一般的に24卒向けの就活解禁日は2023年の3月1日だといわれていますが、実際の企業ではもっと早い段階から「早期選考」をおこなうところもたくさんあります。
もちろん本命として企業を受ける人もいますが、早期選考を受けることで3月以降の選考に向けた場慣れ的な理由で受ける人も。
そこで今回は24卒の就活生に向けて、早期選考をおこなう企業や業界について紹介します。
さらに早期内定を獲得するコツなども解説いたしますので、「少しでもほかの就活生を差をつけたい」といった人は参考にしてみてくださいね。
24卒必見!早期選考・早期内定とは?
そもそも「早期選考って何?」と気になる方も多いはずです。
そこでここでは、早期選考の実情について解説します。
早期選考とは就活解禁日より前におこなわれる選考
早期選考は就活解禁日である3月1日よりも前に行われる選考のことです。
つまり24卒の就活生の場合だと、2023年の3月以前から選考を受けるということですね。
ちなみに、一般的な政府が提示する就活スケジュールは以下のものになります。
政府が提示する就活スケジュール(24卒の場合)
- 2023年3月~…エントリー・合同説明会開始
- 4月~…書類選考
- 6月~…本選考(面接など)
- 6月~10月…内々定、内定
- 10月ごろ…内定式
就活はいつから始めればいい?大学3年生春にスタートしないと手遅れに!?
早期内定とは本選考よりも前に内定獲得すること
早期内定とは、一般的な本選考の時期である6月1日よりも前に内定をもらうことを指します。
つまり24卒の場合だと、2023年の6月以前に内定獲得することですね。
大企業との人材競争に打ち勝ち、優秀な学生を確実に獲得するために早めに内定を出す企業は決して少なくありません。
企業が早期選考を採用する理由とは?
ではそもそもなぜ、企業が早期選考をおこなうのでしょうか?
企業が早期選考をおこうなう理由については、おもに以下の理由が挙げられます。
企業が早期選考をおこなう理由
- 即戦力のある学生が欲しい
- 選考時期を早めることで、選考期間を長くして優秀な人材を確保したい
- モチベーションの高い学生をとりたい
- 就活解禁後になると大手などと人材の取り合いになるので、早めに優秀な学生を確実にとっておきたい
早期選考をおこなう企業には、採用意欲の高い中小もしくはベンチャー企業が多い傾向にあります。
ほかにも外資系の企業も比較的、早期選考を採用する流れにあり、いずれにしても「即戦力を確保したい」「優秀な学生をとりたい」といった理由がほとんどのようです。
興味のある企業や業界がいつから選考を始めているのかは事前にきちんと把握しておくようにしましょう。
早期選考の内定率は低い?
では実際に早期選の内定率はどのくらいなのでしょうか?
最近では早期選考を採用している企業も増加してきており、実際に早期選考で内定を獲得した就活生も少なくありません。
「就活みらい研究所」が発表した2022年5月1日の内定状況によれば、おおよそ20%ほどの学生が内定をもらっているといわれています。
早期選考による内定率は年々増加傾向にあるため、決して早期選考だからといって「内定が決まりにくい」といったことはないのです。
ただし早期選考に落ちると、就活解禁日やその後の本選考などへのモチベーションが下がってしまうリスクも。
早期選考に落ちてしまっても、希望企業で再応募ができるのであればもう一度通常の選考を受けられるケースもあります。
もし再選考を受けるのであれば、企業研究や自己分析をもう一度おこない、選考に臨みましょう。
早期選考はまったく内定が出ないとったわけではありませんが、通常の選考と比べるとやはり内定率は低いのでそこまで落ちこむ必要はありません。
早期選考に万が一落ちても、切り替えていくことが大事です。
参考:就職プロセス調査(2023年卒)「2022年5月1日時点 内定状況」
24卒向け早期選考をおこなう企業を業界別に紹介!
では具体的に、早期選考をおこなう企業にはどんなものが挙げられるのでしょうか?
