高校生の時ではあまりタイピングする機会はなかったと思いますが、大学生になるとレポートや卒論などでタイピングする機会が増えます。
そのため「大学生の平均ってどれぐらい?」「平均よりも速くなりたい」と、タイピングについて悩んでいる大学生は多いのではないでしょうか?
しかし、なかなかタイピング能力が高い大学生はいません。
この記事では大学生のタイピング平均や上達するコツなどを解説するので、参考にしてみてください。
大学生のタイピングの平均はe-typingで104.91pt
大学生がタイピングの練習をするときは「e-typing」をよく利用しています。
e-typingとは、無料でタイピングの練習ができるウェブサイトになっています。
そのe-typingでは、タイピング能力が数値化されるのですが、大学生の平均は「104.91pt」となります。
しかし「104.91pt」と言われても速いのか遅いのかわかりませんよね。
e-typingでは、下記のような点数基準になっています。
- 0〜55:タイピングの初心者で練習が必要になる
- 56〜106:タイピングの基本操作が理解できている
- 107〜208:個人的な用途でのパソコン利用には問題ない
- 209〜299:一般的なオフィスワークで困ることがない
※表記変更必須
e-typingでは上記のような点数基準が設けられています。
大学生の平均は「104.91pt」になるため、「タイピングの基本操作を理解できている」レベルということです。
社会人ではない大学生で「104.91pt」以上とることができれば十分でしょう。
カッコつけたいならe-typingで200pt以上を目指そう
タイピングが正確で速い人はかっこいいですよね。
特に大学生で社会人レベルだと圧倒的に「かっこいい」でしょう。
そのためカッコつけたい人はe-typingで「200pt」以上を目指してみてください。
200ptはあと少しで「一般的なオフィスワークで困ることがない」レベルになるため、社会人になっても困ることはないです。
ただし「200pt」以上は簡単に達成できません。
練習を積み重ねることが大切です。
タイピングを速くするコツ
「タイピングを速くしたい」と思っている大学生は多いと思いますが、速くするためにはいくつかのコツを把握する必要があります。
大学生でも速くできるコツをご紹介するので、すぐにでも実践してみてください。
まずは速さよりも正確さを重視する
タイピングを速くしたと思えば思うほど、速さを重視してしまいます。
ただし速くするコツは「速さよりも正確さ」です。
タイピングは「文字を入力する」ことが目的になるため、速さばかりを重視してもミスが多くなれば結局目的達成までの時間は遅くなります。
ただしタイピングは遅いけれども、一度もミスなく入力できれば目的達成までの時間は速くなります。
やはり速さを重視してしまうと入力ミスが増えてしまうため、初めは「速さよりも正確さ」を重視するようにしましょう。
とにかく練習する
毎日授業でタイピングする機会がある人は少ないと思うので、とにかく自主的に練習することが大切です。
毎日練習を続けることが大切で、タイピングは練習すればするほど上達します。
スポーツなどは場面によって「正解」と言われる行動が変わってしまうためなかなか上達しませんが、タイピングはいつでも正解は同じなので練習すれば絶対に上達します。
無理に長い時間練習する必要はないため、数分でも良いので毎日続けるようにしましょう。
そして練習する時間を決めることも大切です。
初めは「3分」や「5分」でも良いため、決めた時間は練習するようにしましょう。
「寿司打」の目標を少しずつ高くしていく
タイピングの練習ツールとして大学生から人気があるのが「寿司打」です。
中学校や高校などの授業で練習させられた人も多いのではないでしょうか。
その寿司打の目標を少しずつ高くしていくと上達しやすいです。
寿司打には「3,000円コース」「5,000円コース」「10,000円コース」と3種類用意されているため、初めは「3,000コース」から練習行い、慣れていけば難易度の高いコースで練習していきましょう。
そして寿司打では「〇〇円お得でした」と成績をお金で示してくれるため、得する金額で目標決めて練習を行うようにしてください。
ホームポジションを守る
タイピングには「ホームポジション」と言われる位置があり、ポジションを守ることが大切です。
何事も基礎部分が大切になるため、まずはホームポジションを守ってタイピングするようにしましょう。
中には独自のポジションでタイピングする人もいますが、上達するスピードとは遅くなってしまうためe-typingで「250pt」以上になってからにしましょう。
スマホの入力方法を変える
大学生の多くが「LINE」や「 Instagram」よく利用していると思います。
特に「LINE」では頻繁に文字を入力しますよね。
そのためスマホの入力方法をパソコンと同じ設定にすると上達しやすいです。
一般的に「テンキー入力」もしくは「フリック入力」している大学生が多いと思うので、「フルキーボード入力」に設定しましょう。
「フルキーボード入力」にするとパソコンと同じように文字を入力できるため、キーボードの配列を覚えられるようになります。
「フルキーボード入力」に設定することによって、パソコンでの練習があまりできていない人でも上達させることが可能です。
ただし初めは入力するのに時間がかかってしまうと思うので、早く返信したいときは「テンキー入力」もしくは「フリック入力」に変更すると良いでしょう。
レポート提出はパソコンで行う
大学のレポートはパソコン入力ではなく手書きでもOKという場合が多いです。
手書きだとパソコンを用意する必要もありませんし、タイピングよりもなれているため手書きで書く人が多いです。
ただし上達したい方は全てのレポートをパソコン入力で提出しましょう。
レポートはタイピングを練習する絶好の機会ですし、レポートを書きながらタイピング能力も高めることができれば一石二鳥ですよね。
さらに可能な場合は授業のノートもパソコン入力しましょう。
教授によってはパソコンを出すことが禁止されている場合があるため、可能場合はノートもタイピング入力してみてください。
大学生にタイピング能力は必要?メリットは?
