現代において「プログラミング」の需要は急速に高まり、下は小学生、上は3~40代前半社会人まで広い年代の方が今学びを得ています。
もっとも、「デジタル化」が浸透してきた時代と時を同じくして過ごしてきた今の大学生にとって「プログラミング」は大学生のうちにやっておくべきことの1つとして数えられています。
そして額雌雄の過程で培った知識と技術を駆使して稼ぐ「エンジニア」は、大学生のうちから始めることが可能です。
今回は、大学生が「エンジニア」として稼ぐ方法をご紹介します。
大学生が「エンジニア」として稼げるのは本当か
「稼ぐ」ことは可能! ただし道のりは険しい
大学生が「エンジニア」として稼ぐことは「可能」です。
ただし、この「稼ぐ」に至れるはほんの一握りの大学生に限ります。厳しい言い方をしますが、8~9割の学生がプログラミングを学んでいく中で「自分には才能がない」と判断してやめていきます。
挫折につながる主な原因は以下のものがあります。
- 不明点やエラーへの対処ができない・訊ける相手がいない
- 「学習」の目的があいまい
- モチベーションが続きない
などが挙げられます。
その中でも「不明点やエラーへの対処ができない・訊ける相手がいない」を理由に挫折する人の確率が高いとされています。その原因を作っているのが「独学」によるプログラミング学習とされています。
訊ける相手がいるかいないかで解決に要する時間は変わってきます。おまけに対処の方法が分からなければいつまでもその場で立ち往生しているしかありません。
結果として「自分には才能がない」と決めつけ、諦めてしまう人が出てきます。
稼ぐためには何をすべきか
大学生が「エンジニアとして稼ぐ」ためには、当然のことながら「プログラミング学習」を始めることです。
しかし、すべきことを間違えば、知識や技術が身につくだけであって「稼ぐ」に至ることはありません。
では稼ぐためには何をすべきか1つずつ解説していきます。
言語選び
「エンジニア」として稼ぐには、まず「プログラミング言語」の選択をすることから始めましょう。もちろん学習する言語選びによって、この先「エンジニア」として稼げるか否かが決まるといってもいいでしょう。
大学生が「エンジニア」として稼ぐために習得すべき言語は以下のものです。
- HTML&CSS
- JavaScript
- PHP
- Ruby
- Ruby on Rails
といった「Webサイト作成」の現場で使用する機会が多い言語から選択するのがオススメです。
なぜ「Java」や「C言語」など初心者でも習得がしやすいものじゃないのか。その理由は「ジャンルミスを防ぐ」ためです。
「エンジニア」の仕事としてイメージされることといえば「ゲームやアプリの開発」「Webアプリの開発」などが挙げられます。
しかし、これらの「開発設計」の多くが、外注であり、そこには大きなお金の流れがあります。エンジニアの募集はしていても一介の学生にシステムの組み込みを任せるのは雇用する側としては不安でしかありません。
「確実性を持って稼ぐ」のであれば、初心者でも習得がしやすい「Java」や「C言語」などよりも「Webサイト作成」の現場で役に立つ言語を学ぶことの方が勝率は高いです。
「大学生」が持つ特権をフル活用する
「大学生」だけが持つ特権。
それは
- 使える時間が多い
- 学割
- インターンシップに参加できる
ことの3つです。
中でも「使える時間」と「学割」をフルに活用して「プログラミングスクール」に通えば、通常価格の半額近い値段から通うことが可能です。
「プログラミングスクール」に通うこと
最後は「プログラミングスクール」に通うことです。
挫折することなくプログラミング学習をするならば、スクールに通って学ぶことがベストです。
通学料金は高額ではありますが、大学生には「学割」という強い味方がいます。これを活用することで、挫折することなく知識と技術を身につけることができます。
また低リスクという理由から「参考書」を購入して「独学」で学ぶ方もいますが、個人によっては挫折することもあるので、オススメはしません。
【大学生必見】おすすめプログラミングスクール5選! 挫折なく自分のペースで学びを得よう!
