大学4年で就活を何もしていないけれど大丈夫なのだろうかと悩む就活生はたくさんいます。
就活が解禁されてからも、「やりたいことが決まらない」「自分が何に向いているのかわからない」、時間的な余裕がなくて動けないといった人も少なくありません。
しかし大学4年で就活を何もしていなくても、今からできることはあります。
そこで今回は、大学4年で就活を何もしていない人に向けて原因と対策、今すぐやるべきことについてご紹介します。
これから内定獲得に向けて動きたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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大学4年で就活を何もしてない人が今すぐやるべきこと5つ
大学4年で就活を何もしてない人でも、これから巻き返すことは十分できます。
しかし、ほかの就活生と比べるとやはり遅れているので、より早く効率的に行動するべきです。
ここでは、大学4年で就活を何もしていない人がするべきことについてご紹介します。
大学4年で就活をなにもしてない人が今すぐやるべきこと
- 自己分析・業界研究を徹底する
- まだ募集している企業にエントリーする
- 就活エージェントを利用する
- 面接対策をおこなう
- 逆求人サイトに登録してみる
➀自己分析・業界研究を徹底する
「まだ就活を何もしていない!」といった方はまず、自己分析や業界研究を徹底しましょう。
自己分析をする目的としては、「自分に合う仕事や業界を探すため」「面接でのアピールポイントを明確にするため」などが挙げられます。
入社後のミスマッチや内定率も変わってくるので、自分自身の長所や短所、モチベーションのきっかけなどを掘り下げてみてください。
また企業・業界研究では、自分の納得のいく就活ができるようにするためには必ずやっておくべきことです。
反対に、「みんなが応募しているからなんとなく」「有名・人気企業だから」といった理由で就活を進めていくと失敗しやすいので注意しなければいけません。
世の中にはひとつの業界や職種ひとつとってもたくさんの企業があるので、「なぜ競合他社ではなく、希望企業で働きたいのか」の部分を話せるようにしなければ、なかなか採用にはつながりません。
面接で「将来〇〇の仕事に就きたい」「〇〇で働きたい」といったビジョンまで語れるようにすれば、より熱意も伝わるでしょう。
②まだ募集している企業にエントリーする
企業によっては秋・冬でも採用を続けているところはたくさんあるので、まだ募集している企業にエントリーしてみてください。
一般的に6月ごろになると内々定が出始める中、一部の企業が募集している理由には、「内定辞退後に空いた人を追加するため」などが挙げられます。
またメガベンチャーやベンチャーなどでは、つねに人材不足やもっと人を増員したい思いがあるため狙い目です。
「〇〇卒追加募集」「〇〇卒エントリー受付中」といったキーワードのあるところは、1年を通して採用をおこなっているので検索するときの参考にしてみてください。
なりふり構わず何社もエントリーするのもよくありませんが、最低でも10社以上はエントリーするのがベストです。
③就活エージェントを利用する
就活を何もしていない大学4年の就活生が内定獲得するためには、就活エージェントを利用するのが一番です。
就活エージェントとは、担当エージェントが一人一人の就活生の希望や適性に合った企業を紹介してくれるサービスです。
またサービスによっては、履歴書やエントリーシートなどの書類添削、面接対策などをおこなってくれるところもあります。
就活エージェントを利用するメリットには、自分では探しえなかった企業との出会いや選考を効率的に進められるところが挙げられます。
就活エージェントによっては、独自の非公開求人や一部選考が免除された特別選考ルートを案内してくれるところも!
最近では、オンラインでも対応してくれる就活エージェント・就活サイトも増えてきているので、地方の就活生も気軽に相談してみてくださいね。
すぐにでも内定をゲットしたいのであれば、「キャリアチケット」もおすすめです。
自分に合った求人を紹介してもらえるため、よりスムーズに選考に進みやすくなります。
LINEなどでの連絡のやりとりも可能のため、コンサルタントと連絡が取りやすいのも魅力的ですよね!
