交通機関のトラブルや、体調不調などで大学に遅刻することは多々あると思います。
大学に遅刻することが確定したときに、「授業を担当している教授にメールをすべきかな?」と悩まれることがあるのではないでしょうか?
この記事では、「大学に遅刻するときにメールすべきなのか」ということについて解説します。
遅刻のメールをするときの例文や、大学の遅刻を防ぐ方法などもご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
大学に遅刻するときは教授にメールすべき?
大学に遅刻することが確定したときには、授業を担当している教授にメールすべきです。
「メールしても遅刻には変わりない」
と思われるかもしれませんが、事前にメールしておくことで遅刻を見逃してくれることがあります。
大学の授業では、教授がすべての評価をおこなうので、メールしておくことで「今回は見逃してやろう」と判断されることがあります。
また、大学に遅刻するときにメールをする大学生は少ないため、メールするだけで教授から好印象を得られるかもしれません。遅刻しているにも関わらず、好印象を得られる可能性があるので、大学に遅刻するときはメールすべきです。
教授のメールアドレスはシラバスに掲載されている
教授のメールアドレスは、大学のシラバスに掲載されています。
シラバスとは、授業内容や評価方法などがまとめられている授業要項で、大学のホームページからアクセスすることが可能です。
ほとんどの教授がシラバスにメールアドレスを掲載していますが、掲載していない教授もいます。もし、シラバスにメールアドレスが掲載されていない場合は、大学に電話してみてください。
大学に電話して「遅刻するので、教授にメールを送りたい」ということを伝えると、教授のメールアドレスを教えてくれます。
大学に遅刻するときは、1分でも早くメールを送ることが大切なので、遅刻する可能性がある授業を担当している教授のメールアドレスは登録しておくと良いでしょう。
大学に遅刻するときのメール例文
大学に遅刻するときはメールすべきなのですが、
「どのような内容を送信すれば良いのだろう?」
と悩まれることがあると思います。大学に遅刻するときのメール例文を、理由別にいくつかご紹介するので、下記から参考にしてみてください。
事前に遅刻することが確定しているときの例文
事前に遅刻することが確定しているときは、授業の2日〜3日前にはメールすべきです。
事前に遅刻することが確定しているときの例文は下記の通りです。
件名:遅刻届(名前)
お世話になっております。
学籍番号 学部学科 名前と申します。
○月○日の授業なのですが、部活動の試合の影響で10分ほど遅刻してしまいます。
試合の経過によっては、10分以上遅刻してしまうかもしれません。
試合が終わり次第、すぐに大学に向かいます。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。
このようにメールをしておくことで、遅刻を見逃してくれる可能性があります。
特に、家庭の用事や部活動に関する理由の場合は、遅刻を見逃してくれる可能性が高いです。
もし、教授に会う機会があるのであれば、メールではなく直接伝えることをおすすめします。
寝坊で遅刻するときの例文
大学では「寝坊」で遅刻してしまうことが多々あると思います。
寝坊で遅刻するときの例文は下記の通りです。
件名:遅刻届(名前)
おはようございます。
学籍番号 学部学科 名前と申します。
大変申し訳ございませんが、寝坊をしてしまいました。
今から家を出ますので、〇時○分には大学に到着できると思います。
以後、このようなことがないよう自己管理には十分気をつけます。
申し訳ございません。
寝坊してしまったときは素直に寝坊した旨を伝えて、謝るようにしてください。
また、寝坊したときは「以後〜気をつけます」という一文を付けることが大切で、反省している気持ちをメールで伝えることをおすすめします。
寝坊したときは、1分でも早く家を出る必要があるので、メールの下書きに上記の例文を用意しておくと良いです。
電車の遅延で遅刻するときの例文
大学に向かう手段として電車を使っている方は多いですが、人身事故や踏切でのトラブルなどで遅延してしまうがあります。
そのような電車の遅延で遅刻するときの例文は下記の通りです。
件名:電車遅延で遅刻します(名前)
おはようございます。
学籍番号 学部学科 名前と申します。
現在、大学に向かっていたのですが、〇〇線△△駅の踏切トラブルにより、電車が遅延しております。20分〜30分遅延するそうなので、授業に15分程度遅刻してしまいます。
大学に到着し次第、遅延証明書を渡させていただきます。
ご迷惑をおかけ致しますが、よろしくお願い致します。
電車の遅延はインターネット上で公開されるので、ウソはつかないようにしてください。
また、「遅延証明書」があれば、遅刻したことにはならないです。
4年間、電車通学をしていると、一度は遅延することがあると思うので、メールの下書きを用意しておくことをおすすめします。
体調不調で遅刻するときの例文
大学では、インフルエンザなどの感染症になったときは欠席や遅刻が免除されますが、腹痛や頭痛などの体調不良では免除されません。
そのため、腹痛や頭痛などの体調不良で遅刻するときには、教授にメールする必要があります。
体調不良で遅刻するときの例文は下記の通りです。
件名:遅刻届(名前)
おはようございます。
学籍番号 学部学科 名前と申します。
起床してから腹痛が続いており、本日の授業を20分〜30分ほど遅刻してしまいます。
ご迷惑をおかけして申し訳ございません。
体調不良が理由で遅刻するときは、教授によって見逃してくれることがあります。
また、インフルエンザなどの欠席・遅刻が免除される病気になったときは、病院で発行された証明書が必要です。
証明書がなければ、欠席・遅刻が免除されることはないので、注意してください。
大学の遅刻は何回まで問題ない?