ここでは24卒に向けた、早期選考をおこなう企業について業界別でご紹介いたします。
大手企業からベンチャー、日系、外資系とさまざまあるので、興味のある業界がある方はぜひチェックしてみてくださいね。
24卒向け早期選考をおこなう業界・企業
- 外資系コンサルティング
- 外資系メーカ-
- 外資系企業
- メガベンチャー
- ミドルベンチャー
- 広告代理店
- 大手企業
外資系コンサルティング
コンサルティング業界は、日系・外資系問わずおもに高学歴の学生からの人気が高い業界です。
外資系コンサルティングの早期選考では、2022年(大学3年生)の9月・10月あたりから内定が出はじめます。
また、そもそも外資系コンサルティングには「戦略コンサル」と「総合コンサル」とがあり、2つには以下のような違いがあります。
種類 | 特徴 |
---|---|
戦略コンサルティング |
|
総合コンサルティング |
|
いずれのコンサルティングもおもに高学歴の学生を中心に優秀な人材が集中しやすく、入社難易度はかなり高めです。
また、とくに外資系のコンサルティングは、かなりの年収を見込めますが、その分実力主義である特徴があるのでやや離職率も高い傾向があります。
具体的に早期選考をおこなう外資系コンサルティングには以下の企業が挙げられます。
- マッキンゼー・アンド・カンパニー
- ボストン・コンサルティンググループ
- アーサー・ディー・リトル
- デトロイトトーマツコンサルティング
- アクセンチュア
- マーサージャパン
- アピームコンサルティング
- PwCコンサルティング、PwCアドバイザリー
- Strategy&
- ローランド・ベルガー
- A.Tカーニー
- ラザード・フレール
外資系メーカ-
海外資本もしくは海外に本社を置くメーカーのことを外資系メーカーと呼びます。
取り扱っている商材も家電や衣料品、食品、化粧品、航空、エネルギーなど幅広く、一度は耳にしたことのある企業もたくさんあるでしょう。
外資系メーカーの早期選考もまた、先にご紹介した外資系コンサルティングと同時期の2022年10月(大学3年生)の10月ごろから内定を出します。
知名度も高く、「海外スタイルで働きたい」「将来グローバルに活躍したい」「海外常駐も視野に入れている」といった方にはおすすめの業界です。
具体的に早期選考をおこなう外資系メーカーには以下の企業が挙げられます。
- エスティローダー
- 日本ロレアル
- ユニリーバ・ジャパン
- ネスレ日本
- GE(ゼネラル・エレクトリック)
- P&G Japan
- マースジャパンリミテッド
- ジョンソンエンドジョンソン
- スリーエムジャパン
- モンデリーズ・ジャパン
外資系投資銀行
外資系投資銀行とは企業向けに証券業務おこなう銀行であり、企業に対して資金調達や金融商品の売買、企業の合併・買収などのアドバイスなどをおこなう仕事です。
外資系投資銀行の早期選考は、2022年12月(大学3年生)の12月から内定が出るとされています。
具体的に早期選考をおこなう外資系投資銀行には以下の企業が挙げられます。
- ゴールドマンサックス
- UBSグループ
- バンクオブアメリカ
- モルガン・スタンレー
- J.Pモルガン
- バークレイズ
- ドイツ銀行
メガベンチャー
メガベンチャーとはベンチャーが成長した企業を指し、おおよその規模だと従業員数約500人~1,000人以上かつ時価総額500億円を達成している企業を指すとされています。
ベンチャーと大企業の両方の特性を持ち、おもにIT業界が集中していることから有名企業も多く、就活難易度はやや高めだといえるでしょう。
メガベンチャーの早期選考もまた2022年12月(大学3年生)の12月から内定が出ます。
具体的に早期選考をおこなうメガベンチャーには以下の企業が挙げられます。
- サイバーエージェント
- DeNA
- Gree
- ヤフー
- リクルート
- LINE
- ぐるなび
- メルカリ
- mixi
- 毎日放送
- 集英社
- ワークポート
- 読売新聞
- ラクスル
- コロプラ
- カカクコム
- テレビ東京
- サイボウズ
ミドルベンチャー
ミドルベンチャーとは事業として本格的に成長し始めた企業のことを指します。
100~1,000人の従業員規模となるため先ほどご紹介したメガベンチャーよりかはやや小さめだといえるでしょう。
ミドルベンチャーの早期選考は2023年の1月(大学3年生)の1月あたりから内定が出るといわれています。
具体的に早期選考をおこなうミドルベンチャーには以下の企業が挙げられます。
- クラウドエース
- じげん
