多くの企業が10月1日に内定式を行い、就活が次の年へと移り変わるこの時期。
11月に「無い内定」なんて、なかなか家族や友人に言いづらいですよね…
本記事は、11月に「無い内定」のあなたに向けて
- 内定がもらえない理由
- 内定を手に入れる方法
- 「冬採用」で優良企業を見つける方法
をお話します。
身体的にも精神的にもつらい毎日だと思いますが、最後の力を振り絞って自分と向き合ってほしいです。
「無い内定」の状態からいち早く脱したい人は、本記事を最後まで読んでみてください。
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内定式後の11月に採用活動を続けている企業は4パターン
まずは、内定式後の11月に採用活動を行っている企業についてお話します。
新卒採用のピークは3月~6月の「春採用」ですよね。
春採用 3月~6月
夏採用 6月下旬~8月下旬
秋採用 9月~11月
冬採用 12月~
6月下旬から始まる「夏採用」から、採用活動を行う企業の数は減っていきます。
秋冬に採用活動を行っている企業に「余りもの」「ブラック」といったイメージを抱きがちですが、そんなことはありません。
秋冬に募集を行う企業の中にも優良企業は多くありますし、求人数は少ないですが大手企業も見つけることもできますよ。
- 採用したい人数の学生が集まっていない企業
- あえて多くの企業と採用時期をズラしている企業①
- あえて多くの企業と採用時期をズラしている企業②
- 通年採用を行っている企業
ここでは、3パターンに分けて解説します。
採用したい人数の学生が集まっていない企業
1つ目のパターンは、11月までに採用予定人数を集めることができなかったため、採用活動を続けている企業です。
内定をいくつかもっている学生は、決められた期日までに入社する企業をひとつ選択することになります。
内定を辞退する学生が予想よりも多いと、採用予定人数を確保するために内定式後も採用活動を行うのです。
就活をしている学生の数が減っている中での採用活動なので、採用基準を下げる場合が多いと言えます。
大手企業の子会社、ベンチャー企業
11月に採用活動を行っている企業の中には、最初から採用活動の時期を他の多くの企業とズラしている企業も存在します。
意図的に採用活動を秋冬にしている企業が2つ目のパターンです。
あえて3月~6月の採用シーズンを避けている企業には2種類の理由があります。
1つ目の理由は、大手企業のグループ会社(子会社)やベンチャー企業、中小企業が、学生に人気の高い企業との争いを避けるため。
学生からの知名度が低い企業は、大手企業や人気企業が採用活動を行う春夏に学生が集まらないと考え、募集期間をあえてズラします。
たしかに、最初から知名度の低い企業へエントリーする学生は少ないですよね。
大手企業や人気企業との争いを避けたからといって、優良企業でないということはありません。
企業によって採用への考え方が異なるだけですので、秋冬の就活でも自分に合った企業を見つけることは可能です。
入社意欲が高い就活生を集めたい企業
意図的に採用活動を秋冬にしている企業にはもう1種類あります。
2つ目の理由は、秋冬に採用活動を行っていても「御社に入りたいです!」と言ってくれる学生だけを集めたいから。
つまり、始めから志望度の高い学生だけにエントリーしてほしいという考え方の企業だということです。
どうしても入りたい企業が秋冬に採用活動を行っていれば、春夏に内定をいくつか獲得しても就活は続けますよね。
採用活動の時期をズラすことで、志望する学生の熱意をはかりたいというわけです。
「採用時期が微妙だからいいや」「他の企業で内定もらったしいいや」程度の熱意の学生は要らないという強い意志がうかがえます。
「御社でないといけない理由」をはっきりさせておかないと評価してもらえないため、就活を続けている理由が「無い内定」だとしても企業に熱意をもった状態で選考に挑むことが重要です。
通年採用を行っている企業
11月に採用活動を行う企業の3つ目のパターンは、通年採用を行っている企業です。
通年採用を行っている企業には、離職率が高く、常に人手不足という企業と、時期に囚われずに優秀な人材と出会いたいという企業の2種類が存在します。
通年採用を行う企業はたくさんありますが、その中でも誰もが知っている企業をリストにしてみました。
- ユニクロ
- ソフトバンク
- リクルート
- ソニー
- ネスレ
- DeNa
- メルカリ
このように、大手企業や有名企業の中にも通年採用を取り入れている企業は多数存在しているのです。
しかし、知名度がある企業ほど既に優秀な学生が集まっており、採用の基準は高いと言えます。
11月に採用活動をしている企業は春夏に比べて圧倒的に少ないですよね。
限られた時間の中で内定を獲得しなければならないため、通年採用を行う企業を受けるのであれば、あまり知名度にこだわらないことをオススメします。
内定式後の選考は採用されやすい!?その理由とは?
