「1年生からインターンに参加するとどんなメリットがあるの?」
「インターンって就活生が参加するものじゃないの?」
この記事を読んでいるあなたは、上記のような疑問をもっているのではありませんか?
実際に大学1年生からインターンに参加している筆者に言わせると、インターンは1年生から参加したほうが断然良いです。
後ほど詳しく解説しますが、インターンには~5日の「短期インターン」と1ヶ月以上の「長期インターン」が存在します。
1年生から参加しておくと良いのは「長期インターン」です。
長期インターンは、就活のためだけではなく、自分の人生経験・スキルアップ・やりたいことを見つけるために参加します。
しかし、大半の1年生は
「そもそもインターンってなにするの?」
「インターンの良さがわからない」
と思っていることでしょう。
今回は、1年生からインターンに参加したほうが良い理由と、インターンの探し方を解説します!
インターンには短期・長期の2種類がある
冒頭でも少し触れましたが、インターンには「短期インターン」と「長期インターン」の2種類存在します。
2種類のインターンは期間が違うことはもちろんですが、目的も大きく異なります。
「短期インターン」と「長期インターン」の特徴をリストにまとめたのでご覧ください。
【短期インターン】
- 期間:1日~2周間
- 目的:就職活動
- 内容:説明会やグループワーク
- 給料:無給
【長期インターン】
- 期間:1ヶ月~
- 目的:スキルアップ
- 内容:実際の業務
- 給料:有給
ひとことで言うと、短期インターンは業界や企業について知れるイベントで、長期インターンは実際にオフィスで社員と業務に取り組みます。
リストを見ればわかるように、インターンといっても2つは全くの別物なのです。
1年生におすすめしたいのは長期インターン
2種類の中でも1年生のみなさんに特におすすめしたいのは「長期インターン」です。
「短期インターン」も業界や企業を知るためにぜひ参加してみてほしいですが、今回は「長期インターン」についてお話します。
長期インターンの特徴を見てもらえれば分かるように、目的はスキルアップです。
今や日本は、「1度就職すれば定年まで安定」という時代ではありません。
厳しい言い方かもしれませんが、自分自身に価値がないと社会に必要とされなくなってしまいます。
そのため「私、マーケティングできます!」「僕は会話で人の心を掴むことができます!」と、社会で通用するスキルを得ておくことが非常に重要です。
正直、就職活動が始まってからスキルを身につけようと思っても手遅れ。
「自分のやりたいこと」を実現させるためには、今すぐにでも動きだすべきなのです。
そうはいっても「今やりたいこととかないし…」と思っている人もいるでしょう。
そんな方は「これならできそうだな」と思える長期インターンに参加することから始めることをおすすめします。
行動し始めてから自分のやりたいことが見えてくるって、結構あるあるなんですよ。
1年生で長期インターンに参加するメリット
ここからは、1年生で長期インターンに参加するメリットを具体的にお話します。
- 長期インターンに参加すると将来役に立つスキルを得ることができる
- 長期インターンに参加すると将来について考えられるようになる
- 1年生から長期インターンに参加すると時間に余裕が生まれる
- 長期インターンは給料が出る!アルバイトをする必要はありません
- 長期インターンに参加すると社会人とのつながりができる
- 長期インターンに参加すると就職活動で有利になる
長期インターンに参加すると将来役に立つスキルを得ることができる
1年生から長期インターンに参加すると、将来に役立つスキルを身につけられます。
長期インターンには、ライター・営業・企画・マーケティングなど、たくさんの職種の募集があります。
「役に立つ」とはどういうことかが分かるようにアルバイトと比較してみましょう。
アルバイトは、飲食店のホールやコンビニ・薬局のレジ、カラオケ店の受付、塾講師などがありますよね。
もし現在アルバイトをしている方がいれば、自分のアルバイトの業務を思い浮かべてみてください。
上に挙げたアルバイトの業務内容は、専門的な技術を必要としますか?
