友達との遊びや飲み会、恋愛にサークル活動など大学生は忙しくも、充実した時間を送っていると思われています。
しかし、昨今大学生の引きこもりがたびたび話題になることもあるようです。
そこで今回は大学生の引きこもりが危険とされる理由や、原因・対策についてお話していこうと思います。
今自分が、引きこもりの大学生と感じている人は、ぜひ最後まで読んで役立ててくださいね。
大学生の引きこもりが危険な理由
大学生の引きこもりが危険な理由は、本人も周りも引きこもりに気づきにくいことで、そのまま本格的に引きこもりに移行してしまう可能性が高いからです。
大学生は、小中高生と違い毎日通学をしていなくても、周りが「おかしいな?」と感じることが少ないことも原因の一つです。
また自身も「大学に行くのがただめんどくさいだけ。サボっているだけ」と思い込んでしまい、そのまま引きこもりになってしまうというパターンがあるようです。
知らず知らずのうちに、引きこもりになっていき、それに気づかずに、そのまま就職もできないということもあります。
次から具体的に、見ていきましょう。
大学生の引きこもりは周りに気付かれにくい
大学生は、小中高生や社会人と違い、毎日同じ時間に通学することがマストではありません。
自由に時間を使えることも大学生の魅力です。
しかし、それがあだとなってしまい、周囲に引きこもりになっていることに、気づかれにくいようです。
また周囲に引きこもりと気づかれにくいのと同様に、本人も「サボっているだけ」と引きこもりに気づかないこともあるようです。
大学生は自由な反面、良くも悪くも、周囲の目を感じにくい環境にいるために、自覚しにくいというデメリットがあるようです。
授業やサークルに出なくても問題にならない
大学生は、小中高と違い大人数で授業をするので、出欠を取られることがあまりありません。
またサークル活動においても、そこまで参加に厳しいことも少ないので、そもそも大学に行かなくてもあまり困ることがないという大学生も少なくありません。
大学に行かなくても、単位さえ取れてれば良いと考え、あまり通学しなくなってしまい、しまいには引きこもりになってしまうという人もいるようです。
大学で友人と会い、会話とする楽しさやサークル活動を通して、ストレスの発散など、普段から大学に行く楽しさを見出すことが大切です。
そのまま就職できなくなる
大学生のうちに、引きこもりになってしまうと、そのまま就職ができなくなってしまう可能性もあります。
最初はただ、めんどくさくて、学校に行っていないだけと思っていても、だんだんと外に出ることに対して億劫になってしまい、就職活動する時期に就活することなく、最悪の場合退学してしまうことにつながる場合があります。
その結果、就職できなくなってしまい、本格的に引きこもりになってしまう人もいるようです。
大学生の引きこもりは、行くのがめんどくさいだけと、本人も周りも軽く捉えがちですが、実はその先に就職ができずに本格的な引きこもりになってしまう場合があるので、注意が必要です。
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大学生によくある引きこもりの原因は?
