日本の中心地東京、大学生になったら上京して一度は住んでみたいところですよね。
しかし地方とは異なり家賃も高く、親御さんからの了承を得られない方も居ることでしょう。
テレビドラマでも話題になっている「シェアハウス」では、安い家賃で整った設備に住めることもあり、地方から上京する大学生にとって、メリットの大きい物件になるのです。
そこで今回はシェアハウスを運営している企業に取材を行い、大学生の皆さんにおすすめの東京のシェアハウスを徹底的に紹介していきます。
気になる方は是非、参考にしてみてくださいね。
シェアハウスとは
シェアハウスとは、その名の通り複数人で一つの家をシェアして共同生活を送ることを指します。
入居者には各自鍵付きの個室が与えられて、キッチンや風呂・トイレは共用するのが一般的です。
部屋にはエアコンやテレビが併設されており、ベッド・収納スペース等生活に最低限な家具・電化製品はそろっています。
共用スペースには冷蔵庫や食事のとれる大テーブルも用意されているので、生活するには申し分ない環境が用意されています。
東京で大学生がシェアハウスをする4つのメリット
「シェアハウスはあこがれるけど、具体的にどのくらいメリットがあるのかわからない」という方も居ることでしょう。
東京で大学生がシェアハウスをするメリットは、以下の4つです。
- 家賃を抑えられるので経済的
- 家賃の高い人気エリアに住めることも
- 週1で清掃がくるので掃除範囲が少なくて済む
- 同じ目的を持つ仲間ができる
以下で詳しく解説していきます。
家賃を抑えられるので経済的
シェアハウスは一般的に一人暮らしをするよりも、家賃を抑えられるので経済的です。
通常一人暮らしを東京でする場合には、最低でも月に6万円以上はかかります。
しかしシェアハウスの場合、3万円台の物件もありますから、家賃を大幅に抑えることが可能です。
4年間住むことになるので、ある程度家賃を抑えられた方が親御さんも安心して送り出せます。
ただしシェアハウスでも都心部に近づくにつれて金額は高くなっていきますので、よく確認しておくことをおすすめします。
家賃の高い人気エリアに住めることも
東京でシェアハウスでの生活を始めることによって、通常一人暮らしでは住めないような家賃の高い人気エリアに住むことも可能です。
シェアハウスでは一軒家やビルのワンフロアをそのまま使用していることが多いため、家賃を住人で折半することになります。
人気のエリアでも少し外れたところであれば、安く住むことも可能なのです。
週1で清掃が来るので掃除範囲が少なくて済む
どのシェアハウスでも共通するのですが、週1で清掃が来るので、一人暮らしよりも掃除の範囲が少なくて済みます。
通常一人暮らしをしていると、居室以外にも水回りや玄関の清掃が必要になります。
しかしシェアハウスでは最低でも週に1回清掃が来るので、掃除範囲が居室のみで済みます。
もちろん共同生活を送りますから、普段から丁寧に使うことは求められるものの、最低限の行動的な負担で済むのは楽です。
同じ目的を持つ仲間ができる
シェアハウス内で同じ目的を持つ仲間を作ることもできます。
シェアハウスの中にはコンセプトを設けているところもあり、起業目的・国際交流目的など様々なジャンルで運営されています。
将来の目標に応じて、自分に合ったコンセプトの企業を選ぶことで、同じ目的を持つ仲間と切磋琢磨しながら学生生活を送ることができます。
東京の大学生におすすめシェアハウス特集
今回当サイト独自で、東京の大学生におすすめのシェアハウスをピックアップしました。
気になる方は是非利用を検討してみて下さいね!