就活は、長期化すればするほど難易度が上がるというイメージがありますよね。
しかし、そのイメージは間違っています。
厳しいことを言いますが、11月までに内定がもらえなかった場合、原因が自分自身にあることは間違いないでしょう。
そのため、就活の難易度が上がっているのではなく、内定がもらえない原因を見つけられていない、あるいは分かっていても改善していないだけなのです。
むしろ、内定がもらえない学生にも内定が出るように、長期化すればするほど難易度は下がっていきます。
大手企業や有名企業に入るチャンスはほとんどなくなってしまったかもしれませんが、「内定を獲得する」だけであれば春夏よりも楽にこなせるはずなのです。
ここでは、11月の就活が春夏に比べてどれほど難易度の低いものかということをお話します。
- 就活に強い学生は就活を終えているから
- 時間が限られているのは学生側だけではないから
就活に強い学生は就活を終えているから
就活の難易度が低くなる一番大きな理由は、強いライバルがいないこと。
就職みらい研究所の「就職プロセス調査」では、20卒の就職内定率と進路確定率としてこのような結果が発表されています。
【就職内定率(20卒)】
10月1日 93.8%
12月1日 95.4%
【進路確定率(20卒)】
10月1日 88.3%
12月1日 93.7%
11月の調査結果はありませんでしたが、10月1日、12月1日の結果から、9割以上の学生が進路を確定させていることが分かりますよね。
進路を確定させた学生の中には、進学や就職浪人などの道に進むことを決めた人も含まれますが、進む道を決められていない人が10%未満という結果にはかなり焦りを感じるでしょう。
しかし、就活を終えている人が多いのは、就活を続ける立場にとって良いことでもあります。
就活に強い学生と戦うことがありませんし、求人数に対しての応募人数もかなり少なくなるのです。
学歴やガクチカで大手企業の選考を簡単に突破できる学生はもういません。
そのため、就活の難易度は春夏に比べて低くなっていると言えます。
時間が限られているのは学生側だけではないから
就活の難易度が低くなっている理由はもう1つあります。
それは、学生側と同じように企業側も残された時間に余裕があまりないということ。
採用予定人数を集められていない企業にとって、秋冬の採用はラストチャンスです。
とにかく人数を確保したい企業は、採用の基準を春夏よりも下げて選考を行います。
先ほどお話した、11月に採用活動を行っている企業3パターンの中でも、「採用したい人数の学生が集まっていない企業」は採用の基準を下げがちです。
11月に内定をもっていない人は、企業に求める条件の中で妥協できる部分を見つけ、採用基準が低くなっている企業を選択肢に入れたほうが良いのかもしれません。
11月に就活をおこなうメリット
一般的に11月の就活はハードルが高いと言われていますが、決して悪いことばかりではありません。
そこでここでは、11月に就活をおこなうメリットについていくつかご紹介します。
➀思わぬ優良企業と出会える可能性がある
11月の就活でも、採用枠に達しなかったといった理由で優良企業であっても残ることがあります。
ほかにも、「社会的な知名度が低い」「専門性が高いのであまり人気がない」といった理由で、本当は福利厚生や研修が充実しているのにも関わらず応募が少なくなっているところもあります。
中小企業やベンチャー企業、大手のグループ会社といった規模が小さい会社であっても高待遇の優良企業はたくさんあります。
自分ではなかなか見つからないこともあるので、就活エージェントなどを利用して見つけてみて下さい。
②企業の採用基準が下がっている
11月の就活をするメリットには、企業の採用基準が下がっているといった点も挙げられます。
やはり春・夏採用となると応募も集中しやすく、それだけ企業が見る目も厳しくなるため書類選考の時点ですぐに落とされてしまうことも珍しくありません。
しかし秋採用となると、企業側も入社まで時間がなく早く人材を確保したいと考えるため最低限の条件を満たしていれば採用されることも。
もちろんすべての企業がそうだとは言い切れませんが、追加募集などだと狙い目です。
11月に就活をおこなうデメリット
11月に就活をおこなうとなれば、一方でそれなりにリスクやデメリットがあります。
ここでは、11月に就活をおこなった際に考えられるリスクやデメリットについてご紹介します。
➀企業や業界の選択肢が狭くなる
当たり前ですが、11月時点の秋採用でははじめの春・夏採用よりも応募できる企業や業界の選択肢が狭くなることが予想されます。
大手企業や人気業界をはじめ、6月の本選考でほしい人材を確保できていれば追加でわざわざ募集する必要はありませんからね。
募集される求人数も10人以上などは珍しく、ほとんどは数人程度なので競争率が高くなることもあります。
前もって十分な情報収集や企業の採用情報について調べておくことが大事です。
②ブラック企業には要注意
先にも述べましたが、11月に採用をおこなう企業は人手不足の企業であることがほとんどです。
もちろん優良企業もありますが、中にはブラック企業と呼ばれるものも含まれているので注意なければいけません。
ブラック企業かどうかを見極めるには、企業の雇用条件や定着率などをチェックするといいでしょう。
たとえば、「残業時間があいまいもしくは長い評判がある」「やたらと社員の定着率や勤続年数が低い」「若手社員が少なすぎる」などは要注意。
もし時間があるのであれば企業の口コミについて調べるか、OB・OG訪問、エージェントに聞くなどして職場環境について知るようにしてみて下さい。
口コミ・評判 | |
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年間開催数 | 1000回以上 |
紹介企業数 | 非公開 |
11月に「無い内定」…冬採用で逆転することは可能?
