大学は「自由」というイメージがありますが、授業の欠席回数は定められています。
定められている欠席回数を超えると、単位が取れないようになっているのですが、「遅刻は単位に影響があるの?」と悩まれることがあるのではないでしょうか?
この記事では、大学に遅刻することで単位に影響があるのか、ということをお伝えします。
大学の遅刻を防ぐ方法などもご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
大学に遅刻すると単位が取れない?
大学に遅刻しても、単位が取れなくなることは考えにくいです。
基本的に大学の授業は、「○回以上、欠席したら単位が取れない」と回数が定められているので、1回の遅刻で単位が取れなくなることはありません。
また、遅刻は欠席の1/2としてカウントされる大学が多く、遅刻を2回することで欠席1回と同じ扱いを受けます。
授業によっては15分以内や30分以内の遅刻は許してくれることもあるので、遅刻を1回しただけで単位の心配をする必要はないです。
テストがある日の遅刻は単位に大きく影響する
大学に遅刻することで単位が取れなくなるときがあります。
それは、授業のテストがある日です。
テストは決められた日程でしか実施されず、数分でも遅刻するとテストを受けさせてもらえないことがあります。
テストの点数は単位に大きく影響するので、テストがある日に遅刻をしてしまうと、単位が取れなくなる可能性が高いです。
また、課題の発表や実習などの単位に大きく影響する授業のときは、遅刻することで単位が取れなくなるかもしれません。
大学の遅刻が許されるのは何回まで?
基本的に大学の授業では「4回」までの欠席が許されています。
4回までの欠席が許されているということは、遅刻を8回するまでは単位が取得できるということです。
ただし、遅刻が許される回数が8回なだけであって、評価はどんどん悪くなっています。
遅刻する度に出席点が引かれるので、遅刻はできる少なくする必要があります。
各授業の欠席が許される回数は、「シラバス」に掲載されています。シラバスは大学のホームページや、マイページのような学生専用のサイトから確認することが可能です。
自分で遅刻・欠席回数を覚えておく
大学を遅刻することが多い方は、自分で遅刻・欠席回数を覚えておくようにしましょう。
「8回までの遅刻は許される」ということは分かっていても、自分の出席状況を把握していなければ意味がありません。
絶対に単位が取れない授業に出席することは、時間の無駄と考えられるので、自分の遅刻・欠席回数は覚えておくことをおすすめします。
担当の教授に教えてもらう
大学の授業は合計で15回〜16回あるので、自分の遅刻・欠席回数を忘れてしまうことがあります。
そのような場合は、担当の教授に出席状況を教えてもらうことをおすすめします。
ただし、公の場で出席状況を教えてくれる可能性は低いので、教授と自分だけの時間を狙って教えてもらうようにしてください。
教授の研究室などに訪れると、出席状況の確認と同時に、授業に関心があることを伝えられるのでおすすめです。
遅刻が確定したときにすべきことはある?
大学の遅刻が確定したときには、「何かした方が良いのかな?」と悩まれることがあると思いますが、何もすべきことはありません。
教授は授業を始めていますし、大学に連絡しても遅刻が許されるわけではないので、1分でも早く大学に到着できるようにしてください。
ただし、前日から遅刻が確定しているときは、教授もしくは大学に連絡することが大切です。
事前に遅刻が確定しているを教授に伝えておくと、遅刻を許してもらえる可能性があります。
特に、家庭の用意や部活動による影響の場合は、許してもらいやすいです。
直接伝えることが良いですが、厳しい場合は教授にメールや電話で伝えるようにしてください。
大学の遅刻を防ぐ方法
上記でお伝えした通り、遅刻の回数が増えれば増えるほど単位に影響を与えるので、無遅刻が理想です。
そこで、大学の遅刻を防ぐ方法をいくつかご紹介します。
さまざまな方法をご紹介するので、自分が遅刻している理由を考えながら、参考にしてみてください。
午前中の授業を履修しない
大学は個人の自由で時間割を組むことができるので、遅刻を防ぎたい方は可能な限り午後の授業を履修するようにしてください。
午後の授業は3限目からで、13:00頃から始まります。
13:00頃から始まる授業であれば、朝が弱い方でも遅刻する可能性を低くできます。
また、月曜日は午前中の授業を履修しないことをおすすめします。
土日にアルバイトや遊びの予定を入れている方は多いので、月曜日の遅刻率は高いです。
深夜のアルバイトをしない
大学に遅刻することが多い方は、睡眠時間を十分に取れていない傾向があるので、深夜のアルバイトはしないようにしてください。
