大学4年生になって、就職活動も積極的にやってきたけど…え?単位が足りない?そんな時どうすればいいのか、やるべき事を徹底解説!留年確定したあなたも、心配なあなたもこれを見ればどうすればいいかが一目瞭然!留年に関することを徹底解説していきます!
大学卒業のための単位が足りない!そんな時はどうすればいいの?
留年するかもしれない…と思った時の対処法
焦ることは全くありません。まずは、自分で落ち着いて確認することが大切です。
本当に単位が足りていないのか。もうすでにアウトなのか、それとも実際はまだセーフなのか。まずは落ち着いてそこを確認しましょう。
様々な状況ごとに、様々な確認方法があります。ではどんなことを確認していけばいいのか、以下で詳しく見ていきましょう。
学事センターや教務室へ!
1つ目は、学事センターや教務課の所行って、単位について相談しに行きましょう。現在の自分の状況をしっかりと伝えた上で単位についての様々な仕組みについて聞いてみるといいです。
学事センターは学生の入学から卒業・終了までをサポートとする機関であり、単位についてだけではなく健康やハラスメントに関する様々なことを相談できる機関でもあります。
単位のことだけではなく大学生活でなにか困ったことがあったら、一度相談しに行くことをオススメします!
今からでも取れる単位がないか確認をする
その次に紹介するのは、いまから取れる単位がないかを再確認してみるということです。
大学によってそれぞれですが、秋学期から申請できる単位があったり履修の変更の融通が広く利く大学もあります。
更には、TOEICやTOEFLなどの点数によってそれが単位として認定されたり、基本情報技術者などのIT系の資格や日商簿記などの会計系の資格などを有していれば、それが単位として認められたりすることも少なくありません。
このように考えて見ると色々な可能性がありそうですよね。しっかりと隅々まで確認してみましょう。
ダメ元でも教授に相談してみる!
そして最後に、教授に確認や相談をすることです。
この授業のテストの点ひどいかもしれない…、この授業あんま出席してなかったな…と思う授業については特に有効です。
このままだと単位はあげることはできないと言われたとしてもまだ可能性があるかもしれません。いくらきょうじゅといえども教授だって人間なのです。
自分がどれだけ頑張って内定をもらったか、なんとかして卒業したいんだ、という気持ちをみせれば何かチャンスをくれるかもしれません。
例を挙げると、追課題やレポートを救済措置としてくれることがあります。その際は、教授にしっかりと感謝をして、それを結果として課題に表せるようにしましょう。
もう留年だ….留年決定後の行動
どんな手を尽くしても、既に留年を避けられない時もあります。「留年」という事実を突きつけられると、誰でもひどく落ち込んでしまうものです。
しかしなるべく早く、様々なことを処理していく必要があります。
どんなことから始めたらいいか、以下で詳しく説明していきます、もしかしたらこれを読んでいる人のなかには、すでに留年が確定しまっている方もいるかもしれません。そんな方は気持ちを強く持って行動し始めてみましょう。
内定をもらっていたら?内定は失効してしまうことが多い!
半年ないし1年間、インターンや説明会などに何度も足を運んで、お金も時間もかけて掴み取った内定…。
しかしどんなに頑張って勝ち取った内定でも、卒業できないとなると、その効力を失ってしまう場合が非常に多いです。
内定をもらった就職先にどのように報告するのが良いか、どんな対処の仕方をされるのかを以下で詳しく説明していきます。
なるべく早めに内定先に相談!
まず大切なことは正直になるべく早く現状を伝えることです。
企業側も採用人数を考えています。そのためたった1人でさえも新入社員が減ってしまうことが企業にとってのダメージに繋がることだってあります。
更には、ぎりぎりに企業に報告すれば自分の代わりを見つけることが難しくなり、自分の内定を取り消さないでくれるかもしれないと考える人もいるかもしれませんが、更に印象が悪くなり逆効果であると言えます。
よって、なるべく早く企業側に留年の事を伝えるべきです。
卒業するまで待っていてくれる企業もある?
中には内定をあげた学生が留年により卒業できなくなった時、内定を取り消さないでくれる企業もあります。
それはどういうことかというと、卒業するまで入社を遅らせてくれるということです。大学によっては半年の留年で、秋には卒業させてくれる大学もあります。
そのため秋まで待ってくれる企業や、秋までは非正規雇用として雇ってくれる企業があるのです。
企業側に留年を伝えるときに、「御社で働きたい」「秋まで待ってくれないか」などの旨を真剣に相談することによって以上で挙げたような措置を獲得できるかもしれません。
そのためにもなるべく早く企業に相談するようにしましょう。
来年度の人生設計をしっかり立てる
そして、するべきことの2つ目は、来年度の計画を完璧に立てるということです。
周りの同期の学生と比べて就職までに1年間という長い時間があるのです。
その時間をどう使うかということが今後の人生を大きく左右すると言えます。自分の好きなことを沢山やるのも良いと言えますが、単純に「もう1年遊べるドン!」と考えるのは勿体ないですし、将来後悔してしまうかもしれませんね。
実際に、世の中に名が知られている著名人の中にも留年している人は数多く存在します。
この一年間をどう使うかがあなたの人生に大きく関わってくることは間違いないです。
留年ではなく休学という選択肢もある!?
