大学に入学することをきっかけに、一人暮らしを始める方は多いです。
大学生で一人暮らしをしている方は「アパート」に住んでいることが多いのですが、「大学生が住むアパートの選び方がわからない」と悩まれることがあるのではないでしょうか？
この記事では大学生が住むアパートの選び方について詳しくご紹介します。
アパート選びで抑えておきたいポイントや、大学生の一人暮らしにあると便利なアイテムなどもご紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
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大学生が住むアパートの選び方
大学生が住むアパートの選び方は大きく4つのステップに分けられます。
アパートの選び方を誤ると、後悔した気持ちを抱きながら大学生活を送ることになります。
下記でご紹介する4つのステップを参考にして、アパートを選んでみてください。
①住む地域を選ぶ
大学生が住むアパートを選ぶときは、まず住む地域を選ぶ必要があります。
住む地域を選ぶときは、「〇〇駅の近く」や「大学から徒歩〇〇分」など、細かく地域を絞ることが大切です。
「〇〇市内」という選び方をしてしまうと、対象になるアパートが多すぎて、スムーズに決められません。
そして、住む地域を選ぶときは、いくつか譲れない条件を決めておくと良いです。
例えば、「徒歩圏内にスーパーがある」「住宅街で夜は静か」など、譲れない条件を踏まえて地域を選ぶことで、住み始めて後悔する可能性が低くなります。
②アパートに求める条件を決める
住む地域を選ぶと、アパートに求める条件を決めるようにしてください。
アパートに求める条件としては下記のような項目が挙げられます。
- 築年数
- 階数
- 間取り
- 部屋の向き
- バストイレ
- 調理器具
- オートロック など
いくつもの条件を決めてしまうと、条件に合うアパートを見つけるのが難しくなるため、譲れない条件を中心にいくつか決めるようにしてください。
そして、大学生の場合は、「バストイレ」に関する条件は決めておくべきです。
大学生向けのアパートでは、お風呂とトイレが一緒になっているケースが多いため、「別が良い」という大学生は事前に決めておくことが大切です。
また、女子大学生の場合は、「オートロック」をアパートに求める条件として考えておきましょう。
③仲介してくれる不動産業者を選ぶ
アパートに求める条件を決めると、仲介してくれる不動産業者を選びます。
不動産業者は、「賃貸専門の大手チェーン」と「地域密着型の不動産屋」の2つに分けられます。
双方にアパート探しを手伝ってもらうことで、選択肢を多く持てますが、大学生のアパートでは地域密着型の不動産屋がおすすめです。
地域密着型の不動産屋の場合は、大学生向けのアパートを多く取り扱っていて、大学周辺の地理にも強いため、良いアドバイスをしてくれます。
さらに、古くから大学生に向けて不動産仲介をしていることが多いので、大学の先輩の失敗談や反省していることなどを教えてくれることもあります。
細かい地域が決まっている大学生には、地域密着型の不動産屋に仲介してもらうことをおすすめします。
④内見をしてアパートを決める
不動産業者に紹介してもらったアパートは、必ず内見してください。
内見をすることで、写真では伝わらないアパートの雰囲気や、部屋の広さなどを確認できます。
また、大学までの通路や駅までの道のりなども確認しておくと良いでしょう。
内見するときにアパートの大家さんが立ち会ってくれたときには、上下左右にどんな人が住んでいるのかを聞くことも大切です。
アパート自体は良くても、近隣住民がうるさかったりすると、後悔することになります。
そして、候補にあったアパートの内見が終わると、最も条件に合っていたアパートを決めるようにしてください。以上、4ステップが大学生が住むアパートの選び方です。
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アパート選びで抑えておきたいポイント
大学生が住むアパート選びで抑えておきたいポイントをいくつかご紹介します。
充実した大学生活を送られるように、下記のポイントを参考にしてみてください。
大学までの近さ
大学生になると、1限目から5限目まで連続して授業がある可能性は低いため、授業の合間に帰ることができる近さが良いです。
アパートから大学までかかる時間が15分以上の場合は、往復する時間を考えると、授業の合間で帰ることが難しくなるため、15分以内のアパートを選ぶことが大切になります。
さらに、15分以内のアパートに住んでいると、起きる時間にも余裕が生まれます。
大学までの距離が近いことはメリットしかないため、アパートを選ぶときは「大学までの近さ」を意識してみてください。
徒歩圏内にコンビニやスーパーがある
大学生の一人暮らしでは、コンビニやスーパーのお弁当などでご飯を済ませることが多いため、徒歩圏内にコンビニやスーパーがあるアパートを選ぶことが大切です。
自炊することを考えている大学生の場合でも、徒歩圏内にコンビニやスーパーがあることは欠かせないポイントです。
