大学生で「タトゥー入れたい」「タトゥーを入れてみたい」と思っている人は多い思います。
近年は若者の間でタトゥーがはやっていることもあり、大学生でタトゥーを入れている人も増えてきていますが、就職活動などには影響しないのでしょうか。
この記事では大学生がタトゥーを入れるメリット・デメリットについて詳しく解説するので、悩んでいる方は参考にしてみてください。
大学生がタトゥーを入れるのはアリ?
大学は基本的に19歳〜22歳で通うため、大学2年生からは「成人」します。
お酒も飲めるようになりますし、タバコも吸えます。さらに選挙権も与えられますよね。
そのため大学生がタトゥーを入れることは個人の自由です。
ただし両親には相談する必要があります。
いくら成人しているからといって、自分の子供が勝手にタトゥーを入れると理解をできないと思います。
そして場合によっては両親と一切口を聞かない関係になってしまうことも考えられるため、個人の自由だと思いますが両親には相談することをおすすめします。
タトゥーを入れる大学生はいる
実際にタトゥーを入れている大学生はいます。
具体的な人数は大学にとって違いますが、大学の規模が大きくなればなるほどタトゥーを入れている大学生は増えるでしょう。
さらに性別はあまり関係なく、男性でも女性でもタトゥーを入れています。
大学生がタトゥーを入れる理由
大学生がタトゥーを入れる理由はさまざまあり、主な理由は下記の通りです。
- おしゃれのため
- 両親が入れている
- 憧れの人が入れている
- 興味本位で入れる など
特に「おしゃれ」目的でタトゥーを入れる人が多いでしょう。
近年は若者を中心にタトゥーを入れている人が多くなっていることから、入れることに抵抗がない大学生も多いです。
タトゥーのメリット5つ
大学生でタトゥーを入れるか悩んでいる人はメリットを考えてみてください。
下記のメリットが魅力的に感じる方は、タトゥーを入れても後悔することは少ないでしょう。
自分を表現できる
タトゥーのデザインにはそれぞれ意味があるため、タトゥーを入れることによって自分を表現できるようになります。
例えば、心臓のデザインだと「愛(愛情)」「生命」「情熱」「幸福」などの意味を持ちます。
そのため恋人の名前と心臓のタトゥーを入れることによって、個性的な愛を表現できます。主なデザインの意味は下記の通りです。
- 骸骨:「死」「悪」「平等」「再生」「魔除け」など
- 十字架:「神聖」「神への愛」「希望」「復活」など
- 蜘蛛:「機知」「危険」「恐怖」「幸運」など
- クローバー:「希望」「誠実」「愛情」「幸運」など
1つ1つのデザインには意味があるので、デザインを組み合わせることによってさらに個性的な自分を表現できるようになります。
自分を表現するためにタトゥーを入れる人もいるでしょう。
おしゃれ・かわいい
タトゥーを入れることによって自分をおしゃれやかわいく見せることができます。
特に大学生の間ではワンポイントで、タトゥーを入れることがおしゃれ・かわいいとされています。
そのため首元に1つだけタトゥーを入れている人や、足首に1つだけタトゥーを入れている人も多いです。
中には耳の後ろやうなじにタトゥーを入れる人もいます。
おしゃれ・かわいさを求める場合はワンポイントが好ましいです。
自分の好みの見た目になれる
タトゥーは自分の好きなように入れることができるため、好みの見た目になることができます。
例えば「背中に翼を生やしたい」という願望がある場合は、背中に翼のタトゥーを入れることによって好みの自分になることができますよね。
その他にも「かっこいい」自分になりたいのであれば、かっこいいと思うタトゥーを入れることでかっこいい自分になれます。
自分で自分の見た目を変化させられることはタトゥーのメリットでしょう。
自分の思い出・信念を思い出せる
タトゥーでは「言葉」を入れることも可能です。
例えば、好きな名言や座右の銘、記念日などをタトゥーとして入れることができます。
そのため自分の思い出や信念を思い出せるメリットがあります。
「つらいことがあってもタトゥーを見れば頑張れる」などという役割を担っている場合もあるでしょう。
タトゥーを通して繋がりができる
タトゥーを入れることによって、今まで関わったことがない人とも繋がれることがあります。
日本でタトゥーを入れている人も増えてきましたがまだまだ少数派なため、タトゥーを入れている人とは共感できることも多く仲良くなることも多いです。
さらにタトゥーを入れる「彫り師」と言われる人との繋がりもできて、タトゥーを入れたことによって知り合える人も増えることでしょう。
タトゥーのデメリット7つ
日本でタトゥーを入れるとメリットよりもデメリットが多くなってしまいます。
そのため悩まれている方は、メリット・デメリットを比較して判断するようにしましょう。
タトゥーを入れるときに痛い
タトゥーは針を体に刺すことで入れることができるため、基本的に痛いです。
針が体に刺さるということを考えるだけでも痛いことは分かりますよね。
場合によってはタトゥーを入れている最中に血が出ることもあり、入れた後に腫れを伴う可能性もあります。
そしてタトゥーを入れる箇所によって痛みは異なり、手首や肘などの場合は耐えられないほどの痛みが伴います。
温泉・プール・ジムに行けない
温泉・プール・ジムに行くと「タトゥーNG」という張り紙や看板を見たことはないでしょうか。
よく張り紙や看板を建てられていることが多く、タトゥーが入っていると実際に入店できません。