- レバレジーズ
- one net
- Step House
- クックパッド
- UZABASE
「ベンチャーって不安定なのでは?」と心配される方も多いでしょうが、ミドルベンチャー~メガベンチャーはある程度将来も保証されているので成長意欲のある方にはおすすめです。
またベンチャー企業の多くは夏や冬のインターンに参加すると、そこから選考に進むケースがほとんど。
もしベンチャー企業の早期選考に応募したい方は、インターンのスケジュールからチェックしてみてください。
広告代理店
CMやWEB広告を扱い、なんとなく華やかなイメージのある広告代理店。
3月から始まる就活解禁日以降も学生からの希望度も高く、例年はかなりの高倍率になる人気業界のひとつです。
広告代理店は早期選考の中では遅く、2023年の5月ごろ(大学4年生)に内定が出ます。
なかには、特定の企業の専属といった広告代理店などもあるため、1社ごとの企業分析は欠かせないでしょう。
具体的に早期選考をおこなう広告代理店には以下の企業が挙げられます。
- 電通
- 東急エージェンシー
- JR東日本企画
- JR西日本コミュニケーションズ
- Ⅾ.Aコンソーシアムホールディングス
- ADKホールディングス
大手企業
日系の大手企業で就活ルールを守る企業であれば、早期選考であっても2023年の4月(大学4年生)の6月から内定を出すところがほとんどです。
一般的にほかの企業も6月は内定・内々定を出すタイミングですので、大手企業を確実に狙いたいと思う方は早期内定で内定を獲得しておくのがおすすめ。
早期選考の中ではかなり遅いので、心に余裕をもって取り組めるでしょう。
ただし大手企業を狙うと言っても業界はたくさんあるので、ひとつひとつの業界研究が重要となります。
具体的に早期選考をおこなう大手企業には以下の企業が挙げられます。
- トヨタ自動車
- パナソニック
- ソニーグループ
- 富士フィルム
- 味の素
- サントリーHⅮ
- 凸版印刷
- ソフトバンク
- 野村証券
- 資生堂
- デンソー
- 大日本印刷
- 日立製作所
- アサヒ飲料
- NTTデータ
- ドリームインキュベータ
- ニトリ
- 三菱商事
- ANA
- SMBC日興証券
- 関西電力
- 日本総研
- 三井物産
- JAL
- 明治安田生命
- 伊藤忠商事
- 東京海上日動火災保険
大企業は早期選考をおこなっているイメージがわかない人も多いでしょうが、上記のように数多くの大企業が早期選考を採用しています。
大企業でもモチベーションの高い優秀な学生を早めに確保しておきたいといった理由があるため、企業によっては大学3年生時の夏季インターンでそのまま早期選考を案内するところも。
とくに注目した学生には、リクルーターをつける企業もあるようです。
インターンの時点でおおよその目途をつけられている可能性が高いため、インターンでは参加するのではなく自己アピールの場だと思って臨みましょう。
早期選考のメリット
早期選考には就活生にとって、以下のメリットが挙げられます。
早期選考のメリット
- 面接対策に役立つ
- 早期内定が安心材料になる
- 優遇ルートを案内してもらえる可能性が高い
➀面接対策に役立つ
早期選考に応募することで面接の雰囲気を体験できるので、本選考の面接対策に役立つメリットがあります。
とくに早期選考であらゆる業界の面接の場数を踏めば、たとえ内定が出なくても徐々に採用担当者が求める答え方や自己アピールの仕方が学べるので何らかの収穫はあるでしょう。
人前で自分の経験や長所、短所などを伝えるのは、とてもすぐにできるわけではありません。
「早期選考で必ず内定したい!」と意気込むのも大事ですが、本選考で第一志望に内定するための練習の場だととらえて挑戦してみるのもおすすめです。
②早期内定が安心材料になる
早期選考によって1社でも内定が決まれば、ひとまずの安心材料になります。
就職活動はなかなか内定が決まらず選考が長期化してしまうと、精神的にも経済的にも不安になりますからね。
また早期内定は、自身の安心材料になるだけではなく他社の選考にも役立ちます。
1社でも内定が決まっていれば、「優秀な学生である」「就職に対して意欲的である」といったことを採用担当者にアピールできます。
したがって、どの業界・業種関わらず受けるのではなく、早期選考でも実際に働いてみたいと思える企業を受けるようにしましょう。
③優遇ルートを案内してもらえる可能性が高い
企業にもよりますが、早期選考を受けるメリットには通常の本選考とは異なる、優遇ルートを案内してもらえる可能性が高いことが挙げられます。
