就活サイトはたくさんあり、「結局どの左右かつサイトを使えばいいかわからない」「自分にあった就活サイトってどこ?」と気になる人も多いのではないでしょうか?
とくに理系学生や理系院生のなかには、専門性やこれまで研究してきた内容などを活かせる研究職や専門職を目指す人もいるはずです。
なかには理系学生でも、文系の就職先に進もうかと考えている人もいるでしょう。
就活サイトは、自分の希望や目的、用途別によって選ぶことが大事です。
そこで今回は理系学生向けに、おすすめの就活サイトについてご紹介します。
これから就活を始める人はもちろんですが、「理系の就職先に特化した就職サイトを探している」人はぜひ参考にしてみてくださいね。
理系学生におすすめの就活サイト12選
では具体的に、理系学生が登録しておくべき就活サイトはどこがいいのでしょうか?
ここでは、理系学生におすすめの就活サイトについて12社の特徴について解説します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
理系におすすめの就活サイト12選
- 理系ナビ
- リクナビ
- マイナビ
- アカリク
- OfferBox
- レバテックルーキー
- 理系就活チャージエージェント
- labbase
- 理系就職エージェント neo
- エンジニア就活
- Meets Compay
- キャリアチケット
➀理系ナビ
理系ナビは、株式会社ドリームキャリアが運営する理系学生向けの就活サイトです。
通常、他社を含む理系向けの就活サイトでは、ITエンジニアや研究職を中心に求人を掲載していることがほとんど。
しかし、理系ナビにはコンサルティングや金融関連といった文系寄りの求人も取り扱っているのが特徴です。
もちろん大学の専攻や勉強内容からでも、マッチング率の高い求人を探せます。
「理系学部の強みを利用しながら、研究職以外の仕事を探している」方から、「大学でやってきた内容を活かせる職場を見つけたい」人まで幅広い理系学生におすすめです。
また理系ナビでは、「理系インターンナビ」といった理系向けのインターンシップを紹介するサービスも展開しています。
就活が本格化する前に仕事のイメージを把握しておきたい人や、企業・業界理解を深めたい人もぜひ登録しておくといいでしょう。
おすすめポイント
- コンサルティングや金融関連など、文系寄りの求人も多い
- 大学の専攻や研究内容に関わる就職先につきたい人にもおすすめ
- 理系向けのインターンシップの紹介してくれる
②リクナビ
リクナビは、人材最お手のリクルートグループが運営する就職サイトです。
リクナビを利用するメリットはなんといっても、利用者数と掲載企業の多さ。
他社には掲載されていない求人もたくさんあり、幅広い業界や業種、職種から選べるので、とりあえず登録しておくことをおすすめします。
また「リクナビ就職エージェント」のサービスでは、キャリアカウンセラーからひとりひとりに合った求人や非公開求人も紹介してくれます。
履歴書やエントリーシートなどの書類対策や、面接対策などもおこなってくれるため、内定率を上げたい人にはおすすめです。
おすすめポイント
- 掲載企業数ナンバーワン
- 理系向けの企業だけではなく、幅広い業界や業種から選べる
- 非公開求人やリクナビ限定の求人もある
- 書類対策や面接対策をしたい人におすすめ
③マイナビ
マイナビもまた先ほどご紹介したリクナビと同様、かなり大手の就活サイトです。
掲載企業についてはリクナビよりかは少ないですがその分、顧客満足度が高いことで有名です。
またマイナビが紹介する企業の多くは、説明会の予約ができるところが多いため、業界や業種、職種の方向性が決まっており詳しく話を聞きたい方にはおすすめ。
ほかにもマイナビには「理系マイナビ」と呼ばれるものがあり、食品や精密機器といった理系学生におすすめの企業を紹介されるだけではなく、就活の進め方などのノウハウも掲載されています。
理系学生向けの合同説明会やイベントも豊富なので、情報収集には役立つでしょう。
おすすめポイント
- 顧客満足度が高い
- 理系求人に特化した「理系マイナビ」がある
- 御求道説明会や企業説明会などのイベント情報が豊富
