人生の夏休みと言われる大学生活。
楽しいキャンパスライフを送るために多くの人が「サークル」や「部活動」に入るのではないでしょうか。
そんな時、最初にぶつかる困難がサークル選び。
「楽しそうなサークルが多すぎて一つに絞れない…」なんて人も少なくないはずです。
実際にサークルを1つに絞りきれなかった結果、兼サーをしたという人もたくさんいます。
この記事では現役大学生の筆者が「兼サーはきついの?」という疑問に本音でお答えしていきます。
上手に兼サーするコツもお伝えするので、ぜひ最後まで読んでみてください。
兼サーは正直きつい!デメリット4つ
結論からお伝えすると、兼サーは正直きついです!
ここでは具体的に、「きつい…」と感じるデメリットを4つお伝えしていきます。
兼サーのデメリット①とにかく忙しくて時間がない
二つのサークルを掛け持ちするのは、皆さんが想像する以上に忙しいです。
具体的に、「週に3回活動するサークル」と「週に2回活動するサークル」を掛け持ったとします。
すると、一週間のうち5日はサークル活動があることになりますね。
それにプラスして、授業、課題、バイト、飲み会、遊び…とたくさん入ってきます。
これで想像出来たかと思いますが、兼サーをするとかなり忙しくなるのです。
活動時間だけでなく飲み会も二倍に…なんてことも。
そのため、兼サーをする時は時間に追われる覚悟が必要です。
兼サーのデメリット②すぐにお金がなくなる
兼サーをすると当たり前ですが、かかる金額も二倍になります。
実際かかるお金として、
- 会費
- 遠征費
- 道具代
- 飲み会代
- 遊び代
などが挙げられます。
こう見るとかなりお金がかかりますよね。
特に飲み会が多いサークルだと、上限無くお金を使うことになります。
さらに、兼サーをすると時間が無くなるので、バイトもたくさんはできません。
お金があまりない人がサークルを掛け持つと、金銭的に厳しい状況になってしまいます。
兼サーのデメリット③濃い人間関係が築けない
兼サーをすると、広く浅くの関係しか築けないというデメリットが生じます。
実際の例を見てみましょう。
Aさんは兼サーをしています。
Aさんは飲み会に誘われても「他のサークルが忙しい」という理由で断ることが多いです。
そのうち「きっとAさんは忙しいから…」と誘われなくなりました。
普通に仲良くはなれますが、深い関係は築けていません。
これは私の友人の例です。兼サーをするとどうしてもAさんのようになってしまいます。
人脈自体は広がるのですが、「深い関係が築けない」ことが兼サーをするデメリットです。
兼サーのデメリット④サークルの活動がかぶる
兼サーをしているとどうしても、「活動の日程がかぶってしまった」ということが起こります。
毎日の活動時間がずれていても、大会や飲み会、旅行が被ってしまった…というのはよくある話。
兼サーをする時は、日程がかぶってしまっても大丈夫なのかを調べておきましょう。
大学生はサークルに入らないとダメ?サークルに入らないメリット・デメリット
兼サーするといいことあるの?メリット3つ
ここまで、「兼サーはきつい!」と言うお話をしてきました。
しかし、実は良いところもたくさんあります。
ここでは、兼サーをするメリットを3つお伝えします。
兼サーのメリット①人脈が広がる
兼サーをすると、関わる人が多くなるので、人脈が圧倒的に広がります。
特に全く違うジャンルのサークルに入ると、出会う人のタイプも変わるのでおすすめです。
一つのコミュニティでは出会えなかった人と繋がることで、自分の視野を広げるきっかけにもなります。
さらに、出会いが増えるということは、恋愛できる確率も上がるということです。
多くの人に出会うことによって色々なメリットを得ることができますよ。
兼サーのメリット②経験が増えて就活にも有利
二つのサークルに入るということは、経験も二倍になるということ。
経験が増えるとエピソードも増えるので、就活で有利になってきます。
自分はこんなことを頑張った!学んだ!と話せることが多くなるのは、兼サーの大きな魅力です。
「大学生のうちにたくさんの経験をしたい」という人は、兼サーをする価値があると思います。
兼サーのメリット③自己管理能力が上がる
兼サーをすると忙しいため、自分で時間などを管理する能力が上がります。
デメリットでは、サークルの他にも勉強や課題、バイト、飲み会などで忙しいとお話ししました。
しかし裏を返すと、そんな生活をこなす力が付けられるということです。
周りがのんびりとした大学生活を送っている中で、忙しく自己管理をしながら生活する。
そのことは、将来に活きる力になります。
自己管理能力を高めたい人に、兼サーはおすすめです。
兼サーでもうまく両立するには?
ここでは、兼サーを上手に両立するコツを3つお伝えしていきます。
兼サーを考えている人は必見です!