起業家向けシェアハウスも運営!彩ファクトリー
彩ファクトリーは起業家や英会話など、様々なコンセプトをもとに運営されているシェアハウスです。
様々なコンセプトがある中でも、東京都内で特に注目したいのが「X-garden」です。
東京練馬にある起業家シェアハウス「X-garden」は、起業家同士がお互いに刺激を受けられる環境が整っています。
コンセプトとして「起業家40名に囲まれて、人生を加速させる」が設定されており、コワーキングスペースが設けられている他、定期的なビジネスプランコンテストやディスカッション大会、セミナーが開催されます。
現役の起業家が集まっているので、今後起業を検討している大学生にとっては、実際のビジネスの考えを体験しながら自己研鑽を積める場として活用できます。
個室もモノトーン調で調えられているので、無駄な情報が一切ない状況で作業を進めることが可能です。
2階~4階は各部屋にミニキッチンやシャワー、トイレがついているので、他の利用者と共用したくない方にお勧めです。
40室ある個室はすべて12畳あり、使用用途は入居者の自由です。
自宅兼オフィスとして活用する人も多く、起業する上での拠点として利用する人も多いです。
またただ起業の場所を提供するだけではなく、入居者のビジネスの情報発信もサポートしてくれます。
公式サイト上でPRページを作成してくれたり、公式Facebookでの情報発信をしてくれたりと、事業やイベントのアピールの場所を随時提供してくれます。
起業する際にはコネクションづくりも重要になりますので、生活しながら並行して交流できる環境は起業志望の学生には貴重な経験になるでしょう。
家賃も学生でも支払いやすい6万円台、水道光熱費などの共益費で15,000円と、間取りと設備に対してリーズナブルに抑えられています。
入居者の年代層は幅広く、20代の大学生から60代のベテラン経営者までいるので、新しい発見が見つかるかもしれません。
コンセプトがユニーク!絆家シェアハウス
絆家シェアハウスは東京・千葉・神奈川・大阪でコンセプトシェアハウスを運営しています。
東京では下記4つのエリアにて入居者を募集しています。
住所 | 最寄り | 賃料 | |
---|---|---|---|
kotonoha新小岩 | 東京都葛飾区西新小岩 | JR総武線新小岩駅より徒歩2分 | 5.1~5.6万円 |
hug池袋 | 東京都豊島区池袋 | JR線池袋駅西口徒歩5分 | 3.7~6.9万円 |
canvas葛西 | 東京都江戸川区東葛西 | 東京メトロ東西線葛西駅徒歩16分等 | 3.2~5.7万円 |
toiro東武練馬 | 東京都板橋区徳丸 | 東武東上線東武練馬 | 3.3~8.6万 |
各シェアハウスではコンセプトを元にインテリアが選定されており、カラフルに揃えられたところもあれば、国際交流を目的に運営されているところもあります。
様々な目的を持ったメンバーが集まっているので、国際交流や異文化交流を実現することも可能です。
個室だけではなくドミトリーも用意があるので、家賃をできるだけ抑えたい方にもおすすめであるといえます。
特にhug池袋では、ターミナル駅である池袋から徒歩5分という好立地。
近くに大学もあるので、学生の入居者もいますし、社会人として働いている方も入居しています。
14人程度の規模感なので、孤独感を感じやすい都心での生活もアットホームな環境で生活できるでしょう。
また絆家シェアハウスでは就活シェアハウスも取り扱っています。
通常就活シェアハウスでは、就活生やインターン生だけが暮らすところがほとんどです。
しかし絆家シェアハウスでは、社会人や起業家なども暮らしているため、就職活動をしながら実際にビジネスの第一線で活躍している人と出会えます。
オフィスや社員寮をリノベーションして作られているので、
就職した後もそのまま入居し続ける人もいるので、居心地の良さがうかがえます。
「ともに、暮らす、それ以上。」
ただ、一緒に暮らすだけじゃない。シェアハウスは生き方選び。
ここに暮らす一人一人が願う、「それ以上」をコミュニティを通じて絆家シェアハウスはサポートしています。
暮らす以上の体験価値を見つけたい!そう思って頂けた学生さんは、ぜひ入居を検討してみてください。
東京に12か所!シェアハウスひだまり
※写真はシェアハウスひだまり梅島2
シェアハウスひだまりは、Hidamari株式会社が運営している、九州と東京を中心に展開しているシェアハウスです。
現在東京には下記12か所のエリアで展開しており、多くが満室状態であるほど人気のシェアハウスです。
シェアハウスひだまり梅島2 | 東京都足立区梅島2丁目4−12 |
シェアハウスひだまり「ジェルメグランツ西永福」 | 東京都杉並区下高井戸3丁目41-22 |