さらには最短で2週間以内に内定を獲得実績もあり、すぐにでも内定をゲットしたい人はぜひ登録してみてください
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④面接対策をおこなう
選考では必ず面接があるため、たとえギリギリからの就活スタートでも面接対策をおこなうようにしましょう。
とくに面接は練習を重ねれば重ねるほど、本番の面接の出来にもかかわってくるので場数はこなしておくと安心材料にもなります。
面接では以下のポイントを押さえてみてください。
- 表情や声のトーン、大きさ
- 見た目の清潔感(スーツのシワや汚れがないか)
- 面接官の質問に対して適切に答えられているか
- 丸暗記ではなく、自然体で話せているか
- 結論→理由など簡潔にまとめる
どれだけ素晴らしい経歴や学齢を持っていても、伝える能力がなければ内定にはつながりません。
採用担当者に「一緒に働きたい」「企業の求める人材にマッチングしている」「なんとなく雰囲気がいい」と思ってもらえることが内定へのポイントです。
就活エージェントやキャリアカウンセリングでは模擬面接が受けられるため、積極的に受けて自信にしましょう。
⑤逆求人サイトに登録してみる
就活サイトに登録するのもひとつですが、逆求人サイトに登録することでより効率的に就活をおこなえます。
逆求人サイトとは、あらかじめ就活生が履歴書やプロフィールのテンプレートに記入することで、内容に興味を持った企業から直接スカウトを受けられるサービスのことです。
つまり、就活生が企業を選ぶ就活サイトとはまったく逆のシステムということですね。
逆求人サイトに登録するメリットは、「自分から探す手間を省ける」「注目していなかった意外な企業や業界からもオファーが来る」「自分の強みが分かる」ものが挙げられます。
また、オファーをしてくれる企業はそもそも自分に興味・関心があるので、内定獲得しやすいのもおすすめポイントです。
「とにかく時間がない!」「より効率的に就活を進めたい!」方はぜひ登録してみてください。
大学4年で就活を何もしていないのはマズい?
大学4年で「何もしていないのは自分だけなのでは?」とつい不安になる就活生はたくさんいるはずです。
では実際、大学4年で就活を何もしていないのは本当にマズいのでしょうか?
ここでは現在の就活状況について掘り下げて、何もしていない人の割合について解説していきます。
大学4年生で就活を何もしていない人の割合
内閣府のデータによると、大学4年の4月ごろにはおおよそ90%以上の学生が業界・企業研究および企業にエントリーしている状況であるとされています。
つまり、大学4年で就活を何もしていない人の割合はかなり少ないということですね。
また、早期内定や就職内定率が高い方は、大学4年よりも早い大学3年の秋ごろからすでに就活を始めています。
早めの段階から準備・対策をしておくことで、情報も得やすいですし、余裕をもって自己分析・企業研究ができます。
結果的に大学3年でも4年からでも就職はできますが、やはり早い人と比較すると対策などが不十分になるなどハンデがあるのが現実です。
参考:内閣府ホームページ
大学4年で就活を何もしてない状況からでも内定獲得できる!
先にも述べたように大学3年から始めた方に比べると、大学4年から就活を始めた人はかなり出遅れている状況だといえます。
しかし、大学4年で就活を何もしていない状況からでも内定獲得は目指せます。
そこでここでは、大学4年からの遅い時期からでもなぜ内定をもらえるのかの理由について説明していきます。
➀3月まで採用活動をおこなう企業は多い
大学4年からでも内定獲得できる理由のひとつには、入社までの3月まで採用活動をおこなう企業は多いといったものが挙げられます。
一般的な企業であれば、3月からエントリーを開始し、10月の内定式に向けて6月ごろをピークに採用をおこなっているのがほとんどです。
しかし、「予定人数よりも募集が少なかった」「公務員落ちの学生を狙いたい」「内定辞退の学生文を埋めるため」といった理由で採用活動を継続する企業もたくさんあります。
たしかに時期が遅くなれば、求人数や企業数はかなり限られてしまいますが、探せば優良企業やホワイト企業とされるところも見つかります。
また、就活生の多くは大学4年の時点で内定をもらっているので、そこまで焦る必要はありません。
②内定獲得までの支援サービスはたくさんある
「大学4年からでも内定獲得できるの?」と不安な方も、世の中には内定獲得までサポートしてくれる就活サービスが充実しているので安心してください。
就活では、大手の就活サイトを利用して自分から企業を探すのがベターですが、より業界や職種に特化したサービスもあります。
たとえば、担当アドバイザーがひとりひとりの就活生の希望や条件に寄り添ってサポートしてくれる「就活エージェント」では、細かい業種や職種から自分に合った企業をもつけられます。
ほかにも、自分のプロフィールや履歴書などを入力することで企業から直接オファーが来る「逆求人サイト」では、自分から企業を探す手間を省けるので効率を重視する方にはおすすめです。
上記の求人サイトやエージェントを使うことで、大手就活サイトには載っていない非公開求人や優良企業に出会えるチャンスが広がります。
ほかの就活生よりも出遅れたと負い目に感じるのであれば、どの就活サービスを利用するかはかなり需要です。
有名だからととりあえず登録するのではなく、自分の希望や方向性に合ったサービスを選んでくださいね。
「大学4年で就活を何もしてない」となる原因4つ
ではそもそもなぜ、「大学4年で就活を何もしてない」状況になってしまうのでしょうか?