両立のコツ①サークルの組み合わせ方を考える
まず1番大切なことは、両立しやすいサークルを選ぶことです。
どちらのサークルも週5回の活動だった場合、確実に両立ができません。
事前に両立可能なサークルかどうか、考えることが大切です。
特に重要視してほしいことは、
- 二つの活動を両立できそうか
- バイトも一緒にできそうか
- 授業がおろそかにならないか
の3点です!
「活動時間がかぶっていなければ大丈夫!」と考えてしまいがちですが、日常生活に支障をきたさないか必ずチェックしてください。
特に、「バイトができないと会費を払えない」、「学業に身が入らないと留年」なんてこともあるので要注意です。
両立しやすいサークルは?
実際に両立しやすいサークルをご紹介します!
①ボランティアサークル
ボランティアサークルは好きなタイミングで参加できることが多いので、比較的両立が簡単です!
②国際サークル
頻度が少なめのところが多いため、両立に向いています。
毎回参加しなくていいところも多いです。
③インカレサークル
インカレサークルも毎回参加をしなくていいところが多いです。
ただ、他校と予定を合わせなければならないこともあるので要注意。
しっかり予定通りに参加しなければならないサークルは、両立が厳しいかもしれません。
④道具代がかからないサークル
合唱やダンスなど、比較的道具代がかからないサークルは、金銭的な負担が少ないのでおすめです。
⑤月に一度だけイベントを行うサークル
月に1度なら、時間的にも金銭的にも負担になりにくいのでおすすめです。
自分に合ったサークル選びをしよう!~サークルを選ぶ時の注意点~
両立のコツ②事前のリサーチをしっかりする
事前のリサーチは超重要です。
「きちんと両立できそうなのか」、「掛け持ちをしてまで入りたいサークルなのか」を見極めるためにも、しっかりとリサーチしましょう。
ここでは具体的にどんなことをリサーチしたらいいのか説明していきます!
どんな日程で活動しているかを知る
兼サーをする際、2つのサークルの活動がかぶらないことが前提になります。
まずは活動の日程がかぶらないのかを確認しましょう。
また、活動は週3回でも、入ってみると暗黙の了解で毎日行かなければならない…なんてサークルもたまにあります。
本当に日程は合っているのか、実際はどうなのかを事前に確認することが大切です。
雰囲気を知る
サークルの雰囲気ってすごく大切ですよね。
どんなに活動内容が素敵でも雰囲気が悪ければだんだんと行くのが辛くなります。
「兼サーをしてまで入りたいサークルなのか」という視点を持って、そのサークルを知ることが大事です。
雰囲気は新歓で知ることができるので、必ず行くことをおすすめします!
飲み会事情を知る
飲み会は、大学生活を左右するほど重要です。
飲み会が週に何度もあるサークルだと、他のサークルとの両立が難しかったり、学業に支障をきたしてしまったりと様々な問題が起きます。
そのため、飲み会の
- 頻度
- 雰囲気
- 強制力
は必ずリサーチしておきましょう!
入ったサークルが両方とも高頻度で飲み会をする場合、どちらかしか行けない…なんてことが起こります。
最悪の場合、「ノリが悪い」と思われて居場所がなくなることがあるので、飲み会事情の調査は必須です!
お金がどれくらいかかるかを知る
兼サーはお金がかかるので、事前にお金がどれくらいかかるか確認しましょう。
会費は安くても、
- 道具代
- 遠征費
- 飲み会代
- 遊び代
- 旅行代
などでかなりかさむことがあります。
会費だけでなく、他にかかるお金も含めて知ることが重要です。
合わなかった場合やめられるかを知る
実際に兼サーをしてみると、「時間的に両立が難しい」「金銭的に厳しい」「サークルの雰囲気が合わない」なんてことがたまに起きます。
そんな時のために、辞めやすいかを知っておくことが大切です。
「辞めたいと思ったらやめられるのか」、「先輩に辞めた人はいるのか」を事前に聞いておきましょう。
両立のコツ③勉強を頑張るという気合いを持つ
サークルは楽しいですが、大学は勉強するために通うところです。
兼サーは忙しく、単位を落として留年…なんてこともありえます。
そうならないためにも、「勉強を頑張る」という気合いを持ちましょう。
自分が何を学ぶために大学に入ったのかを忘れず、サークルではなく学業を第一優先にすることが大切です。
サークルでは、「定期試験の過去問がもらえる」という特典があります。
兼サーをしているともらえる確率は二倍です。
兼サーであることを活かして、勉強も気合いを入れて頑張りましょう。
兼サーはきついけど上手に両立すれば良いことも!
本記事では、「兼サーって正直きついの?」という疑問にお答えし、上手に両立するコツを解説しました。
兼サーは時間的にも金銭的にも厳しいことが多いです。
しかし、それを両立させると沢山のスキルを得られます。
大学生活を充実させるためには、「兼サーをする必要は本当にあるのか」「兼サーをすることでどんなメリットがあるのか」という視点を忘れないことが大切です。
自分にぴったりなサークルを見つけ、幸せなキャンパスライフを送れることを願っています!
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