法律的にはタトゥーを入れていても温泉やプールに行くことはできるのですが、禁止とされている施設がほとんどです。
特に日本では「タトゥーOK」の施設は少ないです。
タトゥーNGのバイトが多い
タトゥーが入っている箇所によってはバイトもできない可能性があります。
お客様に見える箇所にタトゥーが入っている場合は断られることが多く、特にサービス業のバイトでは「お客様への印象が悪い」ということが理由でタトゥーNGになっています。
ただし見えない箇所にタトゥーが入っている場合は、雇ってくれるバイト先もあるでしょう。
就職活動に影響がある
タトゥーが入っていると就職活動にも影響があります。
上記でもお伝えしているように日本はタトゥーに対する印象がよくないため、タトゥーが入っている大学生を「採用したい」という企業が少ないです。
そのため「タトゥーを入っていることを隠せばいいじゃん」と思われている大学生が多いです。
しかし面接時には隠せても入社してからバレることになると「退職」になる可能性もあるため、タトゥーが入っていることを隠して就職活動をすることはおすすめしません。
恋愛・結婚しづらい
タトゥーが入っていると、恋愛や結婚がしづらくなります。
「タトゥー=悪い」というイメージが強いため、タトゥーが入っているだけで恋愛対象外にされることが多いです。
さらに結婚するときには相手の両親にあいさつする必要があるのですが、タトゥーが入っていると結婚を反対される可能性が高くなります。
周りの目が気になる
大学生に限らず日本にはタトゥーを入れている人が少ないため、周りの目が気になります。
せっかく自分を表現するためやおしゃれのためにタトゥーを入れても、周りの目が気になり生活しづらいとタトゥーを入れている意味がありませんよね。
特に周りから見られる箇所にタトゥーを入れていると、より周りの目が気になります。
親の理解を得られないこともある
上記でもお伝えしましたが、大学生でタトゥーを入れることは親の理解を得られないことがあります。
親の立場になって考えてみると、理解できない気持ちもわかると思います。
そのため無理やりタトゥーを入れると親と口を聞かない関係になったり、最悪の場合は二度と親と会うことがなくなる可能性もあります。
今まで育ててくれた親との関係が悪化することは、タトゥーを入れる大きなデメリットになるでしょう。
目立たないタトゥーなら生活に支障が出づらい
大学生でタトゥーを入れる場合は、目立たない箇所や目立たないデザインを入れることをおすすめします。
上記でもお伝えしましたが、目立つタトゥーは生活に支障が出ます。
しかし目立たないタトゥーの場合は大きく生活に支障は出ません。
そのためどうしても入れたい場合は、目立たないように入れるようにしましょう。
時間が経つと消えるタトゥーもオススメ
大学生の場合は時間が経つと消えるタトゥーがおすすめです。
「ヘナタトゥー」や「ジャグアタトゥー」という種類が人気で、2週間〜3週間程度で完全に消えます。
さらに消えるタトゥーが人気になっていることもあり、さまざまなデザインが用意されています。
そのため大学生の場合は消えるタトゥーを試してみてから、最終判断をすることをおすすめします。
タトゥーOKの職業を目指すなら将来も問題ない
日本にもタトゥーがOKな職業があります。
大学生の間からタトゥーOKになっている職業を目指すのであれば、将来的に問題はないでしょう。タトゥーOKの職業をいくつかご紹介します。
ファッション・アパレル系
ファッション・アパレル系はタトゥーOKの職業です。
その理由はタトゥーがおしゃれとして認知されている業界だからです。
実際にファッション・アパレル系の職業に就いている人は、タトゥーが入っていることが多いです。
建築・土木系
建築・土木系もタトゥーOKの職業です。
建築・土木系は基本的に長袖長ズボンの作業着を着ているため、タトゥーが見えないです。
さらに建築・土木系の職業はサービス業ではないため、お客様への気遣いも必要ありません。
そのためタトゥーがOKになっているのでしょう。
水商売系
水商売系もタトゥーOKの職業です。
女性の水商売系の職業はイメージがつくかもしれませんが、男性の場合はイメージしにくいですよね。
男性の水商売系の職業は「ホスト」「キャバクラのボーイ」といったものです。
ただし店舗によってはタトゥーNGの場合もあるため、実際に働くときは一度店舗に確認するようにしましょう。
在宅やフリーランス
在宅やフリーランスもタトゥーOKの職業です。
建築・土木系と同様にお客様と関わることがないため、タトゥーが入っていても業務に支障が出ません。
フリーランスの場合は、タトゥーが入っていても仕事は自分で行うため、NGと言われる理由がありませんよね。
タトゥーを入れるときは将来のことを一度想像しよう
この記事では大学生がタトゥーを入れることについてお伝えしてきましたが、大学生でタトゥーを入れる場合は、一度将来のことを想像してみてください。
上記でお伝えしたメリット・デメリットを踏まえて想像すると、より具体的なイメージがしやすいと思います。
将来を想像しても「タトゥーを入れたい」思う場合は大学生で入れても問題ありません。
その場合は親に相談してから入れるようにしてください。
そしてタトゥーは大人になってからでも入れられるため、将来後悔しない選択をするようにしましょう。
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