「毎日通勤するし、長期インターン中は定期券を作りたい…」
「就活は交通費がかかる…安く抑える方法はないの?」
就活のためにもインターンに参加したい!
しかし、何度もインターンや採用面接に参加すると、かなりの交通費がかかってしまいます。
1ヶ月以上の長期インターンに参加するのであれば、定期を作ったほうがよいのではないのかと考える人もいますよね。
今回は、長期インターンで定期は作れるのか?交通費をできるだけ抑えるにはどうすればいいのか?という疑問にお答えしていきます!
長期インターンでは通勤定期をつくることが可能
長期インターンに参加するのであれば、定期券を作ることが可能です。
定期券とは、電車やバスなどの公共交通機関で、決まった区間を頻繁に利用する乗客のために作られています。
通勤や通学などで利用する区間を指定して購入することができ、1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月などの期間で購入することが可能です。
長期インターンで購入できるのは「通勤定期乗車券」というもので、購入の際に通勤していることを証明する必要はありません。
そのため、通勤定期といいながらも、実際は誰でも購入することが可能なのです。
通勤定期を買うメリットは
- 毎日指定した区間を利用すると定期を買っていない場合よりも交通費が安くなる
- 乗車券を買う・チャージをする手間が省ける
- 指定した区間・期間内であれば、何度でも乗り降りが可能
などが挙げられます。
インターン以外の予定でも、定期区間内では交通費を気にする必要がないのが嬉しいですよね。
インターン先の企業が交通費を負担してくれるのであれば、通勤定期を買ったほうが自分自身はお得だと言えます。
出勤数によっては定期を買ったほうが高くなってしまう場合も
「よし!家からインターン先まで、通勤定期を買おう!」
ちょっとまってください。
定期を購入する前に、通勤定期にかかる値段と通勤定期を使わない場合の交通費を計算してみましょう。
会社の休みが多かったり、シフトにあまり入っていなかったりした場合は、通勤定期を買うと損になってしまう可能性があります。
通勤定期は、インターンの出勤数にかかわらず区間で値段が同じです。
自分のインターンへの出勤数を考慮した上で通勤定期を購入しましょう。
通勤定期は駅の窓口・券売機で購入できる
ほとんどの場合、自分が利用する駅で通勤定期を購入することができます。
定期券の販売を行っていない駅もまれにあるため、通勤定期の購入を検討している方は自宅や会社の最寄り駅を確認しておきましょう。
時期ですが、入社・入学、新学期の時期は売り場が混雑するため避けたほうが良いです。
また、通勤定期は自動券売機で簡単に購入することができますが、初めて購入する場合は窓口で購入するとミスを避けられるので安心ですよ。
ちなみに、「通学定期の方が安いけど買うことはできないの?」と思う方もいるでしょうが、通学定期は学生証が必要なため「自宅-学校」区間でしか買うことができません。
交通費をかけずにインターンをする方法もある!
インターンで交通費をどうしてもかけたくない!という場合は、リモートワークのインターンを選ぶことをおすすめします。
リモートインターンは、PCなどを使って遠隔でインターンに参加する方法です。
IT企業で実施している場合が多く、自宅にいながらも実際の業務を経験することが可能です。
自宅からインターン先が遠い方にも嬉しい制度ですよね。
また、1ヶ月以上の長期インターンはほとんどの場合お給料が発生するので、稼いだお金の一部を交通費に回すことができます。
交通費を支給してくれる企業も増えているので、交通費を長期インターン選びのひとつの基準にしてはいかがでしょうか?
