大学では中学や高校と違い、自分で考えて行動する主体性が求められます。
誰かに管理されているわけではないので、授業の出席頻度などは自己判断する必要があり、
「大学に行きたくない」と感じている人は多いのではないでしょうか?
この記事では、大学に行きたくないときの対処法について解説します。
大学に行きたくないと感じる理由や、大学生活を楽しむコツなどもご紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
大学に行きたくないという人は多い?
大学生で、「大学に行きたくない」と感じている人は多いです。
大学では、中学や高校と違って、自分で考えて行動しなければいけないため、行きたくないと感じる人が多いと考えられます。
「授業に出席しても、しなくても良いです」と言われてしまうと、人間は行きたくないという感情を抱くものです。
そのため大学に行きたくないと感じていることに深く悩む必要はないでしょう。
ただし、「行きたくない=行かなくても良い」というではありませんので、自分の中で改善できるように、工夫する必要があります。
大学に行きたくないと感じる理由
大学に行きたくないという気持ちを改善するためには、「なぜ、行きたくないのか」ということを自分の中で理解することが大切です。
そこで、大学に行きたくないと感じる理由として考えられるものを、いくつかご紹介します。
行きたくないという気持ちを改善したいという方は、下記の理由を参考にしてみてください。
大学内に友達がいない
大学は中学や高校と違って、クラスのようなものがありません。
個人で授業を履修するため、友達ができにくい環境になっていて、「大学内に友達がいない」という理由から、大学に行きたくないと感じる方は多いです。
友達がいない環境に4年間も通い続けることを考えると、行きたくないと感じるようになると思います。
また、大学で単位を取得するには、友達の存在が重要になり、単位が取りにくいと悩んでいる方も多いでしょう。
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大学で学ぶ意欲が低下している
高校から大学に入学することを決めたときには、「〇〇の分野について学びたい」という気持ちがあったと思います。
その気持ちがあれば、大学に行きたくないと感じることはないと思うので、行きたくないと感じる理由として、「学ぶ意欲が低下した」ということが考えられます。
入学する前の学びたいという気持ちと、現在の学ぶ意欲の差が大きければ大きいほど、大学に行きたくないという気持ちが強くなるでしょう。
また、大学は定められた単位数を取得しなければ卒業できない仕組みになっているため、学ぶ意欲が低下すると、大学を卒業できない可能性も考えられます。
大学までの通学時間がもったいない
大学は中学や高校のように数が多くないので、家から大学までの通学時間が1時間以上かかることは少なくありません。
もし、通学時間が1時間以上かかる場合は、往復で2時間以上かかることになるので、「通学時間がもったいない」という理由から、行きたくないと感じると考えられます。
通学時間が長くなればなるほど、行きたくないという気持ちは強くなるでしょう。
特に、1つの授業しか履修していない日や、雨の日などは行きたくないと感じる方が多いです。
授業が楽しくない
大学に行く主な目的は履修している授業を受けに行くことだと思いますが、その授業が楽しくなければ、大学に行きたくないと感じると考えられます。
楽しくないと分かっている授業を受けに、大学に行きたいと思う方はいないです。
【授業が楽しくない理由】
- 授業の内容が楽しくない
- 内容が難しい
- 教授と合わない
など、さまざま考えられます。
特に、「教授と合わない」という理由で楽しくないと感じている場合は、行きたくないという気持ちが強くなるでしょう。
他にやりたいことがある
大学で学ぶこと以外に、やりたいことが見つかると、大学に行きたくないと感じるようになります。
例えば、「留学に行きたい」や「資格の勉強をしたい」などが挙げられます
このような気持ちで、大学に行きたくないと感じることは、決して悪いことではないです。
ただし、一時的な感情で、他にやりたいことがあると思うケースが多いです。
そのため「本当にやりたいことなのか」ということを、自分の中で考える必要があります。
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大学に行きたくない人の対処法
大学に行きたくない人がおこなうべき、対処法がいくつかあります。
大学に行きたくないと感じている理由によって、最適な対処法が異なるので、まず理由を把握するようにしてください。
大学に行きたくない人がおこなうべき対処法をご紹介します。
大学内での友達を増やす
大学内で友達がいない、授業が楽しくないという理由で行きたくないと感じている人は、大学内での友達を増やすことが対処法として挙げられます。
大学内で友達を増やす方法としておすすめなので、サークルに入ることです。