たとえば、グループディスカッションやエントリーシートの免除など。
なかには、集団面接や1次面接・2次面接などを省いて、代表面接や最終面接に案内されるといったところも。
もちろんどの企業も特別なルートを用意しているわけではありませんので、過去の早期選考の流れやどの選考が具体的に免除されるのかをしっかりと把握するようにしましょう。
早期選考のデメリット
早期選考にはメリットもありますが、デメリットもあります。
ここでは、早期選考のデメリットやリスクなどについてご紹介します。
早期選考のデメリット
- 本選考を受けられない可能性もある
- 準備不足だと失敗しやすい
- 「オワハラ」を受けるおそれがある
➀本選考を受けられない可能性もある
先ほどは、早期選考を受けて落ちても3月以降から始まる本選考を受けられると記載しましたが、なかには本選考を受けられない企業もあります。
したがって受ける企業が早期選考に落ちても、もう一度本選考にチャレンジできるかどうかについては事前にきちんと確認しておくようにしましょう。
またそれでも確認ができないといった場合や、早期選考を受ける際は「一度きりである」という気持ちで臨むがいいでしょう。
②準備不足だと失敗しやすい
早期選考では選考時期が通常よりも早い分、準備不足による失敗が起きやすいデメリットが挙げられます。
とくに早期選考ではまだ情報も少なく、「面接や書類対策が不十分である」「経験数が少なく、選考の雰囲気になじめない」といった状況に陥りがち。
ほかにも自分自身の強みやアピールができずに、不完全燃焼で選考がいつの間にか終わってしまったなんてこともあります。
ただし逆に言えば、ほかの就活生も同じような状態のなか万全の準備をしていれば、注目されやすいといった見方もできるでしょう。
早期選考を受ける際はなかなか情報収集が大変ですが、OB・OG訪問やインターンへの参加などをして対策をおこない、自身のガクチカなどをブラッシュアップする必要があります。
③「オワハラ」を受けるおそれがある
早期選考では内定も早く決まるため、企業によっては「オワハラ」を受けるおそれがあります。
オワハラとは「就活終われハラスメント」を略した言葉で、企業が内定を出した就活生に対して他社の選考辞退などを促し、企業に強制的に入社させる行為のことです。
つまり、企業が就活生を他社に流れてしまわないように囲い込むということですね。
先ほども述べたように、企業が早期選考をおこなう理由には「優秀な学生を確実に採用したい」といったものが挙げられます。
早期選考を受ける企業への志望度が高ければ問題はありませんが、「もう少しほかの企業も見てみたい」「実は第一志望ではない」といった方は悩ましいところでしょう。
24卒が早期選考を受けるルートとは
では、具体的に24卒の学生が早期選考を受けるルートにはどんなものが挙げられるのでしょうか?
ここでは、24卒の学生に向けて早期選考・早期内定を獲得するためのルートについてご紹介します。
24卒が早期内定を獲得するルート
- 逆求人型サービスからオファーをもらう
- 就活イベントに参加する
- リクルーター面談
- 動画型スカウトサイト
- OB・OG訪問
- インターンシップに参加する
➀逆求人型サービスからオファーをもらう
早期選考を目指すのなら、逆求人型サービスからオファーをもらうといった方法がおすすめです。
逆求人サイトとは、プロフィールに入力しそれを見た企業から直接オファーが来る就活サイトのことです。
プロフィールに自分の学歴や経験などを記載すれば、そこからは自分では何もしなくても待つだけでいいので、自分で探す手間も省けます。
また、企業が事前に学生の情報を知ったうえでスカウトしてくれるので、内定につながりやすいといったメリットも!
今回は、「逆求人型サービスはどこを選べばいいの?」という方のために以下の4つのサービスをご紹介します。
おすすめの逆求人型サービス
- OfferBox
- キミスカ
- dodaキャンパス
- Job-T
OfferBox
OfferBoxは業界1位の逆求人型サービスです。
経済産業省やマイクロソフト、コクヨ、日産自動車といった大手からベンチャーまでおおよそ10,000社以上の企業からオファーが来るのでより効率的に早期選考を進めたい方におすすめ。
実際にOfferBoxを利用した就活生は、平均して約10件~25件程度の企業からオファーが来ているとされています。
したがって、「学歴に自信がない…」と悩む学生は安心して利用できます。
また、通称では必要となるエントリーシートや適性検査などを免除した特別枠選考やインターンシップへの招待をされやすく、内定につながりやすいメリットも!
