アルバイトをしていない、部活動もしていない、基本的に授業に出席しない大学生は「大学生ニート」と言われます。
「大学生ニート」という言葉を聞くとマイナスのイメージを持つと思いますが、本当に悪いことなのでしょうか?
「大学生ニートは悪いことなの?」「アルバイトするべきかな」と悩まれている大学生も多いと思うので、この記事では大学生ニートのメリット・デメリットや、大学生ニートがやるべきことについて詳しく解説していきます。
大学生ニートとは「何もしていない」大学生のこと
そもそも大学生ニートとは「何もしていない」大学生のことを指します。
アルバイトもしていなければ、授業もまともに受けていない大学生のことです。
しかし大学に在籍していることから、何もしていなくても許されてしまう環境にいます。
そして大学生ニートは、「アルバイト」をしているのかどうかで判断されやすいです。
ただしアルバイトをしていなくても、資格の勉強や部活動を頑張っている大学生はニートと考えにくいでしょう。
アルバイト・勉強・部活動など1つでも頑張っていることがあればニートではないと思います。
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大学生ニートが実際に感じること
大学生の全員が「ニート」ではないため、大学生ニートが実際に感じていることはわかりませんよね。
大学生ニートが実際に感じていることは大きく下記の3つです。
- つまらない・暇
- 体力も思考力もなくなる
- 生きている意味や将来がわからなくなる
1つ1つ解説していきます。
つまらない・暇
大学生ニートは「つまらない・暇」と感じていることが多いです。
実際に考えてみてください。授業も行かない・アルバイトもしていない・部活動もしていない、1日中何の予定もなければつまらないですし暇ですよね。
大学生の多くは授業の時間があってアルバイトの時間があるという生活を送っているため、つまらないや暇と感じることは少ないと思います。
そして基本的に家にいるため、自分の刺激になるものが1つもありません。
そのため「つまらない」と感じるのでしょう。
体力も思考力もなくなる
大学生ニートは「体力」がどんどんなくなっていきます。
1日中何の予定もなければ基本的に家の中にいるため、体力を使うことがありません。
体力を使うことがなければ体力はどんどんなくなっていきますよね。
そして「思考力」もなくなっていきます。
例えば、アルバイトをしているのであれば「このお客様にはより明るく接することが大切だ」「この場合はマニュアル通りに行動した方が良い」などさまざまなことを考えて働きます。
授業でも「単位を取るためにはどうすれば良いのだろう」「あと何単位必要なのだろう」などと少なからず何か考えて行動しているはずです。
しかし大学生ニートは考えて行動することが少ないため、思考力もなくなっていきます。
生きている意味や将来がわからなくなる
大学生ニートには「生きている意味」がわからないと感じている人が多いです。
人間は何か目標を決めて、それに向かって頑張ることを生きる活力にしていることが多いため、何の目標もない大学生ニートは「何で生きているんだろう」と感じます。
例えばアルバイトをしているだけでも「次の給料日でほしかった服買う」という目標があるからこそ頑張れますよね。
何も目標がないため生きている意味を見失うことが多くなってしまいます。
そして「将来がわからない」と感じている人も多いです。
大学生ニートは何か将来のためにしていることがないため、わからないとなることが多いです。
さらにサークルやアルバイトというコミュニティに参加していないことから、周りからの情報が一切ありません。
そのため将来のことも分からなくなってしまうのでしょう。
大学生ニートのメリット
大学生ニートが感じていることをお伝えしましたが、プラスなイメージになるものはなかったと思いますが、大学生ニートにもメリットがあります。
いくつかのメリットをご紹介します。
疲れない・楽
大学生ニートはとにかく疲れません。
「アルバイトしんどい」「部活動の練習つらい」などということがないため、心身ともに疲れません。何時に起きても問題ないですし、何時に寝ても問題ないです。
そして自分が「疲れる・しんどい」と思うことはしなくても良いのです。
大学生ニートは大学生の中で最も「楽」でしょう。
いつでも好きなことができる
大学生ニートは時間に余裕があるため、いつでも好きなことができます。
