グループディスカッションは、多くの企業で採用されている選考方法のひとつです。
しかし面接とは異なり、テーマやメンバーが予想できないため、なかなか対策方法が見えないといった人もたくさんいます。
グループディスカッションは、一朝一夕ですぐに身につけられるものではなく、考え方やある程度数をこなして場慣れするのが一番。
そこで今回は、グループディスカッションの練習方法や押さえておきたいポイントやコツなどについてご紹介します。
「ひとりでも対策できる方法はある?」「練習時に意識したほうが良いことって?」と気になる方はぜひ参考にしてみてくださいね。
グループディスカッションの練習方法10選
「具体的にどんな練習方法があるの?」「すぐに始められる方法ってあるの?」と気になる方も多いはず。
ここでは、グループディスカッションの練習方法について10個紹介します。
練習方法や対策はひとりでできるものから、友人や家族など複数人でできるものまでさまざま。
ぜひ自分に合った方法を試してみてくださいね。
グループディスカッションの練習方法10選
- ニュースに対して自分の意見を持つ
- 参考書を買って練習する
- 頻出テーマを調べて対策する
- 授業やゼミを活用する
- SNSでさまざまな意見に触れておく
- 友人や家族と議論を交わす
- 動画を撮影する
- 仮説を立てる練習をする
- キャリアセンターで実践練習をおこなう
- 実際に企業のグループディスカッションでとにかく場数を踏む
➀ニュースに対して自分の意見を持つ
グループディスカッションのテーマには、その時期に話題となった時事や社会、ビジネスに関する問題を取り扱うケースも多くあります。
ディスカッションによっては、賛成や反対が決められて「なぜそのように考えるのか」などまで聞かれることも!
内容によっては知識の有無が議論を左右する可能性もあります。
ですので、普段からニュースやメディアを見る習慣をつけて、希望企業や業界の動向、世の中の問題について把握するようにしましょう。
また、知っている程度でおさめるだけではなく、それに対して「自分がどう思うか」「なぜそう思うか」などまで掘り下げて考える癖をつけておくとなおいいでしょう。
時事的なテーマについて触れておくことは、グループディスカッションのほかに面接でも役立つのでぜひ短い時間でもチェックしてみてくださいね。
②参考書を買って練習する
書店では、就職活動対策やインターン生向けにグループディスカッション対策の参考書が販売されています。
そこには実際に取り扱われたテーマや、企業・業界ごとに詳しい内容、採用担当者が見ているポイントについて述べられているので対策を練るには近道です。
ただし参考書を使ったひとりでの対策では、どうしても協調性やコミュニケーション能力が培われません。
また、参考書に書かれている模範解答をそのまま本番で言ってしまうと、わざとらしい印象を与えてしまうので要注意。
あくまで参考書を利用して対策をする場合は、傾向やパターンを把握する程度にすること、自分の意見は別で用意する必要がありますよ。
③頻出テーマを調べて対策する
グループディスカッションで出されるテーマは企業ごとに異なりますが、業界内では実はかなり似通ったテーマが出ることが多い傾向にあります。
ですので、自分が希望する業界が固まっているのであれば、その業界で取り扱われるテーマについて把握することで、本番でも落ち着いて対応できます。
具体的なグループディスカッションのテーマには大きく以下のものが挙げられます。
グループディスカッションでよく出るテーマ
- 課題解決型…売り上げや普及率を上げるための方法などについて議論する。
- 選択肢型…賛成・反対など、あらかじめ2つの考え方が与えられ、その理由について議論する。
- 自由討論型…抽象的な事象に対してグループでよりよい答えを導き出す。
このほかにも、ディベート型や議論ではなくなにかひとつのものを複数で完成させるゲームのようなものをテーマとする企業もあります。
可能であれば、これまでに出題されたテーマや議題などの情報を集め、企業ごとに対策を講じるのもひとつです。
④授業やゼミを活用する
授業やゼミは、グループディスカッションの練習にうってつけの環境です。
専攻学部や学科によっては企業の選考テーマとはかけ離れることもありますが、少人数のゼミや演習形式の授業は基本的なグループディスカッションの形式を身につけられます。
