スマホ代の月々の支払いって、かなり負担を感じますよね…
SNSやゲームは好きなだけやりたいけど、できることなら節約したいと思っている人も多いはず。
今回は大学生のスマホ代の平均と、節約方法を紹介します!
もしかして周りの大学生よりも、スマホ代を払いすぎているかもしれません。
大学生のスマホ代の平均は約7,000円
楽天リサーチが実施した「格安スマホに関する調査」(2017年)の調査によると、20代の携帯電話の平均利用料金は7,273円でした。
年代 | 月額料金 |
---|---|
全体 | 6,053円 |
20代 | 7,273円 |
30代 | 6,458円 |
40代 | 6,264円 |
50代 | 5,920円 |
60代 | 4,762円 |
また女性よりも男性のほうが、月々の携帯料金が安いことが分かっています。
性別 | 月額料金 |
---|---|
全体 | 6,053円 |
男性 | 5,931円 |
女性 | 6,175円 |
年齢が上がると携帯料金が下がることから、大学生(10代後半~20代前半)のスマホ代は7,000~7,500円であると考えられます。
大学生にとって、月々7,000円の出費ってかなり大きいですよね。
また20代の52.5%が、携帯料金に「不満足」と回答しています。
どうしてもスマホ代が安くならないのなら仕方がないですが、実は1,000円以内でスマホを使用している人もいるのです。
20代の価格帯ごとの割合
価格帯 | 割合 |
---|---|
1~1,000円以内 | 2.6% |
1,000~2,000円以内 | 9.7% |
2,000~3,000円以内 | 5.2% |
3,000~4000円以内 | 4.5% |
4000~5,000円以内 | 3.9% |
5,000~6,000円以内 | 3.2% |
6,000~7,000円以内 | 4.5% |
7,000~8,000円以内 | 16.8% |
8,000~9,000円以内 | 12.3% |
9,000~10,000円以内 | 9.0% |
10,000~13,000円以内 | 13.5% |
13,000~15,000円以内 | 2.6% |
15,000~20,000円以内 | 1.3% |
20,000円以上 | 0.6% |
料金を知らない・分からない | 10.3% |
20代は、7,000~8,000円・8,000~9,000円・10,000~13,000円の価格帯でスマホを利用していることが多いことが分かります。
ここで注目してほしいのが、5,000円以内でスマホを利用している人も存在しているということ。
20代の25.9%、つまり4分の1以上が、平均の半分以下である0~5,000円でスマホを利用しているのです。
つまりスマホ代は、工夫次第で節約できるといえます。
格安SIMに乗り換えたほうが圧倒的にお得
実はスマホ代は「キャリア」を使用している場合と「格安SIM」を使用している場合で、料金が大きく異なります。
キャリアとは、インターネット回線、通信回線を自ら設営している通信事業者のこと。
大手である、ドコモ・ソフトバンク・auなどがキャリアです。
一方で格安SIM会社は、キャリアのインターネット回線、通信回線を借りてサービスを提供しています。
インターネット回線、通信回線を自分で持たないことで、価格を下げることができるのです。
格安SIMは、通信速度が不安定だったり通話料金は高かったりと、デメリットを感じる人もいます。
しかし「スマホ代を大幅に下げたい!」と考える人には、絶対におすすめです。
- キャリアを利用した場合のスマホ代
- 格安SIMを利用した場合のスマホ代
キャリアを利用した場合のスマホ代
ドコモやソフトバンク、auなどの大手キャリアを利用すると、平均で月額7,000~9,000円がかかります。
- インターネット、通信代…約7,000円
- 端末代の支払い込み…約9,000円
スマホの本体代を支払っている人や、家族で同じキャリアを利用している人は7,000円程度。
契約によっては、毎月10,000円前後かかることもおかしくありません。
端末代や有料アプリへの課金を想定すると、キャリアは10,000円ほどかかると思っておいたほうが良いでしょう。
格安SIMを利用した場合のスマホ代
格安SIMを利用した場合、平均で月額2,300~5,000円です。
- インターネット、通信代…2,000~3,000円
- 端末代の支払い込み…約5,000円
端末代の支払いがなければ、2,000円代で契約できます。
安い分通信環境が悪いのではないかと不安に感じる人もいると思いますが、実際不便に感じることはほとんどないので安心してください。
