最近はYouTubeやSNSなどの普及により、動画編集のアルバイトの需要が増えてきています。
動画編集は今後もどんどん伸びていく業界であることから、スキルを身に着けておけば就職や副業、フリーランスとしてなど幅広い活躍ができます。
しかし、「実際、動画編集バイトってどんなことするの?」「未経験からでも始められる?」と不安に思う人も多くいるはずです。
そこで今回は、動画編集バイトの実態やメリット・デメリット、始め方について解説します。
「動画編集バイトに興味がある」「これから動画編集スキルを身につけたい」と考える方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
動画編集バイトではどんな仕事をする?
そもそも動画編集バイトとはどんな仕事をするのでしょうか?
具体的には動画編集バイトでは以下の仕事をおこないます。
- 映像や音声などの素材をソフトに入れる
- 文字おこし、画像挿入、ロゴ挿入、CG映像の合成
- 音楽や効果音、ナレーションを入れる
- 特殊効果のエフェクト
- 映像のカット、並び替え
- テロップの作成や合成
- 編集した動画をクライアントに確認依頼をする
動画編集ではおもに、Adobe社のPremiere Pro・Illustrator・Photoshop・After Effects、Apple社のFinal Cut Proなどのソフトを使用します。
企業や業務内容によっては、企画や撮影の段階から参加するケースもあります。
また、動画編集にかかる作業時間の目安は、おおよそ1分の動画だと1時間程度かかるといわれています。
たとえばテロップを入れるにしても、「どのタイミングで入れるか」「文字の大きさや色」「表示される時間」「全体を通してのバランス」を全て考えなければいけません。
数秒の違いでも動画としての印象は変わるので、仕事内容としては地道な作業が多いといえるでしょう。
さらに編集した動画をクライアントに確認してもらわなければいけないので、イメージと違った時は何度も修正や確認が続くことも!
つまり動画編集は単なるセンスだけではなく、粘り強さなども必要となります。
動画編集バイトの給料相場
動画編集バイトの給料相場は時給換算でいえば、おおよそ1,000円~1,500円程度だとされています。
また未経験ではなく、動画編集に必要なツール(Illustrator、Photoshop、Premiere Proなど)が使えるのであれば、上記の時給にプラス100円程度上乗せされることもあるようです。
さらに、動画編集バイトでは動画の本数によって単価をつけるケースもあります。
動画本数における単価であれば、10分程度の動画だと1本で2,000円~3,000円、おおよその平均単価は約5,000円程度です。
もちろん企業などによって異なり、低いものだと3,000円、高い案件だと10,000円~15,000円などの報酬を得られることもあります。
動画編集バイトをするメリット6つ
では、動画編集のバイトにはどんな魅力やメリットがあるのでしょうか?
動画編集のバイトをするメリットには以下のものが挙げられます。
動画編集バイトをするメリット6つ
- 仕事に直結する動画編集スキルが身につく
- 自分の実力が目に見えやすい
- 大学在学中でも高収入を目指せる
- 動画編集は未経験でも短期間で習得しやすい
- キャリアの選択肢が増える
- 自由な働き方ができる
➀仕事に直結する動画編集スキルが身につく
動画編集バイトでは、バイトでの経験を通してテロップの入れ方や効果音の付け方、構成や企画力など、動画編集スキルが確実に身につきます。
したがって、これから自分でYouTubeやSNS運用で動画配信をしたい方や、将来フリーランスとして動画編集クリエイターになりたい方はバイトから経験しておくのがおすすめです。
また現在大学生で、動画制作会社への就職を目指している方も、就活での自己PRやバイトで得たスキルなどをアピールできます。
就活では就活生の内面などのポテンシャルで採用されることが多いので、具体的なスキルや能力があれば、即戦力としてほかの就活生との差別化もできるでしょう。
②自分の実力が目に見えやすい
動画編集バイトでは、自分が作った動画を世の中に発信することになるので、自分の実力がよりはっきりと目に見えやすいメリットがあります。
とくにネット上で公開した動画だと、再生回数や時間、コメント、評価などかなりダイレクトに伝わってきます。
なかにはネガティブな意見もあるでしょうが、将来副業やフリーランスとして活躍したいと考える方にとってはこれ以上ないアドバイスとなるでしょう。
「自分の成果を数字やコメントで把握したい」「成長を肌で感じたい」「反響を見たい」といった方であれば動画編集バイトはおすすめです。
③大学在学中でも高収入を目指せる
動画編集バイトでスキルを培うことができれば、大学在学中でも充分高収入を目指せます。
大学生のアルバイトだと接客やサービス業をする方が多いですが、基本的には時給換算なので時給アップはかなり難しいでしょう。
しかし動画編集のバイトは先にも述べたように、おおよそ1,000円~1,500円程度と高めです。
