大学生になってサークル活動を始めようと考える方も多いのではないでしょうか。
サークルには多くの種類があり、選ぶのも難しいですよね。
中には危ない飲みサーなども存在します。
今回は飲みサーとは怖いのか、飲みサーの特徴やサークルの見分け方について紹介します。
サークル選びに悩んでいる大学生はこの記事を参考に、慎重に行動してください。
飲みサーとは
飲みサーとは飲み会を目的として、飲み会以外の活動がほとんどないサークルのことを指します。
飲みサーは意外と多く存在し、表面上だけでは飲みサーだという判断が難しいことも多いため、入ってみてから実は飲みサーだった、と気づくこともあります。
実際に飲みサーに入ってしまうと、危険なことや怖い思いをすることも多いため気をつけましょう。
飲みサーの特徴
新入生だと、飲みサーとはどのようなサークルか、何をしているのか、うまく想像つかない方も多いですよね。
飲みサーの特徴を説明するので、自分が興味のあるサークルに当てはまっていないか、確認してみてください。
新歓でお酒を勧められる
新歓でお酒をすすめてくる先輩がいるサークルは飲みサーの可能性が高いです。
新入生はほとんどが未成年であるため、健全なサークルであれば、新入生にお酒をすすめることは、まずありません。
普段から飲み会をメインに活動しているサークルだからこそ、新しく入ってくる新入生とも一緒に飲もうとします。
もし新歓の時点でお酒をすすめられることがあれば、そのサークルに入るのは辞めた方が良いです。
新歓だと、飲みサーでも悪い印象を与えないように普通のサークルを装うこともあります。
新歓の時に、お酒を飲む雰囲気ではなかった、楽しかった、というだけで簡単に決めることも避けるようにしましょう。
活動内容が曖昧
飲みサーは飲み会が主な活動のため、実際のサークルとしての活動内容が曖昧です。
練習時間や練習日、練習場所などの細かい情報が明確でないサークルは飲みサーの可能性があります。
内容も詳しく何をするのか決まっていないことも多いです。
練習に真面目に取り組んでいる人がいない、飲み会にしか顔を出さない、という先輩がいることも、飲みサーの特徴なので、活動内容がしっかりしているか、事前に把握しましょう。
飲み会の頻度が高い
飲み会が明らかに多いことも飲みサーの特徴です。
普通のサークルであれば、普段の練習に加えて、授業やそれぞれのプライベートもあるため、飲み会をする機会はそこまで多くありません。
飲みサーには、授業やアルバイトよりも飲み会を優先する先輩も多いため、週に1回以上飲み会を開催しているなどのサークルであれば、飲みサーの可能性が高いです。
コールをしている
飲み会でコールがかかるサークルは、飲みサーの可能性が高いです。
コールは基本的にお酒を飲ませるためのものであり、普通にお酒を楽しむだけの飲み会などでは聞くことがありません。
あまり飲まない大学生や、健全な飲み会しか経験したことがない大学生であれば、そもそもコールを知らないことも多いです。
とにかくお酒をたくさん飲み、飲まない人はノリが悪い、という風潮がある飲みサーでこそコールがかかります。
新歓に参加する際、自分や自分の周りでコールがなくても、先輩同士で変なお酒の飲み方をしていないか、確認してみましょう。
飲みサーを見分ける方法
飲みサーには危ないことも多く、避けたいと考える新入生は多いと思います。
ここで飲みサーかどうか見分ける方法を紹介するので、是非参考にしてみてください。
先輩に評判を聞く
実際に先輩や周りからの評判を聞くことはとても重要です。
だいたいの飲みサーや危険なサークルは悪い噂が流れることが多いため、学校中に良くないサークルだと認知されていることがほとんどです。
人からの噂は、自分だけでは得ることができない情報もおおくあるため、入りたいと思っているサークルがある学生は、事前に周りの人から話を聞くと良いでしょう。
少しでも良くない噂があるサークルには入らないほうがいいですね。
SNS等で情報を集める
最近ではサークルの情報をSNSで発信していることも多いです。
大学のパンフレットだけでなく、SNSの内容も確認することで、どのような活動をしているのか、どんな雰囲気なのか知ることが出来ます。
飲みサーであれば、飲み会のような写真が多く載っていることや、サークル活動の写真や活動報告がほとんど載ってないことがあります。
サークルの代表の個人的なSNSを載せているところもあるため、詳しく調べてみましょう。
普通のサークルであれば、練習や活動内容の部分での写真が多いので、飲み会や旅行の写真しかない場合は飲みサーの可能性があります。
新歓で様子を見る
一度新歓に参加して、先輩の雰囲気や様子をみることも大切です。
新歓で先輩と仲良くなれれば、実際の活動内容や、主に何をしているのか、飲み会はどれくらいのペースで行われるのか、といった詳細な情報を聞くことができます。
実際に新歓で先輩と関わる事で、なんとなく危険な人かそうでないかも分かると思います。