いきなり初対面の相手と議論するのに抵抗がある方でも、まずは友人や知人からディスカッションを始めることで自身の能力や役割を知れるので、比較的取り入れやすいですよ。
⑤SNSでさまざまな意見に触れておく
情報収集をしたいならTwitterといったSNSを利用して、さまざまな意見に触れておくのもひとつです。
SNSを利用することのメリットには、実際に働いている社会人の考え方などを知れることや自分の言葉で発信する練習にもなることがあります。
ただし、SNSの発信は基本的に主観による意見となるため、情報の取り扱いには気を付けなければいけません。
どれだけ影響力のある人でも情報を鵜呑みにせず、必ず信ぴょう性があるかを確認するようにしましょう。
また情報収集のためにはSNSを利用するほかにも、ニュース系のアプリを入れる、YouTubeなどでグループディスカッションの対策動画などを見るのもおすすめですよ。
⑥友人や家族と議論を交わす
グループディスカッションのようなひとつのテーマについて話し合う機会がない方は、友人や家族に協力してもらうのもいいでしょう。
やはり学校のキャリアセンターや企業のインターンはいつでもできるわけではありませんし、見知った相手であればリラックスしながらいつでも実践できます。
友人や家族と練習するときは、できるだけフィードバックをもらうようにすると、自分の癖や欠点を把握できるのでぜひ聞いてみましょう。
ただし、知り合い同士のグループディスカッションでは気負いしない反面、馴れ合いや気を遣いすぎてアドバイスをもらえないといったデメリットもあります。
もし気になる方は、就職活動を終えた社会人や先生、年上の先輩などを交えておこなうのもいいでしょう。
⑦動画を撮影する
グループディスカッションでは、論理的思考や進め方について知ることも大事ですが、自分が周囲からどう見えているのかを客観的に見つめることも大切!
自分では表情豊かにしているつもりでも、実際には無表情に捉えられるような感じがしたり、とっつきにくい印象を与えていることもしばしば。
また自分が話している際の表情だけではなく、人の話を聞いている時の態度や癖などが無意識に出てしまっているケースもあります。
具体的に気を付けたい癖は以下のものが挙げられます。
グループディスカッションで気を付けたい癖
- 髪を触る
- 肘をつく
- 脚を組む
- 相槌が少ない
- 頬杖をつく
- ペン回しをする
動画を撮影してチェックすれば、発言内容の矛盾や過不足、伝え方が回りくどいなどの問題点にも気づけ、改善策も練れます。
複数でグループディスカッションをする際はぜひ録音・録画も一緒にとりいれてみてくださいね。
⑧仮説を立てる練習をする
グループディスカッションでは、テーマに沿って議論を進めるうえで、仮説を立てるのがひとつのポイントとなります。
仮説というのは、ある現象を一時的に説明するために仮定づけること。
しかし日常生活を送るうえでは、なかなか仮説を立てて話をする機会というのはあまりありませんよね。
本番で必要となってもすぐに思い浮かばないことがあるので、普段から「この場合は…」「もし、…」といった状況を想定し行動する癖をつけておくといいでしょう。
さらにグループディスカッションでは、意見や結論に対して論理的な根拠や理由を持っている学生の方が高評価につながります。
意見を言う際にも、「こういう結果があるからこう思う」などの伝え方をすれば説得力も高まるので、普段の生活からひとりで結論まで導く習慣をつけておくのをおすすめします。
⑨キャリアセンターで実践練習をおこなう
就活支援団体や企業、キャリアセンターなどでは、グループディスカッションに特化したセミナーが開催されています。
本番に近い実践的な練習ができるうえ、企業の視点をもったキャリアアドバイザーから的確なアドバイス、コメントを受けられるのでおすすめです。
キャリアセンターで対策をおこなうメリットとしては、おもに料金がかからないことと利便性が高いことが挙げられます。
また企業では、有名企業の内定者や講師陣にアドバイスを受けられること、さまざまな練習メニューが用意されています。
しかしいずれにせよ、期間によっては応募が殺到するため、早めにホームページをチェックし予約をしなければいけません。
練習なので選考には直結する心配はありませんし、そこで出会った就職活動に対する意識の高い知り合いを作ることで、企業の選考や対策に関する情報を共有できるメリットも!