ここからは、実際11月に「無い内定」の人が秋冬に逆転できるのかというお話をします。
厳しい状況ですが、自分の覚悟と行動次第で内定は獲得できますので、最後まで頑張りたいという人は読んでください。
- 可能だが、厳しい状況であることは理解するべき
- 11月からは「自分を変える覚悟と行動」が求められる
可能だが、厳しい状況であることは理解するべき
11月以降に内定を獲得することは可能です。
しかし、11月まで内定を獲得できなかったという事実を認め、自分を変える努力をしないといけません。
先ほど、就活の難易度は低くなるというお話をしましたが、それは企業が内定を出せるレベルまで自分を上げることが前提にあります。
内定式までに内定を獲得することができた人たちというのは、企業の内定を出しても良いと判断された人たちばかりです。
11月からは「自分を変える覚悟と行動」が求められる
11月までにどの企業からも内定がもらえなかったのはなぜだと思いますか?
いくつかの業界、様々な社風の企業があなたを不採用にしたのであれば、必ず特定の理由がありますよね。
- 面接中のクセや態度
- 自己PR・志望動機
- 身だしなみ
今までと同じ面接では内定をもらうことは難しいです。
11月以降の選考で内定を獲得したいのであれば、自分を変える本気の覚悟と、改善するための行動が求められます。
11月まで「無い内定」の就活生が内定を手に入れる方法4つ
ここからは、11月まで「無い内定」の就活生は内定を獲得する具体的な方法を2つ紹介します。
実践するかどうかはあなた次第ですが、就職浪人や既卒での就活が選択肢にないのであれば、是非実践してみてください。
ちなみに、今期の就活を諦めて既卒での就活に切り替えた場合、内定率は50%程度だと言われています。
それほど新卒ブランドは価値があるため、精神的にまだ余裕があるのであれば、もう少し頑張ってみることがオススメです。
- 自己分析を続け、実際に改善していく
- 第三者の意見を聞く
- 応募する企業や業界の幅を広げてみる
- 質問について前もって対策をする
①自己分析を続け、実際に改善していく
1つ目の方法は、自分で改善すべき点を見つけて実際に直すということです。
シンプルな方法ですが、自分の考え方や面接のやり方を改善しないことには、現状は何も変わりませんよね。
自分で改善点が分かっているのにプライドに邪魔されて行動に移せていないという場合は、無駄なプライドを取り払って改善に努めましょう。
②第三者の意見を聞く
2つ目の方法は、改善すべき点を他人に見つけてもらい、教えてもらうことです。
正直、1つ目の方法だけでは自分の改善点をすべて見つけることが難しいため、1つ目の方法と合わせて2つ目の方法を実践してみてください。
これまで内定を獲得できなかったのは、自分では気付けない考え方のクセや直した方が良いところをそのままにしているから。
今まで他人にアドバイスを求めたことがないという人も、是非第三者に自分のことを聞いてみてください。
就活エージェントなどを利用しても良いですし、冷静に自分のことを分析してくれる友人や先輩を頼ってもOK。
できるだけ「無い内定」のあなたに感情移入しない相手を選びましょう。
気を付けてほしいことは、アドバイスを求める相手は1人~2人に絞ることです。
受ける意見が複数になると方向性が定まらなくなってしまうので、「この人のアドバイスなら受け入れられる」という特定の人に協力してもらいましょう。
③応募する企業や業界の幅を広げてみる
11月から就活をするのなら募集する企業も限られるため、応募する企業の条件や業界の幅を広げることが大事です。
自分では意識していなくても、人気企業や大手企業、人気のある業界ばかり応募していて中々決まらないといったケースは実は少なくありません。
自分では合わないのではと考えていた企業であっても、実は自分の性格やスキルなど適性に合っていたといったこともあります。
とくに、規模の大きい企業を希望条件としている方は要注意。
