大学に通い、講義を受け空いた時間でアルバイトや趣味に没頭するなど、比較的自由な時間が取れる「大学生」は、人生の中で色んなことに興味関心を抱く「多感な時期」とされています。
その時期を利用して「読書」や「映画」をするべきといいます。しかし、これらをあくまで物語上の人物たちの力を借りて「追体験」をしているにすぎません。では、真の意味で刺激と実りあることは何かと言うと、それは「旅行」です。
今回は国内外問わず、大学生という「今」の時期に見て回るべきスポットをご紹介すると同時に、「旅行」をする目的、その理由について解説していきます。
学生のうちに「旅行」をしよう!
学生のうちに旅行をする「理由」
「大学生」という「今」を活用して、地元を離れて旅行をする理由は以下の通りです。
「人」としての成長ができる
昔から「かわいい子には旅をさせろ」という言葉があります。
一件「自立」や「巣立ち」といったニュアンスとして受け止めることができるこの言葉の真意は「人として成長させる」ことが目的です。
まだ見ぬ、行ったことがない土地へ赴き「旅行」は、そこにしかない文化や土地柄、人との触れ合える絶好の機会です。この機会は「読書」や「映画」などの「追体験」とは違い、自分の目で見て肌で感じる「体験」となります。
結果として、新しい価値観や偏った考えを改める機会となりますが、旅行を終え、この旅行が自分にとって「利」となったかを判断するかは、自分次第になります。
多少の無茶ができる
肉体的にもまだまだ若い「大学生」ということで、多少の無茶なことをしても問題はありません。
「旅行」の醍醐味は、「見て回る」ことにあります。バスや電車などを使ってみて回るのもいいですが、じっくり土地や文化財を見たり、入ったことがないお店に入ってその土地ならではグルメを味わえるのは、「旅行」ならでは、もとい「歩いてみて回った甲斐」あってのものといえます。
見方によって「考え方」を改める機会を得られる
「旅行」の醍醐味は行った先々にある文化や土地柄などに触れ、視ることにあります。もちろんそれは国内にとどまらず海外でも通じます。
日本から海外のことを客観的に見た、聞いたとしてもその情報は一部縛りがあり、その情報を伝えた方の主観的ものも含まれています。
しかし、自分の目で「視る」「聞く」といった五感全てを使えば、これまで得ていた情報の裏付けが取れます。
旅行とは、行った先々を内から見る外から見ることで、偏っていた情報に変化をもたらす機会となります。
旅行を通して得たことは今後の財産となる
年を経るごとに、感受性は自然と育まれていきます。そのなかでも、多感な時期とされる「大学生」という貴重な時間の中で行く旅行で見た感じたことは、大切な情報であると同時に自己成長を促してくれる「きっかけ」となります。
社会人になれば「旅行」をする機会が減るばかりか、遊ぶ時間すら取れない始末です。
もちろん年齢によって同じ景色を見た時に受ける印象というものは、大きく変わっています。それは感受性が成長しているという証拠でもあります。
時間が取れる「今」だからこそ、いろんな場所に出向いて感動を味わいましょう。
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国内だけじゃなく「海外」にも目を向けてみよう
旅行は何も「国内」に絞らず、思い切って海外に足を運んでみるというのもありです。
むしろ「海外旅行」は、大学生のうちに行くべきとも言われています。
理由は「異文化」に触れることで、新しい価値観や現地で新しい出会いがあることです。また日本を外から見る機会でもあります。
国内旅行でも同様に、地元を内から見るのと、外から見るのとでは受け取る印象が大きく異なります。
海外旅行を通して、得た教訓や価値観をバネとして大きな1歩を踏み出してみるのもいいでしょう。
学生におすすめ海外旅行先5選
海外へ行く前の準備! 海外旅行保険「エポスカード」を作ろう!