例えば「ゲームをしたい」と思ったとしましょう。
一般的な大学生は「ゲームしたいけどアルバイトがあるんだよな」「もう寝ないと明日部活なんだ」といつでも好きなことができない環境です。
しかし大学生ニートは「ゲームしたい、よしやろう」といつでも好きなことができる環境にいます。
上記では「ゲーム」例えましたが、「旅行」でも「飲み会」でも何でも好きなことを好きなタイミングでできます。大学生ニートの大きなメリットでしょう。
お金のない大学生ニートは別
上記では「いつでも好きなことができる」とお伝えしましたが、1つ条件があります。
それは「お金」です。やはり何かをするためにはお金が必要になってきます。
上記でお伝えした「ゲーム」をするためには、まずゲーム機を買ってカセットを買ってコントローラーを買わなくてはいけません。
旅行をするとなると、宿泊代・移動代・食費などさまざまなお金がかかってきます。
そのため「いつでも好きなことができる」大学生ニートはお金を持っていることが条件です。
大学生ニートのデメリット
大学生ニートのメリットをお伝えしましたが、デメリットもあります。
いくつかのデメリットをご紹介します。
時間がとにかくもったいない
大学生ニートは時間がもったいないです。
大学生ニートが何もしていない時間をアルバイトの時間に変えることができれば、いくらお金がたまっているでしょうか。
何もしていない時間で資格取得の勉強をすれば、いくつの資格を取得できているでしょうか。
「たられば」の話にはなってしまいますが、何もしていない時間が本当にもったいないです。
その時間を有意義に活用できれば、将来も生きている意味も見えてくると思います。
充実度が低い
上記でもお伝えしましたが、大学生ニートは何もしていない大学生のことを指します。
そのため、日々に充実感がありません。
「今日は部活動を頑張った〜」「アルバイトをして授業を受けて資格の勉強をして充実したな」などと、一般的な大学生のように充実していることが少ないです。
充実していないからこそ、生きている意味や将来がわからなくなるのかもしれません。
1日でも充実した日が増えると、人生も充実していくことでしょう。
お金がないので行動に制限がある
大学生ニートはアルバイトをしていないため、お金がありません。
そのため行動に制限がかかり、好きなことやしたいことができないことが多いです。
例えば、「旅行に行きたい」「飲み会に行きたい」といくら思ってもお金がなければ実現できませんよね。
お金がかからない行動となると「運動」「睡眠」になってしまうため、充実感が低くなってしまうのかもしれません。
就活で困る
大学生ニートは就活で困ります。
就活では今までの経験や実績をアピールすることが肝心になりますが、大学生ニートはアピールすることが何もありません。
中には「高校生のときの経験をアピールすれば大丈夫」と考えている方がいるのですが、いくら高校生の経験を話しても大したアピールになりません。
例えば「高校では野球をしており甲子園に出場しました」という経験があっても、「その経験を生かして大学生では何を頑張りましたか?」と多くの場合で聞き返されます。
もちろん甲子園に行った経験はアピールできるかもしれませんが、その経験を生かすことができていなければ「社会人になっても同じだな」と思われます。
そして採用してもらえません。
中学や高校の経験もアピールできますが、最も肝心なのは「大学生活で何をしたのか」ということです。
就活に困りたくない大学生ニートは何かアピールできることをつくりましょう。
アルバイト?脱大学生ニートがやるべきこと
大学生ニートから抜け出すためにはどうすればよいのでしょうか。
脱大学生ニートするためにするべきことをいくつかご紹介するので、脱大学生ニートしたい方は参考にしてみてください。
アルバイトをやる必要はない
脱大学生ニートを考えると、まず「アルバイト」が頭に浮かぶと思います。
ただし無理にアルバイトをする必要はありません。
確かにアルバイトをしている大学生はニートではないため脱大学生ニートできるのですが、アルバイトをしていてもできる経験は限られていますし、ただ単にアルバイトをすることあまり意味がありません。
しかしどうしてもお金が必要な場合はアルバイトをすることが大切です。
旅行に行きたい・資格を取得したい・好きなものを買いたいなどという目的があるのであればアルバイトをすることをおすすめします。