さらに動画編集スキルを高めたり、使えるツールを増やせばより時給も上がっていきます。
なかには、月収30万円以上稼ぐ大学生もいるといわれていますよ。
また、動画編集バイトでスキルや実績を重ねれば、仮に動画編集以外の会社に入社したとしても副業として収入を得られるメリットもあります。
④動画編集は未経験でも短期間で習得しやすい
動画編集は未経験でも比較的身につけやすいスキルなので、とくに時間に余裕のある大学生向きです。
動画編集についての基礎的な知識やノウハウを学べるスクールでは、おおよそ数か月から半年程度で充分習得できます。
動画編集は資格や受験などがないため、必要なスキルさえ学べばすぐに長期的に稼げる収入源となるのでおすすめです。
⑤キャリアの選択肢が増える
大学生が動画編集バイトをすれば、就活などキャリアの選択肢が格段に増えます。
とくに映像や制作、クリエイティブ関連の企業では、即戦力として採用される確率が格段に上がるでしょう。
また仮にクリエイティブ系の企業に就職しないにしても、動画編集スキルがあるので会社に依存することがなくなります。
万が一、「入社後にやっぱり会社と合わなかった」と辞めようか迷っていても、個人で稼ぐスキルがあれば無収入にならないので不安は軽くなります。
このように動画編集関係の仕事に就いても就かなくても、動画編集スキルさえあれば安心材料になるため損はないでしょう。
⑥自由な働き方ができる
動画編集はパソコンやソフトさえあれば、基本的に場所や時間にとらわれることなく働けます。
自由な働き方のひとつには、たとえば在宅ワークができることが挙げられます。
会社によっても異なりますが動画編集バイトの場合、納期に間に合うのであれば自分の好きなペースや自宅でもいいというところも少なくありません。
「家から出ずにお金を稼ぎたい」「自分のペースで働きたい」といった希望があれば、動画編集のバイトは向いているでしょう。
ただし、自宅メインで働くとなればある程度の動画編集スキルが必要となるため、未経験だと難しいので注意が必要です。
また出社でのバイトであっても、動画編集のバイトは基本的に服装や見た目は自由です。
「自分の好きな格好がしたい」「制服がないところで働きたい」方はぜひチャレンジしてみてください。
動画編集バイトをするデメリット3つ
動画編集バイトのメリットについてご紹介してきましたが、人によってはデメリットに感じる要素もあります。
具体的なデメリットには以下のものがあります。
動画編集バイトをするデメリット3つ
- 仕事なので自由な表現はできない
- 周辺環境を整えなければいけない
- 安定した収入を得るには時間がかかってしまう
➀仕事なので自由な表現はできない
動画編集バイトは、あくまでもクライアントもしくは上司、依頼者の意向に沿ったものをつくらなければいけないので、自由な表現ができないデメリットがあります。
たとえば「自分は〇〇をしたい」「別のやり方の方が面白くなるはず」と思っていても、指示や希望から離れた動画だとOKはもらえません。
したがって、「自由自在の演出がしたい」「自分だけのオリジナリティを出したい」にとってはなかなか楽しさを感じられない可能性があります。
もし、自分なりのこだわりを前面に押し出したいのならバイトではなく、企画や撮影、編集まですべて自分でおこなって投稿するやり方のほうが合っているでしょう。
②周辺環境を整えなければいけない
動画編集バイトとして作業をする場合、始めに終焉環境を整える必要があります。
たとえばパソコンがない方は購入しなければいけませんし、動画編集に必要なソフト(Premiere Pro・Illustrator・Photoshop・After Effects)がなければそもそも作業ができません。
パソコンは高いものだと10万円近くかかるものもあるので、もし準備できない方は出社メインでの動画編集バイトを選ぶようにするといいでしょう。
③安定した収入を得るには時間がかかってしまう
動画編集で安定した収入を得るには、ある程度の時間がかかってしまうデメリットがあります。
とくに未経験から動画編集バイトを始めるのであれば、最初はやはりできることがどうしても限られてしまいます。
もし「とにかく短期間で確実に稼げるようになりたい!」といった方は、未経験からではなく動画編集スクールで半年程度学んでからバイトを始めたり、ほかの高収入を狙えるアルバイトを選んだほうが良いでしょう。
動画編集バイトをする際の平均的なシフト
動画編集のバイトは通常のアルバイトと変わらず、「週3~5日」「1日当たり5~8時間」程度が平均的だとされています。
しかし在宅ワークの場合だと、固定されたシフトではないところも少なくありません。
シフトが固定されていないケースだと、期間ごとの納品本数によって成果報酬として給料が発生する仕組みになります。
したがって未経験からや始めたてであれば、1本の動画編集でも時給換算にすれば少ないなんてことも充分あり得ます。
作業効率が高くなればその分こなせる動画本数も増えていくので、短い時間でも高収入を得られるようになっていきます。
動画編集バイトの面接ではどんなことを聞かれるの?