海外旅行をする前に「パスポート」の発行や準備など、多くのことを済ませておく必要があります。もちろん突然病気にかかったり、時としてケガをしてしまうこともあります。その治療費は非常に高くつきます。このような事態に備えて「海外旅行保険」への加入をしましょう。
けど、もしもに備えて支払うのは少しもったいない気がするっていう方にお勧めなのが「エポスカード」です。
こちらのカード、入会金・年会費がどちらも無料です。さらに嬉しいのが「海外旅行保険」が「自動付帯」していることです。
クレジット機能も付いているので学生のうちから作れる「クレジットカード」としても重宝できる優れた1枚です。
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学生におすすめ海外旅行先5選
まずは大学生のうちに行くべきおすすめともいえる海外旅行先をご紹介します
アメリカ
まずは世界を牽引する大国「アメリカ」です。
「アメリカ」といえば、やはりカジノや映画などといったエンターテインメント、そしてビジネスの本場としても名高い国です。
観光スポットとして抑えておくべきはやはり「自由の女神」、自然が作りだした渓谷「グランドキャニオン」など、「アメリカ」といえばやはりこれだというスポットは絶対に抑えておきたいところです。
また「ディズニー」好きの方は、「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パーク」は絶対に抑えておきたい観光スポットといえるでしょう。
イタリア
次はイタリアです。
イタリアといえば「ローマ」「ミラノ」「ナポリ」などの名高き有名都市と合わせて、歴史的建造物「コロッセオ」「ピサの斜塔」がすぐに思い浮かびます。
これら歴史的美術品や遺産に触れることで、自身の価値観や知識を育むにはもってこいの国といえます。
そして「イタリア」のグルメもまた外せない要素の1つです。都市ごとに料理の個性が違っているので、本場のイタリアンを現地にて「見て味わう」いい機会とも言えます。
ドイツ
次は「ドイツ」です。
「ドイツ」といえば近代史でも名の知れた国です。中でも「ベルリンの壁の崩壊」は有名な歴史です。
しかし、ドイツの楽しみ方は「歴史」を見て学ぶだけではありません。「ノイシュヴァンシュタイン城」や「ケルン大聖堂」「ライン川(ローレライ)」などの各所有名スポット、そして成人していろんなお酒を嗜みたいと思っている方には、ぜひとも「本場ビール」と「ソーセージ」を味わってもらいたいものです。
知識を育むばかりではなく、舌も肥えるドイツは、他国と引けを取らない魅力があります。
韓国
次は韓国です。
日本から比較的近い国として有名な韓国は、福岡国際空港から出国すれば約3時間で到着する近さがあります。
日帰りで海外旅行をするにはもってこいともいえる韓国の有名スポットは、「海印寺蔵経板殿」や済州火山島の「溶岩洞窟群」などの文化財でしょう。
また韓国コスメは女学生の中で人気ある商品なので、ぜひとも旅行したその日には購入しておきたいお土産といえます。
フランス/パリ
最後は「フランス」です。
「フランス」の有名都市といえば「パリ」でしょう。当都市は「芸術の街」としても名高く、「サン・ジェルマン・デ・プレ地区」や「ルーヴル美術館」、「オペラ・ガルニエ(オペラ座)」は絶対に抑えておきたい有名スポットです。
また当スポットの周りにはオシャレなカフェが多くならんでいるので、歩き疲れたら休憩がてらお茶をするのもまた乙なものといえます。
国内おすすめ旅行先
ここからは国内旅行の定番スポット、グルメ、季節でおすすめ旅行先をご紹介します。
旅行の定番スポット3選
東京都/東京ディズニーランド・ディズニーシー
国内旅行の定番といえばやはり日本の首都「東京」です。
「東京」は日本の、「政治」「文化」「経済」の柱、中心であるため、見て回る観光スポットは多いでしょう。
日本人のもならず外国人観光客も多い東京の名スポットといえば、「浅草寺」や「築地」、「東京スカイツリー」、そして国内で唯一「パンダ」が観られる「上野動物園」などでしょう。
