「どの学校を受験しようか悩んでいる」
「入学したものの単位を落として留年しそう」
と悩んでいる人が多いのではないでしょうか。
これから受験する人は、行きたい大学の留年率が気になりますよね。
特にレベルの高い大学を目指している人は、合格後についていけるか不安だと思います。
本記事では、留年率が高い大学・学部をランキング形式でご紹介。
卒業が難しい学部の特徴も解説しているので、ぜひ自分の行きたい大学、または通っている大学が当てはまっていないか確認してみて下さい!
留年率が高い大学ランキング!
留年率が高い大学、学部をランキング形式でご紹介。
自分が通っている大学、または、これから受験しようと考えている大学がないか探してみて下さい。
データは『大学の実力』(2017年、読売新聞)を参照。全体の91.4%、682の大学から調査した結果が表示されています。
1位~10位
1位 大阪大学・外国語学部(67.8%)
2位 東京外国語大学・言語文化学部(64.5%)
3位 上智大学・外国語学部(44.8%)
4位 東京大学・文学部(37.3%)
5位 京都大学・法学部(33.6%)
6位 京都大学・文学部(33.3%)
7位 東京大学・法学部(30.9%)
8位 一橋大学・経済学部(28.0%)
9位 一橋大学・社会学部(27.1%)
10位 京都大学・経済学部(26.8%)
上位3位は外国語系の学部ですが、留学に行く学生が多いことから留年率が高くなっています。
全てが文系の学部です。
11位~20位
11位 上智大学・文学部(26.3%)
12位 上智大学・法学部(26.1%)
13位 慶應義塾大学・経済学部(24.9%)
14位 名古屋大学・文学部(24.2%)
16位 早稲田大学・商学部(24.1%)
16位 一橋大学・商学部(24.1%)
17位 一橋大学・法学部(24.0%)
18位 大阪大学・経済学部(22.5%)
20位 東京大学・経済学部(22.4%)
20位 立教大学・観光学部(22.4%)
11位~20位も全て文系です。
一般的に理系の方が留年率の高いイメージがありますが、実際にデータを見てみると文系が上位を占めています。
21位~30位
21位 立教大学・法学部(21.8%)
22位 早稲田大学・文化構想学部(21.3%)
24位 慶應義塾大学・文学部(21.2%)
24位 青山学院大学・理学部(21.2%)
25位 京都大学・理学部(21.0%)
26位 北海道大学・経済学部(20.9%)
27位 立教大学・理学部(20.7%)
29位 東北大学・経済学部(20.6%)
29位 慶應義塾大学・商学部(20.6%)
30位 早稲田大学・法学部(20.4%)
ここではじめて理系の学部が入ってきました。
上位30位まで来ましたが、まだ留年率が20%を超えています。
5人に1人が留年するため、決して少なくない数字です。
31位~97位は一気にご紹介します。
31位~97位
31位 大阪大学・文学部(20.2%)
33位 早稲田大学・文学部(19.8%)
33位 東京理科大学・薬学科薬学部(19.8%)
34位 青山学院大学・経済学部(19.6%)
35位 青山学院大学・法学部(19.5%)
36位 京都大学・工学部(19.2%)
37位 法政大学・国際文化学部(19.0%)
38位 東北大学・法学部(18.7%)
39位 上智大学・経済学部(18.4%)
40位 東京大学・工学部(17.6%)
42位 九州大学・文学部(17.3%)
42位 青山学院大学・経営学部(17.3%)
43位 大阪大学・法学部(17.2%)
44位 立教大学・経営学部(17.1%)
45位 立教大学・経済学部(17.0%)
47位 法政大学・文学部(16.9%)
47位 慶應大学・薬学部(16.9%)
49位 明治大学・経営学部(16.3%)
49位 立教大学・文学部(16.3%)
51位 東北大学・文学部(16.1%)
51位 中央大学・理工学部(16.1%)
53位 早稲田大学・基幹理工学部(16.0%)
53位 青山学院大学・文学部(16.0%)
54位 立教大学・異文化学部(15.9%)
