大学生活をエンジョイしている一方で、お財布の中はいつもピンチ…!
そんな大学生も多いのではないでしょうか?
どんなにアルバイトをしていても、飲み会やイベント、買い物のし過ぎで気がつけばいつもお金がない!
そんな大学生に向けて、この記事では大学生におススメの節約方法とお金の稼ぎ方をご紹介します。
学業に支障の出ない範囲の中でも、できる工夫は沢山あります。
上手に家計をやりくりして、余裕のある大学生活を送りませんか?
大学生の生活にかかるお金はバイトだけでまかなえない!
大学に通っていることを考えると、大学生がバイトに使える時間は限られてしまうでしょう。
どんなにバイトを頑張っても、稼げるお金は限られてしまうというのが、現状ではないでしょうか?
それにもかかわらず、大学生は飲み会やイベント、おしゃれや旅行など、なにかとお金がかかりますよね。
せっかくの大学生活を、勉強だけで終わらせたくないと考える人も多いはず。
大学生の間にしか楽しめないことは沢山あります。
結論から述べると、大学生の生活にかかるお金をバイトだけでまかなうことは、かなり難しいと考えられます。
実家を離れて生活している人は特に、家賃や光熱費などの月々の固定費だけで、大学生が得られる収入の半分以上はなくなってしまいます。
あくまでも相場ですが、都心に住む学生であれば、家賃だけでも6万~8万はかかってしまいます。
寮などで費用を抑えたとしても4万~6万はかかります。
立地やセキュリティの面などを考えれば、家賃だけでそれ以上の出費があるのではないでしょうか?
親から仕送りをもらっているという人でも、家賃や光熱費の出費だけでかなり痛手を負っているはずです。
だからこそ、毎日の生活の中での小さな工夫の積み重ねが大切なのです。
大学生でアルバイトしないのってやばい?バイトをしないメリットとデメリット
大学生が簡単に実践できる節約方法7つ
1日生活するなかでお財布から出ていくお金を考えたことはありますか?
交通費や食費、友達とお茶、予定外の飲み会…。
それが毎日ではなくても、思っている以上にお金がかかっています。
おすすめの節約法は、すべての出費を抑えようとするのではなく、小さな出費をこまめに減らすという方法です。
今日から始められるものもあるので、できることから始めてみてはいかがでしょうか?
➀スマホを格安SIMにする
格安SIMにすると、スマホをサクサク使えないのでは…?
と不安に感じる人も多いのではないでしょうか?
スマホのある生活があたり前の今、スムーズに使えないとイライラしてしまうという人もいます。
筆者も格安SIMを利用している一人です。
時間帯によっては見たいサイトにスムーズにつながらないということもありますが、値段や使用量を考えると、現時点では格安SIMで十分生活できるという印象を受けています。
最近ではかなり改善されているようです。
調べものやネットショッピングはなるべくパソコンを使うようにするなどの工夫をすると、イライラも軽減されます。
何よりも月々の出費を考えると、費用をかなり減らせるので、格安SIMにしたことが無いという方は一度試してみてはいかがでしょうか?
②1~2駅の電車移動を徒歩や自転車にする
特に都心に住んでいる大学生であれば、毎日の移動に電車を利用しているという人がほとんどではないでしょうか?
電車を乗るときにかかる交通費も、毎日となればかなりの金額がかかっています。
電車移動に慣れてしまうと、1~2駅の移動も電車を使ってしまいがちですよね。
明日から毎日電車を使わないというのは難しいかと思いますが、1~2駅程度の移動であれば徒歩や自転車を利用してみてはいかがでしょうか?
その分の交通費が浮くだけでなく、徒歩や自転車を使うことで、これまで通ったことのない道を発見したり、新しいお店を発見したりと、以外に楽しい気持ちになります。穴場のカフェを発見することもありますよ。
普段電車移動がほとんどという人には、この1~2駅の距離が長く感じてしまうかもしれませんが、歩いてみると意外と歩けるものです。
自転車であれば想像以上にあっという間に着いてしまいます。
移動手段を変えてみると、出費が減るだけでなく、新しい発見もあるのでおすすめです。
③人付き合い以外は自炊を徹底する
一人暮らしをしている人のなかには、自炊が苦手という人もいるかと思います。
友達と食事するとなると外食が多くなってしまいがちですが、一人で食事をする日だけでも自炊をすると、食費を抑えることができます。
料理の練習にもなりますし、失敗しても自分が食べるだけなので、少し気楽に自炊できる気がしませんか?