そして隣県「千葉」には「東京ディズニーランド・ディズニーシー」があります。
学生にとっての「東京観光」にはこのレジャースポットに行くことが大きな目的とも言えます。
大阪府
次は「大阪府」です。
「大阪府」といえば、若者向けファッションを売りにしている店が多く立ち並ぶ「アメリカ村」や「道頓堀」「難波」といった有名都市と並び、大阪のシンボルといえば「通天閣」がある「恵美須町」、忘れてはならない「大阪城」、レジャースポットといえば遊び心を大いにくすぶってくれる「ユニバーサルスタジオジャパン」です。
そして大阪府に来たら忘れてはならないのが、本場たこ焼き、お好み焼き、串カツなどの大阪グルメです。
「B級グルメ」の中でも名高いこれらを食べないのは非常にもったいないです。文化財や有名スポットを抑えるのもいいですが、大阪に来たら二の一番に「グルメ」を抑えておくのがベストといえます。
兵庫県(神戸)
次は「兵庫県」です。
北は日本海、南は瀬戸内海に接している兵庫県の見どころは、「神戸」にあります。
「神戸」といえば「夜景」で有名ですが、それ以外にも「風見鶏の館」といったレンガ造りの西洋館や神戸を一望できる「布引ハーブ園」があります。
また兵庫県はグルメにも魅力があります。日本3大和牛の1つ「神戸牛」や「明石焼き」は是非とも食べておくべきものです。
国内おすすめ「グルメスポット」3選
次は「グルメ」を目的として楽しめる旅行先3選です。
北海道
まずは「北海道」です。
「北海道」で一番目の光るものといえば「グルメ」です。
海鮮はもちろん、牛肉、豚肉、鶏肉、そしてジンギスカンなど多種多様な肉を使った料理から北海道印のスウィーツは外せないものがあります。
また食に限らず「地酒」もまた外せません。中でも「すすきのビール」は歴史深い麦芽酒です。ビールが飲めない、苦手という方でもスゥッと飲める1杯です。
そして「食」以外でいうと「旭川市旭山動物園」、「函館山」から眺める夜景、レトロナ雰囲気がお好きな方は小樽にいくのもいいでしょう。
福岡県
次は「福岡」です。
九州地方の玄関口ともいえる「福岡県」に来たら本場の「豚骨ラーメン」や「もつ鍋」、「羽根つき餃子」「」は絶品中の絶品グルメといえます。特に「豚骨ラーメン」は中州に並ぶ屋台で食べるものがどの店で食べるラーメンよりも「美味い」との評判が出ているほどのものです。
また福岡県といえば「学問の神様」として有名な「藤原道真公」を祀っている「太宰府天満宮」があります。福岡天神から電車を乗り継ぎ約30分で行ける場所にあるので、一度お参りされてはどうでしょう。
神奈川県
次は「神奈川県」です。
「神奈川県」のグルメといえば「横浜中華街」が有名ですが、もう2か所外せない場所があります。それが「鎌倉&江の島」です。鎌倉の有名グルメスポットは「小町通り商店街」です。ここでは「ジェラテリア イル・ブリガンテ」や「クレープコクリコ」など話題を集めてジェラート店が立ち並んでいるだけでなく、老舗の和菓子店も多く建ち並んでいる鎌倉随一の賑わいを見せています。
季節で選ぼう! おすすめ旅行先3選
次は日本の四季を彩り味わうのにふさわしい旅行先です。
京都府
まずは「京都府」です。
「京都府」といえば、日本国における重要文化財が多く立ち並び、「これぞ日本」という印象を国内問わず外国にまで轟かせる「和心」でしょう。
そんな京都府を訪れるのにふさわしい時期、それは「秋」です。
「清水寺」や「伏見稲荷神社」など文化財をより美しく雅に彩ってくれる紅葉との景色は、日本中どこを巡っても早々お目にかかれない美しさを誇っています。
沖縄県
次は「沖縄県」です。
「沖縄県」といえばやはり夏に訪れたいところです。見どころは何と言っても、底が見えるほどの鮮明さがある海は本州どこを巡ってもお目にすることはありません。
ビーチでゆったりと時間の流れに身を任せてみたり、地元ならではのマリンスポーツに挑戦してみたりと沖縄県でないとできないことが多いです。
そのほかにも、「美ら海水族館」や「国際通り」でのショッピングなど各所スポットを見て回るのも一興です。
長野県
最後は「長野県」です。
長野県は日本有数の「避暑地」として有名です。故に都会の謙遜から離れて、自然豊かな長野に訪れる方が多いです。
