大学生が必ずやらなければいけないこと…そうです。大学の単位を取ることですね。
大学は、決められた単位数を取得できないと卒業できない仕組みになっています。
しかし、既に単位をいくつか落としてしまったり、いつも深夜までレポートやテスト勉強をしたり、苦しい思いをしている人が私の周りでも少なくありません。
今回は「もっと楽をして単位がほしい!」「楽単ってどうやって見つければいいの!?」という大学生のために、楽単の見つけ方を伝授します!
楽単はこうやって見つけます①先輩や友人から情報を得る
楽単を見つける一番の方法といえるのが、同じ大学の先輩や友人に聞くというやり方です。
なぜかって、同じ大学の先輩や友人は、あなたが取ろうか考えている単位を履修したことがあるかもしれないからです。
もしくは、会話の中で「この単位すごく楽にとれたよ!」なんて新たな情報を得られる可能性があります。
楽単を見つけるためには情報収集が必須です。
どの授業を取ればいいのかまったくわからない状態からでも、「今、履修登録で悩んでいるんだよね~」と話題に出してみましょう。
では、大学内でより多くの情報を得るためにはどうすればいいのでしょうか。
サークルや部活動で人脈を広げておく
楽単の情報を得るために、以前同じクラス・同じ授業だった人との繋がりだけでは足りないことがあります。
なぜかというと、同じクラス・同じ授業だった人は、自分とほとんど同じ授業しか受講していなかった可能性が高いからです。
ですので、授業以外でのつながりが大切になります。
例えばサークルや部活動。学部・学科や学年が違う人同士の集まりなので、偏りのないたくさんの情報を得ることができるのです。
特に、同じ学部・学科の先輩とは仲良くなっておいて損はないです。楽単だけでなく、自分が受けるテストに出る問題を知っている可能性もあるからです。
自分に合ったサークル選びをしよう!~サークルを選ぶ時の注意点~
履修の相談会に参加する
履修登録の相談会に参加するという手があります。
これは私の大学で実際に開催されていたものです。
私の学科には授業とは別でサークルのようなコミュニティが存在していました。
授業やテストについて質問しあったり、簡単なワークショップを行ったりしていたのです。
私はそのコミュニティに所属していませんが、4月の始めに行われた相談会は誰でも参加できるものでした。
また、履修登録のある春先は、学部・学科を問わず新入生が先輩になんでも相談できるイベントが開催されることがあります。
先輩が自分の経験をもとに優しく教えてくれるので、このチャンスは逃せません。
聞きたいことは全て聞いてしまいましょう。
そういった機会に先輩と仲良くなることができれば、翌年も情報収集にも協力してくれるかもしれませんよ。
サークルや部活動の勧誘から話を広げる
先ほどサークルや部活動の仲間から情報収集をすることをおすすめしましたが、「楽単のためにコミュニティに入るのは面倒くさい」という人もいるでしょう。
サークルや部活動はあくまでも別の目的(友達作り・やりたいことがある等)で所属するものですからね。
授業以外のコミュニティが無いけど、もっと楽単についての情報がほしい!という人は、サークルや部活の勧誘の場を利用しましょう。
多くの大学では春先にそういったイベントが行われます。
大規模な大学では年に数回開催されたり、いつも勧誘を行っているサークルを見かけたりします。
勧誘している人は社交的で親切な場合が多い
サークルや部活動の勧誘をしている人は、自分のコミュニティに興味をもってもらうためにそのコミュニティの話以外のことも聞いてくれる場合が多いです。
サークルや部活動の紹介を聞きつつ、「おすすめの授業とかありますか?」と聞いてみましょう。
また、「一度活動の見学に来ない?」と誘われる場合も多いので、サークルや部活動に入らなくとも、活動の見学だけで大学内の知り合いを増やすことができます。
同じように、サークルや部活動に入らなくても新歓(新入生歓迎会)へ参加することはできるので、友達作りも兼ねて積極的に参加してみましょう。
ちなみにこの方法、大学1年生でなくとも使うことができますよ。
楽単はこうやって見つけます②口コミサイトから探す
今や世の中は超情報社会です。
インターネットで調べれば自分の大学の授業の情報を見ることができるのです。
その中でも全国のほとんどの大学の情報を見ることができるサイトがあります。
それは、楽天が運営する「みんなのキャンパス」というサイトです。
毎年楽単を追い求めている大学生の中には知っている人も多いでしょう。
授業の口コミが読める!「みんなのキャンパス」って知ってる?
