これからインターンや面接を控える就活生のみなさん。
インターンへの参加に対して、緊張や不安を感じていませんか?
最近のインターンは態度や成績などが本選考に影響するものもあり、就活生にかかるプレッシャーも大きくなってきています。
しかし、「インターンに行くのが怖い!」「できることなら行きたくない!」と思っていても、向き合わなければならないときは必ずやってきますよね。
インターンに参加することは、自分と企業のミスマッチを防ぐ、自分が本当にやりたいことが見つかるきっかけになるなどのメリットがあります。
また、社員さんに顔を覚えてもらえたり、直接聞かなければわからない情報を知ったりするためにも、インターンに参加しておいたほうが就活は上手くいきやすいと言えるでしょう。
今回は、そんなインターンに対する恐怖感を和らげるすぐにできる対処法を紹介します。
緊張や不安を抱えている学生はあなただけではありません。
OB訪問や本選考の面接でも使える方法ですので、この記事を読んで就活を乗り越えましょう!
インターンが怖いと思ったときにすぐできる対策!
インターンが怖いと感じたとき、気持ちを落ち着かせるための対策を紹介します!
インターンに対して前向きになることができれば、就活全体に勢いがつくことは間違いありません。
当日までに万全の準備をしておく
インターンが怖いのは、もしかして参加するインターンについての知識が足りないことが要因ではありませんか?
インターンの参加にあたり、事前にチェックしてほしいポイントを紹介します!
このポイントの中でまだ準備が足りないところがあれば、当日までに全てやってしまいましょう。
インターン先の住所や家からの行き方は調べてあるか
当日時間に遅れそうになったときや、スマホが使えなくなったときのことを考えて、連絡先や住所を控えておくと安心できます。
また、当日家を出る時間、そこから逆算して起きる時間を決めておけば気持ちに余裕が生まれますよ。
インターンを開催する企業のことは知っているか
企業のことをなんとなくしか知らずにインターンに申し込んでいませんか?
インターンは企業を知りに行く場ではありますが、インターネットで調べられることはできるだけ知っておいたほうが良いでしょう。
会社の規模や社風を知っていると、とっさの質問にも答えられるので不安が軽減されます。
睡眠や食事をきちんと摂る
睡眠時間が少ないと、人間はネガティブな思考になりやすいという研究結果が存在しています。
インターンが怖いという気持ちは、実は睡眠不足のせいかもしれません。
また、食事をきちんと摂ることも大切です。
就活中は金銭的にも時間的にも食事をおろそかにしがちですが、日々の積み重ねで必要な栄養が足りなくなってしまっては元も子もありませんよね。
きちんと睡眠・食事を摂ることで、心も身体も健康でいることは就活においても重要です!
鏡の前で笑顔を作る
インターンに向かう前に、鏡の前で笑ってみましょう。
これは心理学で言われていることなのですが、人間は「楽しいから笑う」だけではなく「笑うと楽しくなる」のです。
「憂鬱だな…」「気が乗らないなあ…」と思っていても、まずは表情から変えてみましょう。
笑顔を意識していれば、自然と気分は明るく、前向きになります。
それをより強く認識するためにも、怖い気持ち・不安な気持ちのときは鏡の前で笑顔を忘れずに!
怖いのはみんな同じと考える
就活中って、大学やバイトの仲間と会う機会が減って孤独を感じることがよくありますよね…
そんな寂しさから、「こんなに怖くて不安なのは自分だけ」と思い込んでいませんか?
そんなことは全くありません。
他の就活生も同じです。
目指す職種や業界が違っても、就活生の誰しもが不安を抱えて戦っています。
ひたすらメモを取る
これは、インターン中に緊張を和らげる方法です。
インターン先に着いてやることがない、なにをすればいいのかわからないとソワソワしてしましますよね。
説明会の内容や、参考にできそうな他の学生の姿、会社の雰囲気・印象など、なんでもいいのでメモしてみましょう。
気がまぎれる上に、企業研究や本選考に役立ちそうな情報をメモとして残しておくことができます。
インターンや説明会の場でメモを取る行為は周りから見ても不自然ではないので安心です。
ですが、もし他の学生や社会人の方に話しかけられたら、きちんと対応することは忘れないようにしましょう。
自分で「メモを取る」というようなルールを作っておけば、落ち着いて対応できるはずです。
インターン先での楽しみをつくる
「インターンに行くのが怖い」そう考えてしまうとき、あなたは自分がインターンに参加したときのことを想像していますよね?