実践練習では、さまざまなパターンのテーマを与えられるため、本番でもあらゆる状況、あらゆるメンバーに対しても慌てず対応できます。
⑩実際に企業のグループディスカッションでとにかく場数を踏む
グループディスカッションの対策では、考え方や流れを把握して臨むこともありますが、やはり本番の場数を踏むのが一番だったりします。
つまり、習うよりも慣れろということですね。
これまでに得た知識や情報をどのように活かしていくか、実際に落とされることも多いなかで「なぜ落とされてしまったのか」「企業は何を求めているのか」を分析するのにも役立ちます。
とくに選考が早い傾向にある、コンサルティングやベンチャー企業だとかなりレベルの高い学生が参加している可能性が高いので受けておいて損はありません。
グループディスカッションでも、より話のレベルや進め方を熟知している学生もたくさんいるので、今後の参考にするためにも参加するのをおすすめします。
グループディスカッションの練習をするメリット3つ
なぜ、グループディスカッションの練習が必要なのでしょうか?
グループディスカッションの練習をするメリットは以下のものがあります。
グループディスカッションの練習をするメリット3つ
- 反復練習によって緊張しにくくなる
- クラッシャーへの対応方法が身につく
- いかなるテーマにも臨機応変に対応できるようになる
➀反復練習によって緊張しにくくなる
グループディスカッションの練習を重ねれば、徐々に発言の長さやタイミングの目安、自分がどんな役割が向いているのかがわかります。
また、はじめは制限時間に間に合わせるので精一杯だったり、そもそも結論が上手くまとまらなかったりしても、段々と「この作業には〇分かければいい」などコツがつかめてきます。
日頃は初対面でもすぐに打ち解けたり、コミュニケーションに自信がある方でも、グループディスカッションの場では緊張してしまう可能性も!
自分に自信をつけるためにも、とにかく反復練習を重ねることをおすすめします。
②クラッシャーへの対応方法が身につく
グループディスカッションでは誰とやるのか、どんな性格の人と出会うのかは本番になってみないとわかりません。
なかには、自己主張が強く他人の意見に耳を貸さないような人や、議論の進行の妨げとなる行動をしてくるクラッシャーと呼ばれる人と遭遇することもあります。
そもそもグループディスカッションは、ひとりひとりの能力の高さをアピールする場ではなく、グループ内での活躍や貢献度、協調性などをおしはかるためにおこなうものです。
クラッシャーの勢いに乗せられてしまうと、グループ内で結論まで至らなかったり、本来の自分を効率的にアピールできなかったりする恐れも!
採用担当者はクラッシャー行為をする人だけではなく、そこに対してほかの人がほったらかしにしていることでもマイナス評価にしたりします。
クラッシャーへの対応はいくつかありますが、冷静に対応するためにはやはりグループディスカッションの練習は欠かせません。
話を戻したりまとめたりするテクニックを学ぶためにも回数を重ね、できるだけいろいろなタイプの人と関わるようにしましょう。
③いかなるテーマにも臨機応変に対応できるようになる
グループディスカッションで扱われるテーマは、テレビやネットで話題の時事問題や社会問題に関わるものから、誰も予想だにしない自由な発想が問われるものまでさまざま。
もちろん練習を重ねたからといって、すべてのテーマを経験することは不可能ですが、似通ったテーマであればある程度方向性や話し合いの順番がわかってきます。
グループディスカッションの練習によって一通りのテーマを経験すれば、制限時間が短いなど想定外のことが起きても必要以上に慌てず臨機応変に対応できるでしょう。
グループディスカッションの練習をする際のポイント5つ
ここでは、グループディスカッションの練習や本番に向けておさえておきたいポイントについて5つご紹介します。
「本番に向けて対策がしたい」「企業に好印象を残せる方法を知りたい」といった方はぜひ参考にしてみてくださいね。
グループディスカッションの練習をする際のポイント5つ
- 企業が重視するポイントをおさえる
- グループディスカッションの流れを把握しておく
- グループディスカッション内でのNG行動に気を付ける
- つねに時間を気にする癖をつけておく
- 発声や表所の付け方にも気を付ける
➀企業が重視するポイントをおさえる
グループディスカッションを制するためには、そもそも採用担当者や企業がどんなところを見ているのかのポイントを知っておくのが大事です。
具体的に採用担当者や企業が見ているポイントは以下のものがあります。
採用担当者が見ているポイント
- 基本的なビジネススキル
- 論理的思考力
- 協調性
- コミュニケーション力
- 積極性
- 発想力
グループディスカッションはひとりでおこなうものではなく、複数人で結論を出す作業です。
自分の意見を主張したり、議論に対する積極性も必要ですが、同時に周囲の人への配慮や気遣い、グループへの貢献度なども忘れないように注意しましょう。
反対に、感情に任せて意見を言うだけだったり、明らかにチームワークを意識していない行動はNGですよ。
また募集企業や業界によっては、上記のポイントのなかでもとくに重視される能力やスキルなどには違いがあります。
例えばコンサルティングや金融業界では、実際の業務でも問題解決能力が必要となるため、論理的思考力が大事。
反対に広告業界やゲーム、イベント関連会社だと、これまでにない自由な発想力や企画力、プレゼンテーション力などを求められることも!