長野県を旅行するならば「夏」と「冬」の2季に訪れるのがおすすめです。
たとえば「夏」の場合、「避暑地」として有名な「軽井沢」、「諏訪湖」でのんびり観光してみたり、夜は「阿智村」にて星空を眺めてみるのもいいでしょう。
そして冬は「野沢温泉スキー場」にてスキーを楽しみ、帰りは「野沢温泉」にて冷えた身体を温めるといった二つの顔を持っています。
アクティブかつのんびりリフレッシュ気分で旅行を楽しみたいという方に、長野県への旅行はおすすめの場所といえます。
みんなで回るのもいいが「1人旅」もいいぞ
みんなで旅行をするというのもいいですが、勝手気ままに自分が行きたいと思った場所に行ける「1人旅」も外せません。
「一人旅」ってなんか寂しくない?って、思われがちですが、そんなことはありません。むしろ自由気ままに行きたい場所に、好きなタイミングで行けます。それに「旅行したいけど人に合わせるのが苦手」という方には、もってこいの旅行です。
一人旅の利点は以下のような点にあります。
【一人旅の利点】 |
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・人間性の向上 ・視野が広がる ・人生の楽しみ方が見つかる |
というところにあります。では1つずつ解説していきます。
人間性の向上
「一人旅」の最大の利点です。そもそも「旅行」をする「目的とは」って尋ねられた時、なんと答えますか? 多く方が「思い出作り」「そこに行きたいから」などと答えるでしょう。もちろん「友達に誘われたから」という理由もあります。しかし、「1人旅」は「そこに行こう」という「自己決断」を下して行動に移しています。
つまり「積極性」がないとこのような行動を起こすことができません。おまけに「1人旅」では「当日の宿泊施設の予約」から「旅行の段取り」まですべて自分で行わなければなりません。
「物事を1人で進められる」ことは人間性として自立する精神力、人間性を育んでいける絶好の機会といえます。
視野が広がる
友達と行く旅行でも同じことが言えますが、「1人旅」は当然ながら自分だけで行くものです。つまりは自分と向き合う時間があるとも言えます。
よく「1人旅」は「自分探しの旅」とも言われています。
また行ったことがない土地を1人で見て回るのは、見るものを通して自分が将来「どうありたいか」、「どんなことをしたいのか」を考えるきっかけとなります。
また、行く先々で体験したことをきっかけに、偏っていた考え方を改めるきっかけにもなります。結果として狭めていた視野を広げるものとなります。
人生の楽しみ方が見つかる
「1人旅」は基本的に自分の行動次第で、楽しいものになるか否か、その良し悪しが決まるといってもいいでしょう。
ついては、「人と話して楽しむ」以外、どうやって楽しい時間にするかを、ひたすら考えるようになります。
例えば、スマホの動画撮影機能を使用してそこから「YouTube」を始めてみたり、観光地の歴史や名所を見て回ったりなど、これまでやってこなかったことをやってみるきっかけとなります。
コロナ禍の影響
2020年初頭から現在にかけて強い感染を見せ、今なお収束の目途が立たない「新型コロナウイルス」の感染防止策より、県をまたぐ旅行や不要不急の外出自粛の呼びかけが後を絶ちません。
そんな中で一時は旅行を促す「Go Toトラベル」は、学生問わず多くの方がお得に旅行を楽しめるものとして施行されたが、多くの学生が「いい印象を抱いていない」という結果で幕を閉じた。
それ以降も旅行会社は、学生向けの旅行プランを四季ごとに出しているが、現状からして県をまたぎ、そこで感染してしまえば本末転倒ということもあり、今のご時世「旅行」そのものが難しいという結果にある。
まとめ
以上が「大学生」という「今」の時期に見て回るべき国内外別おすすめ旅行先の紹介でした。
「旅行」は「読書」や「映画」とは違い、リアルな体験ができるものです。社会人になればなかなか旅行をする暇がありません。なので、時間が取れる「学生時代」だからこそ色んな土地を巡り、様々な文化、グルメを味わい自分の血肉へとしていきましょう。