そんな想像を、楽しいものに変えてしまいましょう。
インターン先には他の大学の、同じように就職活動を頑張っている仲間がたくさんいます。
就活についての情報や、悩みを話せる友だちができるかもしれません。
本選考ではライバルかもしれませんが、グループワークなどで一緒になった学生は敵と考えずに仲間だと考えましょう。
それだけで気持ちは軽くなるはずです。
仲間意識を持てば、お互いにミスをカバーできたりコミュニケーションが円滑になったりするため、結果的にグループワークで好成績を出すことにも繋がります。
あなたが恐れていた失敗も防ぐことができるのです。
終わったことを後悔しない
インターンが終わったあとは、色々と反省点が出てくるものです。
「もっと積極的に質問すればよかった…」
「自分をアピールできていたか心配…」
特に選考に関わるインターンでは、企業が自分をどう評価したのかを気にして家に帰ってもモヤモヤが残ることもあるでしょう。
しかし、後悔してもしなくても事実は何も変わりません。
それなら自分の心の負担を減らすために、終わったことは考えないほうが良いのです。
まだインターンや選考は残っていると思うので、改善点をメモに書きだしてその日は早く寝ましょう。
これを繰り返すうちにインターンが怖いという気持ちは和らいでいきますよ。
家族や友人に連絡する
インターンへの恐怖や不安、それを誰かに話したことはありますか?
就活は孤独な闘いだと感じやすいですが、同じ年の友人は業界や職種が違っても同じように頑張っていますし、家族は陰ながら応援しているものです。
ひとりで抱え込んで気が重くなってしまうのは当然なので、たまには家族や友人に連絡して応援してもらいましょう。
適度に周りに頼ることができるのも、社会人として必要な力だと私は思います。
インターンや面接について話しづらいのであれば、他の話題でも良いです。
たまには息抜きだと思って周りの人に話しかけてみてください。
なぜインターンが怖いのか?原因分析は解決の第一歩!
ここまではインターンにいく直前にできる「応急処置」的な対策を紹介しました。
「インターンに行くのが怖い…」就活生の中には漠然とそう思っている人が多いと思いますが、「怖い」という感情には必ずなにか理由があります。
根本的な解決のためには自分の「インターンが怖い理由」を知ることが非常に重要です。
これは、インターンに限らずあらゆる場面の問題解決に使うことができます。
インターンが怖いのは自分に自信がないから
「インターンが怖い」と感じる人のほとんどは自分に自信が無いことが原因です。
具体的にどこに自信がないのかというと、
- 自分のコミュニケーション能力に自信がない
- 自分の学歴に自信がない
- 自分の「今まで頑張ってきたこと」に自信がない
という部分です。
これらに当てはまる人はもう一度自分を見つめ直してみてください。
自分のコミュニケーション能力に自信がない
インターンにおいて、コミュニケーション能力に自信がない人は恐怖や不安を感じやすいです。
なぜかというと、周りは全て知らない人で、志望している企業から評価される状況だから。
結果、自分をよく見せないといけないと思ってしまうのです。
しかし、それは間違っています。
「ありのままの自分」よりもよく見せようとしても、意味がありません。
そんな背伸びした自分を周りから評価されても、企業に入ったときには「ありのままの自分」でいることしかできないからです。
背伸びをして後から自分が苦しくなるだけなら、「ありのままの自分」でいたほうが良いと思いませんか?
もし今の自分に満足できていないのであれば、改善を試みるべきです。
また、今の自分で就活に挑もうと思っているならば、今の自分の魅力を正しく伝える練習をすることをおすすめします。
自分の学歴に自信がない
自分の学歴に自信がなく、「インターンに行くのが怖い」と思っている就活生は多くいます。
まずは、そう思っているのが自分だけではないことを知ってください。
「このインターンには自分よりも高学歴の人ばかり…」と落ち込む気持ちもわかりますが、どうにかしようと思って解決できることではありません。
学歴で負けていても、それ以外で勝負することはできるのです。
学歴がインターンに行くことを怖いと感じる原因であれば、「何もしていない自分」に焦りを感じていることが考えられます。
学歴に自信がなくても、努力している人はたくさんいますよね。
周りにたくさんアドバイスをもらいながら企業研究や自分磨きをしましょう。
行動して今よりも自信をつけることができれば、インターンに一歩踏み出すことができるはずです。
自分の「今まで頑張ってきたこと」に自信がない
本当に「今まで頑張ってきたこと」はなにもないですか?
謙虚な姿勢は大切ですが、自分を過小評価することは就活においてはNGです。
よく「自己分析」と呼ばれるように、自分を正しく知ることが就活やその後の人生で求められています。
インターンや面接で自分の良さを伝えられるように、一度自分について考えてみてください。
その際、マイナスなところは自分の「ダメな部分」としてではなく「これから改善していけるところ」と前向きに捉えましょう。
そうすることで無駄に落ち込むのではなく、自分の自信に繋がります。
自分を正しく理解してインターンの怖さをなくそう!
いかがでしたか?
「インターンに行くのが怖い」と思っているのは自分だけではありません。
まずは、今回紹介した対策を試してみてください。
就活生のみなさんが満足のいく就活ができることを願っています!