2013年に開校して以降の現在、受講生の約9割近くが転職に成功したという驚異的実績を出したプログラミングスクールがあります。
それが「侍エンジニア塾」という名前のプログラミングスクールです。
スクールに通ってプログラミング学習に取り組む受講生でも時に「挫折」する方もいます。しかし、当スクールに通っていた受講生で挫折した方の割合は1割にも満たないとされています。
なぜこれほどまでに挫折率が低く、転職成功率が高いのか。それは当スクールが低起用しているカリキュラムにあります。
そこで今回はプログラミングスクールの一校である「侍エンジニア塾」の基本情報と取り扱いコースの特徴、プログラミングスクールとしての評判をご紹介します。
侍エンジニア塾ってどんなプログラミングスクール
基本情報・入学の決め手
「侍エンジニア塾」とは、株式会社侍が2013年に開校したプログラミングスクールです。授業形式は、「専任講師によるオンライン完結型マンツーマン」で行われます。
当スクールに通うことを決めている受講生の多くは以下の理由をもって入学を決めています。
ポートフォリオ制作サポート
「IT/Web業界」の中でも自社開発企業や受託開発企業に転職先を指定する場合、実力の証明となる「実績と経歴」の2点を評価して選考通過となります。
業界未経験者がこれらの企業に入る場合は、目新しい実力の証明になるモノがありません。そこで自分の実力を証明するために「ポートフォリオ」を制作して、実力を証明します。
「ポートフォリオ」の制作は完全オリジナルで進めていくため、テキストにはない不意を突く形でエラーが発生します。発生したエラーの対処方法は参考書や書籍から解決策を探すのは非常に難しいですが、講師によるサポートが「侍エンジニア塾」にはあるため、解決策を講じてくれます。
ついては、ポートフォリオ制作も安心して進めることができる環境が、整っているといえます。
挫折しにくい仕組みがサポート体制にある
独学同様、スクールに通っていても「挫折」することはよくあります。
そんな中で「侍エンジニア塾」の挫折率は8%とされています。
その数字を出している仕組みは、「侍エンジニア塾」が、挫折しにくい環境を整えていることにあります。
それが
- 現役エンジニア講師にいつでも相談ができる
- Q&A専用サイトで質問掲載、解決策の公表
- 学習の不安解消につながる面談
- 受講生による情報交換の場が設けられている
の4つにあります。
挫折する原因の多くは「問題解決ができないこと」「モチベーションの低下」にあります。
いつまでも同じ問題で足踏みしていては先へ進むことはできません。そ子に嫌気がさして学習意欲、モチベーションの低下となって挫折する人が多いです。
しかし、「侍エンジニア塾」では専属の講師が付いているため、小さな疑問が出た場合、その場で相談して解決できる環境を整えています。
これが挫折率8%の理由であり、仕組みです。
転職活動支援・フリーランス案件取得サポートの充実
「侍エンジニア塾」では「IT/Web業界」への転職からフリーランスとして働きたい方への支援を惜しみなく行っています。
その1つが「ポートフォリオ制作」のサポートです。
しかし、これだけでは内定や仕事の受注獲得を成立させることは不可能です。
そこで「侍エンジニア塾」では以下のサポートを無料で行って、受講生には「ポートフォリオ制作」に集中してもらう体制を取っています。
- 履歴書・職歴書の添削
- 面接対策
- 自己PR対策
などの転職活動面で大切なことの支援を、完全無料で承っています。
また以下は「侍エンジニア塾」の基本情報一覧です。
スクール名 | 侍エンジニア塾 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
習得可能なスキル | C++, C#, Java, Ruby, React.js, Node.js, Python, PHP, WordPress, Swiftなど | ||||||
受講期間 | 4週間, 12週間, 24週間, 48週間 ※コースによって選択できる受講期間が変動 | ||||||
講師 | 現役エンジニア | ||||||
取り扱いコース |
| ||||||
受講料金 ※社会人・学生によって料金変動あり | デビューコース | 68,000円(4週間) | 198,000円(12週間) | 298,000円(24週間) | |||
エキスパートコース | 389,400円(12週間) | 718,000円(24週間) | 1,077,600円(48週間) | ||||
転職コース | 58,000円(4週間) | 190,000円(8週間) | |||||
フリーランスコース | 168,000円(4週間) | 298,000円(8週間) | 498,000円(12週間) | 799,800円(24週間) | |||
