就活やインターンの場では、コートを脱ぐタイミング・置き場所に悩みますよね…
実は、コートの扱い方にはマナーがあります。
知らないままだと、思わぬところで評価を下げられてしまうかもしれません。
今回は、コートを脱ぐタイミングと面接・インターン会場での扱い方を解説します!
正しい扱い方を知って、「できる社会人」をアピールしましょう!
コートは会社に入る前に脱ごう
コートは会社に入る前に脱ぐのが基本です。
インターンや企業説明会のある2~3月は寒いですが、一瞬の我慢です。
入り口前の邪魔にならないところか、会社周辺で立ち止まれるところでコート脱ぎます。
脱いだコートはきれいにたたんでカバンにしまうか、カバンに入らない場合は腕にかけておきます。
会社に入ったあとにたたみやすいよう、形は整えておきましょう。
大きなビルではエントランスに入る前に脱ごう
会社が大きなビルの中にある場合もありますよね。
会社の入り口でなくとも、建物に入る前にコートを脱ぎましょう。
受付をする前にコートを脱いでおけば、自分自身も焦らなくて済みます。
とにかく、「建物内ではコートは着ない」ということを覚えておきましょう。
緊張していても落ち着いてゆっくり行動しよう
面接やインターン前はどうしても緊張してしまいますよね。
一番大切なことは自分をきちんとアピールすることなのに、コートをたたむときに焦るのは非常にもったいないです。
コートを脱いだりたたんだりするときはゆっくりで大丈夫なので、ひとつひとつ落ち着いて対応しましょう。
落ち着いた行動をするために、面接やインターンの会場に向かう際は時間に余裕をもちましょう。
時間ギリギリに会場に着いてしまうと、コートを脱ぐときに焦ったり、脱ぐことを忘れてしまったりします。
面接中やインターンにも言えることですが、落ち着いて堂々と行動することが大切です。
脱いだコートはどう扱えばいい?面接会場での置き方は?
次に、脱いだコートの扱い方について詳しく解説します。
コートの着脱は直接企業の人に見られるわけではありませんが、会場内では社員さんがコートの扱い方を見ています。
ぐちゃぐちゃになっていたり、雑に扱っていたりすれば、「だらしのない学生だな」「仕事も雑そうだな」とマイナスなイメージを与えてしまいます。
コートは裏返してきれいにたたもう
コートのたたみ方ですが、裏返して2つ折りにするのが基本です。
やわらかい素材で3つに折れそうな場合は、コンパクトにしておいたほうが見栄えは良いでしょう。
ただ2つに折るだけではなく、ぱっと見てきれいだと思えるように丁寧にたたみましょう。
面接・インターン会場ではカバンの上に置こう
面接やインターン会場に入り、カバンを置いて座る場面。
背もたれつきのイスであっても、背もたれにかけるのはNGです。
自分のイスの横にカバンを置き、その上にたたんだコートを置くようにしましょう。
また、企業側がハンガーを用意してくれた場合は、ハンガーにかけて指定した位置に置きましょう。
社員さんにコートの場所を指定された場合は、わざわざ断ってカバンの上に置く必要はありません。
指示がない場合、コートはたたんでカバンの上に置くと覚えておきましょう。
コートの扱い方ひとつで人間性がわかります
コートについてなぜこんなに詳しく解説しているかというと、持ち物の扱い方で人間性がわかってしまうからです。
コートを雑に扱う人は、他の持ち物も雑に扱っているでしょう。
会社に入っても、見だしなみが整っていなかったり、会社の備品であるパソコンなどを雑に扱ったりしてしまうと予想できます。
また、お客様に対しての対応や仕事のクオリティにも性格は出ます。
そのため、コートの扱い方ひとつで「自分の会社に来てほしいかそうでないか」は判断がつくのです。
コートを脱ぐタイミングなども、「知らなかった」では済みません。
インターネットを使えば何でも調べることができる今、社会人としてのマナーがわからいまま面接やインターンに参加することは「自分のせい」であり、「準備不足」と判断されてしまうのです。
コートの扱い方、会場での歩き方やドアのあけしめなど、細かなところにも気が遣える社会人になりましょう。
コートは建物を出てから着よう
会社やビルに入る前にコートを脱ぐことは説明しましたが、出るときも気を抜かずにマナーを意識しましょう。
建物内でコートを着ていることが良くない印象を与えるので、コートは建物を出てから着ます。
面接やインターンが終わって完全に気が抜けていると思いますが、建物内には社員さんがいるので最後まで気が抜けないですよ。
建物を出るまで見送ってくれる場合や、出入り口で学生の態度をチェックしている場合があります。
企業側はあらたまった場ではなく、「学生の素の様子」を見たがるので素の状態でもマナーや態度が良いということをアピールしましょう。
就活・インターンに着ていくコートの選び方
ここからは、就活やインターンに着ていくコートについてお話します。
建物の中では着ませんが、常に持ち歩くことになるので派手なものはNGです。
普段の電車でサラリーマンや就活生を見ていれば、似たようなコートを選んでいることがわかりますよね。
「コレ!」といった決まりはありませんが、就職後でも使えるシンプルなコートは持っておくと便利です。
男性は基本黒/無地でツヤのないものを選ぶ
男性は基本的に黒のコートを選びましょう。
懇やグレーの人もいますが、黒だと確実にコートが目につくことがないので無難です。
また、柄の入ったものやナイロンなどでテカテカしているものは避けましょう。
女性はグレーやベージュもOK/トレンチコートが基本
女性も基本的にも黒のコートが望ましいです。
しかし、グレーやベージュの人も多く見かけるので、黒でなくても悪目立ちすることはないでしょう。
ベージュだと、明るいイメージを与えることができますし、黒に比べて気分も暗くなりづらいかと思います。
女性はほとんどの人がトレンチコートを着ています。
長い期間着ていられるよう、パーツが一部取り外し可能なものを選ぶことをおすすめします。
スーツのジャケットより長く膝より短いものを選ぼう
コートの長さですが、男性・女性ともに膝より長いものは避けましょう。
膝より長いコートを着ていると、全体のバランスが悪くなってしまいます。
低身長の人はコート探しに苦労するかもしれませんが、自分のサイズに合ったものを選びましょう。
就活やインターンでは会社内ではコートを着ないことを心がけよう
いかがでしたか?
コートの扱いひとつでも面接やインターンの場では気を遣う必要があります。
インターンも評価の対象になってきていますので、選考でないからと気を抜かないようにしましょう。
この記事を読んで、少しでも就活がうまくいくことを願っています!