④アカリク
アカリクは株式会社アカリクが運営する、おもに理系学生や理系大学院生に特化した就活サイトです。
大手~ベンチャー企業に至るまで、研究職やIT・ソフトウェア業界、医薬業界の企業を中心に多くの求人を掲載しています。
またアカリクでは企業の研究職のみに関わらず、大学や研究機関、シンクタンクといった求人も取り扱っているので、大手にはない求人を見つけられるのも魅力です。
ほかにも、理系院卒の経歴を持つコンサルタントが付くエージェントサービスもあり、専門性の高さをアピールしたいと考える理系学生なら登録しておいて損はないでしょう。
おすすめポイント
- 掲載企業は研究職や医薬業界が中心
- 大企業~ベンチャー企業まで幅広い業種を取り扱う
- 大学や研究機関での就職も可能
- 専門性の高い理系職に就職したい人におすすめ
- 大学院生やポスドクを対象としたイベントやセミナーも充実
⑤OfferBox
OfferBoxは株式会社i-plugが運営する、国内最大級のオファー型就活サイトです。
理系学生に特化した就活サイトというわけではありませんが、他社のオファーサイトよりも取り扱っている企業数が多いため理系向けの求人数も見つけられるでしょう。
オファー型求人サイトはプロフィールを記入して、興味を持った企業側から直接スカウトが来るシステムです。
とくにOfferBoxでは多数の企業からオファーが来るため、よりスムーズに就活をおこないたい人や自分の市場価値が知りたい人にはおすすめ。
またOfferBoxでは、無料で受けられる適性検査があるので自己分析もできます。
質問数も多いため、より細かく信頼性の高い結果を知りたい人はぜひ登録してみてくださいね。
おすすめポイント
- 国内最大級のオファー型就活サイト
- 利用者数・登録企業数が多い
- 専門性を評価したたくさんの企業からオファーがくる
- 信頼性の高い適性検査を無料で受けられる
⑥レバテックルーキー
レバテックルーキーはレバテック株式会社が運営する、ITエンジニア専門の新卒向け就職支援エージェントサイトです。
紹介企業は大手企業やメガベンチャーなどといったいわゆる難関WEB企業から、未経験でも募集している中小・ミドルベンチャー企業までさまざま。
長年IT業界に携わってきた確かな実績とノウハウがあるので、ITエンジニアへの希望度が高い理系学生にはおすすめです。
通常の就活サイトには掲載されてない希望企業の内部事情を教えてくれたり、内定獲得への有益なアドバスが受けられるメリットもあります。
おすすめポイント
- ITエンジニア専門の新卒向け就職支援エージェント
- 難関WEB企業も目指せる
- IT業界に特化したエージェントがサポート
- 非公開求人などの厳選された求人も紹介してくれる
⑦理系就活チャージエージェント
理系就活チャージエージェントは、エンジニア専門の転職支援会社であるメイテックネクスト株式会社が運営する、機械・電気・情報・物理系・数学系の理系学生におすすめの就活サイトです。
これまで14万人以上のエンジニアの採用支援をおこなってきた実績があります。
また理系就活チャージエージェントには、「就活ステップ別セミナーチャンネル」「選考学科別セミナーチャンネル」「業界別セミナーチャンネル」の3つのチャンネルがあり、理系学生にとっても有益な情報を得られます。
実際に、「各業界の特徴について知れた」「研究室での経験をアピールする方法について理解できた」という声もあるので、ぜひ利用してみてください。
おすすめポイント
- 機械・電気・情報・物理系・数学系の理系学生におすすめ
- エンジニア専門の転職支援会社が運営
- 製造業などへのパイプもある
- 理系学生に有益な情報が得られる
⑧Labbase
LabBase端株時期会社POLが運営する、おもに高学歴の理系学生や院生向けのオファー型求人サイトです。
理系学生に特化していることから、IT・通信系やメーカー業などが中心ですが、コンサルティングファームといった業界なども掲載されています。
LabBaseではトヨタ自動車やJRといった大手企業や、「BIG4」と呼ばれるデトロイトやPwCといった外資コンサルティングファームなど、難関企業も数多く取り扱っています。