この記事では速くするコツをお伝えしてきましたが、大学生にタイピング能力は必要なのでしょうか。
目的もなく努力することは難しいと思うので、大学生がタイピング能力を向上させるメリットをいくつかご紹介します。
レポートや卒論が楽になる
大学生は授業のレポートを出すことが多いです。
毎週レポートがある授業もありますし、1万文字以上のレポートを提出しなければいけない場合もあるでしょう。
その際にタイピング能力が高いとレポート完成までの時間を短くできます。
反対に能力が低いとレポートをする気すらしないと思います。
そして大学生には「卒業論文」がありますよね。
卒業論文では平均「2万文字」以上入力しなければいけないため、タイピング能力によって出来上がる時間が大きく変わります。
大学生で能力が高いとレポートや卒論を楽に完成させれます。
社会に出たときに役立つ
タイピング能力が高いと社会に出てから役立ちます。
基本的のどの職業でもパソコン作業はあるため、タイピング能力が欠かせません。
しかし「社会人になってから能力を高めればいいじゃん」と思われる方が多いです。
社会人になってから高めても問題ないのですが、なれない仕事を覚えながらタイピング能力も高めることはできるでしょうか。
少し難しいですよね。
そのため大学生からタイピング能力を高めておくと、スムーズに社会で活躍できる可能性が高まります。
目の疲れを軽減できる
能力を高めるとキーボードを一切見ることなくタイピングできるようになります。
そのため視点の移動をなくすことができて、目の疲れを軽減できます。
大学生の間では長時間タイピングすることはないと思いますが、社会人になると1時間〜2時間することもあるため、目の疲れを軽減することは大切です。
実感することはないメリットかもしれませんが、目には疲れがたまりやすいため大きなメリットになるでしょう。
タイピングが速いとかっこいい
「あの人タイピング速くてかっこいい」と感じた経験がある人は多いと思います。
タイピングが速いと男性女性問わず、「かっこいい」と感じます。
「たかがタイピングじゃん」と思われる方も多いと思いますが、レポートも楽に完成させれて社会人になってからも役立ち、さらにかっこいいと思われると考えると最高ですよね。
大学生のほとんどの人が速くできないため、難なく速くタイピングするとスマートでかっこいいと思います。
タイピング能力をつけるデメリットは?
タイピング能力を高めることによって生じるデメリットはないです。
ただしタイピング能力を必要としていない人が、毎日練習する時間は無駄かもしれませんが、必要としていない人が能力を高めてもデメリットは基本的にないでしょう。
そのため1つでもメリットが魅力的に感じられた大学生は、タイピング能力を高めることをおすすめします。
コツコツ続ければタイピングは上達する!
この記事では大学生がタイピングを上達させる方法についてお伝えしましたが、コツコツ練習を続けると必ず上達します。
さらに上達させるためには下記の点を意識して練習しましょう。
- まずは速さよりも正確さを重視する
- ホームポジションを守る
- とにかく練習する
- スマホの入力方法を変える
- レポート提出はパソコンで行う
以上の点を押さえて練習すると早く上達します。
そしてタイピング能力が高まると「社会で役立つ」「かっこいいと思われる」などのメリットがあるため、ぜひ大学生のうちから能力を高めておきましょう。