就活のスタートが出遅れてしまう原因には以下のものが挙げられます。
「大学4年で就活をなにもしてない」となる原因4つ
- 就活自体に不安を感じている
- 何から始めたらいいかわからない
- 時間的な余裕がない
- 就活関連の情報やサービスが多すぎて混乱している
➀就活自体に不安を感じている
就活自体に不安を感じていることから、なかなか就活のスタートが切れずに悩んでいる方もたくさんいます。
「ひとりで就活できるの?」「本当に内定獲得できるの?」「勉強と就活って両立できるの?」と心配な方は、就活エージェントに登録するのがおすすめです。
一般的な就活サイトとは異なり、ひとりひとりの就活生に合わせて相談に乗ってくれるので、自分の不安や心配なども解消してくれるはずです。
②何から始めたらいいかわからない
「就活って何から手を付けたらいいかわからない…」と迷って、ずっと何も手につかないまま大学4年になる週k津性も少なくありません。
自己分析や企業研究、エントリー、面接、SPI対策などの言葉を聞いたことはあっても、具体的な手順や何をすればいいのかよく知らないといったケースも多いはずです。
何から手を付けたらいいかわからなくて行動できない方は、キャリアカウンセリングや就活エージェント、就活サイトの利用がおすすめです。
就活の進め方だけではなく、エントリーシートの書き方や自己分析・企業研究の方法などについても教えてくれます。
③時間的な余裕がない
大学4年でも積極的にサークルやバイト、研究活動などによって、時間的な余裕がなくて就活ができないパターンもあります。
就活では自己分析・企業研究・面接対策といった事前準備だけではなく、企業説明会や面接などもあります。
一般的な企業であれば、面接選考は2~3回程度が平均的におこなわれるため、予定の調整がかなり難しくなります。
さらに地方から都心の企業へと就活したい場合、交通費を稼ぐためにアルバイトなどもしなければいけません。
ただし忙しいからと、希望企業や職種、業界の選考を受ける機会を逃すのはかなりもったいないことです。
やるべきことの優先順位を決めて、どうすれば就活が上手くいくかのスケジュールを綿密に立てるようにしましょう。
「とくに就活が活発化する時期はなるべくアルバイトやサークルを入れない」「研究発表の時期に合わせて就活する」など工夫してみてください。
④就活関連の情報やサービスが多すぎて混乱している
世の中にはたくさんの就活関連の情報やサービスがあり、なかにはかえって混乱する就活生もいます。
一昔前までは就活サービスは大手が中心でしたが、最近では就活サービスやエージェントなど多様化しています。
おすすめサービスで調べても、「結局どれがいいの?」「色々ありすぎてよくわからない」といった状態についなりがちです。
確かに就活サービスはいろいろな種類があり、それぞれメリットやデメリットが異なります。
どの業界を目指すかにもよりますが、大手の総合型求人サイトと就活エージェントもしくは業界に特化した就活サイトを併用するのがおすすめです。
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大学4年で就活を何もしてない人が注意すべきNG行動4つ
大学4年で就活を何もしてない人が何をすべきなのか、原因などについて解説してきましたが、反対に注意すべき行動はあるのでしょうか?
スタートが遅れた就活生が就活をするうえでやらないほうが良いことには以下のものが挙げられます。
大学4年で就活を何もしてない人が注意すべきNG行動4つ
- ほかの就活生と比べない
- 焦って企業選びをしないようにする
- 早々に諦めてしまう
- たまには思いっきり休むことも大事!
