大学といえばサークル!大学には楽しそうなサークルがたくさんありますよね。
でも、サークルがありすぎてどれに入るか迷っていませんか?
良いサークルは、大学生活を楽しく充実したものにしてくれます。
しかし、入ると失敗してしまうサークルもあるのです。
それが「飲みサー」と呼ばれるサークルです。
この記事では現役大学生の筆者が、「飲みサーに入るとどうなるの?」「飲みサーの特徴と見分け方は?」「飲みサーに入らないためにどうやって選べば良いの?」という疑問にお答えします!
飲みサーに入って大学生活を棒に振らないために、ぜひ最後まで読んでみてください。
飲みサーとは?
飲みサーとは、サークル活動そのものよりも、飲み会がメインとなっているサークルのことです。
表向きはスポーツをするサークルですが、実際は飲み会ばかり…。
そんな、活動よりも飲むことが目的となっているサークルが「飲みサー」と呼ばれます。
飲みサーに入るデメリット5選
実際に「飲みサーに入ったらどうなるの?」と疑問に持ちますよね。
実は飲みサーに入ると大変なことがたくさんあるんです。
ここでは、そんなデメリットを5つご紹介します!
お金がすぐになくなる
飲みサーに入るデメリットとして、お金がすぐに無くなることが挙げられます。
大体、飲み会は1回に2~3千円かかります。
これが週に2回、月に8回程度あるとすると、月の出費は16000~24000円にものぼります。
一ヶ月にこれだけの額が飲み会で消えてしまうと、金銭的に厳しくなってくるのです。
「飲み会をするためにバイトで稼ぐ」という生活になってしまう可能性も。
飲みサーに入るととても大変です。
授業に支障が出る
飲みサーのデメリットとして、授業に支障が出ることが挙げられます。
飲んだ次の日は寝不足や二日酔いのことが多いですが、1コマから授業があると大変。
寝坊して出席数が足りずに単位を落とす人、出席だけ切って帰る「ピ逃げ」をする人が続出します。
単位は落としすぎると最悪留年です。
ピ逃げはバレると単位がもらえないなど、大きなペナルティが課されます。
このように飲みサーに入ると勉強に支障が出てしまうことが多いです。
飲み会のせいで勉強をしない習慣がついてしまうと、怠惰な生活になっていくので気を付けましょう。
充実した生活がおくれない
飲みサーに入るデメリットとして、充実した生活が送れないことが挙げられます。
飲み会が多くなると、飲み代を稼ぐためのバイト生活に。
バイトと飲み会ばかりの生活をしていると、何かに熱中して頑張ることができなくなります。
卒業時に周りが多くの経験をして成長している中、自分は「お酒に強くなった」「バイトを頑張った」しか言えることがないと辛いですよね。
これは就活も同じです。何かを頑張ったエピソードがないと周りに差を付けられず苦労します。
このように、飲みサーに入ると充実した生活が送れなくなるデメリットがあるので注意です。
体調を崩すリスクがある
飲みサーに入ると、体調を崩しやすいというデメリットがあります。
よくニュースで聞く「飲みすぎて救急搬送」が実際に起こりうるのです。
最悪の場合死に至る危険も。
肝臓や胃にも負担がかかり、色々な病気にかかりやすくなるので飲みサーに入る際は要注意です。
お酒をよく飲む人と学科内で有名になる
飲みサーに入るデメリットとして、「お酒に強い」や「お酒にだらしない」など学科内で噂されることが挙げられます。
実際はお酒に強くなくても、「飲みサーに入っている=お酒に強い人」と周りに思われてしまうのです。
入っているサークルで自分のイメージを決められてしまうのは辛いですよね。
しかしこのように、お酒を飲む人と噂になることがよくあるので、飲みサーに入る際は覚悟が必要です。
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飲みサーの特徴と見分け方10選
ここでは、実際に飲みサーを見分けるには何をチェックしたらいいのかをご紹介します!
飲みサーの特徴を10個紹介するので、自分が入ろうとしているサークルが飲みサーではないか確認してみてください!
毎週飲み会がある
飲みサーの特徴として、飲み会の頻度が多いことが挙げられます。
もちろんどのサークルも飲み会はありますが、毎週のように飲み会があるのは飲みサーの可能性が高いです。
必ずサークルに入る前に飲み会の頻度を確認しておいてください!
活動や練習がおろそか
飲みサーの特徴として、練習や活動がおろそかになっていることが挙げられます。
- 活動より飲み会の方が多い
- 練習に来ない人や頑張らない人が多い
- 活動の日程がしっかり決まっていない
- 飲み会にしか参加しない人がいる
などに当てはまる場合、飲みサーのことが多いです。
自分がしたい活動が本当にできるのかを知るためにも、上記のことを事前に確認しておきましょう!
チャラい先輩が多い
飲みサーは見た目が派手でチャラい先輩が多いです。
外見で人を判断するのは良くないのですが、実際にその傾向があります。
髪型や服装、化粧が派手な人が多いかどうか事前に確認しましょう!
