩目としてまずは生活リズムを整えよう
就活を始めるためには、まず自己管理をきちんとすることが大切です。
これまでサークルやバイトをしてきた大学生は、生活リズムを周囲に合わせることに慣れているため、わざわざ生活リズムを整えようということはしません。
しかし、これまで家にひきこもりがちだった人、アルバイトや学校に行っていなかった人は生活リズムを見直すところから始めたほうが良いでしょう。
企業説明会やインターン、面接、さらにその先の社会人生活で苦しい思いをしないために必要ですし、規則正しい生活は気持ちを前向きにする効果があります。
朝起きて夜寝る・3度の食事をきちんととろう
人間は夜、悲観的になることが多いです。
逆に、朝たっぷり時間があると、気持ちに余裕がもてるようになります。
ひきこもりがちな人は朝と夜が逆転している人も多く、そのままでは就活を始めるのが難しいです。
いきなり説明会やインターンに行く必要はないので、まずは朝きちんと起きて、夜は十分睡眠をとりましょう。
できれば社会人と同じ時間(6~8時)に起床し、睡眠は6~8時間とるのがベストです。
いきなりはきついという人は少しずつでも生活リズムを整えていきましょう。
また、食事を朝・昼・夜の3回きちんととることも大切です。
大学生は栄養バランスや食事の回数が乱れてしまいがちですが、就活を始めたときに体調を崩さないためにも心がけましょう。
規則正しい生活は心も前向きにしてくれます。
外に出て新鮮な空気を取り入れよう
「就活したい…けどなかなかやる気になれない…」
「他人の目が怖い。インターンや面接に参加するのが不安…」
そんな人は、まずは買い物や散歩でもよいので外出してみましょう。
スマホやパソコンで情報だけを取り入れていると、恐怖心や不安だけが積み重なってしまいます。
しかし、実際に自分の目で外の世界を見てみると、意外と怖くなかったり、簡単だったりすることが多いのです。
ひきこもりがちだった人、普段あまり人に会わない生活をしている人がいきなりインターンや面接の場に行くと、トラウマになってしまう可能性があります。
近くの公園や図書館に行ってみる、気の知れた友人に会いに行くなど、ポジティブな理由をつくって外へ出かけます。
就活はハードルが高いと感じるかもしれませんが、「就活したい」という思いが少しでもあるのなら、何もしないのはもったいないと思いませんか?
就活に対して前向きな気持ち、やろうという気持ちがもてているのであれば、企業研究や自己分析、ES・面接対策について調べてみましょう。
既に就活を終えている先輩や、大学のキャリアセンターを訪ねるのも手です。
キャリアセンターは大学1、2年生が授業を受けている午前中に行くと時間がたっぷりとれるのでおすすめですよ。
自分を甘やかすのと自分のペースは違う
これまで、「今からでも大丈夫!」と何度もお伝えしてきましたが、自分を甘やかすことと自分のペースで頑張ることの違いは理解してください。
自分のペースでというのは「自分ができる精いっぱいのことはしよう」という意味に近いです。
無理はしてほしくありませんが、後悔のない大学生活・就活を叶えるためには、自分に負荷をかけずにだらだら過ごしていてはいけません。
せっかく「就活したいな…」という思いがあるのですから、「就活してよかったな」と思える行動をしたいですよね。
今まで何もやってこなかったことを責める必要はありませんが、今から就活を始めることは決意してほしいです。
自分を甘やかすのは今日で最後にして、自分のペースで動き出してみませんか?
なにをすれば良いのかわからない…という方はキャリアセンターがおすすめ
「で、就活ってなにをすれば良いの?」
これまで就活を経験してきた人は全員、何をするべきなのかわからない状態からスタートさせてきました。
就活で絶対にやることは「採用面接」です。
企業の面接を受けないことには就職することができませんよね。
しかし、いきなり何も知らない企業に入るのは嫌なので、行きたい企業を決めるために「企業研究」を行います。
企業説明会や1日~2週間のインターンに参加したり、OB訪問をしたりするのです。
企業研究は、面接で企業に対して自分をアピールする際にも活かせます。
企業研究と並行して、「自己分析、ES(エントリーシート)・面接対策」を行いましょう。
自分について正しく知ることで、社会人になったときに生きやすくなります。
また、志望する企業から内定をもらうために面接の練習も必要です。
いきなり本命企業の面接を受けるのではなく、志望しているが第一希望ではない企業の面接を先に受けておくことをおすすめします。
上記を自分だけで行うのではなく、サポートしてくれるのが大学のキャリアセンター。
求人している企業を知れる以外にも、進路相談に乗ってくれます。
キャリアセンターは選考開始後に活躍する
キャリアセンターは、この記事を読んでいる「就活に出遅れて不安…」「今まで何もしてこなかった…」という大学生に特におすすめです。
なぜかというと、キャリアセンターの求人は選考開始時期よりもあとに求人情報が増えるから。
就活生が行きたい業界や企業を決めてからも、たくさんの求人があるのです。
また、キャリアセンターを通して選考を受けると、個人で選考を進めた場合よりも内定までの期間が短いのです。
就活に不安を感じている・早く終わらせたい人には非常にありがたいですよね。
まだ一度もキャリアセンターを利用したことがないという人も、ぜひ一度訪ねてみてください。
ひとりで就活は難しい…誰かに頼る就活もアリ
先ほども紹介したように、就活はひとりで抱え込まなくても良いのです。
就活の時期は、誰でも友人と会うことが少なくなります。
就活について親や他人に相談しづらいという学生も多く、誰にも相談できずに立ち止まってしまうという人も。
しかし、キャリアセンターや就活経験者の人に頼ること、息抜きをすることも大切です。
就活生になったからといって四六時中インターンや面接のことを考える必要はありませんので、生活に趣味や好きなことを取り入れてみてくださいね。
自分に自信をもちたいならアルバイトやインターンに挑戦してみよう
「今まで何もしてこなかったし…面接で強みにできることとかない…」
これまでの学生生活で何もしてこなかったのであれば、今から何かするのもアリではありませんか?
インターンは1日~、アルバイトはたくさんの種類がありますよね。
気楽に始められることで良いので、今からなにか挑戦してみませんか?
「何もしていなかった自分が、一歩踏み出した」
それだけで自分の自信になりますよ。
今からでも大丈夫!後悔のない学生生活を送ろう
いかがでしたか?
就活は社会への第一歩です。
厳しい声もあるかもしれませんが、自分のペースで就活を始めてみましょう!
「終わりよければ全てよし」
あなたの学生生活が後悔のないものになることを願います!