そして、徒歩圏内にコンビニやスーパーがあると、バイト先の候補としても考えられます。
徒歩圏内にバイト先があると、忙しい大学生活の中でも十分なお金を稼ぐことができるでしょう。
自分以外にも大学生が住んでいる
大学生が住むアパートを選ぶときには、自分以外にも大学生が住んでいるか、確認することが大切です。
「他の大学生のことを確認する必要はある？」と思われるかもしれませんが、大学生の多さを確認することで、大学生が住みやすいアパートなのか判断できます。
もし、大学生が1人も住んでいないアパートの場合は、大学生が住みにくいアパートなのかもしれません。
ただし、家賃が高いアパートの場合は、他の大学生が住んでいないことが考えられるため、家賃が6万円以内の場合は、他の大学生が住んでいるか確認してみてください。
アパート以外の選択肢はある？
大学生の一人暮らしには「アパート」というイメージがありますが、アパート以外にも選択肢はあります。
実家以外で暮らしている大学生の60%がアパートと言われているため、残りの40%はアパート以外に住んでいます。
アパート以外の選択肢をいくつかご紹介します。
マンション
アパートに住んでいない大学生のうち、35%はマンションに住んでいます。
一般的にマンションとは、階数が3階以上で、鉄骨や鉄筋コンクリート造の集合住宅を指します。
アパートよりも建物の構造がしっかりしていて、耐久性や遮音性などに優れていますが、その分家賃は高くなります。
ただし、大学生をターゲットにしている「学生マンション」と言われるマンションもあるため、家賃を気にしない大学生にはおすすめです。
大学寮
大学によっては、「大学寮」という大学生専用の住居を提供していることがあります。
大学の敷地内や大学から徒歩5分圏内に建てられているケースが多く、大学への通いやすさが特徴です。
大学によって家賃は異なりますが、アパートやマンションよりも安く設定されていることが多く、食事が付いてくる場合もあります。
また、机やベッド、洗濯機などは備え付けられていることが多いので、初期費用を最小限に抑えられます。
ただし、大学によっては寮生ならではのルールが決められていることもあり、大学寮での生活が合わない方もいます。
しっかりと大学寮のルールや設備を聞いてから、判断するようにしてください。
友達とのシェアハウス
近年、大学生の中で流行しているのが、シェアハウスです。1つの家を複数人でシェアして暮らすことで、家賃を抑えることができ、共同生活を楽しむことができます。
基本的に、トイレやお風呂は共有で使い、自分のスペースは部屋のみということが多いです。
友達同士で生活することができ、大学生らしい思い出を作れますが、トラブルに発展する可能性が高いです。
そのため初めての一人暮らしで、シェアハウスはおすすめできません。
大学生の一人暮らしにあると便利なアイテム
大学生の一人暮らしにあると便利なアイテムをいくつかご紹介します。
大学生から一人暮らしを始める方は多いと思うので、ぜひ参考にしてみてください。
電気ケトル
忙しい大学生活を送っていると、「自炊するのが面倒くさい」と思うことが多々あるため、電気ケトルがあると便利です。
電気ケトルがあると、すぐにカップラーメンや粉末のスープなどを飲めるので、大学生の一人暮らしには欠かせないアイテムだと思います。
電気ケトルは安価な物であれば、1,500円〜2,000円程度で売っているため、大学生でも買いやすいです。
自転車
大学から徒歩15分圏内のアパートをおすすめしましたが、毎日往復30分以上歩くことは大変です。
また、少し離れたスーパーやバイト先に行くことを考えると、徒歩ではしんどいので、自転車があると便利です。
自転車があることで、電車やタクシーを使う頻度も少なくなり、無駄な消費を抑えることもできます。
自転車の相場は、1万5,000円〜2万円です。自転車に対するこだわりがない大学生の場合は、安価なものを購入することをおすすめします。
動画配信サービス
便利なアイテムとは少し異なるのですが、大学生の一人暮らしでは「動画配信サービス」に登録することをおすすめします。
動画配信サービスに登録しておくことで、大学ない休日や授業の合間などでも、退屈な思いをすることがありません。
「動画配信サービスはもったいない」と思われるかもしれませんが、Amazonが提供している「Prime Student」であれば、年会費1,900円で、Amazonプライムと同様のサービスを受けられます。
さらに、無料体験が6カ月間もあるため、一人暮らしの大学生は「Prime Student」を登録することをおすすめします。
大学生のアパートは慎重に選ぶことが大切
この記事では大学生が住むアパートの選び方をお伝えしましたが、いかがだったでしょうか？
大学生のアパートは、約4年間住むことになるため、慎重に選ぶことが大切です。
もし、希望していた条件と異なるアパートを選んでしまった場合には、後悔を抱きながら大学生活を送ることになります。
それでは充実した大学生活を送れないため、上記でお伝えした内容を参考にして、自分の条件に合ったアパートを選ぶようにしてください。
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