料理は難しいと感じている人もいるかもしれませんが、やり始めると意外と作れるという料理も多いです。
著者が学生の頃は、よくうどんを作っていました。
値段を抑えられるだけでなく、載せる具などを工夫すればうどんだけでもレパートリーが増えます。
慣れてきたら、誰かに食べてもらうとモチベーションも上がりますよ。
④割引クーポンを活用する
アプリなどでもよく見かけますが、割引クーポンを活用するとお得な気分になれますし、出費も抑えることができます。
学生限定クーポンなども沢山あるので、割引クーポンを上手に活用して食事やお茶の出費を少しでも抑えてみてはいかがでしょうか?
数十円~数百円の違いかもしれませんが、積み重なれば結構な金額になります。
日によって割引対象も変わるものが多いので、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか?
⑤飲み会を宅飲みにする
大学生になると、外で飲み会という機会も増えると思います。
サークルやバイト先で交友関係が広がれば、さらに飲み会の頻度も増えるでしょう。
大学生の飲み会といっても、やはりお金がかかります。
安い居酒屋などを利用しても、回数が多ければその分費用もかさみます。
大人数での飲み会は難しいかもしれませんが、友達同士少人数での飲み会であれば、宅飲みにしてみてはいかがでしょうか?
そうは言っても、新型コロナウイルスの影響で、なかなか家でも集まれないという状況が続いています。
実際に集まれないというのはなかなかつらいものがありますが、リモート飲み会など工夫をしながら、今できる楽しみを見つけていきたいですね。
⑥水筒を持ち歩く
コンビニや自動販売機で、すぐに飲み物を買ってしまいがちですが、飲み物代も毎日のこととなれば大きな出費になります。
今ではおしゃれなタンブラーなども沢山見かけますが、飲み物を自分の家で用意して出掛けるのも節約になります。
水筒を持ち歩けば、節約になるだけでなく、冷たいものや温かいものも長時間温度を保ったまま楽しむことができます。
毎日自分の好きな飲み物を入れて持ち歩けるのもうれしいポイントです。
夏場は特に冷たい飲み物が欲しくなりますが、ペットボトルだと水滴に悩むことがありませんか?
水筒だとそのような悩みも解決されるので、ぜひ試してみてください。
⑦フリマアプリなどで安く買い物をする
今では様々なフリマアプリが登場しています。
手軽に要らないものを売りに出せるので便利ですよね。
ネットで安く買い物ができるという点も嬉しいポイントです。
画像と異なる状態の商品が届いてしまうというケースもあるので注意が必要ですが、上手に活用すればお得に買い物ができ、節約になります。
新品が欲しいという人も、物によって中古品を買ってみると、意外に良い品物に出会えることがありますよ。
大学生ができるお金をすぐに得る方法
大学生にもできる、バイト以外のお金の稼ぎ方も想像以上に沢山あります。
スマートフォンやパソコンですぐに始められるものもあるので、挑戦してみてはいかがでしょうか?
➀使わないものをフリマアプリなどで売る
先程もご紹介したフリマアプリですが、工夫次第で大きな金額で売れるものもあります。
自分の部屋を片付けてみると、想像以上に使っていないものがあることに驚きます。
いつか使うと思い取っておいても、結局使わずにしまったままという物も多いものです。
潔く売ってみると、気持ちも部屋も片付き、さらにお金にもなるのでおすすめです。
②スキマ時間にできる副業を始める
学業やバイトに忙しい大学生でもできる、スキマ時間を活かした副業はいかがでしょうか?