自分自身の就職の可能性を狭めてしまうとそれだけ早期内定からも遠ざかってしまうため、視野を広げてみて下さい。
④質問について前もって対策する
就活では志望動機や自己PR、ガクチカなどについて聞かれますが、11月に就活をしている人はほかにも質問への対策をしなければいけません。
たとえば、「どうして11月でも就活をしているのですか」「春・夏採用で自社を受けなかった理由とは?」などの質問をされることが多いです。
ほかにも内定が出ているのであれば、「御社の方が〇〇の面で魅力に感じた」などと説明すればアピールになるでしょう。
また内定がないといった方でも、「途中で就活の軸を改めた」「自己分析が浅く、反省して本当に自分に合う企業だと思った」などと説明すれば説得力も増します。
就活の軸が変われば選ぶ企業も変わるのは就活でもあり得ることなので、正直に伝えることが何よりも大事です。
内定が出ない就活生に考えられる原因2つ
内定を獲得する方法が分かったところで、内定が出ない理由として可能性の高いものを2つ紹介します。
もし「自分に当てはまるかも…」と思ったら、まずは当てはまる項目を無くせるように行動してみてください。
- 原因①プライドや固定観念で企業を絞っている
- 原因②選考の長期化によりひとつひとつの面接の質が落ちている
原因①プライドや固定観念で企業を絞っている
11月まで「無い内定」の就活生によくあることとして、プライドが高かったり、固定観念があったりします。
余計なプライドをもっている
プライドがあることは悪いことではありませんが、余計なプライドがあると就活は上手くいかないことが多いです。
例えば、親や周りからの期待や自分はこうあるべきだという考えから、大手企業や名の知れた企業ばかり受けること。
企業の知名度やブランドにこだわっていると、社会で活躍できる人材なのに内定が1社からももらえないという事態が起こってしまうのです。
大手企業、知名度の高い企業=自分にとっての優良企業、という式は必ず成り立つわけではありませんよね。
やりがいを感じながら働ける多くの企業に「大手企業じゃないから」「知名度が低いから」という理由で見向きもしないのは非常にもったいないですし、リスクが高いです。
ベンチャー企業、中小企業の中にも安定性や成長性の高い企業はたくさんあります。
企業に求める条件を見直して、本当に自分が必要だと思う条件の中から企業を選びましょう。
固定観念に縛られている
固定観念(こていかんねん)は、固着観念(こちゃくかんねん)ともいい、他者の意見や状況の変化に応じず、そして行動につながっているような観念のこと。
教育、文化から来る知識も、常にそうではないが固定観念となっている場合がある。呪術に基づく迷信や、思想や宗教もそうである。(Wikipedia)
固定観念とは、自分の考え方がおかしい、偏っているなどということを他人から指摘されても訂正しないようすのこと。
自分の中で「私の入る企業は絶対こうであるべき!」「私の性格は内向的だから絶対にこの職業は向いていない!」と思っていることがある場合、それが固定観念であることを疑ってみましょう。
他人から見た自分が自分の考える自分と一致しない場合、自己分析が足りないと判断される場合があります。
先ほどもお話しましたが、他人からの客観的なアドバイスが非常に重要です。
他人から見た自分を素直に受け入れて、すぐに面接内容に反映させましょう。
原因②選考の長期化によりひとつひとつの面接の質が落ちている
選考が長期化したことにより、面接の質が落ちている可能性があります。
もしくは、そもそも面接官に悪い印象を与える態度やマナー、面接内容なのかもしれません。
- 面接のマナー
- 身だしなみ
- 自己PR・志望動機の内容
基本的なことですが、面接に慣れるうちに身だしなみやマナーは雑になっていることが考えられるのです。
あなたは、ひとつひとつの面接で上記の3つポイントを意識しているでしょうか。
この3つのポイントだけは必ず意識するようにして、面接でマイナス評価をされる要因を無くしましょう。
優良企業かどうか見分ける方法とは?