➀ほかの就活生と比べない
就活中はどうしても焦ってしまいがちが、ほかの就活生と比べないことが大切です。
たとえば、「自分はまだ何もできていないのに友人が内定をもらった」「有名・人気企業に決まった人がいる」などでうらやましく思ってしまいますよね。
しかし、他人の就活状況と自分を比べても良いことは何ひとつありません。
反対に、周りが決まり始めたからと自分も妥協して企業を選んでしまうと、入社後のミスマッチにつながる恐れがあるので要注意です。
自分のやりたいことや希望条件はほかの人と同じではありませんし、性格も違うので比べる意味はないのです。
「自分は自分、他人は他人」だと割り切って自分のペースで就活をおこなうことが大事です。
もしどうしても比べてしまうといった方は、就活中はSNSをなるべく見ないなどの工夫をするといいでしょう。
②焦って企業選びをしないようにする
いくら就活をするのが遅くなったからといって、焦って企業選びをするのはよくありません。
なぜなら、内定獲得のために妥協して企業選びをおこなうと、ブラック企業や入社後のミスマッチにつながる可能性が高くなるからです。
とくに卒業間近になると焦る気持ちから、「最短〇〇日で内定」「面接は1回だけ」の言葉に惑わされて、どうしてもほかの条件を見逃してしまいやすくなるので注意が必要です。
そうなると、せっかくの新卒カードが使えなくなりますし、転職活動を繰り返すことにもなります。
もちろん内定をもらえるに越したことはありませんが、「どこでもいいから就職したい」と投げやりにならないようにしましょう。
③早々に諦めてしまう
どうしても大学4年からの就活だと、始めるのが遅いからと「来年でもいいか」と思いがちですが、諦めるのはよくありません。
先にも述べたように、大学4年からの就活でも内定獲得は充分目指せます。
世の中には就職浪人やあえて留年するといった方法もありますが、空白期間があるとかえって就職が不利になるケースもあります。
さらに面接時には、「どうして空白期間があるのですか?」と必ず聞かれるので、しっかりとした答えを準備しておかなければいけません。
「まだ大丈夫」「もう少し先でもいいや」と先延ばしにすると自分を苦しめるだけなので、スター度が遅くてもなるべく早く行動に移すようにしましょう。
④たまには思いっきり休むことも大事!
遅いタイミングから就活をしたとしても、たまには就活抜きで思いっきり休むことも大事です。
大学4年から就活を始めた人はどうしても焦る気持ちから、過密なスケジュールにしてしまうなどどうしても無理をしてしまいがちです。
もちろん行動は早めがいいですが、やみくもにやったからといって必ずしも結果や内定につながるとは限りません。
ときには就活が上手くいかなくて、精神的にも身体的にも参ってしまうこともあるでしょう。
1日だけや1週間だけなど期間をあらかじめ決めて気分転換をすると、リフレッシュにもなり就活にも集中しやすくなるはずです。
大学4年で就活を何もしてない人におすすめの就活サイト
大学4年から就活を始める人や、「なかなか内定が取れない」といった方は就活サイトや就活エージェントを利用するのがおすすめです。
そこで今回は、大学4年で就活を何もしてない人におすすめの就活サイトについていくつかご紹介します。
大手の就活サイトと並行しながら利用するのもおすすめです。
➀キャリアチケット
キャリアチケットはレバレシーズ株式会社が運営する、「新卒エージェントランキング」ナンバーワンの実績を持つ就活サイトです。
掲載企業は少ないものの、「厳選された優良企業を紹介してくれる」「サポートが手厚い」と評判です。
またキャリアチケットでは、書類添削や面接対策などのフォローもしてもらえるので、早期内定を目指したい大学4年の就活生にはおすすめです。
- 書類添削や面接対策などサポートが充実
- 早期内定が目指せる
- 利用者(就活生)からの評判が高い
- 「第三者からのアドバイスが欲しい」「効率的に就活がしたい」
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②Offenbox
OfferBoxは大手からベンチャーまでを取り扱う、業界最大の逆求人サイトです。
実際に登録して利用する就活生も多く、なかにはエントリーシートや適性検査などが免除された特別選考ルートなどがあるのも魅力です。
また、OfferBoxでは独自の適性診断ツールもあるので、「自分の強みが分からない」「適職を知りたい」方はぜひ利用してみてください。
- 約10,000社以上の企業からスカウトが来る
- 大手企業からベンチャー企業まで幅広く取り扱う
- 自己分析ができるツールがある
- 多くの就活生が利用する逆求人サイト
大学4年で就活を何もしていない状況でも焦らず対策しよう!
今回は、大学4年で就活を何もしていない人に向けて原因と対策、今すぐやるべきことについてご紹介してきました。
大学4年で就活を何もしていないと、どうしても周囲の内定が決まり始めたときに焦ってしまいますよね。
しかし就活のスタートが遅れたとしても、これから挽回して内定獲得をすることはできます。
就活は他人と比べたりするのではなく、自分は自分のペースで進めていくことが何よりも大事です。
反対に焦って企業選びに妥協してしまったり、短期間で内定をもらえるところにエントリーすると、ブラック企業に決まる可能性が高くなります。
大学4年から始めて負い目を感じる人こそ、諦めたり投げやりで進めるのではなく、今回の記事を参考に就活を進めてみてくださいね。