シェアハウスひだまり西新井 | 東京都足立区関原3-23-19 |
シェアハウスひだまり石神井公園 | 東京都練馬区南田中5-15-11 |
シェアハウスひだまり三鷹 | 東京都三鷹市連雀4丁目 |
シェアハウス「セレンディピティ羽田」 | 東京都大田区羽田5丁目22-7 |
シェアハウスひだまり荻久保 | 東京都杉並区桃井2丁目10-1 |
シェアハウスひだまり永福町 | 東京都杉並区松ノ木1丁目 |
シェアハウスひだまり駒沢 | 東京都世田谷区野沢2丁目 |
シェアハウスひだまり梅島 | 東京都足立区梅田2-21-2 |
シェアハウス「セレンディピティ北千住」 | 東京都足立区千住3丁目60番地4 |
各シェアハウス毎に合わせたインテリアが設置されているので、自分の住みたい雰囲気に合せて入居場所を決められるのは大きなメリットでしょう。
東京23区内にあるシェアハウスがほとんどで、遊びにも行きやすいのがポイント。
基本的にどのエリアでも主要駅から徒歩10分圏内なので、アクセスも良いです。
多くは下町の近くにあるため、商店街で買い物をしてから自宅に帰れたりと、穏やかな生活を送るのに向いています。
1つのシェアハウスあたり6人前後が利用できるほか、共用スペースも広く取られているので、他の住人と仲良くできるチャンスも広がります。
※写真はシェアハウスひだまり西新井
学生でも入居出来ますし、大学までのアクセスが確保できれば夢の東京での暮らしの拠点にもなるでしょう。
そして学生の皆さんに特に注目してほしいのが、シェアハウスひだまり独自の制度「フェロー制度」です。
通常シェアハウスではフリーレント等の特典を用意していることが多いのですが、家賃自体を割引できる制度はありません。
しかしシェアハウスひだまりでは、シェアハウス運営のお手伝いをすることで、一定金額の家賃の割引を受けることが可能です。
内見案内や業者案内など、依頼された業務を行うことで1回につき3000円が減額されます。
またコミュニティマネージャーとして、インターン生も募集しています。
下記の業務をこなしながら、家賃や光熱費を負担してもらうこともできるので、上京したての人におすすめです。
- 清掃指導・連携
- 備品補充
- クレーム対応
- 新住人の紹介
- 物件の案内契約、退去関連業務
- 入金管理
- 販促業務
- イベント・パーティ等の企画実行
現在も一部のシェアハウスで空室がありますので、気になる方はぜひ一度見学に行ってみてくださいね!
大塚駅でアクセス◎!N’s House
N’s Houseは東京都山手線大塚駅から徒歩1分のところに位置する、非常に好立地なシェアハウスです。
他のシェアハウスと大きく異なる点は、25歳以下の学生や社会人を応援する制度やイベントが開催されるところ。
通常シェアハウスでは、入居者間の交流が少ないことが多いですが、N’s Houseでは何かに挑戦する仲間たちと交流しながら生活できる環境が調えられています。
大塚駅前にあるビルの4階・5階・7階に居室があり、一人部屋から2人部屋まで様々な入居エリアが用意されています。
各フロア毎にキッチンやトイレ、お風呂が併設されているので、他のフロアに移動する必要がないのも大きなポイントです。
またワークスぺースも用意されているので、大学のリモート授業やリモートワークにも対応できる環境が用意されています。
家賃も2人部屋の場合39,000円と山手線沿線の家賃相場からはかなり安く、水道光熱費やWi-Fi等各種共益費の金額13,000円を含めても、月々の負担は軽減できます。
ドラム式洗濯機が完備されている他、最新型のダイソン掃除機も用意されていますし、家電製品は基本的にそろえられているので安心です。
また共用部分で利用できるボードゲームや屋上で利用できるBBQセットも貸し出してもらえるので、充実した生活が送れることでしょう。
N’s Houseに集まってくる人たちは、学生起業家や学生インターンとしている人や、クリエイターなど幅広い分野で活躍する人たちばかりです。
ちなみにN’s Houseを運営しているのは、認定NPO法人very50で、同じビル内にオフィスが併設されています。
月に数回、認定NPO法人very50が主催する国際協力・ソーシャルビジネスなど、幅広い分野のセミナーに入居者が無料で参加できる制度もあります。
最新の情報が集まる街、東京で色々な仲間と交流しながら成長していきたい学生におすすめのシェアハウスといえます。
東京で大学生がシェアハウスに住む3つのデメリット
東京で大学生がシェアハウスに住むことで得られるメリットは数多くあるものの、やはり中にはデメリットも相応にあります。
東京で大学生がシェアハウスに住むデメリットは、以下の3点です。