格安SIMは「電話はほとんど使わない」「業務連絡でしか使わない」「ゲームが快適にできればいい」など、自分のスマホの使い方によって料金プランが異なります。
必要最低限のサービスで良いのであれば、スマホ代をかなり節約できるのです。
スマホ代を3,000円にしたいなら格安SIMに乗り換えよう
現在キャリア契約をしている人は、格安SIMに乗り換えるだけで10,000円以上節約できることもあります。
- キャリア契約…7,000~10,000円(20,000以上支払っている人も)
- 格安SIM…2,000~5,000円
10,000円の節約を、大したことないと感じる人もいるでしょう。
しかし1年で24万円、5年で120万円だと思うと、今すぐにでも格安SIMに乗り換えたくなりますよね。
長期的なことは置いておいても、月々の負担が7,000円から2,000~3,000円になればかなり嬉しいです。
特に大学生は、できることがかなり増えると思いますので、ぜひ格安SIMに乗り換えましょう。
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格安SIMへの乗り換えはタイミングが超重要
格安SIMへの乗り換え(MNP)は、タイミングがかなり重要となります。
例えば、乗り換え前の契約は、更新月で解約しないと違約金を支払わなければいけません。
更新月を逃してしまうと、10,000円前後の費用がかかるため、あらかじめ解約できるタイミングを把握しておきましょう。
ただし更新月が2ヶ月以上先の場合、違約金を払ってでも乗り換えたほうが良い場合もあります。
乗り換え前のスマホ代が10,000円、乗り換え後のスマホ代が3,000円の場合。
乗り換えると月額7,000円の節約になるため、2ヶ月では14,000円の節約になります。
10,000円余計に払って、14,000円の節約ができるため、4,000円もお得になるのです。
自分が乗り換えると月々いくらの節約になるのかを考えて、ベストタイミングで乗り換えをしてくださいね。
「月割り計算」と「日割り計算」に注意!
キャリアの多くは「月割り計算」です。
つまり何日に解約をしても、1ヶ月分の月額料金が請求されます。
一方で格安SIMの多くは「日割り計算」です。
例えば1月27日に格安SIMの契約をした場合、1月分の料金は31日までの4日分しか請求されません。
キャリアの解約を月末に設定して、できるだけ支払いに無駄のないようにすることをおすすめします。
スマホを一人で乗り換えることは可能?家族とはどうなる?
大学生の中には、家族で一緒に契約をしている人も多いでしょう。
家族でまとまって契約しているところから、一人だけ抜けることは可能なのでしょうか?
結論からいうと、一人だけ格安SIMに乗り換えをしても、誰も損をしません。
自分以外の家族は、引き続き家族割を使えますし、自分自身は格安SIMにしたことによって料金が下がります。
家族で格安SIMにするという選択肢もありますが、それが手間であれば自分だけ乗り換えてもOKです。
格安SIMに乗り換えると電話番号や端末はどうなる?
スマホ契約の乗り換えをしたことがない人は、電話番号の引継ぎや、手続きに不安を感じますよね。
格安SIMに乗り換えても、電話番号はそのまま使えます。
そのため家族や友だちに報告をしたり、各サービスの情報変更をしたりする必要はありません。
キャリアから格安SIMに契約を変えても、端末はそのままで良いためデータの引継ぎも不要です。
申し込みはインターネットで簡単にできるので、大学生一人でも安心して手続きできます。
節約したい大学生におすすめの格安SIMはどれ?
格安SIMといっても、さまざまな会社がサービスを展開しています。
- 料金
- 回線速度
- 特典
などを比較し、自分に合った格安SIMを選ぶことが重要です。
「回線速度は遅くても良いから、とにかく料金を安くしたい!」
「SNSやYouTubeを快適に利用したい!」
など、自分が求めるものを一度考えてみてください。
また格安SIM会社によっては、契約すると買い物などで利用できるポイントがもらえるところもあります。
スマホ代だけでなく、トータルでいくら節約できるのかで決めるのがおすすめです。
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大学生のスマホ代の平均は約7,000円!格安SIMなら節約できる!
いかがでしたか?
大学生のスマホ代の平均は約7,000円です。
ただし0~5,000円でスマホを利用している人が、4人に1人もいます。
スマホ代を少しでも節約したいのであれば、格安SIMに今すぐ乗り換えましょう。
格安SIMであれば、月々2,000円~で快適にスマホを利用できますよ。
ぜひ自分に合った格安SIMを見つけて、余ったお金を自分がやりたいことに使いましょう!