多くの長期インターンは交通費が支給される
先ほどもお話しましたが、長期インターンの多くは交通費が支給されます。
自分が働く企業では交通費の支給がされるのかを確認してみましょう。
交通費が支給されるかどうかは前もって確認しておく
交通費が支給されるか、支給されるのであればいくらもらえるのかは、インターンを始める前に確認しておくのがベストです。
インターンの募集要項には、交通費について明記されています。
明記されていない場合は、採用の段階で社員さんに聞いてみましょう。
また、インターン生として企業と契約を交わす際に、契約書に交通費について詳しく書いてあります。
全額支給や一部支給(例:1日1000円)など、交通費の支給にも種類があるので、よく確認しておいてください。
公共交通機関以外の場合はインターン先と相談する
交通費の支給は、基本的に公共交通機関を利用する前提で支払われます。
「タクシーで出勤して片道3000円でした」と言っても全額支給してもらえないので注意してくださいね。
もし、公共交通機関以外で通勤しなければならない事情があれば、社員さんに一度相談してみましょう。
企業によって待遇はさまざまなので、臨機応変に対応してくれる可能性もあります。
当たり前のことですが、企業に常識外れのお願いをするのはNGですよ。
報・連・相ができる社会人になろう
交通費以外のことにも言えますが、わからないことがあればすぐに社員さんに相談をしましょう。
インターンは、報・連・相の練習の場になります。
インターン生として働く中で、疑問点があればすぐに聞きましょう。
何日もある短期インターンは交通費が支給される可能性もある
長期インターンでは交通費が支給されることが多いとお話しましたが、5日程度の短期インターンでも交通費が支給されることがあります。
短期インターンの場合も、交通費が支給されるかどうかは企業次第なので、申し込みの時点で要項をよく確認してみてください。
交通費の請求には領収書が必要な場合がある
交通費を請求する場合は、買った乗車券などの領収書が必要になることがあります。
長期・短期インターンのどちらにも言えることなので、領収書がいるかどうかも合わせて確認してくださいね。
領収書は、乗車券を購入したり、ICカードにチャージをしたりする時に自動券売機から発行することができます。
宛名つきのものでないといけない場合は、駅の窓口でお願いしましょう。
領収書の宛名は正式名称にする
交通費を請求したいとき、領収書の宛名を書いてもらう場合は正式名称で書いてもらいます。
そのため、インターン先の企業名はメモしておいてくださいね。
正式な企業名がわからなかった場合は、空欄のまま持ち帰り、後日会社に提出する際に書いてもらうようにしましょう。
領収書がないと交通費が支給されない場合があるので、インターンに参加する際は要項をきちんと読むことが大切です。
インターンでかかる交通費を少しでも安くする方法
就活期間はインターンや企業説明会で色んな場所に行くことになります。
就活期間はバイトを減らさなければならないため、交通費はかなり痛い出費です。
交通費やお給料が発生しないインターンでも、交通費をできるだけ安く抑えたいですよね。
ここからは、インターンや企業説明会、面接に行く際の交通費を安くする方法を解説します!
最安ルートは必ず把握しておく
まずは、自宅からインターン会場までのルートを把握しましょう。
電車やバスなど、さまざまな交通手段がありますよね。
「Yahoo!乗換案内」などの、交通手段や交通費が簡単に調べられるツールを使えば簡単に最安ルートを知ることができます。
少し時間がかかってしまうかもしれませんが、インターンに行く際は最安ルートで行くように心がけると、交通費をグンと抑えることになりますよ。
電車よりバスの方が安い場合もある
交通手段を考える際に、電車でのルートだけを考えていませんか?
普段あまり利用しないかもしれませんが、バスでの移動も検討してみてください。
電車よりもインターン会場に近いところにバス停があったり、バスの方が交通費を安く抑えられたりする場合があります。
就活時期はとにかく移動が多いので、事前にリサーチしておくことで交通費を安くしましょう。
何度も同じ場所へ行くなら回数券がおすすめ
長期インターンや、何日間かある短期インターンでは、何度も同じ場所に行きますよね。
そんな時は、回数券を利用するのがおすすめです。
回数券は「普通回数乗車券」といい、乗車したい区間の両端の駅で買うことができます。
つまり、自宅の最寄り駅とインターン先の最寄り駅のどちらかで購入が可能です。
同じ場所に何度も行くことが決まっているときは、回数券を買うことをおすすめします。
金券ショップを利用してお得にきっぷを手に入れる
金券ショップには、回数券が安くバラ売りされている場合があります。
回数券を買うほど同じ場所に行かないという場合は、金券ショップを利用するのもひとつの手です。
金券ショップは、自分が購入して余った回数券を売るときにも利用できます。
回数券には使用期限があるため、期限内に使い切れないと判断した場合は早めに売ってしまいましょう。
金券ショップには新幹線や高速バスなどの乗車券も売っているので、遠方で就活をしたいときにも利用できます。
小さな積み重ねでインターンにかかる交通費は大幅に安くなる!
いかがでしたか?
春休みや夏休みに長期インターンをガッツリやりたいなら通勤定期がおすすめです。
交通費やお給料の出るインターンかどうかも重要ですね。
企業説明会や短期インターンなどで移動が多くなる時期は、回数券や金券ショップで安く公共交通機関を利用しましょう。
小さな積み重ねで交通費は大幅に抑えられます!
交通費に悩むことなく、たくさんインターンに参加しましょう!