AIコース | 569,400円(12週間) | 958,800円(24週間) | 1,577,600円(48週間) | ||||
Webデザインコース | 68,000円(4週間) | 198,000円(12週間) | |||||
授業形式 | オンライン型マンツーマン 通学 | ||||||
受講可能な場所 | 【オンライン】 日本全国47都道府県 【通学】 渋谷校 | ||||||
転職サポート | あり | ||||||
公式サイト | 侍エンジニア塾 |
業界初心者におすすめコース
ここからは「侍エンジニア塾」が取り扱っている6コースの中で、業界初心者におすすめのコースを3つほどご紹介します。
デビューコース
まずは「侍エンジニア塾」が取り扱っている6コースの中でも月額2,833円という最安価でプログラミング学習をしたいという方におすすめのコースです。
このコースを選択した場合に得られるスキルは主に、「HTML&CSS, JavaScript」などの「フロントエンド/Web」関連、「Java, Ruby, PHP」などの「バックエンド」関連のスキルを一通り学ぶことができます。受講期間は4週間~最長24週間となっています。
また「転職・フリーランス支援」もコース内には含まれているので、業界入りを目指したい人には打って付けのコースです。
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転職コース
次は「転職コース」です。
こちらでは最短1ヶ月でエンジニアとして、活躍を目指したい人向けの「転職特化型コース」となっています。
こちらのコースを選択して入学を決めた後は、専属講師となるエンジニアと念密なカリキュラムの打ち合わせを実施して、その時に立てたカリキュラムに沿って学習が進行していきます。
この時カリキュラムを立てた専属講師がカリキュラムを把握しているので、小さな悩みや疑問が授業毎に出てもすぐに相談ができます。
このコースを選択した際に習得できるスキルは「Java」のみとなります。
1言語取得に全集中して取り組むほか、ポートフォリオ制作のサポートも欠かさず行ってくれます。
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Webデザインコース
最後は「Webデザインコース」です。
文字通り、こちらのコースでは「Webデザイナー」として活躍するために必要な基礎的なスキルを中心に学習を進めていくカリキュラムとなっています。
こちらのコースを選択して入学した場合、「HTML&CSS」のサイト構造の土台を担うマークアップ言語の理解、「Photoshop」や「Adobe XD」などデザイナーとして使い方に慣れておくべきツールの基礎知識を身に着けることができます。
期間は4週間と12週間のいずれかを選択して授業を受けていきます。
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侍エンジニア塾の評判
ここからは「侍エンジニア塾」の評判をご紹介します。
良い評判
完全オーダーメイドカリキュラムで自分ペースに進められる
まず高評なのがコース選択時のカリキュラムが、受講生のペースで学習を進めることできる「完全オーダーメイド」制を採用しているということです。
完全オーダーメイドのカリキュラムが適用されているのは、「デビューコース」や「転職コース」を除いた4コースに適用されています。
適用されてイルコースを選択して入学を決めた際に、専属となるエンジニアと「どんなことをしたいのか」「何を目的として学びたいか」が問われます。この時の答えをもって講師は受講生に適したカリキュラムの制作に取り組んでくれます。
結果として無駄のない学習カリキュラムを組んでもらえるため、挫折することなく額雌雄に身を投じることができます。
専属講師とマンツーマンで学べる
次に高評なのが「専属講師」とのマンツーマンで授業を受けられるという点です。
「侍エンジニア塾」に所属する講師は、現場経験3年以上の猛者ばかりです。そんな方たちが入学から卒業までの間、受講生の面倒をきっちり見てもらえるのは早々ないことです。
また受講生の学習進捗状況も把握してくれているため、モチベーション維持にも繋がります。
転職・フリーランスとしての仕事獲得のサポート
「侍エンジニア塾」でもっとも力を入れているのが、受講生の転職・フリーランスとしての仕事受注支援サポートです。
このサービスは取り扱っている6コースすべてに適用されており、完全無料で行ってくれます。
サポート内容には「職務経歴書の作成・添削」「面接対策」などの就職・転職活動全般のこと全てです。いずれも「IT/Web業界」に通じることに重点を置いてサポートをしてくれます。