一般的なオファー型求人サイトでは自己PRやガクチカなどを登録するものがほとんどですが、LabBaseでは研究内容や専門スキルといった細かい部分まで登録可能です。
企業側も就活生がどんなことを研究しているのかを把握したうえでオファーするため、マッチング率も高め。
「これまでの経験や専門性の高さを活かしたい!」と考える理系学生はぜひ利用してみてください。
おすすめポイント
- 理系学生・院生向けのオファー型求人サイト
- IT・通信系・研究職・理系職が中心
- 大手企業~難関企業の取り扱いが多い
- 大学背の研究内容や専門知識を活かしたい人におすすめ
⑨理系就職エージェント neo
理系就職エージェント neoは株式会社neoキャリアが運営する、地方理系大学生向けの就活サイトです。
交通費や宿泊費を含む最大6万円の支給もおこなっているので、首都圏での就職を検討している理系学生や少しでも経済的な負担を減らしたい学生におすすめ。
また理系就職エージェント neoはこれまで21万件の就活相談実績を持っており、無料でいつでも相談できます。
したがって、「面接やグループディスカッションで落ちてしまう」「そもそも自分の適職や希望業界が見つからない」「内定が1社もない」と悩む学生にもぴったりです。
おすすめポイント
- 就活相談実績、内定支援実績数が多い
- 地方から関東への就職を目指す理系学生へのサポートが充実
- 経済的・時間的な負担をなくしたい就活生におすすめ
- 選考に落ちた場合でもフィードバックをもらえる
⑩エンジニア就活
エンジニア就活はシンクトワイス株式会社が運営する、ITエンジニアやITコンサルといったIT全般の大手企業からベンチャー企業に強い就活サイトです。
職種についてはおもに、プログラマーやシステムエンジニア、ITコンサルタントといった求人があります。
また、「IT関連に興味があるけれど、プログラミングの知識や経験がない…」といった未経験の学生に向けた長期インターンやイベント、合同説明会なども定期的に開催されているので安心です。
さらにこれまでの活動履歴を登録しておけば、企業の方からスカウトが来ることも。
就活の悩みや不安から選考突破までのアドバイス、プログラミングの勉強まで徹底的にサポートしてくれるので、「未経験からITエンジニアを目指したい」人にはとくにおすすめです。
おすすめポイント
- IT全般の大企業~ベンチャー企業まで幅広い求人
- ITエンジニア、プログラマー、ITコンサルタントを目指す人におすすめ
- プログラミング未経験でも研修を受けられるので安心
- 長期インターンシップやイベントも豊富
- 「プログラミングテスト」の傾向や対策もできる
⑪Meets Compay
MeetsCompayは株式会社DYMが運営する、内定直結型イベントを紹介する就活サイトです。
内定直結イベントではまず企業が企業説明をおこない、グループワークをしたのち実際に企業の人事や採用担当者と座談会をする流れとなっています。
基本的にはリラックスした雰囲気のなか質疑応答などができるため、通常の合同説明会やセミナーのような堅苦しさはありません。
しかし選考のグループワークなどで注目を集められれば、興味を持った企業の人事からオファーが来ることも。
なかには、一次選考や役員面接などが免除された特別選考ルートを案内してくれるケースもあるため短期間で内定獲得したい方におすすめ。
なお、参加する企業には東証一部上場企業からベンチャー企業まで幅広く、自分に合った企業が見つかりやすいのが魅力です。
さらに選考終了後には、MeetsCompayの運営会社であるDYMのキャリアアドバイザーから内定につながる就活の相談ができるので安心です。
おすすめポイント
- 優良企業が複数参加する、説明会と専横会を兼ね備えたイベントを紹介してくれる
- 人事との距離が近く、フランクな雰囲気で質問できる
- グループワークなどで活躍すれば、企業から直接オファーがもらえる
- 選考後もキャリアアドバイザーから内定獲得までサポート
- 理系学生向けの企業が参加しないケースもある
⑫キャリアチケット
キャリアチケットはレバレシーズ株式会社が運営する、毎年1万人以上の就活生が利用する就活サイトです。