- 友達を気軽に呼べない
- 男女で共同生活を送ることになる
- 常に隣人を気にした生活を送る必要がある
以下で詳しく解説していきます。
友達を気軽に呼べない
シェアハウスで生活する際には友達を気軽に呼ぶことが難しいです。
ひとつ屋根の下で生活することになるので、外部の人間を部屋の中に入れることをハウスルールの中で禁止しているところもあります。
大学生ともなれば友達の家にお泊りすることも多くなるでしょうから、気軽に友達を呼べなくなってしまうのは大きな痛手になってしまうことも。
稀に友人の宿泊がOKになることもありますが、きちんと手続きを踏まなければいけないので、正直面倒くさく友人を家に呼ぶことを諦める人もいます。
男女で共同生活を送ることになる
大学生がシェアハウスで生活するデメリットとして、男女での共同生活を送ることになる可能性がある点が挙げられます。
シェアハウスには男女両方が入居できるスタイルを取っているところがあります。
中には異性の使った後の水回りが嫌という方も居るでしょうから、生活上でストレスを感じてしまうことも多いでしょう。
もしも異性と生活したくない場合は、同性のみのコンセプトで運営されているシェアハウスを利用するようにしましょう。
常に隣人を気にした生活を送る必要がある
シェアハウスでは個別に部屋が割り振られているとはいえ、常に隣人を気にした生活を送る必要があります。
個室であっても壁が薄かったり、話声が響いてしまうこともあるので、騒音扱いされてしまうのです。
部屋内で夜遅くに電話や動画を見る習慣がある方からすれば、娯楽が楽しめなくなってしまう可能性があるのです。
隣人のことを気にせず生活が送りたい方は、一人暮らしを選択したほうがいいでしょう。
東京で大学生が充実したシェアハウス生活を送るポイント
これから東京で大学生が充実したシェアハウス生活を送る時には、下記のポイントも把握しておきましょう。
- 実際に見学に行く
- イベントが定期的に開催されているか
- 駅からのアクセス
- 入居者の年代層をチェック
以下で詳しく解説していきます。
実際に見学に行く
東京で充実したシェアハウス生活を送るには、サイト上の写真だけではなく実際に自分で見学に行くことも検討してみてください。
シェアハウスでは実際に見学してみないとわからないことも多いです。
特に内観や設備は写りをよくしていることも多く、実際に入居した後にギャップを感じてしまうことも多いです。
実際に行くのは面倒くさいものですが、長期間住むことを考えたらより快適なところを選ぶ方が良いでしょう。
効率的にスケジュールを組んで、見学を取り付けるようにしましょう。
イベントが定期的に開催されているか
イベントが定期的に開催されているかも、よくチェックしておきましょう。
シェアハウスの中には、入居者間の交流を図るために、季節に応じて定期的にイベントを開催しているところもあります。
自分が他の入居者と交流したいのか、あるいは交流せずにプライベートの時間を確保したいのかによって、どのシェアハウスを選ぶべきかが変わります。
ブログ等を確認して、入居者間の交流の有無についても調べておくといいでしょう。
駅からのアクセス
東京で生活するシェアハウスを選ぶ時には、駅からのアクセスもよく確認しておきましょう。
東京では基本的に電車やバスでの移動になりますから、駅やバス停から遠い位置に住んでいる場合、毎朝の移動が億劫になってしまいます。
目安としては徒歩10分圏内のところを選ぶと良いでしょう。
また実際に歩いてみて、耐えられる距離かもチェックが必要です。
入居者の年代層をチェック
シェアハウスを選ぶなら入居者の年代層も、事前に問い合わせて確認しておきましょう。
入居者の年代層が20代なら生活様式がマッチングすることも多いのですが、自分よりも年齢層の高い人たちと生活するとなると、考え方に相違が生まれてしまうことも。
こちらも事前に管理会社に問い合わせることで解消できるので、事前によく確認しておきましょう。
東京で友人とシェアハウスするのはアリ?
上京して東京で地元の友人とシェアハウスを検討している人もいるでしょう。
結論、友人とのシェアハウスは関係性を続けていきたいのであれば、避けたほうがいいでしょう。
特にお互いの生活習慣を完全に把握していないとなれば、お互いの嫌なところが目について同居を解消することになる可能性もあります。
実際に上京した時にシェアハウスを友人と始めた人が、お互いの生活様式に納得できずにすぐに同居を解消してしまったケースもあります。
引っ越し代がかさんでしまいますし、お互いに再度物件を見つけるまでの時間が苦痛になってしまいます。
出来るだけ第三者とのシェアハウスの方が、失うものも少ないのでおすすめです。