では次に、大学生によくある引きこもりの原因になってしまう要因についてお話しようと思います。
引きこもりの原因は決してひとつではありません。
様々な要因が重なることで引きこもりになってしまう可能性があります。
しかし、ひとつでも当てはまるなと感じた際には、注意が必要です。
ひとり暮らしで不安定になったから
大学生になり、1人暮らしを始めたという人も多くいます。
今までは親の目があり、気軽に休むこととはできない環境で過ごしていたでしょう。
しかし大学生になり、1人暮らしを始めたことで、自由な生活ができるようになります。
周りの目を気にしない自由な1人暮らしこそ、引きこもりを誘発してしてしまうのです。
さらに、地方から都会に出てくるなど、環境が大きく変化することにより、気持ちが不安定になってしまうことも大きく関係するようです。
1人暮らしに悩みや寂しさを感じたら、早めに誰かに話すことをおすすめします。
将来に対する不安や悩みがあるから
将来に対する不安や悩みが大きい場合にも、引きこもりになってしまう可能性があります。
将来に対する漠然とした、不安や悩みを抱えている大学生も少なくないと思います。
しかし、そんな不安に対して心配しすぎてしまうことで、将来への焦りを生んでしまい、自分はこれでよいのだろうかと考え込んでしまい引きこもりに繋がってしまいます。
大学やバイトでの人間関係に問題があるから
大学生活において、バイトや大学内、サークルなどでの人間関係のウエイトは大きくなります。
その中で、人間関係に問題が生じると全てが面倒になり、家や部屋から出ることを億劫に感じてしまうことで、引きこもりに繋がってしまうようです。
敏感な大学生の時期に、人間関係に躓いてしまうと、その後の生活に大きく影響してしまうこともあるので、注意が必要です。
しかし、深く考えすぎてしまうこともあまりいい影響を与えないので、一定のところで区切ることも大切です。
大学にいかなくても怒られないから
先にもお話した通り、大学生になると毎日通学しなくても、不審に思われない人も多くいます。
また、少しくらいサボってしまったところで、先生や周りの大人に注意をされることもあまりありません。
そういった要因が徐々に引きこもりへの道を作ってしまうことになります。
大学生がある程度、自由に生活できるのは、自分でスケジュール管理ができる前提になっているからです。
これから社会に出て行くうえで、スケジュール・タスク管理が出来ることは必要な能力です。
大学に行かなくても怒られないからと、サボるのではなく、自分のスケジュールやタスクをきちっと管理・実行できる大人になるための準備期間と捉えて、しっかりと生活をしていくことが重要です。
1人暮らしになった不安や、他人との人間関係、さらには自由な環境といった様々な原因があります。
しかし、どれかひとつではなく様々な要因が重なって引きこもりになってしまうことも多いのではないでしょうか。
大学生には自由な時間が多くあります。
しかしそれは、社会人として社会に出るための準備の時間であり、大学生のうちにしか過ごせない貴重な時間でもあります。
あまり不安にならず、大学生という時間を楽しく過ごすことにウエイトをおいてみてはいかがでしょうか。
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引きこもりから脱したい大学生がやるべきこと
さて、次に「引きこもりから脱したい!」と思っているけど、何からしたらよいかわからない、という大学生がするべきことについてお話しようと思います。
やるべき事は大きく3つです。
- 外に出てコミュニティや趣味を作る
- 家で過ごす時間に塞ぎ込まない工夫をする
- 信頼できる人に話す
- 考え方を変える
大学以外のコミュニティや趣味をつくる
大学生は大学内のサークルやコミュニティを作り属することが多いと思います。
しかし属しているコミュニティでの人間関係などに躓いてしまった場合に、引きこもりになりやすいことはお話しました。
そこで引きこもりにならないために、大学以外でのコミュニティに属するとこも有効です。
バイトやボランティア活動など、大学以外でもコミュニティを作成することはいくらでも可能です。
また趣味などを通して人間関係を形成することもできます。
大学内にとどまらず、広いコミュニティに属することで、引きこもりを予防・解決するだけでなく、新たな価値観を見いだせる機会にもなることでしょう。
家での時間を充実させる
引きこもり生活から脱出したいと考える人は、外に出ることばかり考えがちです。
しかし、外に出ることは人によってはかなりのストレス。
自分にとって苦痛なことばかり考えていると余計に塞ぎ込んでしまいます。
そこで、家でも時間を充実させることに目を向けることが効果的です。
毎日楽しく過ごせれば、引きこもり自体も改善される可能性があります。