大学に遅刻するときは、「単位に影響はあるのかな?」と気になると思います。
基本的に大学の授業では、「○回以上、欠席したら単位が取れない」と回数が定められているので、1回の遅刻で単位が取れなくなることはありません。遅刻は欠席の1/2としてカウントされるケースが多いので、遅刻を8回しても単位を取ることは可能です。
ただし、1回遅刻するたびに出席点が引かれるため、どんどん評価は悪くなっています。
大学に遅刻するたびに単位が取れる可能性が低くなるので、できるだけ遅刻はしないようにしてください。
テストがある日の遅刻は単位に影響を与える
大学の授業でテストがあるときには、遅刻することで単位が取れなくなります。
大学のテストは決められた日程でしか実施されず、数分でも遅刻するとテストを受けさせてもらえないことがあります。また、テストの点数は単位に大きく影響するので、テストがある日に遅刻をしてしまうと、単位が取れなくなる可能性がとても高くなります。
テスト以外にも、授業で課題の発表があるときなど、単位に大きく影響する日に遅刻することで単位が取れなくなるかもしれません。
大学の遅刻を防ぐ方法
上記でお伝えした通り、大学に遅刻することで単位が取れる可能性が低くなります。
大学の遅刻は1回でも減らすことが大切なので、大学の遅刻を防ぐ方法をいくつかご紹介します。
自身が遅刻している理由を考えながら、参考にしてみてください。
大学の近くに一人暮らしをする
大学に遅刻してしまう実家暮らしの方には、大学の近くで一人暮らしをすることをおすすめします。
近くに住むことで、数分で大学に到着できるようになり、遅刻する可能性をグンと低くできます。また、一人暮らしすることで「自己管理力」が向上し、遅刻を防ぐことが可能です。
大学の近くには、大学生向けのアパートが多数設けられていて、安い家賃で住むことができるので、遅刻を繰り返している方にはおすすめの方法です。
午後の授業を履修する
大学は個人の自由で時間割を組むことができるので、午後の授業を中心に履修することをおすすめします。
午後の授業は13:00頃から始まるので、寝坊する可能性を低くでき、遅刻を未然に防ぐことが可能です。また、月曜日の授業は履修しないことをおすすめします。土日は遊びやアルバイトの予定が入ることが多いと思うので、寝坊してしまう可能性が高くなります。
火曜日〜金曜日の午後の授業を中心に履修することで、遅刻率を低くすることが可能です。
友達が履修している授業を履修する
大学にはクラスのようなものが設けられていないので、履修した授業は自分で管理する必要があります。
時間を管理することが苦手な方や、自己管理力が低いと感じる方には、友達が履修している授業を履修する方法をおすすめします。友達と同じ授業を履修することで、友達が起こしてくれたり、代わりに出席を取ってくれたりします。
また、遅刻することがあっても、友達がいることで授業に遅れを取ることはありません。
同じ授業を履修するのは、遅刻することがなく、時間管理を徹底している友達がおすすめです。
15分前行動を意識する
大学の授業が始まる時間に到着できるように行動している方が多いですが、それでは遅刻する可能性が高くなるので、15分前行動を意識するようにしてください。
15分前行動を意識することで、お腹が痛くなったり、忘れ物をしたりしたときでも、遅刻をせずに大学に到着することが可能です。
また、大学生の間に15分前行動を意識できるようになっていると、社会人になってから困る機会が減ります。社会人になると、より時間に対して厳しくなるので、大学生の間に15分前行動を意識することをおすすめします。
大学に遅刻するときは教授にメールすべき
この記事では、大学に遅刻するときのメールについてお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?
大学に遅刻するときは、授業を担当している教授にメールすべきです。
メールしたことで遅刻が見逃される可能性は低いですが、教授に好印象を与えられます。
教授から好印象を得ることは、単位が取得しやすくなることにつながるので、遅刻するときは必ずメールを送るようにしてください。
1回の遅刻で単位が取れなくなる可能性は低いですが、回数が増えるたびに出席点が引かれるので、大学の遅刻は未然に防ぐことが大切です。この記事でお伝えした内容を参考にして、大学に遅刻するときは教授にメールするようにしてください。