55位 立教大学・社会学部(15.8%)
56位 慶應義塾大学・法学部(15.7%)
58位 北海道大学・文学部(15.5%)
58位 大阪大学・基礎工学部(15.5%)
59位 慶應義塾大学・薬薬学部薬学研究科(15.4%)
60位 法政大学・社会学部(15.3%)
61位 東京理科大学・理学部(15.2%)
62位 東京理科大学・工学部(15.1%)
63位 東京大学・理学部(14.8%)
64位 お茶の水女子大学・理学部(14.5%)
65位 明治大学・情報コミュニケーション学部(14.4%)
66位 立教大学・現代心理学部(14.0%)
67位 北海道大学・工学部(13.9%)
68位 明治大学・法学部(13.8%)
69位 明治大学・文学部(13.6%)
70位 九州大学・経済学部(13.3%)
72位 大阪大学・工学部(13,0%)
72位 明治大学・商学部(13.0%)
75位 名古屋大学・経済学部(12.4%)
75位 名古屋大学・工学部j(12.4%)
75位 九州大学・法学部(12.4%)
76位 九州大学・理学部(12.3%)
78位 中央大学・文学部(12.2%)
78位 法政大学・経営学部(12.2%)
81位 早稲田大学・先進理工学部(12.1%)
81位 法政大学・理工学部(12.1%)
81位 明治大学・政経学部(12.1%)
83位 大阪大学・理学部(11.8%)
83位 名古屋大学・法学部(11.8%)
85位 お茶の水女子大学・教育学部(11.7%)
85位 北海道大学・理学部(11.7%)
86位 早稲田大学・創造理工学部(11.4%)
88位 東北大学・工学部(10.8%)
88位 法政大学・経済学部(10.8%)
89位 九州大学・工学部(10.4%)
90位 北海道大学・法学部(10.3%)
91位 東京理科大学・経営学部(10.2%)
92位 法政大学・情報学部(9.9%)
93位 東北大学・理学部(8.1%)
94位 法政大学・法学部(6.6%)
95位 名古屋大学・理学部(6.4%)
96位 東北大学・薬学部創薬科(3.0%)
97位 東京大学・薬学部薬科(1.3%)
想像以上に留年率の高い大学が多いですよね。
自分の目指している大学、通っている大学はランクインしていたでしょうか?
国立大学の留年率
次に、国立大学に絞ったランキングをご紹介します。
国立大学を目指している人は要チェックです。
1位 東京外国語大学(65.5%)
2位 一橋大学(25.2%)
3位 大阪大学(22.3%)
4位 東京大学(21.3%)
5位 琉球大学(19.7%)
6位 京都大学(19.3%)
7位 神戸大学(17.6%)
8位 電気通信大学(15.9%)
9位 豊橋技術科学大学(15.6%)
10位 鳥取大学(14.8%)
11位 鹿児島大学(14.7%)
12位 北見工業大学(14.3%)
13位 滋賀大学(14.2%)
14位 筑波大学(13.9%)
16位 宇都宮大学(13.7%)
16位 横浜国立大学(13.7%)
18位 島根大学(13.5%)
18位 徳島大学(13.5%)
19位 大分大学(13.2%)
20位 室蘭工業大学(13.1%)
21位 静岡大学(12.5%)
22位 佐賀大学(12.4%)
24位 北海道大学(12.2%)
24位 長崎大学(12.2%)
25位 滋賀医科大学(11.9%)
26位 名古屋大学(11.6%)
29位 東京学芸大学(11.4%)
29位 和歌山大学(11.4%)
29位 九州工業大学(11.4%)
30位 東京工業大学(11.3%)
31位福井大学(11.2%)
32位 熊本大学(11.1%)
33位 旭川医科大学(11.0%)
35位 小樽商科大学(10.8%)
35位 愛媛大学(10.8%)
36位 埼玉大学(10.7%)
38位 信州大学(10.3%)
38位 高知大学(10.3%)
39位 筑波技術大学(10.0%)
42位 山梨大学(9.7%)
42位 香川大学(9.7%)
42位 広島大学(9.7%)
44位 東京海洋大学(9.6%)