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時間がある大学生しかできないことをやるべき
脱大学生ニートするためには、大学生でしかできないことをやるべきです。
大学生は時間があるため、お金さえあればある程度のことはできます。
時間のある大学生がやるべきことは下記の通りです。
- 海外に語学留学
- ボランティアへの参加
- 資格の取得
- 英語などの言語取得
- 読書
- 交友関係を広げる など
脱大学生ニートしたい場合は「多くの時間が必要なこと」「社会人になるとできにくいこと」「就活につながりやすいこと」「目的が目に見えること」を意識して取り組んでいくとよいでしょう。
お金稼ぎ以外の目的をもってアルバイトをする
上記でアルバイトをする必要はないとお伝えしました。
ただしお金稼ぎ以外の目的を持ってアルバイトをすることは大切です。
アルバイトは目的も持って働いても目的も持って働いていなくても時給は変わらないため、脱大学生ニートするためには目的を持って働いてお金を稼ぐことが1番です。
お金稼ぎ以外の目的がなかなか思いつかない方は下記を参考にしてください。
出会い・人間関係
さまざまな人と出会うためにアルバイトをするのも1つです。
アルバイトをすることは、バイト先の仲間・バイト先の社員・お客様などさまざまな出会いがあります。
さらに将来が楽しみになる出会いやすてきな異性との出会いがあるかもしれません。
そしてアルバイトでは人間関係も学べます。
人間関係は人とコニュニケーションを取らないことには学ぶことができないため、出会いや人間関係を目的にアルバイトをしてもよいでしょう。
スキルアップ・成長
アルバイトすることによって自分自身をスキルアップ・成長させることができます。
例えば、カフェでアルバイトしているとしましょう。
その場合は接客するスキルは確実に向上しますし、コミュニケーション能力は成長します。
他にもスーパーでアルバイトをしていると、効率良く仕事するスキルが向上しますし、周りを見る力も成長することでしょう。
たかがアルバイトかもしれませんが、一生懸命取り組むことによって必ずスキルアップします。
そのためスキルアップ・成長させたい力がある場合は、その力を成長させられるアルバイト先を選ぶようにしましょう。
インターンに参加する
脱大学生ニートするためには「インターン」に参加するべきです。
インターンとは、興味のある企業などで実際に働いてみたり訪問したりする職業体験のことです。
実際に働くことによって職場の雰囲気や仕事の内容を肌で感じることができるため、今まで感じたことがない感覚や将来ビジョンを形成しやすくなります。
さらにインターンに参加しておくことで就活で有利に働く可能性があります。
企業がインターンを開催している理由の1つは、優秀な人材を早めに獲得することです。
そのため一生懸命インターンに参加することで「この大学生ほしいな」「もう内定出したいな」と企業から思ってもらえることができます。
インターンで内内定(口頭で内定を伝えられること)を伝えられる場合もあるため、早く就活を終わらせたい大学生や入社したい企業がある大学生は、インターンに参加するべきです。
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自宅にいて「自分は何もしていない」という状態は焦りますが、自宅にいても勉強していればコロナ禍でも自信をつけられます!
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「コロナ禍だからしょうかない」
「どうせこのまま何もできず大学生活が終わるんだ」
みなさんにはそう思ってほしくありません。
e英会話のメリットは、英語が話せるようになるだけではなく、普段関わることのない国や文化の人と話すことで視野が広がるという点にもあります。
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【結論】アルバイトをしないなら時間を自己投資に使うべき!
この記事では大学生ニートについて解説してきましたが、メリット・デメリットが伴うことになるため自身で脱大学生ニートするのか決める必要があります。
もし脱大学生ニートしたいのであれば、上記でお伝えしたやるべきことを意識して行動してみてください。
そして脱大学生ニートするためにアルバイトをする必要はありません。
ただしアルバイトをしない場合は、時間を「自己投資」に使うことが大切です。