掲載企業が少ないですが、「量より質」を重視する就活サイトで2020年オリコン顧客満足度「新卒エージェント」ランキングナンバーワンの実績があります。
就活のプロがエントリーシートなどの書類添削や面接対策をおこなってくれるので、「就活が不安」「なかなか内定が出ない」と悩む就活生にはおすすめ。
実際にも、「サポートが手厚い」「優良企業を紹介してもらえた」といった高評価の口コミも多数寄せられています。
またキャリアチケットが人気な理由には、早期内定が目指せるといったものも挙げられています。
企業紹介だけではなく、選考に必要な書類作成や企業との日程調整にいたるまで一貫して代行してくれるため、通常の専攻よりもかなり早くに内定が出ると評判です。
なかには最短1週間でスピード内定を獲得した就活生もいるといわれていますよ。
おすすめポイント
- 「量より質」を重視しており、サポートが手厚い
- 「就活のプロに相談したい」「第三者からのフィードバックが欲しい」といった人におすすめ
- 早期内定が目指せる
- 自己分析や書類・面接対策、グループディスカッションなど時期に合わせたセミナーを随時開催
- 面接実施場所が全国9カ所とかなり少ない(LINE相談も受付可能)
理系向け就活サイトには3種類ある!
ひとえに就活サイトといっても、さまざまなタイプの就活サイトがあります。
ここでは、「求人検索型」「エージェント型」「スカウト型」の3つの就活サイトについて、それぞれの特徴やメリット・デメリットについて解説していきます。
就活サイトのタイプ
- 求人検索型
- エージェント型
- スカウト型
求人検索型
就活サイトの中でも、最もメジャーで何かしら1つのサイトはいれてあるだろう求人検索型。
求人検索型はおもに、自分の希望条件(勤務地・業界・職種・年収など)で絞り、希望に該当する求人を紹介してくれるというものです。
具体的に言えば、大手就職サイト「リクナビ」「マイナビ」などがこれに当たります。
求人検索型を利用するメリットとしてはまず、ひとつの就活サイトに登録するだけでたくさんの求人情報について知れることです。
とくに上記で述べた大手就職サイトや、取り扱っている求人数がそもそも多い求人サイトであれば業種や職種で絞っても何百件何千件とヒットします。
さらに求人の紹介だけではなく、応募や選考などもひとつのサイトで一貫できるので、より効率的に就活を進められるのもメリット。
ただし、紹介してくれる求人数が多いからこそ迷う原因にもなり、「まだそこまで希望職種が定まっていない」「自己分析が浅く、どんな職業に向いているかわからない」といった方にはあまりおすすめできません。
もし求人検索型の就活サイトを使うのであれば、あらかじめ希望業界や収入、社風など、ある程度絞れるように考えておくようにするといいでしょう。
エージェント型
エージェント型の就活サイトとは簡単に言うと、専任のエージェントが担当としてつき就活生に合った求人を紹介してくれるサービスです。
エージェント型は自分の希望に合った求人を紹介してくれるだけではなく、書類添削や面接対策、キャリアに関するアドバイスなどをしてくれるメリットがあります。
したがって、「面接が不安」「自分の適性が分からない」といった悩みを持つ方にとっては、こまめに相談を受けてくれるエージェント型の方が合っているといえるでしょう。
なんとなく「エージェント型はお金がかかりそう」と気になるかもしれませんが、新卒の就活生を対象としたエージェント型就活サイトは無料であることがほとんど。
エージェントは内定が決まった際、企業からコンサルティング料として手数料をもらっているので安心して利用できます。
スカウト型
スカウト型とは逆求人型ともいわれる、企業から直接オファーが来るタイプの就活サイトです。
スカウト型の就活サイトに学歴や希望条件などを記載したプロフィールを記入すれば、プロフィールを見て就活生に興味を持った企業からオファーのメールが来ます。
ほかの2つの就活サイトと異なり、自分であれこれと企業を探す手間が省けるのでより効率的に就活を進めてい方にはおすすめです。
なかには、「ぜひ自社に来てほしい!」と強い希望を持った企業であれば、書類選考や一次面接に通りやすいといった企業も!
