大学にはいって自分の車がほしいと考え始める大学生も少なくないですよね。
通学に不便な場所に住んでいる大学生や、一人暮らしを始めた大学生であれば、より車がほしいと考えるでしょう。
今回は、自分の車を持ちたいけど、車があることでなにが便利になるのか、大学生の自分でも維持できるのか、費用はどれくらいか、など不安を持っている大学生に向けて、大学生で車を持つメリットとデメリット、維持費について詳しく説明します。
ぜひ参考にして検討してみてください。
大学生で車を持つメリット
大学生で自分の車を持っている人は少ないと思います。
欲しいと思っても、車の購入はなかなか難しいですよね。
その中でも、車があることのメリットを紹介するので悩んでいる大学生も一度チェックしてみてください。
通学が楽になる
車があることで、通学が一気に楽になります。
時間を短縮できるだけでなく、電車やバスの時間を気にしなくてすむので、一本乗り遅れて遅刻するという状態や、遅延してしまい講義に間に合わない、というトラブルも避けることができます。
また、通学時間の電車やバスは満員なことが多く、ストレスや疲れを感じやすいですが、その心配なく快適に通学できるということも魅力的です。
しかし、車で通学する際は、事前に大学に知らせることが必要です。
車通学が可能であるか、駐車場がどこなのか、事前に確認しておきましょう。
普段から行動範囲が広がりどこでも行ける
車を持っていると、日常生活においても行動範囲が広がるためとても便利です。
大荷物がある日でも、車で運ぶことができるため、交通手段に悩むことなくいつでも買い物や遠出を楽しむことができます。
また、車でしか行くことができない場所に気軽に行くことができ、ドライブしたいときにいつでもできるということも、車持ちの特権です。
電車やバスなどの公共交通機関を利用する際は、始発や終電の時間によって制限がありますが、車だとどんな時間でも出かけることができるので、融通が利き行ける場所も広がります。
日常生活以外でも、日帰りの旅行や、旅行先でも車があることで充実させることができるでしょう。
天候を気にせず出かけられる
出かけたい用事があっても、雨や風が強いなど天候が優れない日はどうしても億劫になり、やめてしまうこともありますよね。
車だと、天候に左右されることなく用事を済ませることができるので、想定外の予定変更などを心配せずに過ごすことができます。
梅雨の時期や、暑さ寒さで外に出ることにストレスを感じる際は、車があることでとても楽に移動することができるでしょう。
車を使うことで、汗や雨で洋服が汚れる心配もありません。
交通費を節約できる
車があることで、交通費を節約させることができます。
大学までの通学費や定期代、アルバイト先への交通費や、普段の遊びや旅行の交通費を合わせると、費用は自分の想像より高くなってしまうことが多いでしょう。
普段から、出かける際に車を使うと諸々の交通費を節約することができます。
アウトドアな大学生や、公共交通機関を利用する頻度が高い大学生は車を持つことを考えてみても良いでしょう。
大学生で車を持つデメリット
大学生で車を持つことはメリットだけでなくデメリットも多いです。
車を購入する前に、デメリットも事前に把握してしっかり考えましょう。
経済面での負担
大学生が車を持つときに一番に頭に浮かぶのは、やはり金銭的な問題だと思います。
大学生には厳しいのではないか、と感じることも多いと思うので、今回は車を持つ際の大まかな費用を紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
購入費 は50万前後
大学生で車を購入する際、中古車を選ぶことがほとんどですよね。
中古車でも安すぎる車だと良くないこともあるため、大学生の選ぶ車の平均的な予算として50万前後が目安となります。
大学生にとって50万円はすぐに出せる額ではないので、事前に貯金をすること、一度両親に立て替えてもらうことが多いです。
大学生でも、成人しており一定の収入がある場合は、ローンを組むことも可能なので、事前に調べておきましょう。
頭金を用意しておくことも忘れないように気をつけましょう。