ですので、自分が受ける企業や業界ではどんなテーマを扱うのか、そこではどんな人材を必要としているのかを事前に把握しておく必要があります。
②グループディスカッションの流れを把握しておく
どんなテーマでも、グループディスカッションでは一連の流れはほとんど変わりません。
グループディスカッションの練習や本番では、あらかじめ以下の流れを覚えておくと、より効率的に進められるのでぜひ頭に入れておいてください。
グループディスカッションの一般的な流れ
- 議論テーマとルール、制限時間などの説明
- グループ内で自己紹介
- 役割分担(進行・書記・タイムキーパー・発表者など)
- テーマについて議論
- 集まった意見をまとめる
- 発表準備
- 発表
グループディスカッションは基本的に3~10人程度のグループで、制限時間は30分~1時間となるケースがほとんど。
テーマにもよりますが、自己紹介や役割分担の時間はなるべくかけすぎないようにするのがいいでしょう。
また、集まった意見をまとめる作業も予想外にかかる可能性もあるので、議論をする時間と同じくらいの時間をあらかじめ想定するのがベストです。
もしグループディスカッション内のメンバーが誰も話し出さないような雰囲気なら、自分から切り出すようにしてください。
③グループディスカッション内でのNG行動に気を付ける
グループディスカッションにはやってはいけない行動がいくつかあります。
練習でも本番でも以下のNG行動に気を付けながら臨んでみてください。
グループディスカッション内でのNG行動
- 相手を批判、論破する
- まったく発言しない
- 柔軟性に欠ける行動をとる
- ひとりだけ話しすぎる
- クラッシャー行為を放置する
- あからさまに集中していない態度をとる
意外なことに、自分がクラッシャー行為をするだけではなく、周囲にクラッシャー行為をする人がいて放置することもNG行為にあたります。
もしクラッシャー行為をしてくる人がいたら、リーダーではなくでも軌道修正を促したり、本題をもう一度確認したりする時間をとるなどで対策してみてください。
また、周囲にまったく発言をしていない人がいたら、「あなたはどう思いますか?」とあえて話を振るなどすれば、採用担当者からの評価も上がります。
④つねに時間を気にする癖をつけておく
グループディスカッションでは、タイムキーパーと呼ばれる役割をはじめに決める流れにありますが、そうでなくてもつねに時間を気にする癖をつけておく必要があります。
とくに口頭ではなく、パワーポイントなどのプレゼンテーションが別で必要となる場合、発表準備のための時間も余裕を持たせておかなければいけません。
議論をする時間、意見をまとめる時間、発表準備のための時間などそれぞれのタイムスケジュールを決めてから始めると、全員が意識しながら進行できるのでおすすめです。
⑤発声や表情の付け方にも気を付ける
グループディスカッションでは、何を話しているのかなどの発言内容も大切ですが、他人の話を聞くときの態度やふるまいなども評価対象となります。
基本的なことですが、「声が小さい」「トーンが適切ではない」「相槌を打たない」などだと、聞き返しで時間をとったりグループ内の雰囲気も重くなってしまいます。
グループディスカッションでは、自分の性格を知っている人ではないため、自分が思っているよりもオーバーリアクションを心がけたりしましょう。
また自分から発言するのが苦手な人は、良い意見だと思った発言に対して「良いと思います」などと、同調したり褒めたりするだけでもやってみてください。
オンラインでのグループディスカッションでの対策
近年では、感染症対策のためにオンラインでのグループディスカッションも増えてきています。
ここでは、オンラインでのグループディスカッション対策についていくつかご紹介します。
オンラインでのグループディスカッション対策