知識が必要なものもありますが、これを機会に勉強してみるのもおすすめです。
クラウドソーシングを活用する
クラウドソーシングを活用すれば、自分の都合に合わせて仕事を受注することができます。
仕事の内容も様々で、未経験者でもできる仕事も沢山あります。
時給換算ではなく成果報酬型という点も、長時間を確保しにくい大学生におすすめのポイントです。
収入につながるだけでなく、クラウドソーシングで経験を重ねることで、将来に活かせるスキルを身に付けることもできます。
手軽に始められる分、決められた納期を守る、連絡を怠らないなど、仕事をしているという意識を持って取り組みましょう。
株式投資・FXのデイトレード
株式投資は何だか難しそうだし、リスクも大きいのでは…と不安に思う人もいるかもしれませんが、大学生のうちから株式投資を始めておくと経済の勉強にもなり、企業の知識も身に付けることができるので、今後の就活にも役立ちます。
また、FXのデイトレードであれば、その日のうちに注文と決済を終わらせることができ、自分のスキマ時間に戦略を立てることができるので、何かと忙しい大学生でも昼休みやバイトの休憩時間を活用すれば、レートやチャートのチェックができます。
無茶な投資さえしなければ、想定外の損失にもつながらないので、勉強だと思って始めてみるのも良いかもしれません。
UberEatsの配達員
いたるところで見かけるようになったUberEatsの配達員も、18歳以上でスマートフォンと配達で使える自転車やバイクを用意できれば、スキマ時間に働くことができます。
「一時間だけ」「今日は3件だけ」というように、自分のその日の都合に合わせて働くことができるので、長時間を確保するのが難しい大学生にもおすすめです。
配達員登録も簡単にできるので、始めてみてはいかがでしょうか?
ミステリーショッパー
ミステリーショッパーと呼ばれる仕事をご存じでしょうか?
ミステリーショッパーはいわゆる覆面捜査員のことで、買い物客としてお店に行き、そのお店の対応やサービスなどを決められた項目や基準に沿ってチェックする仕事です。
身分を隠して調査する仕事なので、他の仕事では感じられない面白さがあるのもミステリーショッパーの魅力です。
もちろん、決められたルールを必ず守り、調査する目的をしっかりと理解したうえでの仕事が求められますが、ちょっと変わった仕事にも挑戦してみてはいかがでしょうか?
③長期休暇はリゾートバイトがオススメ
長期休暇を活用するのであれば、リゾートバイトがおすすめです。
リゾート地に住み込みで働けるので、働きながら旅行気分が味わえるのもうれしいポイントですよね。
長期休暇の間だけ、今の生活から離れた場所で仕事をしてみると、他の地域について詳しくなれるだけでなく、沢山の出会いもあります。
仕事もしっかりとやりながら観光気分を味わってみるのも、大学生活の楽しい思い出になるでしょう。
④家族から借りる
「すぐにお金が要りようである」といった場合、家族からお金を借りるといった方法が一番やりやすい方法でしょう。
家族に借りるメリットには、「家族だから相談しやすい」「返済期間などの融通が利く」「お金がないことを理解してもらいやすい」といったものが挙げられます。
もし家族にお金を借りる際は以下のポイントに気を付けると、比較的お金を借りやすいでしょう。
- 「なぜお金が必要なのか」「お金がないのか」の理由を明らかにする
- 電話やメールではなく、なるべく直接お願いしにいく
- いつまでにお金を返すのかの計画や予定を明確にする
- 無駄遣いや節約などがあれば反省する
ただしいくら家族だからといって、いつまでもお金を返さないままでいたり、理由を明確にしないと家族の人間関係にひびが入るリスクがあるため要注意です。
素直にお金が必要な理由を話し、「〇〇までには返す」といった具体的な約束を取り付けるようにして伝えるようにしましょう。
そもそも大学生にお金がない理由とは?
では、そもそもなぜ大学生はお金がないと悩みやすいのでしょうか?
ここでは、大学生がお金のない理由や原因についていくつかご紹介します。
原因が分かれば、対策もできるためぜひ参考にしてみてくださいね。
➀飲み会やサークルに参加しすぎている
お金のない大学生に共通するのは、飲み会やサークルに参加しすぎていることが考えられます。
大学生になると交友関係が広がることから、どうしても部活やサークル、友人との飲み会などが増えていきます。
しかし毎週・毎日のように飲み会に参加しすぎてしまうと、どうしても出費がかさんでしまうので注意しなければいけません。
「飲み放題」だとお得だと思いがちですが、何件もはしごしてしまうと結果的に1万円近くかかってしまうことも。
ランチ代や自炊を心がけていても、夜の方が圧倒的に料金がかかるため、ときには「バイトがある」「親が遊びに来る」などで断るのもひとつです。
②流行に影響されて買い物している
ついついお金を使いすぎてしまう人は買い物の際、流行に影響されて無駄な買い物をしている可能性があります。
「周りのみんなが買っているから」「おそろいにしないと何となくいや」といった理由だけで、欲しくもないものや不必要なものを買っていませんか?