サークルに入れば、自然と大学内での友達ができます。特に、自分の興味あるサークルに入ると、共通の趣味を持っている人と関係を築くことができ、友達になれる可能性が高くなります。
ただし、入ったサークルに馴染むことができばければ、意味がないので、入るサークルは慎重に選ぶようにしてください。そして、友達を増やすことを目的にしている場合は、複数のサークルに入ることをおすすめします。
大学での楽しみを作る
通学時間がもったいない、授業が楽しくないという理由で行きたくないと感じている人は、授業以外での楽しみを作ることが大切です。上記でお伝えした「サークルに入る」ということは、授業以外の楽しみの1つになるケースが多いでしょう。
他には、友達との交流や、教授との関わりなどが挙げられます。
大学で授業以外の楽しみができれば、行きたくないという気持ちは抑えることができるでしょう。授業以外の楽しみを作るときは、ささいなことでも良いので、「自分が楽しめること」をいうことを重要視して考えてみてください。
休学を考える
どんな理由でも大学に行きたくないと感じている人には、休学という選択肢があります。
休学とは、大学に在籍しながら休むことができる制度で、最大で2年間休むことができます。
休学している間の学費は、国公立の場合は「全額免除」、私立の場合は「一部免除」になり、支払う場合でも10万円以下のことが多いです。
ただし、簡単に休学できるわけではありません。
大学側に休学届を提出し、学部主任やゼミの担当教授と面談をして、認められた場合のみ休学できます。また、休学中は奨学金の受け取りができなくなるので、注意してください。
大学に行きたくないという人は、一度「休学」という選択肢を考えることをおすすめします。
退学することはおすすめしない
大学に行きたくないという気持ちが強くなると、「退学しようかな…」と悩まれることがあるでしょう。しかし、退学することはおすすめしません。
退学することをおすすめしない最大の理由が、大卒資格を取得できないからです。
大学在籍中に、大卒資格の価値を理解することは難しいですが、社会に出ると大卒資格が重宝されるようになります。
大卒資格を取得しているだけで、初任給の金額が高くなったり、昇進スピードが速くなったりします。さらに、就職できる企業の幅も広くなるので、行きたくないという理由だけで退学はしないようにしてください。
大学生活を楽しく送るために抑えておきたいコツ
大学に行きたくないと感じている人が、大学生活を楽しめるようになるコツをご紹介します。
大学生活が楽しくなることで、行きたくないと感じることは少なくなるので、ぜひ参考にしてみてください。
本音で話せる友達を作る
大学内での友達は、「よっ友(よっとも)」という挨拶を交わす程度の仲であることが多いので、本音で話せる友達を作ることが大切です。
本音で話せる友達を作ることで、一気に大学生活は楽しくなります。また、大学外でも遊ぶ機会が多くなり、プライベートが充実します。
そして、本音で話せる友達がいることで、「大学に行きたくない」などといった悩みも相談できます。大学生活を楽しむために、よっ友ではなく、本音で話せる友達を作ってみてください。
興味のある授業を履修する
上記でお伝えした通り、大学を卒業するには定められた単位数を取得しなければいけないため、「できるだけ簡単な授業を履修したい」と考える方が多いです。
しかし、それでは大学生活を楽しめないので、少しでも興味ある授業を履修することが大切です。興味ある授業が多くなればなるほど、大学生活は楽しくなります。
また、興味のある授業は出席率が高くなり、単位が取りやすくなると考えられます。「楽に単位を取れるのか」ということよりも、「興味があるのか」ということを意識してみてください。
しっかりと単位を取る
大学では一定以上の単位を取得できなければ、進級できません。
その単位数は大学によって異なりますが、留年することを考えて、大学生活を送ることになると、楽しめない可能性が高くなります。
そのため留年の不安を抱く必要がないように、しっかりと単位を取ることが大事です。
単位を取れていれば、留年になる不安を抱くことなく、大学生活を楽しめます。
留年になる単位数は、大学の規則もしくは、教務課に確認をすると把握できます。
大学に行きたくない人は休学という選択肢がある
この記事では大学に行きたくないと感じる理由と対処法についてお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?
大学は自主性になるので、行きたくないと感じることが多いです。
大学に行きたくないと感じる理由としては「大学内に友達がいない」や「授業が楽しくない」などが挙げられます。
理由によって最適な対処法が異なるので、まずは行きたくないと感じる理由を考えてみてください。
そして、大学に行きたくないという気持ちが強い方は、休学するという選択肢があります。大卒資格は社会に出ると重宝されるので、退学することはおすすめしません。