単に企業からスカウトが来るのではなく、「どこを魅力と感じたのか」などを具体的にコメントをしてくれるので気になる方はぜひ登録してみましょう。
おすすめポイント
- 大手~ベンチャーまで、10,000社以上が参加
- 経済産業省やマイクロソフト、ニトリなどといった知名度の高い企業からもオファーが来る
- 就活生の3人に1人が利用するほど人気が高い
- 特別枠選考やインターンシップへの招待がくるので内定獲得しやすい
キミスカ
キミスカは逆求人サイトのなかでも、おもに大手企業のグループ会社や中堅・ベンチャー企業などに強みをもつ逆求人型サイトです。
ミスカには、「ゴールド」「シルバー」「ノーマル」の3つの段階によってスカウトが来るシステムとなっており、ゴールドになればより厳選された企業からのオファーが来ます。
スカウトの種類や数によって、企業の本気度や目視できるのも魅力です。
またキミスではおおよそ150の質問に答えることで、自分の性格だけではなく、適職や長所、短所などもわかります。
自己分析を掘り下げたい方にはおすすめですし、実際に利用した就活生からも「当たっている!」と評判です。
おすすめポイント
- 大手企業のグループ会社、中堅~ベンチャー企業からオファーが来る
- 制度の高い自己分析や適職診断を受けられる
- 穴場の優良企業が多い
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- 日本唯一のワークサンプルテストを受けられる逆求人型サービス
- 学歴ではなく、仕事に直結するスキルでオファーが来る
- 自己分析が深くできる
- 大手~中小、ベンチャー企業からスカウトが来る
- 書類・面接対策に特化したイベントを開催
②就活イベントに参加する
早期選考を効率的に進めるには、就活イベントに参加するのもひとつです。
とくに24卒向けの就活イベントに参加すれば、早期選考・早期内定に積極的な企業が参加している可能性が高く、運が良ければそのまま特別な選考ルートを案内してもらえることも。
ほかにも就活イベントでは、グループディスカッションの練習やフィードバックをしてもらえるので「グループディスカッション対策がしたい!」といった方にもおすすめです。
ミーツカンパニー
ミーツカンパニーとは、数多くの優良企業と出会える合同説明型のイベントを全国で開催するサービスです。
春から秋にかけて約1,000回以上の就活イベントを開催しており、履歴書1枚で気軽に参加できるのも魅力。
イベントは全国の主要都市で開催されていますが、ほかにもWEB面談にも対応しているので地方の方や少しでも交通費を節約したい就活生にはおすすめです。
就活イベントではグループディスカッションの練習ができるだけではなく、企業の採用担当者から早期選考に案内してもらえるとメリットもたくさんあります。
おすすめポイント
- イベント後に専任リクルーターが3,500社の中から自分に合った企業を紹介してくれる
- グループディスカッションの場数が踏める
- 即日内定をもらえることがある
- 数多くの優良企業と出会える
- 全国どこからでも就活サポートが受けられる
③リクルーター面談
早期選考に乗るルートには、リクルーター面談に参加するといった方法も有効です。
リクルーターとは、入社まで学生の採用活動やサポートをおこなう人のことです。
おもに書類選考やインターンシップ後などに面談の依頼をするケースがほとんどですが、企業の会社説明会に参加すれば、企業の社員がリクルーターとして面談をおこなうケースもあります。
リクルーター面談では、おもに就活の相談や企業の選考情報といったもののほかに、リクルーター自らの推薦により企業の早期選考ルートへの案内をされることもあります。
なおリクルーターによる早期選考ルートでは通常のルートとは異なり、書類選考やグループ面接を省いた特別なルートを紹介してくれることも!