動画編集バイトでも通常のバイトと同様、履歴書や面接があります。
面接ではおもに以下のことを聞かれるため、それぞれ対策するようにしましょう。
- 志望動機
- 長所、短所
- 自己PR
- シフト希望日や希望勤務時間
- 自宅のパソコンやソフトなどの周辺環境の確認(在宅の場合)
- 動画編集経験の有無
- 通勤時間
動画編集バイトでは「なぜ動画編集バイトをしたいと思ったのか」などについて聞かれることがあります。
もともと動画編集系の学校に通っているなどであれば採用されやすいですが、未経験でも「動画クリエイターとして将来働きたいと考えている」「独学で学んでいる」といったものがあればアピールになるでしょう。
動画編集スキルを身に着けるなら「ChapterTwo」がおすすめ
動画編集バイトは未経験でも採用されることもありますが、もともと動画編集スキルがあれば即戦力として採用される確率がグンと上がります。
独学でも動画編集スキルは身につきますが、より短期間で効率的に習得したいのなら動画編集に特化したスクールに通うのが一番です。
そこで今回は、動画編集スキルを身につけられる「ChapterTwo」と呼ばれるスクールについてご紹介します。
料金 | 約400,000円 |
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受講スタイル | オンライン受講のみ |
サポート期間 |
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習得できるスキル |
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ChapterTwoでは副業やフリーランスを目的とした、完全オンラインの動画編集スクールです。
「オンラインで動画編集なんてできるの?」と不安な方もいるでしょうが、ChapterTwoでは講座終了後もチャットで24時間相談ができるので安心です。
また、1件数十万程度の高額案件にも対応できる動画編集スキルが身につくカリキュラムが整っているので、「将来、自分で案件を獲得したい」「動画編集バイトで即戦力になりたい」方にはおすすめです。
今なら最大10万円の入学割引のキャンペーンも実施中なので、興味のある方はぜひ無料入学の説明を受けてみてくださいね。
大学生におすすめの動画編集スクール8選!選び方やポイントを解説
動画編集バイトに向いている人の特徴
現在YouTubeやSNS投稿の普及により、動画編集の仕事は人気になりつつあります。
動画編集バイトでも誰彼かまわず採用するわけではなく、企業では目的や性格が求める人物像に当てはまるかを重視します。
ではそもそも動画編集バイトに向いている人はどんな人なのでしょうか?
基本的に以下のポイントに当てはまる方は動画編集に向いているといえます。
- 普段からYouTubeやSNS動画を見るのが好き、もしくは投稿している
- 将来、YouTuberやVtuberとして活躍したい
- ひとりで黙々と作業するのが好き
- 提出物の締め切りを守れる
動画編集バイトは将来、副業やフリーランスとして個人で活躍できるメリットもあります。
今後ももっと需要が高まる業界でもあるので、収入アップを目指す方はぜひチャレンジしてみてください。
未経験や大学生でも動画編集バイトはできる!
今回は、動画編集バイトの実態やメリット・デメリット、始め方について解説してきました。
「動画編集バイトなんて未経験でもできるの?」と不安な方もいるでしょうが、動画編集バイトは未経験の大学生でも始められます。
未経験から始めるとなると、はじめはテロップ入れや文字起こし、カットといった基本的な操作や編集作業が中心となり、徐々にソフトの使用について教えてもらうようになります。
動画編集スキルが身につけば、バイトでも在宅や時間に縛られる働けるメリットがあります。
また動画編集は将来、映像関係の仕事に就きたい人だけではなく、たとえ関係のない仕事に就いたとしても副業として収入を得られるので、キャリアを広げたい方にはおすすめです。
ほかにも、いずれはフリーランスや独立など、個人で案件をとっていきたい方もまずはバイトとして始めてみるのもいいでしょう。
普段からYouTubeやVtuberをよく見ている方や、将来個人で仕事をしていくために手に職をつけたい方は、ぜひ今回の記事を見てチャレンジしてみてください。