44位 宮崎大学(9.6%)
46位 東北大学(9.5%)
46位 金沢大学(9.5%)
47位 九州大学(9.4%)
48位 京都工芸繊維大学(9.3%)
51位 帯広畜産大学(9.1%)
51位 お茶の水女子大学(9.1%)
51位 福岡教育大学(9.1%)
52位 東京医科歯科大学(8.9%)
53位 岡山大学(8.8%)
54位 富山大学(8.7%)
57位 千葉大学(8.6%)
57位 東京農工大学(8.6%)
57位 新潟大学(8.6%)
58位 浜松医科大学(8.3%)
59位 茨城大学(8.2%)
62位 弘前大学(8.0%)
62位 長岡技術科学大学(8.0%)
62位 秋田大学(8.0%)
63位 岩手大学(7.8%)
65位 福島大学(7.7%)
65位 東京芸術大学(7.7%)
66位 岐阜大学(7.6%)
69位 山形大学(7.5%)
69位 鳴門教育大学(7.5%)
69位 三重大学(7.5%)
70位 名古屋工業大学(7.2%)
71位 大阪教育大学(7.1%)
73位 京都教育大学(6.8%)
73位 奈良女子大学(6.8%)
74位 宮城教育大学(6.5%)
76位 愛知教育大学(6.1%)
76位 奈良教育大学(6.1%)
78位 群馬大学(5.9%)
78位 兵庫教育大学(5.9%)
79位 北海道教育大学(5.8%)
80位 鹿屋体育大学(3.9%)
81位 上越教育大学(2.4%)
留年率が高い大学・学部の特徴は?
留年率の高い大学・学部の特徴をご紹介。
これから受験する人は必見です。
留年率が高い大学の特徴は?
留年率の高い大学の特徴は、「偏差値が高い」ことです。
最難関大学・難関大学・準難関大学がランキングのほとんどを占めています。
授業の難しさから単位を落とし、留年してしまうことが分かりますね。
「遊びすぎて留年してしまった……」というよりは、「授業が難しすぎてついていけない……」という理由で、留年してしまう人が多いです。
そのため、受験をする際は、「合格して入学しても、授業についていけるかどうか」という視点を持つことが大切。しっかりと事前にリサーチをして受験しましょう。
留年率が高い学部の特徴は?
留年率が高い学部を文系と理系に分けてご紹介します。
文系の特徴
留年率が高い学部は、文系だと外国語学部や国際系の学部です。
ランキングでは、上位3位が外国語系の学部で、50%以上が留年していましたね。
多くの人が留年する理由は、「留学をする人が多いから」です。
「成績が悪くて留年になってしまった……」という人は少数で、ほとんどの人が1年留学していたため留年になっています。
そのため、これから受験する人は留年率の高さで進路を変える必要がありません。
裏を返すと多くの人が留学に行ける大学なので、留学したい人にはおすすめです。
理系の特徴
留年率が高い学部は、理系だと薬学部・歯学部・医学部です。
ランキングでも、この3つの学部が多かったと思います。
多くの人が留年する理由は、2つあります。
1つ目は、国家試験を受けなければ卒業できないことです。
国家試験を受ければ不合格でも卒業できますが、大学の合格率を上げるために、成績が悪い人は受けさせてもらえず、留年になることがあります。
2つ目は、講義の内容が難しいため単位を取るのが難しいことです。
理系はテストの点数で成績を決めることが多いので、授業が理解出来ないと単位を落としてしまいます。
文系はレポートで成績をつけることが多いので、比較的簡単に単位を取得できますが、理系は簡単に取れません。
理系の学部を目指している人は、覚悟が必要です。
GMARCH・SMARTとは?大学の特徴や序列・偏差値を解説
留年率の高い大学・学部を知っておこう!
本記事では、留年率の高い大学・学部をランキング形式でご紹介しました。
偏差値の高い大学は留年率が高いので、入学後も勉強を怠らずに頑張らなければなりません。
また、学部によって留年率も違うので、事前に確認しておきましょう。
しかし、留年を怖がって目標の大学に行けないのは悲しいことです。
ぜひ、留年の可能性も理解した上で第一志望の大学を目指して頑張ってください!