稼げる「エンジニア」になるためのロードマップ
ここからは実際に「稼げる」ようになるためのロードマップをご紹介します。
学ぶべきジャンルは「Webサイト」作成に必要される言語に沿って解説をしていきます。
プログラミングの基礎を学ぶ
当然のことながら、まず「プログラミング」の基礎から学習していきます。
基礎なくして応用や実践的活用は見込めません。
具体的にどんな言語を習得するのがいいかというと以下のものとなります。
- HTML&CSS
- JavaScript
- PHP
- Ruby
のいずれかから選ぶのがオススメです。
その中でも初心者が最も習得しやすいのが「HTML&CSS」「JavaScript」です。この言語は「Webサイト」作成における「土台」の役割を担っている言語です。
この言語を学ぶことで、自分で1からWebサイトを構築し運営することが可能です。軌道に乗れば、そこから「広告収入」を得ることもまた夢ではありません。
では1つずつ説明をしていきます。
「HTML&CSS」
「HTML&CSS」は「プログラミング言語」ではなく、正確には「マークアップ言語」と呼ばれるものになります。
「HTML」は、Webサイトの構造を担っている基礎の役割を果たしており、「CSS」は「HTML」と組み合わせることで、基礎的な装飾を施してくれる言語です。
「JavaScript」
「JavaScript」は、Webサイトに「動作」をつけることができるプログラミング言語です。
具体的に「動作」となる要素は「ポップアップの表示」や「広告のスライドショー」などを言います。
これらの要素があるサイトページを「動的なページ」と呼ばれています。
また、名前に「Java」が付いていますが、プログラミング言語の1つである「Java」とは関係性がない言語になります。
学習方法を決める
「習得する言語」が決まったら、次は「学習方法」を決めます
方法は主に「独学」か「スクールに通う」かの2択です。
どちらを選択するかは個人の自由ですが、「挫折」することなく、確実性を持って稼ぎたい意欲があるならば「スクールに通う」ことをおすすします。
「ポートフォリオ」の制作
基礎から応用まで学び終えたら、実際に作品制作をしてみましょう。
「作品制作」は、教材やネット上にあるコードをコピーしてまんま持ってくるのではなく、自分でコードを考えて書き出すことが大切です。
1から考えることで、インプットしたことをアウトプットするので「学んだことが活きている」を書き進めながら実感することができます。
またコード記入時は、調べながら書き進めることをおすすめします。
と、いうのも、現役で活躍されているエンジニアもコード記述は調べながら行っていますので、暗記しなければならないということはありません。
インターンやバイトに応募・クラウドソーシングを利用して仕事を受注する
基礎が固まり、ある程度応用に対応することができるようになったら、いよいよ「稼ぐ」ための第一歩を踏み出しましょう。
稼ぐ方法は3つです。
- インターンに応募する
- エンジニアバイトに応募
- クラウドソーシングサイトを通して、仕事を受注する
の3パターンから選びましょう
上記パターンに共通して言えることが1つあります。それは「目に見える実績を用意しておくこと」です。
この実績というのが、前工程で制作した「ポートフォリオ」になります。
これが現代でいう「目に見える実績」となります。
これがあるかないか、採用率が大きく変わってきますので、仕事を受注する、インターンへの応募前には完成させましょう。
エンジニアのインターンって何をするの?詳しい内容を教えちゃいます!
大学生がエンジニアとして仕事を受注するためには
「プロフィール」を充実性あるものにする
学習を通して目に見える実績「ポートフォリオ」の制作が完了したら、いよいよ「エンジニア」として動き始めます。
しかしここで一転懸念すべきことがあります。
それは仕事を依頼する側から「信頼」を勝ち取る方法です。
こと「仕事」において、互いに「信頼」がなくては、仕事を任せてもらえません。もちろん「目に見える実績」があったとしても、人間性に難ありと判断された場合も同じです。
その「信頼」を得るためにも「プロフィール」を作成しましょう。
もちろん、ただ作成すればいいっていうわけじゃありません。
相手から「信頼」を得るために「本名」「顔写真」「得意・習得言語」「自己PR」「実績・経歴」などを隙間なく記入しましょう。
中でも、「本名」「顔写真」「実績・経歴」は必須事項として忘れずに記入をしましょう。
エンジニアバイト・インターン・クラウドソーシングを利用する
「プロフィールの作成」が済んだら、いよいよエンジニアとしての1歩を踏み出します。
稼ぐ方法は前述でもご紹介したように
- エンジニアバイト
- インターン応募
- クラウドソーシングを利用する
の中から自分に合ったものを利用して稼ぐのがベストです。
いきなり「クラウドソーシング」を利用して稼ぐ方法もいいですが、ここでは「仕事を受注するため」に必要な「営業力」を必要とします。
「クラウドソーシング」に限らず、「エンジニアバイト」「インターン」でも同じことが言えますが、仕事を得るためには「自分」という商品を売り込むことが大切です。
特に「仕事受注」となる「クラウドソーシング」では「営業力」が必須とも言えます。
おまけに相手としても「実績がある方」に仕事を任せた方が安心という考えの方が多いです。
なので、まずは「インターン」や「エンジニアバイト」に応募をして実績作りから始めていくことの方が無難でしょう。
理由は
- 「時給制」なので安定した稼ぎを得られる
- 現場にいる先輩エンジニアの技術をみられる
- 実績作りにつながる
- チーム開発の経験を得られる
となります。
「文系」大学生でもエンジニアとして仕事を受けることは可能
「プログラミング」を学ぶ過程で、そこには「文理系」の垣根はなく、学習に時間を費やせば誰でもエンジニアとして活躍することはできます。
学習の段階で「挫折しない」限りは、誰でも稼ぐことはできます。
しかし、なぜ「文系」出身者でもプログラミングで「稼ぐこと」ができるのかに対する「根拠」、それは「数学の知識がそこまで必要としないこと」にあります。
「プログラミング学習」をしていく過程で、「数学的要素」と呼べるものは、何1つとして出てきません。
当学習で必要なのは「仕組み」が理解できるだけの理解力と、「英語力」があれば申し分ありません。
特に「英語力」は重要なものです。基本的にプログラミングは「英語」で行っていきますので、基礎的な読解力がないと「コードの記述」「エラー対処」で苦戦を強いられます。
文系大学生がやるべきこと! 「時間が取れる」からこそ「自己成長のチャンス」として活かそう!
理系大学生が「今」この瞬間からやっておくべきこと! あなたの行動1つで充実した学生生活になる!
まとめ
以上が、大学生が「エンジニア」として稼ぐ方法のご紹介となります。
時間が取れる「大学生」だからこそ今のうちから「プログラミング学習」に着手して、「稼ぐ力」を身につけましょう。
社会人になってからも「エンジニア」になることは可能ですが、「完全未経験」の状態でエンジニア就職は非常にハードルが高く、採用確率は極めて低いとされています。仮に採用されたとしても、受け持つ仕事は雑用ばかりで成長できる見込みがないことが多いでしょう。
そうならないためにも、今のうちから「プログラミング」を学び、「稼ぐ力」を身につけましょう。
そのためには、「まず何をどうやって学んで稼ぐか」逆算してからロードマップを嗄声してみましょう。さすれば自然と「稼ぐ力」を身につけることができます。