深夜のアルバイトをしていると、自ずと睡眠時間は少なくなりますし、24:00を過ぎてからの睡眠は質が悪いです。
もし、金銭が理由で深夜のアルバイトをしなければいけない場合は、次の日の時間割によってシフト組むようにしてください。
深夜アルバイトの次の日に、午前中の授業があると遅刻する可能性が高くなってしまいます。
友達と同じ授業を履修しておく
大学にはクラスのようなものが設けられていないので、履修した授業は自分で管理する必要があります。自分で管理している状態で遅刻することが多い方は、友達と同じ授業を履修するようにしてください。
友達と同じ授業を履修することで、友達が起こしてくれたり、代わりに出席を取ってくれたりします。
また、遅刻することがあっても、友達がいることで授業の内容を把握できます。
同じ授業を履修するのは、遅刻することがなく、時間に徹底している友達がおすすめです。
遅刻が単位に影響しない授業を履修する
大学で遅刻を防ぐ最終手段は、遅刻が単位に影響しない授業を履修することです。
大学の授業では評価方法が「学期末テスト:100%」と定められていることがあり、遅刻をしても欠席をしても単位に影響がない授業があります。
このような授業を履修しておくことで、何度遅刻・欠席をしても単位を取ることが可能です。
しかし、評価方法が「学期末テスト:100%」という授業は、出席点が加えられないことから、単位を取ることが難しいと言われています。単位の取りやすさを重要視する場合は、出席点が評価方法に加えられている授業をおすすめします。
アラームで起きられるようになるコツ
大学に遅刻をする多くの方が、「アラームで起きられない」という悩みを抱えていると思います。
その悩みを解決できれば、大学に遅刻することはなくなるので、アラームで起きられるようになるコツをいくつかご紹介します。
アラームで起きられないと悩んでいる方は、下記からコツを参考にしてみてください。
昼寝をしない
大学の授業がない日やアルバイトがない日には、「昼寝」をすることがあると思いますが、アラームで起きられるようになるには、昼寝をしないことが大切です。
昼寝をしてしまうことで、体内時計が乱れます。
体内時計が乱れることで、質の高い睡眠を取りにくくなり、どうしても寝付きが悪くなります。
また、「次の日絶対に起きないといけないのに、眠れない」というストレスから、さらに寝付きが悪くなることもあるので、昼寝はおすすめしません。
日中にどうしても眠くなってしまったときには、10分〜20分の仮眠を取るようにしてください。
目覚まし時計を使う
大学生はスマホのアラームを使っている方が多いですが、目覚まし時計も使うようにしてみてください。
スマホのアラームと目覚まし時計の2つセットすることで、寝ぼけながら止めてしまうことを防げます。
また、目覚まし時計は、ベッドから少し離れた位置に置くことがおすすめです。
ベッドから離れた位置に置くことで、一度起き上がって歩いて止めなければいけない状況を作り出すことができ、目を覚ますことができます。
人間は歩くことで血圧が上がり、脳が起きやすくなるので、目覚まし時計を止めた後は、トイレに行ったり、カーテンを開けたりすることをおすすめします。
大学がない日でも同じ時間に起きる
大学の授業がない日などは、「ゆっくり寝たい」と考えている方が多いですが、大学がない日でも同じ時間に起きることが大切です。
休みの日にゆっくり寝てしまうことは、大学のある日の疲れを倍増させることにつながります。
毎日同じリズムで睡眠を取ることが睡眠の質に大きく影響します。
初めのうちは二度寝してしまうことが多いかもしれませんが、休みの日でも同じ時間に起きることを習慣付けることで、アラームで起きやすくなります。
もし、疲れているときや眠たいときなどは、寝る時間を早めるようにしてください。
大学の遅刻は繰り返すことで単位が取れなくなる
この記事では、大学に遅刻することで単位に影響はあるのか、ということをお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?
基本的に大学に遅刻しても、単位が取れなくなることは考えにくいです。
大学の授業では、4回までの欠席が許されるので、遅刻は8回までしても問題ありません。
しかし、遅刻する度に出席点が引かれ続けるので、なるべく遅刻はしないことが大切です。
大学に遅刻してしまうことが多い方は
- 午前中の授業を履修しない
- 友達と一緒に履修する
ということを意識してみてください。
この2つを意識するだけで、遅刻が多い方でも大学の単位が取得しやすくなります。
この記事でお伝えした内容を参考に、なるべく遅刻の回数を減らすようにしてください。