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家族や信頼できる友だちに相談してみる
自分が抱える悩みや不安などを人に話すことも引きこもり予防・解決には有効です。
もちろん信頼のできる友人・家族など自分が話しやすいことであることが前提です。
悩みや不安は人に話してみることで、意外と解決することもあります。
自分1人で考えていたときは、重く捉えて過ぎてしまっていても、案外人に話してみたらスッキリした、そんな考えることじゃなかったなどと考えがあるくなることもあるからです。
家族や友人に話すことを面倒と捉えず、自分が不安にや悩みに思っていることを、正直に話せる環境を作ることも大切です。
「人生なんとかなる」と考える
大学生の引きこもりの要因でもお話したように、将来に過剰に不安感を抱いてしまうことで、引きこもりを誘発してしまう可能性もあります。
そんなときは、「人生は意外と何とかなる」と、少し楽観的に思考を変えてみることも良いでしょう。
長い人生で失敗はつきものです。
最初から失敗を恐れすぎて引きこもりになってしまうことはすごくもったいないこと。
「失敗しても人生何とかなる」と楽観的に考えて、のびのびと大学生の時間を過ごすことも大切な要因です。
きちんと将来を考えることはとても大切で、必要なことです。
しかし、考えすぎてしまい引きこもることに繋がってしまっては、せっかく考えた将来も無駄になってしまいます。
少し肩の力を抜きながら将来について希望を持って模索しましょう。
将来について考えた上で退学するか決める
もし、今大学に通えず引きこもっていることがつらいのなら、退学することも検討してみることも大切です。
上京して1人暮らしなど、大きく環境が変わったことでストレスがかかり引きこもりになってしまった場合、実家に帰ってもう一度環境を整えることで引きこもりを脱却できる可能性があります。
その際、退学したとしても、その先どうするのか将来をきちんと考える必要があります。
退学にしなくても休学するなどの手段もあるので、自分が将来どうなりたいかをきちんと検討して、最善の選択を取れると良いですね。
まずは、自分が今引きこもりだということを自覚したら、信頼できる家族や友人に悩んでいることを相談することから始めてみましょう。
そして、大学以外にも趣味などのコミュニティを形成していくことで、外に出る機会を作っておくと予防にも繋がります。
1人では解が難しい場合には、将来を考えた上で、退学などの手段も選択肢に入れておくだけでも、心は軽くなるかもしれません。
「オンライン授業」でも外に出よう
昨今のコロナの影響により、ステイホームの推奨がされ「オンライン授業」を取り入れる大学も増えて来ました。
「オンライン授業」は外にでなくても授業が受けられる利便性もありますが、反対にこれにより引きこもりになってしまったという大学生もいます。
もちろん状況にもよりますが、たまに蜜を避けながら外でリフレッシュすることも大切です。
「オンライン授業」だからと家に引きこもるのではなく、おしゃれや友人とのリアルな会話を楽しむことも、引きこもりを予防するひとつになります。
引きこもりに慣れてしまうと社会復帰が難しい
一度引きこもりになってしまうと、社会復帰は簡単ではありません。
外に出ることを怖く感じてしまったり、人とのコミュニケーションがうまく取れなくなってしまうことで、社会への復帰が難しくなってしまいます。
最初は大学に行くのが面倒だから、なんて軽い気持ちだったはずが社会に出ることへの恐怖に繋がってしまうこともあるので、引きこもりにならないための予防が大切です。
3密を避けつつ外に出て身体を動かそう
3蜜を避けながら外に出ることで、気分転換にもなります。
さらにランニングやウォーキングなど軽い運動を取り入れることでより、リフレッシュに繋がります。
頭だけで色々考えて部屋に籠っているより、外に出て軽い運動など、身体を動かすことで頭もクリアになります。
少し悩んだときは、運動してみてはいかがでしょうか。
人生なんとかなる!引きこもりをやめたいなら少しだけ動いてみよう
ここまで大学生の引きこもりの原因や、解決策などをお話してきました。
最初は些細なきっかけから引きこもりになってしまうという人が多いようです。
しかし、少しサボるだけなんて軽い気持ちで休んだことが引きこもりに繋がってしまい、退学、社会復帰が難しくなるなど大きな問題になってしまう可能性もあります。
そうならないためにも、信頼できる人に話したり、趣味やコミュニティを作るなど積極的に外の世界との関係を築くようにしましょう。
新たな価値観や世界を知ることで、毎日がわくわくしたものになります。
大学生という自由で楽しい時間を、引きこもりで終わらせないためにも、興味・関心を大切にのびのびと生活できると、引きこもりとは無縁の大学生活になるかもせれません。
今引きこもりで悩んでいる大学生がいたら、少し外の世界を覗いて見てはいかがでしょうか。