またオファーが来る企業には、自分では気づかなかった業界や企業からスカウトされるケースが多いので、意外な求人や優良企業に出会えるのもメリットです。
とくに理系学生であれば、これまでの研究内容や専門性の高さなどを評価してくれる可能性が高いため、ぜひ利用してみてください。
理系学生の就活状況とは?
では、理系学生の就活状況とはどのようなものなのでしょうか?
近年では技術の発展によりIT業界が発展していることから、理系学生の需要は年々上昇傾向にあります。
とくに理系学生は大学院への進学者が多く、なかでも農学部や理学部に関してはかなりの割合で大学院に進んでから就職する方がほとんどです。
大学院に進学してから就職するパターンには、研究職を目指すものと全く関係のない職種や業界を目指すものが挙げられます。
ただし研究職に関しては、院に進んだ学生の中でもかなり優秀な結果や実績を残さなければならないため、非常に狭き門といえるでしょう。
もしそこまで研究職にこだわりがないといった方であれば、競争率が低く比較的内定が取りやすい文系職への就職も視野に入れてみることをおすすめします。
もちろん理系学生の経験や性格に合った職種や企業もたくさんあるので、理系学生向けの就活サイトなどを利用してみましょう。
理系学生に人気の業界・職種はどこ?
そもそも理系学生に人気の業界や職種にはどんなものが挙げられるのでしょうか?
理系学生に人気の業界はずばり、「食品」「メーカー系」「化学」「IT関連」「製菓」です。
理由については、研究や技術職に近い業務内容だからというのもありますが、文系職の採用も積極的におこなっており比較的受かりやすいといったものも理由のひとつです。
ただし上記の業界は理系学生の中での倍率が高くなるため、しっかりとした選考対策が必要となります。
また理系に人気の職種については、「開発」「研究」「営業」「技術職」が挙げられます。
開発や研究に関してはかなり倍率も高く、理系学生の中でも高レベルの人材が求められるで就活もかなり難しいでしょう。
さらに近年では理系学生の文系化に伴い、営業職を目指す理系学生も増えてきています。
営業職を目指す理系学生の場合、取り扱う商材やサービス内容が医薬品だったりすると、これまでの経験や知識も活かせるため応募が集中しやすいと考えられます。
理学部所属の学生が就く就職先!不利と言われる状況を「有利」にしよう
理系学生向けの就活サイトを利用するメリット
理系学生で研究職など希望の職種がある程度決まっている場合、理系学生向けの就活サイトを利用することをおすすめします。
そこでここでは理系学生向けの就活サイトを利用するメリットについてご紹介します。
理系学生向けの就活サイトを利用するメリット
- 入社後のミスマッチが減る
- 面接やグループディスカッションの場数を踏める
➀入社後のミスマッチが防げる
就活では自己分析と企業分析、面接対策が非常に重要なポイントとなります。
ここで中途半端な対策や分析をしてしまうと、「こんなはずじゃなかった」と入社後の後悔やそもそも紹介される求人も自分の希望とは違うところばかりなんてことも。
就活サイトでは企業の情報だけではなく、自己分析ができる適職診断テストやエージェントによる面接対策などを受けられるのでおすすめです。
ほとんどの就活では就活解禁日3月から動き出せるように1月あたりから就活の準備を始める人は多いですが、就活サイトはいつでも登録できるのでできるだけ早く済ませておくのが良いでしょう。
②面接やグループディスカッションの場数を踏める
就活の面接やグループディスカッションは学校の授業でも対策ができないうえ、だれでもすぐにできるわけではありません。
しかし早めに就活サイトに登録し、インターン選考などで面接やグループディスカッションの経験数を重ねれば、徐々に場慣れできるので本命の選考で実力を発揮しやすくなります。
面接ではグループの場合や1対1のケースもあるので、どちらにも対応できるようにしておくといいでしょう。
またグループディスカッションについては、初対面の学生同士がひとつの議題について話し合うために、事前にそれぞれの役割を決めなければいけません。
自分の与えられた役割の中で採用担当者に印象を残す必要があるため、自分がどの役割になっても対応できるように就活サイトに早めに登録して準備しておきましょう。
理系学生向けの就活エージェントを効果的に使う方法
理系学生で就活をしている人のなかには、就活サイトと同時に就活エージェントに登録している人も多いのではないでしょうか?
