大学の学食の料理には「賛否両論」様々な意見が飛び交っています。
しかし、現代における学食は、「ぐるなび」や「食べログ」などの有名グルメサイトが注目するほどの高クオリティで「美味い!」と叫びたくなるほどのモノです。
そこで今回は、関東圏と関西圏を中心に、「美味い!」と言いたくなる大学の学食ランキングベスト5をご紹介します。
日本有数の大学のおすすめ学食10選
関東圏おすすめ学食 ベスト5
1位:東洋大学/白山キャンパス
まずは東京都文京区にある「東洋大学/白山キャンパス」の6号館地下一階にある学食です。
こちらの学食は、早稲田大学にあるインカレサークル「学食研究会」が制定した「学食ランキング」で2年連続1位を獲得した実績を誇る学食界の王者です。
総座席数は驚異の1300席を確保しており、在学生の利用はもちろん、ランチ時を狙って訪れる一般人も余裕で席を確保することができます。
当学食にて出店している店舗は以下のものとなります。
- Curry mantra(インドカレー)
- Deli&Cafe(カフェ)
- Ciao! a Domani(パスタ専門店)
- 東京食堂 Oriental Kitchen(洋食店)
- 鉄鍋屋 Tokyo Kitchen(鉄鍋ごはん専門店)
- 窯焼き Kitchen(窯焼き料理専門店)
- 赤とん AKATON(韓国料理)
の7店舗からなる「フードコート」形式を採用しています。
その出店店舗が提供しているメニューのほとんどを、「1コインの500円」で注文することができます。
懐が乏しい学生にとって「500円」でおなか一杯食べられるというのは、非常に助かる価格設定ではないといます。
現在「コロナ禍」ということもあり、一部営業時間を変更しながらも「新型コロナウイルスガイドライン」記載のルールに従って営業しています。
大学HP:東洋大学
2位:東京大学/駒場キャンパス
次は国内最難関の大学として名高き「東京大学/駒場キャンパス」の「東京大学駒場ファカルティハウス」の1階にある「Lever son Verre(ルヴェ・ソン・ヴェール)駒場」という学食です。
こちらの学食では、「本格的フレンチ」を味わうことができる非常に珍しい学食として有名です。
「「本格的フレンチ」を味わえるっていうけど、やはり価格はお高いのでしょ?」
と思われる学生もいるでしょう。
確かに価格は安くても1,000円~2000円前後と、学食の平均相場よりも高く設定されています。しかし、この価格で「フレンチを味わえる」と考えた時、通常の本格フレンチ提供のレストランの相場価格からみれば非常に低下価格でお手頃といえます。
また店構えも緑に囲まれたテラス席が用意されており、店内内装も学食とは思えないほどの雰囲気を出しています。
また現在は「緊急事態宣言」発令に伴って臨時休業しています。
宣言解除後に営業再開が見込まれますが、今後の感染状況次第で変更する可能性は大いにありますのでご注意ください。
大学HP:東京大学
Lever son Verre(ルヴェ・ソン・ヴェール)駒場
3位:立教大学/池袋キャンパス
次は東京都豊島区にある「立教大学/池袋キャンパス」の「第一食堂」という学食です。
外装はレンガ造りで天井は高く、天気がいい日には外からは自然光が差してくる「クラシカルかつレトロな雰囲気」があります。
こちらの学食の売りは何と言っても、提供しているメニュー価格が1コイン500円前後で頂くことができる大変リーズナブルな価格設定をしている点です。
いずれも提供されているメニューの中には500円以下で頂けるものもありますが、当学食の最大の特徴はこの破格ともいえる価格設定のまま、シェフの日替わりランチと称した「本格的な洋食」を頂けることです。
また1点懸念されるのが「価格安いと料理の量も少ないのではないか」ということですが、問題はありません。
非常に安い価格帯でも満腹感を得られるほどの量を提供してくれます。
大学HP:立教大学
4位:明治大学/駿河台キャンパス
次は東京都千代田区にある「明治大学/駿河台キャンパス」の「スカイラウンジ暁」という学食です。
こちらの学食はビル型校舎「リバティタワー」の17階に店を構えており、東京の景色を楽しみながら食事を嗜むことができます。
提供されているメニューの多くが1コイン500円以下のものばかりで、平均的価格は400円前後と非常に破格な価格提供にあります。
通常営業時は夜7時まで営業をしているので、夜景を楽しみながらディナーにするのもいいでしょう。
コロナ禍である現在は、感染状況におうじて「福利厚生店舗」の平常営業をしておりませんのでご注意ください。
大学HP:明治大学
5位:國學院大學/渋谷キャンパス
関東圏の最後は東京都渋谷区にある「國學院大學/渋谷キャンパス」の「和(NAGOMI)」という和食中心の学食です。
こちらの「和(NAGOMI)」という学食の売りは香川県直送の讃岐うどんを中心とした和食を堪能することができます。メニュー価格は500円前後と学食価格の相場以内で和食を堪能できるのは、日本全国探しても「國學院大學/渋谷キャンパス」内にある「和(NAGOMI)」だけといってもいいでしょう。
また店名である「和(NAGOMI)」を重んじて店内には和傘や掘り炬燵など、日本の心を前面に押し出した雰囲気を出しています。
日本のことが好きな外国籍の友人がいらっしゃる方は、ぜひ一度遊びにいてもいいでしょう。喜ばれること間違いなしです。
またコロナ禍における「和(NAGOMI)」の営業は、一部営業時間に変動はあるものの「営業」しています。
また感染状況によって時間が変動する恐れがありますので、行かれる予定がある方は事前にHPのチェックを推奨します。