悪い評判
専属講師にも当たりはずれはある
一見高評を得ている「専属講師によるマンツーマン授業」にも、人間性が合う合わないがあります。
基本的に「侍エンジニア塾」では、入学時に付いた講師が卒業までの間ずっと面倒を見てくれます。
その間に講師の指導が分かりにくいことや態度や対応に不満を感じるということが多々あります。このような状況になった場合は、運営に相談をして専属講師の変更を届け出ることが可能です。
せっかく高い料金を支払って受講しているのですから、万が一専属講師に不満があるならば早々に変更届を出すのが利己的と言えるでしょう。
同業他社と比べて料金が高い
「侍エンジニア塾」が取り扱っているコースの受講料金は、同業他社と比べるとかなり割高な印象を受けます。
なぜ「料金が高い」のかは、「完全オーダーメイドカリキュラム作成」にあります。
「デビューコース」や「転職コース」を除く、4コースでは特別なカリキュラムや教材があらかじめ用意されておらず、受講生個々人の要望に合わせてその都度作成をしていくのが「完全オーダーメイドカリキュラム作成」です。
つまりこのカリキュラム作成の過程で、「人件費」が発生しているといってもいいでしょう。
そのため、同業他社と比べて料金が割高になっていると考えていいでしょう。
応募後すぐに学習開始とはいかない
「侍エンジニア塾」に入学願書提出後、すぐに学習開始とはいかないのが現状です。
理由は「専属講師の選定」にあります。
当スクールに入学を決めた後、完全オーダーメイドが適用されているコースであれば、個々人の要望にあったカリキュラムを作成していきます。
作成後はそのカリキュラムに従って指導してくれる講師を、運営が見繕い見つかり次第学習が始まっていきます。見つかるまで遅くとも一週間以内には学習に取り掛かれるよう配慮されています。
とはいえ、講師を用意してもらっている間の待機期間が非常にもったいないと感じる方にはおすすめできるスクールではありません。
返信が遅いときがある
「侍エンジニア塾」に所属している講師の多くは「現役エンジニア」です。つまり昼間は別途本職の自己度に時間を割ているエンジニアも中に入るということです。
なので、質疑応答の返信が遅いということがあります。
少なくとも学習内容で分からないことがあれば、すぐに対応してくれますが、「ポートフォリオ制作」中に発生したエラーの対処にはかなりの時間を割くことが多いです。
「アレコレこういうエラーが発生した」とチャットで連絡したとしても、原因がどこにあるのかを明確化しないことには解決策を講じることはできません。
また解決策を待っている間、どうしてもソワソワして落ち着かいないことがあります。そんな方は、自分でも何が原因でエラーが発生したのかを探してみましょう。これをすることで「自己解決能力」が身についてきます。
現場に出れば自分で物事を対処していかなくてはなりません。今はその演習だと思って取り組むといいでしょう。
過去に一度炎上したことがあるってホント?
賛否両論飛び交う「侍エンジニア塾」ですが、開校して数年前にネット上で炎上を引き起こしています。それも一度や二度どころの騒ぎじゃありませんでした。
いずれも謝罪文が公表され、鎮火しましたが、一度地に落ちた信用を取り戻すのは非常に難しいものです。
またこれをきっかけに「侍エンジニア塾はやめとけ」と豪語する人もいますが、一度や二度炎上したとは言え、当スクールに通われている受講生は現在もいらっしゃいます。
炎上したという事実を拭うことは不可能ですが、それの事実を踏まえてスクールは改善に取り組み、これ以上にない高いサービス提供に励んでいるといってもいいでしょう。
まとめ
以上が、「侍エンジニア塾」の基本情報と評判の良し悪しのご紹介でした。
「侍エンジニア塾」の取り扱いコースの受講料金は、同業他社がサービス提供している1分野に精通するコースと比較すると少々割高です。
そこには「完全オーダーメイドカリキュラム制作」に割り当てる人件費が含まれていることが一因として挙げられます。それを除けば、他社にはない1つの強みといえます。
また当スクールの評判は、賛否両論様々です。
悪評ばかりを鵜呑みにするのではなく、通う利点、他社にはない強みを理解すると同時に「無料体験」を経てから決定しても遅くはありません。
それに自分にとって今どんなことを学びたいか、そして得た学びを将来的にどう活用していくか。具体的な目的があるとスクール選びに難儀することはありませんし、モチベーションの維持もできます。
最終的にどこに通うかを決めるのは、受講生であるあなた自身です。
どうか悔いのない選択ができることを願っています。
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