11月以降の就活では、大学生が入りたいと思えないような年収や待遇の企業、業績が良くない企業が目立ちます。
せっかく新卒で就職するのであれば、優良企業に入りたいですよね。
ブラック企業を避け、優良企業を選ぶにはどうすれば良いのでしょうか。
ブラック企業を避け、優良企業を選ぶためには、ブラック企業と優良企業それぞれの条件を出すことが大切です。
ブラック企業の特徴は
- 残業が多い
- 残業代がもらえない(サービス残業)
- 達成困難なノルマが課される
- パワハラ、モラハラが存在する
また、自分にとって苦痛を感じる環境であればブラックだと言えるため、「社風が自分と合わない」なども条件に入れることができますよね。
一方で、優良企業の特徴は
- 定時で上がれる(残業が少ない)
- 残業代がきちんと支払われる
- 福利厚生が充実している
- 事業の成長性・安定性が高い
そして、ブラック企業や優良企業かどうかを判断するためにチェックしてほしいのが「定着率」(「離職率」)です。
ブラック企業であればすぐに辞めていく人が多く、定着率が低い(離職率が高い)です。
逆に、優良企業であれば、長く働きたいと思う従業員が多いため定着率が高い(離職率が低い)ですよね。
知名度が低い企業が多いと、良い企業かどうか判断するのは難しくなってきます。
とにかく内定がほしいと言っても、ブラック企業に入社してすぐに辞めてしまっては意味がないですよね。
ブラック企業を避けるために「定着率」を必ずチェックしてください。
内定式後に「無い内定」は本当に辛い…11月に意識してほしい考え方
11月まで就活を続けている人は、身体的にも精神的にもかなりつらい状況ですよね。
就活中のストレスを上手くコントロールできないと、自分を追い詰めすぎた結果、うつ状態になってしまう人もいます。
社会に出て自立するために就活をしているのに、うつ状態が続いて社会に出られなくなってしまっては意味がありませんよね。
長期間就活を頑張っているあなたに、ラストスパートだからこそ意識してほしいことをお話します。
- 耐えられないほどつらいときは就活のことを考えない時間をつくるべき
- 自分を信じる気持ちを忘れない
耐えられないほどつらいときは就活のことを考えない時間をつくるべき
11月に就職先が決まっていないと、焦りや不安の気持ちでいっぱいになりますよね。
少しでも早く内定を獲得し、就活を終わらせたいという思いで息抜きをせずに毎日頑張っている人もいるでしょう。
しかし、内定を早く獲得したいのであれば、息抜きはしたほうが良いのです。
落ち込む気持ちを切り替えたり、考え込んでしまったりする状態を一度リセットすることで、身体的にも精神的にも長く健康状態を保つことができます。
耐えられないほどつらいときは、丸1日就活のことを考えるのはやめて、好きなことをしたり、好きなものを食べたりしましょう。
オススメはたくさん寝ること、軽い運動をすること、日光を浴びることです。
最後までやりきるために必要な1日なので、苦しくなる前に休息を取りましょう。
自分を信じる気持ちを忘れない
自分を信じる気持ちだけは最後までもち続けましょう。
就活をしていると、社会に認めてもらえない、否定されたと感じることがあります。
しかし、実際には社会に否定されているわけではありません。
自分のことを信じられなくなったら、面接官もあなたを信じることができなくなってしまいますよ。
自分を信じることは一番に大切にしてくださいね。
11月に「無い内定」なら企業や業界の幅を広げることが大事!
今回は、11月の就活事情や内定獲得のポイントなどについ手ご紹介してきました。
一般的に11月の時点で内定なしの場合、ほかの就活生よりもスタートが遅いと判断されます。
しかし11月でも高望みしすぎなければ募集している優良企業はまだありますので、諦めるのはまだ早いです。
企業の採用基準が低くなっている11月は、自分をどれだけ変化させることができるかが勝負となります。
身体的にも精神的にもかなりつらい時期だと思いますが、余計なプライドは捨てて後少しだけ頑張りましょう。
もし「自分に合った企業がわからない」「どうやって就活を進めたらいいの?」「どうして内定がもらえないの?」とお悩みの方は、第三者である就活エージェントなどを利用するのがおすすめ。
今回の記事を参考に、ぜひ自分の納得できる就活をおこなってみてくださいね。