- カメラ移りやリアクションに気を配る
- 5人以上などオンラインで話す練習をする
カメラ移りやリアクションに気を配る
オンラインでのグループディスカッションでは、対面のグループディスカッション以上に表情や感情が見えにくい傾向に。
ですので、カメラ映りや自分のリアクションなどに気を配る必要が出てきます。
カメラ映りでよくありがちなケースとしては、「顔が暗すぎる」「逆光になっている」「顔の表情が見えにくい髪型をしている」など。
さらに、自宅でオンラインでのグループディスカッションをする場合、背景に生活感の出すぎるものがそのまま映ってしまうのも注意しなければいけません。
もしどうしても移動できないものが背景にあるのなら、背景の画面設定をおこなったり、ぼやかすなどでなるべくほかの情報をほかの人に与えないようにしましょう。
またリアクションに関しては、ほかの人が話している時は大きくうなずいたり、挙手をしてから意見を述べる、拍手をするなどで対策するのがおすすめ。
なんのリアクションもなくただ話を聞いているだけだと、相手も不安になりますし、採用担当者からも「熱量が足りない」「積極性がない」と捉えられる恐れがあります。
いずれにせよ、画面越しで会話をする場合は、対面よりも伝わりづらいことを念頭において対応するように意識してみてください。
5人以上などオンラインで話す練習をする
オンラインでのグループディスカッションに不安を感じる方は、一般的なグループディスカッションと同様に事前に場慣れしておくのが一番です。
グループディスカッションまでしっかりしたものでなくても、家族や友人などに協力してもらってオンラインで話す機会をつくってみましょう。
そうすることで、「対面とはどんな違いがあるのか」「オンラインではどんな印象になるのか」「会話の間の取り方」などがわかってきます。
オンラインの通信状況によっては、お互いの発言が対面よりもかぶりやすかったり、音声がずれて聞こえることも!
オンラインでも、当然グループディスカッションなので制限時間があります。
なるべく聞き返されないためにはどうすべきか、好印象に残る話し方や表情などを会話の中で掴んで、本番のオンラインのグループディスカッションでも活かしてみてください。
オンラインでの選考は基本的に、zoomやGoogle Meetがほとんどですが、企業によっては独自のWEBツールを利用しなければいけないケースもあります。
気になる方は、事前に採用担当者に使うツールの確認やダウンロードなど必要な作業があるかどうかなどを聞いてみるのもいいでしょう。
また当日になって何らかのトラブルが発生した場合、できるだけ早くメールや電話などで現状を報告するようにしてください。
~まとめ~グループディスカッションを練習なしで受けるのは危険!
今回はグループディスカッションの練習方法についてご紹介してきました。
グループディスカッションは周囲との協調性が重視されやすいのは事実ですが、コミュニケーション力に自信があるからといって、まったく対策しないのは危険です。
なぜなら、企業や業界ごとにテーマや求められる能力が異なるから。
また、グループディスカッションは必ず何らかの結論を出さなければいけないので、そこに論理的根拠や理由付けが必要となります。
いくら積極的に発言していても、議論にそぐわない内容ばかり話してると、逆にクラッシャーのような場を乱す存在として低評価に繋がる可能性も!
さらにほかの人の意見を遮ったり、すぐに否定・批判してしまうと、「自分勝手な人」のイメージがついたり、グループ内の雰囲気も壊すので要注意です。
このようにグループディスカッションでは気を付けるべき点が多く、すぐに身につけることはほぼ不可能です。
選考にグループディスカッションを採用する企業は多いので、必ず練習をしてから臨むようにしてくださいね。