大学HP:國學院大學
関西圏おすすめ学食 ベスト5
1位:同志社大学/今出川キャンパス
まずは京都の最難関大学にして関関同立の1校に数えられている「同志社大学/今出川キャンパス」の「hamac de paradis 寒梅館」という学食です。
こちらの学食の内装デザインはインテリアデザイナーとして活躍されている「森田泰通氏」が手掛けたということもあり、学食の域を超えた内装デザインをしています。
そしてこちらの学食が提供しているメニューはハンバーグやカレー、パスタなどの洋食をメインにヒガワリランチの提供もしています。
価格はいずれも550円~となっているので学生の懐事情にも優しい値段となっています。
またランチタイムのみならず、ディナータイム営業もしています。
コロナ禍の現在は時短営業を実施しています。
大学HP:同志社大学
2位:神戸学院大学/ポートアイランドキャンパスB号館1F
次は兵庫県神戸市にある「神戸学院大学/ポートアイランドキャンパス」の「Restaurant Joli Port」という学食です。
こちらの学食は「神戸ポートピアホテル」が運営を務めるレストランでもあるので、在学生のみならず一般の方も利用することができます。
ホテル運営の学食兼レストランということもあり、ここからハーバーランドやモザイク、ポーアイしおさい公園を眺めながらの食事を楽しめます。
そして提供されているメニューは、「和食」「洋食」の2種類を柱とした「ホテル料理」を中心に低起用しており、価格は520円~となっています。またランチメニューともなれば700円~の提供となっているので、非常にリーズナブルな価格設定といます。
大学HP:神戸学院大学
3位:京都大学/吉田キャンパス
次は京都にある国立最難関大学の1校である「京都大学/吉田キャンパス」の「カンフォーラ」です。
こちらの学食は、当大学のシンボルである「時計台」の雰囲気をまんま残している「百周年時計台記念館」の正面に建っており、店名は「楠」の学名にちなんで付けられました。
そんな学食の売りは、「大学カレー界のレジェンド」と謳われたシェフが提供するカレーを頂けることです。
その中でも「ステーキカレー」というメニューは、カレーライス上にステーキを乗せた他の学食ではまず味わうどころかお目にすることはない1品です。
他にも、当大学には「ラトゥール」というフレンチを提供している学食や、リーズナブルな価格提供をしている「中央食堂」などのおすすめ学食を有しています。
大学HP:京都大学
4位:関西大学/千里山キャンパス
次は大阪にある「関西大学/千里山キャンパス」の「レストラン チルコロ」という学食です。
当学食は、千里山キャンパスの正門右手にある校舎4階に店を構えており、内装は明るく開放感に溢れています。
提供している料理メニューは、丼ものからパスタ、ビザなど「和洋」様々な料理を豊富に揃えて学生のみならず一般の方まで利用することができます。
また低起用している料理のほとんどに「ライス大盛り無料」が適用されているため、食べ盛りの学生にはおすすめの場所といえるでしよう。
大学HP:関西大学
5位:近畿大学/東大阪キャンパス
最後は大阪にある「近畿大学/東大阪キャンパス」の学食です。
当大学おすすめの学食は「DNS POWER CAFE」と「THE CHARGING PIT & DINER」の2店舗です。
当大学の学食のコンセプトは「心と身体両方の健康をサポートする場所」といった「学生の健康」に気を配っていることにあります。
サイコーのコンディションにある時こそ、サイコーのパフォーマンスができることを意識したメニュー料理を提供しています。
さらに「キャッシュレス決済」を導入しているので、利便性と健康志向を併せた「次世代型学食」として注目を浴びています。
大学HP:近畿大学
DNS POWER CAFE & THE CHARGING PIT&DINER
学食の醍醐味
ここまで関東圏と関西圏でおすすめの学食をご紹介してきました。
いずれも国内有数の大学の中から選ばれたものばかりです。
そんな「学食」の醍醐味というのはどういう点にあるのかと言うと、「価格安く高クオリティの食事を楽しめる」という点にあります。
学食が提供している価格相場いずれも「ワンコインの500円」からが多いです。この価格帯を基準に安くしたり、高くなったりしていきます。
価格が変わればやはり「味も変わるのでは」と懸念される方もいます。
その点は心配ありません。
昔と違い、今は料理人の腕もさることながら食材の質・味ともに良質なものばかりを取り揃えて調理しています。
また学食として提携を組んでいる店の多くが、有名系列店であったりもしますので信頼と実績があるといえます。
またもう1つ、「学食の醍醐味」には「食堂勤務のおばちゃんのあたたかな笑顔」でしょう。
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まとめ
以上が、関東圏と関西圏でおすすめの学食ランキングベスト5のご紹介でした。
「学食」と聞けば、利用できるのは「在学生に限る」という先入観があります。しかし、今回ご紹介した学食10選は「在学生」に限らず、「一般の方」の利用もできます。
なので、外出の際のお昼時に通ってみたり、ディナータイムを狙って通われるのもいいでしょう。
また現在は「コロナ禍」ということもあり、一部営業休止あるいは時短営業をしているところもあります。
もし、行かれる予定がある方は事前に「営業時間の確認」を取ってから、行くことをおすすめします。
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