単位がたりなくて卒業できなかったら留年。これが一般的な考えです。
しかし、留年ではなく「休学」という選択肢もあるのです。これはどういうことを言うかというと、例えば4年生の春に単位を落としてそれが原因で留年となった場合のことを考えて見ると、もうこの単位は来年の春にしか取れないのです。
これを考えると、残りの4年生としての期間を休学してしまって来年1年頑張る方がいいのです。
しかし休学の手続きができる期間は限られているので、皆が皆休学を使えるわけで貼りません。
留年ではなく休学するメリット
休学という選択支は誰でも使えるわけではないですが留年ではなく休学という選択肢を取ることはとても多くのメリットがあります。。休学することのメリットについて大きく分けて3つの項目に分けて説明していきます。
完全に1年間留年するよりも学費が安い
まずは、学費についてです。休学と留年では多くの場合かかる費用が違います。
留年の場合基本的に50万~150万円程の普通の学費を払うので非常に高いです。それに対して休学だと、大学によりけりですが、10万円以下に収まる場合が多いので非常に安いと言えます。
留年よりも印象がいい
来年度の就職活動の際に、「留年」と履歴書に書いてあるよりも「休学」と書いてある方がいいと言えます。企業の人事の人も「人」であるので、印象と言うのはとても大事です。
そして、その印象がそのまま採用に関わってくることもあるので、たとえその期間に同じことをしていたとしても、「休学」と「留年」ではイメージが大きく変わってきます。
十分に自分のやりたい事に時間を当てられる
そして最後に自分のやりたいことに関して心置きなく時間をさけるということです。一度留年を経験しているとどうしても単位のことが気になってしまうのが普通です。
そのため、休学という状態を取ることによって、その期間心置きなく自分のやりたいことに時間と気持ちを割くことができます。
しかし、ここで大切なのは、先ほども少し述べた通り、増えた1年を遊びに費やすのは非常に非効率的です。
長期インターンをしたり資格を取ったりすることに多くの時間を割けるといいですね。この時間の使い方が将来の自分の進路を決めるかもしれません。
留年してしまう原因を振り返ることも大切
ここまで留年してしまったらということについて長らく述べてきましたが、最も良いことは、しっかりと4年で卒業することです。
大学生というのは、それまでの中学高校と違って、自分の時間をどう使うかについて自分でしっかりと管理しなければなりません。
多くの場合それが上手くできていない人が留年を経験してしまうのです。しかし、どんなにまじめな学生も留年の危険性があります。どんな原因が主としてあるのか以下で説明しましょう。
授業に出ていない
まず一つは、授業に出ていないということです。出席がある授業がある授業は勿論のことですが、それ以外にも授業には出ていた方がいい理由があります。
それは例えば、授業内でレポート提出のアナウンスがあった場合のことを考えると、それを知らないでテストを受けてももちろん単位は来ないでしょうね。
更には、授業にしっかりと出ていると、学生としての生活リズムをしっかり保ったまま生活できます。そうすれば、テストに寝坊することもないですし、レポート提出を忘れることもありません。
単位の数え間違い
そして、どんなにまじめな学生でも単位を落としてしまうことがあるということの主な原因は単位の数え間違いです。
卒業単位と言うのは、例え1単位たりなくても、20単位足りなくても留年は留年なのです。どうすればいいか、それは単位を多めに取得しておくことです。
そうすれば、たとえ何かミスがあった時の保険にもなりますし、多めに取っておいて損はありません。
陥りやすい単位の罠に注意
そして、卒業単位には多くの大学生を留年にはめてきた「罠」があります。
勿論大学にもよりますが、卒業単位数をたとえ超えていたとしても、各項目ごとの設定単位にすべての項目が達している必要があります。
つまり、履修を組むときに総単位数だけでなくて単位の種類をもしっかり考えて履修を組む必要があります。
最後に。留年はしないのが一番!
ここまで留年について様々なことについて述べてきましたが、留年はしないのがベストであると言えます。
留年して得られることもあります、がしかし、1年という貴重な時間を留年につかうのは時間の使い方として非効率的です。
そのため留年回避の可能性がある学生は精一杯努力して、規程の年数で卒業できるようにしましょう!