一時的な感情に任せて買い物をしていると、どれだけ収入があってもお金が足りなくなってしまいます。
「本当に必要なものなのか」を冷静に見極めてから、実際に買うかどうかを検討するようにしましょう。
③収入と支出のバランスがとれていない
「お金がない」と常に悩んでいる方は、収入と支出のバランスがとれていないことがほとんどです。
いくら稼ぎがあっても、いつも稼ぐ分程度の出費があるとどうしても貯金はたまっていきません。
しかし反対にいえば、収入が少なくても支出が少なければ少しずつでもお金はたまってきます。
もし「なかなかお金が貯まらないな」と感じるのであれば、一度自分の1ヶ月の支出と収入の差額を見直してみてください。
大学生の平均的な出費額はどれくらい?
そもそも、平均的な大学生の月の出費額はどれくらいなのでしょうか?
ひとり暮らしの大学生が月に使う金額の内訳は以下のものになります。
- 食費…約2~3万円
- 交通費…約2,000円~3,000円
- 住居・光熱費…約4~5万円
- 娯楽費…約1~2万円
- その他…約1~2万円
もちろん場所によっては物価が異なるので、住居・小熱費の部分に差が出ることもあります。
また大学生ということなら、親からの仕送りなどをもらえたりもします。
しかし上記の出費額を大きく上回るようであれば、もしかしたら何かの項目で無駄遣いをしてしまっている可能性が非常に高いです。
自分が何に対してお金をかけすぎているのか、どうすれば抑えられるのかを今回の記事を参考に一度見直してみてください。
大學生がお金を使いすぎないコツ2つ
ついお金を使いすぎてしまうという人も多いのではないでしょうか?
日々自分が使っているお金を把握しておくことで、使いすぎを防ぐことができます。
アプリを使えば簡単に管理できるので、自分のために始めてみましょう。
➀月の始めに使うお金の上限を決める
月の始めに、使っていいお金の上限を決めておきましょう。
食費には○円、交際費には○円、交通費には○円というように、大まかな内訳をしておくことも大切です。
何も決めずにお金を使っていると、つい出費が多くなってしまいがちです。
1ヶ月生活するのに必要なお金を把握しておくと、無駄な出費を抑えられるだけでなく、決めたお金の範囲内で生活できたときに達成感を得ることもできます。
特に気をつけたい項目は以下のものが挙げられるので、ぜひ見直してみてください。
- 電気・ガス・水道などの公共料金
- 消耗品
- 交際費
- 通信費
- 家賃
- 娯楽費
- 食費
スマホアプリを使って支出を管理
お金の管理はなんだか面倒くさそうと思ってしまいますが、スマホのアプリを使えば思っている以上に簡単に支出を管理することができます。
様々なアプリがあるので、いくつか利用してみて、自分に合ったアプリを見つけてみてください。
慣れてくると、家計の管理も楽しくなるかもしれません。
②家賃の安い物件に引っ越す
月々の固定費を抑えたいのなら、家賃の安い物件に引っ越しをするのもひとつの手です。
「1,000円~2,000円ならそこまででは?」と思うかもしれませんが、年単位で換算すると数万円程度の節約につながります。
もし同じような条件で良い物件が見つかったら、思い切って引っ越すのがいいでしょう。
しかし、引っ越しとなると時間や引っ越し代金などが発生するため注意しなければいけません。
もうすぐ卒業するのに引っ越してしまったら、就職で再び引っ越しが必要となるので自分自身の経済的状況や今後の予定などを考えて慎重に判断するようにしてください。
仕送り額や奨学金を見直すという手もある
仕送りの金額や奨学金を見直してみるという方法もひとつです。
家族や今後の自分の負担を考えたうえでの判断が必要になりますが、気持ちに余裕を作るという意味でも、お金があるということは精神的な安定につながります。
一人で判断せずに、今後を見据えた判断が大切です。
お金がない大学生は稼ぎを増やす前に節約を考えよう!
お金がないと、お金を増やすことばかり考えてしまいますよね。
ですがお金がない時こそ、増やすことではなく、今あるお金をどう使うのかを考えることが大切です。
大学生の今だからできる楽しみは沢山あります。
お金がないから楽しみを減らすのではなく、今持っているものの活かし方にも目を向けてみましょう。
毎日の生活の中でできる工夫は沢山あります。
自分に無理のない範囲で節約をして、大学生活を楽しみましょう!