「みんなのキャンパス」には大学別、その中の学部・学科別で授業を一覧で見ることができます。
大学によっては同じ授業名で複数の教授が開講しているものもあると思いますが、教授名も登録してあるため、誰のどの授業が楽単なのかを簡単に知ることができます。
教授名、授業名で検索することもできるので、気になっている授業を直接調べることができます。
実際に授業を受けたことがある人が、その授業をいくつかの観点で評価し、コメントを投稿しています。
匿名なので情報の信ぴょう性は保証できませんが、いくつかの同じような口コミがあれば参考にして良いでしょう。
生徒数が多かったり、開講して長い授業だったりすると多くの口コミが集まっているので、大規模で歴史のある大学の生徒のほうが利用しやすいと言えます。
単位の取りやすさが一目でわかる!
「みんなのキャンパス」の評価の観点には「単位取得度」というものがあります。
これが皆さんの一番知りたい楽単かどうかを示しています。
5段階評価でどれくらい単位が取りやすいのかを知ることができるので、この「単位取得度」を参考に授業を選べば楽単である可能性が高いです。
しかし、これは口コミ投稿者個人の主観なので星5だからといって、自分にとって100%楽単かというとそうではありません。
失敗しないためにも、単位の取りやすさだけではなく、授業内容や成績のつけ方も確認してから履修しましょう。
授業の満足度も参考にするべし
「みんなのキャンパス」の授業の口コミにはもうひとつ観点があります。
それが「内容充実度」です。どれだけ楽に単位が取れるからといって、無意味な授業やつまらない授業に出席していては時間がもったいないと思いませんか?
どうせなら面白く、自分のためになる授業を受けるべきだと私は思います。
これは落単を避けるための「楽単探し」であって、大学に通っている本当の意味を忘れてはいけません。
そのためにもこの「内容充実度」は確認することをおすすめします。
内容が充実していて、かつ楽単であれば楽しい大学生活を送れると思いませんか?
楽単はこうやって見つけます③シラバスを読む
大学には「シラバス」という授業の詳細情報がわかる資料が存在します。
私の大学では毎年春に生徒全員に冊子で配られていますが、大学の公式HPで見ることができるという場合もあるでしょう。
シラバスは大学側が作成しているので読むのを面倒くさがる学生も多いですが、事実がたくさん書かれているために楽単の大きなヒントになり得るのです。
単位がほしいなら成績配分は必読!
シラバスには、授業内容や成績配分、担当教授からのコメントなどが掲載されています。
単位が欲しいのであれば、注目するべきは成績配分。
出席率や課題として出されるレポート、学期末のテストなどがどの割合で成績に反映されるのかが書かれています。
この部分を読んでおくことで履修時から成績配分を理解していれば、力を入れなければいけない部分、入れなくてもいい部分がわかるため「楽に単位を取る」ことに繋がります。
「レポートが100%だから少しくらい授業に出なくても大丈夫」といった、楽をしてちゃんと単位を取得するための作戦を立てることができるのです。
ただし、頭に何も残らない授業ほど時間の無駄はありませんので、出来る限り授業には参加し、参加できなかった場合でも授業内容の確認をすることをおすすめします。
出席・レポート・テスト…あなたはどれが得意ですか?
シラバスで確認したいのはまず出席点。成績に対する割合もそうですが、「毎回出席を取る」のか、それとも「3回に1回出席を取る」のかでも楽単度は変わってきます。
この例で考えると、圧倒的に「3回に1回出席を取る」授業の方が楽ですよね。
出席を取るタイミングを把握しておけば、無駄だと思う授業を受けずに済むかもしれません。
レポートやテストも、回数や重さ(記述式なのか、手書きなのか等)で、楽単度が違うので、出来る限り把握しておくと良いでしょう。
「レポートだけ出せば単位がもらえる!」と思って履修したのに、毎回レポートが出るような授業だったら悲しいですからね。
最重要かも!授業は仲間と一緒に取るべし!
どれだけ簡単といわれるテストでも、全く対策をせずに挑めば単位を落としてしまう可能性があります。
確実に単位をもらうためには、友達と協力することが非常に重要です。
何らかの事情で授業に出られないとき、代わりにノートを取ってもらったり、教授の話した内容を把握してもらったりすることで、情報を逃さないようにしておきましょう。
また、授業に出席するモチベーションにもなります。
途中でやる気が無くなって単位を落とすことが無いように、友達同士で励まし合いましょう。
授業内容に興味がもてるかどうかも重要!
ここまでいくつか楽単を見つける方法を紹介してきましたが、結局興味のない分野だと授業に行けなくなってしまい、どんなに楽単でも落としてしまいます。
先輩や友人、口コミサイトなどの情報を得た上で、少しでも興味がもてる内容の授業を受けましょう。
周囲から楽単だと評価されていないとしても、自分が意欲をもって楽しい気持ちで学べるものであればそれは「楽単」だと言えるのではないでしょうか。
あなたにとって「楽単」ってどんな授業?
いかかでしたか?楽単にこだわりすぎて学びたいことが学べない・得るものが何もない学生生活はもったいないです!
今回紹介した方法を参考に、自分にとって「楽しく取れる単位」探してみてください!