大学生でも未成年の場合は保護者の同意が必要になるので、保護者としっかり話し合って決めることが必要です。
維持費は年間20万前後
車の維持費は年間で20万前後が平均的です。
1ヶ月で考えると大体1万7千円の費用がかかります。
車の維持費の内訳として、以下の項目があります。
- 自動車税
- 車検代
- 自賠責保険料
- 自動車重量税
- 任意保険料
維持費について、自分の場合どれくらいかかるのか、事前に計算しておくのが良いでしょう。
ガソリン代や高速道路代
ガソリン代や高速道路代も必要です。
頻繁に車を使う大学生や、遠出が多く高速道路を利用することが多い大学生は、大きい出費になる場合があります。
ガソリン代は年間で10万前後と考えておくと良いでしょう。
走行距離や経路を確認して運転しましょう。
駐車場代は年間約12万
駐車場代も月々1万円とすると年間12万ほどかかります。
車の購入を考えている際は、駐車場付きの物件であるか、自分の車を止めることができるスペースがあるか、月々の料金はいくらか、事前に大家さんに聞いてみましょう。
また、出かける際も駐車場代がかかることは多いです。
駐車場によって料金は異なるので、高いところに入らないように調べることも必要です。
事故に遭う危険性がある
車を運転することで、事故を起こす危険性もあります。
車の事故は多いため、運転に慣れても常に注意を怠らないようにしましょう。
特に高速道路ではスピードが出ているため、気をつける必要があります。
無理な運転はせず、安全を心がけて運転してください。
あしに使われる事が多く疲れる
車を持っていることで、友人などからいいようにつかわれてしまうこともあります。
旅行の時や、出かけるときに、頼られることが増え、自分が運転しなければならないため、出かけ先でも常に気を抜けない状況になってしまいます。
終電を逃した友人から連絡が来ることもあり、ストレスを感じてしまうこともあるかもしれません。
お酒の席などでは自分だけ我慢しなければならないときもあるので、車を持っていることをむやみにひけらかすことは控え、必要なときだけ使うようにしましょう。
大学生が車を持つ際に注意すること
では大学生が車を持つ際に気をつけるべき事を説明します。
自分でも事前に調べて購入する際は慎重におこないましょう。
保証の有無と詳細を確認する
アフターフォローやサービスが充実しているかなど、保証の有無や内容を事前に確認しましょう。
大学生がはじめて車を持つのであれば、車を破損してしまった場合や、不具合があった場合の保証がしっかりしているものを選ぶことで安心して運転できるでしょう。
自分が欲しいと思う保証内容があるか、把握することが大切です。
任意保険を精査して不要項目を外す
任意保険は補償内容によってはとても高額になることもあります。
内容を見直して、自分に不要なものを外すことで節約することができます。
また、親が加入している場合は等級を引き継げることがあるので、保護者とも確認して、自分に適切なプラン、内容を見つけましょう。
しかし高いからといって任意保険に加入しないと不安要素が大きくなるので、加入はするようにしましょう。
メンテナンスなど自分でできることは自分でする
メンテナンスはすぐに業者に依頼するのではなく、自分でできることを確認して、おこなうことで、節約することができます。
また、安い料金でメンテナンスを依頼できるお店を知っておくと便利です。
ガソリンスタンドや車の用品店でも行ってもらえることがあるので、事前に確認しましょう。
燃費の良い車をえらぶ
燃費が良い車を選ぶことで、消費するガソリンが減り、ガソリン代を節約することができます。
最近では、燃費の良さにちからを入れている車も多く、種類も豊富なので、しっかりと吟味しましょう。
同じ車種でも燃費に差が出てくることがあるので、自分が普段どのような使い方をするのかを考え、合ったものを選びましょう。
まとめ
車が欲しいとおもう大学生は多いと思いますが、実際車を持つ際の注意点や出費は多いです。
自分にとって車がある方が良いのか、本当に車を使うか、メリットとデメリットとを照らし合わせてもう一度よく考えて購入しましょう。
自分に合った車を選んで、安全に気をつけて楽しみましょう。