悪い噂が多い
飲みサーはすでに「飲みサーである」と広まっている場合が多くあります。
「飲み会が多い」「コールをかけるなど良くない飲み方をしている」「男女関係が交錯している」など悪い噂が多かった場合、ほぼ確実に飲みサーです。
先輩の話している内容が飲み関係ばかり
飲みサーの特徴として、先輩の話す話題が「飲み関係」ばかりであることが挙げられます
例えばテニスサークルなのにテニスについてあまり話さず、お酒の話題ばかりだと飲みサーを疑うべきです。
先輩の話に聞き耳を立て、どんな話をしているか聞いてみましょう。
留年している先輩が多い
飲みサーは留年している先輩が多いです。
飲みサーに入っていると、寝るのが遅くなったり二日酔いになったりで授業に出られず、単位を落としてしまうことが多くあります。
そのため、留年している先輩が多いサークルは飲みサーであることが多いです。
新歓でお酒を勧められる
新歓でお酒を勧められるのは、高確率で飲みサーです。
本来1年生は未成年なのでお酒を飲んではいけません。
それにもかかわらず、お酒を勧められたり強要されたりする場合は、ほぼ確実に飲みサーです。
ただ、飲みサーであることがバレないように新歓では抑えるサークルが多いのが現実。
「飲ませてこない=飲みサーではない」と考えないように注意してください。
飲み会で事前に吐くための袋や部屋が用意されている
飲み会の時に吐くための袋や部屋があるのは、ほぼ確実に飲みサーです。
普通の健全な飲み会は、吐くことを前提に開催されません。
もし、新歓の時に袋や部屋があれば「飲みサー」であると考えていいと思います。
コールがかかる
コールがかかるのは、飲みサーの大きな特徴です。
コールはお酒を飲ますためのかけ声。
コールがかかる飲み会では、楽しく飲むのではなくとにかく量を飲むことを求められます。
新歓で自分は飲まされなくともコールがかかっていたり、飲まなければならない雰囲気が漂っていたりした場合は、飲みサーの可能性が高いので要注意。
お酒が飲めるか事前に聞かれる
飲みサーの特徴として、お酒を飲めるかを事前に聞かれることが挙げられます。
特に「飲めない」と答えた時に不穏な空気が漂ったらほぼ確実に飲みサーです。
話の流れで「飲んだことがある?」と聞くのはよくありますが、飲める量を聞くことは普通ありません。
お酒を飲まれるか聞かれた場合は飲みサーの可能性があるので注意してください。
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飲みサーに入らないために!サークル選びで注意すること
飲みサーに入らないためには、上記で述べた特徴に当てはまっていないかを確認するのが重要です。
ここでは、具体的に何をチェックしたらいいのかについてまとめました。
入りたいサークルが飲みサーでないか、事前にチェックしてみてください!
どんな先輩がいるか
飲みサーはチャラい人が多いので、まずは全体的に派手目かどうかチェックしましょう。
また、活動に来ている先輩の様子や、飲み会での先輩の様子をチェックして、飲みサーの特徴に当てはまっていないか確認してください。
先輩を見るためには、普段の練習と新歓どっちも行って把握して下さいね!
先輩たちの話の内容
先輩同士で話している内容をよく聞いておきましょう。
飲み会を多くしていると、飲みに関する話をたくさんしているはずです。
「飲み過ぎて潰れた」「誰かを潰した」「授業に欠席した」などの話をしていた時は要注意。
新歓や体験練習などでよく話を聞いてみましょう。
飲みサーの噂がないか
飲みサーの噂があれば高確率で当たっているので、必ず聞いておきましょう。
コツは普段から色々なサークルの噂を聞いておくこと。
色々な噂を聞いていると自分の入りたいサークルの名前が挙がった時にすぐ知ることができます。
サークルのパンフレットを確認
実は練習や新歓に行かなくてもパンフレットで飲みサーか分かるときがあります。
それはパンフレットに活動している写真がほとんどなく、飲み会の写真ばかりだったときです。
普通なら活動の写真が多くなるはずなので、飲み会ばかりだったときは注意してください。
「お酒が飲めない」と言って反応を伺う
飲みサーか確認するため、先輩に「自分お酒一滴も飲めないです」と話してみてください。
その時の反応で飲みサーかどうかチェックできます。
飲みサーで無ければ「大丈夫だよ!」と言ってくれるはずです。
しかし飲みサーだった場合は苦い顔をされたり入会しないように促されたりします。
飲みサーかチェックするために「お酒が飲めない」と話してみて下さいね!
飲みサーを見極めて充実した大学生活を送ろう!
本記事では、飲みサーの特徴やデメリット、そして失敗しないための見極め方法をお伝えしました。
お酒は適切な量を飲めば楽しいですが、限度を超えると身を苦しめるだけです。
自分を苦しめないためにも飲みサーは避けて、活動や練習を頑張れるサークルを選ぶのがおすすめ。
ぜひ自分の入ろうとしているサークルが飲みサーではないか確認して、幸せなキャンパスライフを送ってください!