飲みサーであれば、活動内容といった真面目な質問にうまく答えられないことがあるので、気になっているサークルの新歓で直接話すことはおすすめです。
しかし、本当に危険なサークルや飲みサーであれば、新歓の際に新入生にも危害が加わることがあるので、新歓選びも慎重に行いましょう。
本格的な練習があるか
本格的な練習があるかないかで飲みサーかどうか分かります。
普通に活動しているサークルであれば、何かしらの目標を立てて練習に取り組むため、それなりの練習量と過去の実績があります。
飲みサーでは、表面上をいくら繕っても内容が伴わないため、十分な練習時間が無い、ちゃんとした練習方法がない、という場合が多いです。
気になるサークルが以前どのような活動を残しているのか、という部分にも目を向けてみましょう。
飲みサーに入るデメリット
飲みサーに入ることはデメリットも多くあります。
飲みサーに入ってから後悔することがないように、事前にデメリットを把握しましょう。
飲みサーに興味がある大学生は、デメリットを読んで、もう一度よく考えてみてください。
中身のない大学生活になる
飲みサーに入ることで、中身のない大学生活になる可能性が高いです。
飲みサーに所属している人たちは、今が楽しかったらそれでいい、という考えが多く、後で振り返ったときに、大学生活において、必死に取り組んだ経験がありません。
お酒を飲んで、だらしない生活を送るだけの大学生活は、何かに打ち込んでいる大学生に比べて、意味が無いと感じてしまうことも多いでしょう。
就職活動においても、大学生活におけるアピール点がなくなってしまい、順調にいかない可能性もあります。
大学生の貴重な時間を無駄にしないためにも、飲みサーには入らない方が良いでしょう。
飲み会にお金が飛ぶ
飲みサーは飲み会が多く、飲み会は一回当たりに飛ぶお金が高いため、飲みサーに入ることで、常に金欠になってしまうことがあります。
飲み会以外の遊びや勉強などの費用を削って、飲み会に費やしていると、後に何も残らなくなります。
大学生は働く時間も限られており、金銭的に余裕がある状態はなかなかないでしょう。
その中で飲みサーに入るというのはリスクも高いです。
苦情が出る
飲みサーの飲み会では、周りに気を遣うことなく騒いでしまうことも多いため、隣人から苦情が入る、お店を出禁になってしまう、ひどいときは警察を呼ばれてしまう、ということが起こる可能性があります。
周りからも悪い印象を持たれて、隣人トラブルに発展してしまうこともあるため、飲みサーの飲み会は良いものではありません。
飲みサーに入ることで、行きたいお店にいけなくなる場合もあり、過ごしにくい環境になってしまいます。
怪我や病気のリスク
お酒を飲むことで、怪我や病気にも繋がります。
飲みサーでよくある一気飲みや、尋常じゃない量のお酒を摂取することで、急性アルコール中毒になり、救急搬送される場合もあります。
そもそもお酒を飲み過ぎることは、腎臓や肝臓にもダメージを与えてしまうため、健康上良くありません。
酔っ払って動くことにより、転倒などから怪我をすることも多いです。
健康にも気を遣い、自分の体を大切にしたいなら、飲みサーに入ることは辞めましょう。
記憶をなくす
飲みサーでは記憶を無くすほど飲むこともよくあります。
記憶を無くしてしまうと、授業や試験などの大学生活だけでなく、自分の日常生活にまで支障をきたします。
飲んでいた時の記憶が無く、持ち物がない、知らない場所にいる、ということはとても危ないことです。
事件に巻き込まれる可能性もあるので、お酒の飲み方には十分気をつけましょう。
飲みサーに入ってしまったときの対処法
サークルに入ってから実は飲みサーだったと気づくこともあるかもしれません。
そうなってしまったときのための対処方法や、事前にした方が良いことを紹介します。
危ないと気づいた時点で抜ける
飲みサーだと気づき危ないと感じた時点で、すぐに抜けることが大切です。
ずるずると残っていても、サークルから抜けにくくなる一方であり、その間にいやな思いをするかもしれません。
後悔しないためにも、早めの行動が大切です。
兼サーしておく
入ったサークルが飲みサーで、辞めたいけど、他に友達ができない不安から辞めることができない、という大学生もいると思います
そうならないためにも、初めのうちに、多くのサークルに入ることがおすすめです。
新歓だけではサークルの実態に気づけず、失敗してしまうことは多いです。
交友関係を広めつつ、本当に自分に合ったサークルに入るためにも、兼サーをしておくと、良くないサークルを抜けることにもためらいがなくなります。
サークルに悩んでいる大学生は、初めはいろいろなサークルに所属してみても良いかもしれません。
まとめ
大学生活において、サークル選びはとても重要です。
変なサークルに引っかかり後悔しないためにも、事前の情報収集が必要です。
自分のやりたいサークル、自分に合ったサークルを慎重に見極めて、大学生活を充実させましょう。