答えは「いいえ」です。
アルバイトとは基本的に「覚えれば誰にでもできること」を任されます。
もちろん、アルバイトで身につけた接客スキルなどは全くの無駄というわけではありません。
しかし、これから「覚えれば誰にでもできること」はAIや科学技術の発達で人間がやる必要がなくなってしまうのです。
長期インターンでは、アルバイトよりもより専門的な技術を身につけることができます。
大学生のうちに「覚えれば誰にでもできること」と「専門的な技術」のどちらを身につけておけば将来役に立つのか考えてみてください。
長期インターンに参加すると将来について考えられるようになる
長期インターンに参加すると、将来について考えられるようになります。
なぜかというと、実際に社会人として働く人と一緒に過ごすことになるから。
長期インターンに参加した際には、ぜひ社員さんとたくさん話をしましょう。
社会人と話すことで、自分の将来についてもイメージしやすくなります。
就活を経験した先輩や社会人と関われる
今の自分よりも就活について考えている2~4年生の先輩と関わることで、情報を集めることができます。
自分の知らなかった就活の方法や業界、印象が良かった企業などの情報は、自分が就活をする際に非常に役に立ちます。
また、他大学の学生と関わることは新しい刺激やモチベーションになるでしょう。
自分の大学以外にコミュニティをもつことで、視野が広がります。
1年生から長期インターンに参加すると時間に余裕が生まれる
1年生から長期インターンに参加すると、時間にも気持ちにも余裕が生まれますよ。
就活を意識し始めてからインターンを探し始めると、十分にスキルを身につける時間がなく選考が始まってしまいます。
1年生から長期インターンに参加することで、就活までには強みとして話せるスキルを手に入れることができますし、やりたいことが他に見つかった場合に始める時間もあります。
長期インターンもだらだら参加するだけでは意味がありませんが、1年生から一生懸命取り組んでいれば顔つきも変わってくるはずです。
時間にも気持ちにも余裕をもった大学生活が送りたいのであれば、今から長期インターンを探し始めることをおすすめします。
長期インターンは給料が出る!アルバイトをする必要はありません
長期インターンは基本的にアルバイトと同じようにお給料が出ます。
そのため、アルバイトとの両立を気にする必要はありません。
もし長期インターンを始めて無給だったら、「ブラックインターン」なので気をつけましょう。
スキルをつけながら稼げて一石二鳥
お給料をもらいながらスキルや社会人としてのマナー、人脈を得られるってすごくお得ですよね。
週3日、1日5時間アルバイトをしている人は、単純計算で1ヶ月60時間を費やしています。
自分の「スキルアップ」「経験」「成長」のために60時間を使うことができれば、同い年の学生とかなり差をつけることができるのではないでしょうか。
お給料がもらえるため、友だちと遊ぶ時間も確保できますよ。
インセンティブ(歩合給)がある長期インターンもある
長期インターンの中には、自分の成績(業績)によって時給以上のお給料がもらえる場合があります。
頑張り次第では、アルバイト以上に稼ぐことも可能なのです。
長期インターンに参加すると就職活動で有利になる
1年生から長期インターンに参加していると、就職活動で強みとしてアピールすることができます。
長期インターンの目的はスキルアップや経験ですが、自分が頑張った分就活でも報われるのです。
もちろん、「長期インターンに参加していた」という事実ではなく「長期インターンで貴重な経験をした」「長期インターンでこんなことを感じた」「長期インターンでこんな成長があった」など、中身がないと意味がありません。
長期インターンが就活で有利になるパターンは2つあります。
インターン先で内定をもらいそのまま就職できる
インターン先で頑張りが認められ、内定がもらえる可能性があります。
長期インターンを募集している企業の目的は
- 就職前に雰囲気や業務に慣れてもらうこと
- 必要なスキルをつけて即戦力になってもらうこと
つまり、そのまま就職してもらうことが前提です。
しかし、学生側は長期インターンに応募する時点で「この企業に就職しなくちゃいけないのかな…」などと心配する必要はありません。
実際に働いてみて、「自分に合う」「やりたいことができる」「このまま就職するメリットがある」と感じられた場合はインターン先に就職するのもひとつの手です。
「内定がひとつももらえない…」という不安がなくなるので1年生から長期インターンを始めておくのはおすすめです。
経験やスキルは他社の選考でも注目される
インターン先ではない企業に就職したい場合も長期インターンの経験は強みとなります。
就職してすぐに使える人材は、他社にとっても魅力的なものでしょう。
社会人としてのマナーや意識がすでにあるという面でも好印象を与えられます。
他社の選考を受ける際は、自分の経験や成長を具体的に話せるように準備しておいてくださいね。
1年生が長期インターンに参加する際に注意してほしいこと
長期インターンを始める際に注意してほしいことは、実際に働く分責任感も大きいということです。
学生気分を抜くのは難しいかもしれませんが、長期インターンに参加しているときは「社会人として」の意識をもつことが重要です。
高い意識で取り組むことで、今あなたが想像している以上に成長することが可能ですよ。
1年生でも参加できる長期インターンの見つけ方
ここからは、初めて長期インターンに挑戦する1年生のために、長期インターンの見つけ方を解説します!
長期インターンの募集サイトから探す
長期インターンを探すときは、インターネットがおすすめです。
長期インターンを募集している企業が一覧で見られるサイトが複数ありますので、ぜひ利用してみてください。
長期インターンを選ぶ際のポイント
1年生が長期インターンを選ぶ際に確認してほしいポイントは
- 授業やテスト期間を考慮してくれるかどうか
- 教育制度が整っているかどうか
- 土日・放課後でも働けるかどうか
まだ授業数の多い1、2年生のうちでも参加できる長期インターンを選びましょう。
また、1年生で経験する長期インターンは、インターン初心者でも働きやすい環境であることが重要です。
気になることがあれば選考時に必ず質問しておきましょう。
大学と提携しているインターンを探してみる
短期・長期インターンには、大学と提携して募集しているものがあります。
自分の大学のキャリアセンターで確認してみてください。
長期インターンは1年生から参加しよう!
長期インターンは、就活生でなくても参加することができます。
将来役立つスキルをお金を稼ぎながら手に入れることが可能です。
大学1年生で長期インターンに参加すると、同い年の学生と差をつけることもできますよ。
まだ就活を考えていないという方も自分の価値を高めるために長期インターンへの参加をおすすめします。
また、就活の時期に「行きたい業界が分からない!」「短期インターンに参加したいけど面接練習もしないと!」と焦らないようにしましょう。
あなたも今から長期インターンに挑戦してみませんか?