就活エージェントだと就活サイトとは違い、ひとりの就活生に担当者が付き求人から内定まで一貫してサポートしてくれるメリットがあります。
しかし「みんなが使っているからなんとなく就活エージェントに登録している」状態だと、なかなか就活に上手く役立てられません。
そこでここでは、理系学生向けの就活エージェントを効果的に使う方法についてご紹介します。
理系学生向けの就活エージェントを効果的に使う方法
- 自己分析・企業分析を自力で済ませておく
- コンサルタントに情をうつさないようにする
➀自己分析・企業分析を自力で済ませておく
就活エージェントを利用する前には、最低限でも自己分析や希望企業の方向性くらいは決めめておくようにしましょう。
なぜなら自己分析ができていなければ、「自分が何を就活でアピールすべきか」「どんな物事に興味を持っているのか」「どんな働き方をしたいのか」が分からず、やたらと多い求人を紹介されたり、入社後のミスマッチが起きる恐れがあるためです。
就活エージェントでも自己分析ができるところもありますが、最終的にどの業界や企業に決めるかは自分次第です。
就活そのものをより効率的に進めるためにも、自己分析は事前にしっかりとおこなうようにしましょう。
②コンサルタントに情をうつさないようにする
先ほども述べましたが、就活エージェントでは就活生ひとりにつき担当のコンサルタントがつきます。
しかし担当コンサルタントも人間なので、相性が合わなかったりすることがあります。
ほかにも、担当コンサルタントの質にばらつきが見られ、自分が求める情報がつかめないといったケースも少なくありません。
「せっかくやってくれているから」とコンサルタントに情をうつしすぎると、希望に酔わない求人なども受けてしまう可能性があるため要注意。
就活エージェントの多くは担当コンサルタントの変更ができますので、まずは変更ができるかを相談してみましょう。
またもし、「変更ができない」「変更がしづらい雰囲気がある」場合は、他社に乗り換えるのもひとつです。
~まとめ~理系学生は目的に合わせて複数の就活サイトを使うのがおすすめ!
今回は理系学生に向けて、おすすめの就活サイトについてご紹介してきました。
就活と聞くと、どうしても大手の就活サイトのみを登録しておく人が多いですが、理系学生の就活で専門性や知識をアピールしたいのであれば理系学生向けの就活サイトを使うとより効率的に就活を進められます。
実際、就活生が登録している就活サイトの平均は5~6社だといわれており、サービス内容も異なるため用途に合わせて使い分けるのがおすすめです。
また就活サイトを利用する際は、事前に自己分析や希望業界の絞り込みなど、自分でできることについてはある程度準備しておくようにしましょう。
もちろん就活サイトでも自己分析や適職診断はできますが、「自分が就活で何をアピールしたいのか」「どんな業界や業種に興味があるのか」を把握できていれば、求人も見つかりやすくミスマッチも少なくなります。
納得できる就活をおこなうためにも、自分に合った就活サイトを見つけ、できるだけ早く行動することが大事です。