「短期間で内定獲得したい!」といった方はぜひ、リクルーター面談を経由して早期選考に進むことをおすすめします。
④動画型スカウトサイト
あまり聞きなれないでしょうが、動画型スカウトサイトで企業を探すのも早期選考ではおすすめの方法です。
動画型スカウトサイトでは企業説明を映像を視聴するだけで知れるだけではなく、自己PR動画を作成すればエントリーシートなしで特別選考に進めるといったメリットもあります。
ここでは「JOBTV」と呼ばれる動画型スカウトサイトについてご紹介します。
JOBTV
JOBTVとは、映画やドラマを見るときと同じような感覚で業界・企業研究できると、就活生から人気を誇る動画型スカウトサービスです。
「就活版ネトフリ」と呼ばれるほど使い勝手と見た目が良く、どの業界や企業も無料で見放題といったところが特徴です。
JOBTVには実際、コクヨや電通、マツダといった大手企業をはじめ、特に就活生に人気の企業250社以上の企業説明動画が配信されています。
また自己PR動画を登録すれば、動画を視聴した企業が直接エントリーシートや適性検査免除など早期選考につながるインターンなどのスカウトが届くのも魅力。
書類対策ももちろん大事ですが、学生時代に動画編集や撮影の経験のある学生なら評価してもらえる可能性も高いため、ぜひチャレンジしてみてください。
おすすめポイント
- ネットフリックス感覚で業界・企業研究ができる
- 学生に人気の企業から知らなかった企業についても知れる
- 自己PR動画を作成すれば、動画を見た企業から早期選考やインターンなどのオファーが来る
- 約250社以上の企業の説明が無料で見放題
- 動画編集や撮影が得意な学生におすすめ
⑤OB・OG訪問
早期選考に乗る方法として、OB・OG訪問によって情報を聞き出すのもおすすめのやり方です。
OB・OG訪問とは本来、興味のある業界や企業で働いている先輩社員を尋ね、実際の仕事内容や社風、働き方などを聞き出すことです。
基本は企業・業界研究を目的としているケースがほとんどですが、リクルーターが付く企業にOB・OG訪問をすればそのまま早期選考に案内されることもあります。
実際にOB・OG訪問で直接採用担当者と話をすることで、早期選考ルート・早期内定につなげた人も多くいるので、「効率的に早期選考に進みたい」「かなり狙っている企業がある」といった方にはおすすめです。
またたとえ早期選考につながらなくても、企業の採用基準などを教えてくれるメリットもあるので、OB・OG訪問で得られるものは多いでしょう。
OB・OG訪問で聞いておくべき質問例56選!パターンごとに紹介
⑥インターンシップに参加する
早期選考に乗るためには、インターンシップへの参加が有効です。
なぜならインターンシップに参加すれば、企業の限定イベントや早期選考に招待してもらえる可能性が高くなるからです。
またインターンシップに参加した学生の多くは選考においても優遇されることも多く、たとえば書類選考や適性検査、面接の回数が一部免除されることも少なくありません。
インターンには短期のものと長期のものがありますが、より企業や業界のことを深く知りたいといった方は長期インターンがおすすめです。
ここでは、早期選考につながるインターンを見つけるためにおすすめのインターン専用のサイトについて以下の2つをご紹介します。
- インターンシップガイド
- ユアターン
インターンシップガイド
インターンシップガイドは株式会社futurelaboが運営する、インターン専用のサイトです。
就活生のみの利用に限らず、大学1・2年生からでも参加できるインターンを紹介してくれるので、より早い段階から就職活動に向けて行動したい方にはおすすめ。
またインターンシップガイドに自分のプロフィールを記載すれば、企業側から直接オファーがくるのも魅力です。
オファーが来れば、一部の選考が免除になったり、通常よりもスムーズにインターンに参加できるといったメリットもあります。
さらに、実際にインターンに参加した経験のある学生のインタビューも掲載されているので、「どの企業や業界がおすすめなの?」と悩む人や、「エントリーシートや面接の対策をしたい」といった方も必ず参考になるはずです。
おすすめポイント
- 年間50万人以上の学生が利用している
- 就活生だけではなく、大学1・2年生から参加できるインターンがある
- 学生目線の情報が掲載されているので参考になりやすい
- 企業志向の学生向けやビジネスコンテスト形式のものなど多種多様なインターンシップ情報が掲載されている
- 企業から直接オファーが来る
- 地方のインターンシップ情報が少ない
ユアターン
ユアターンはインターン情報の検索方法から選考突破までサポートしてくれる、インターン初心者に優しいインターン専用のサイトです。
マーケティングや営業、エンジニア、コンサルティング業界といった就活生に人気の長期インターンから、短期でのインターン情報、企業の説明会など幅広い情報が掲載されています。
希望者にはオンライン面談でインターンに関する不安や悩み、エントリーシート・面接突破のコツなどを個別相談できるのも魅力です。
「インターンに参加したいけど、何から始めたらいいかわからない」「初めてのインターンで不安」といた方はぜひ利用してみてください。
おすすめポイント
- インターン検索から選考突破まで丁寧にサポート
- インターン初心者におすすめ
- オンライン面談、個別面談できる
- 長期・短期インターンなど、さまざまな業界を紹介してくれる
- 15の質問に答えるだけで、適職が分かる「適職診断」を受けられる
- 自分に合ったインターン先を見つけられる
24卒が早期選考に臨む際の対策5つ
せっかく早期選考に進めるのなら、1社でも内定を勝ち取りたいですよね。
とくに早期選考の場合はまだ情報も少なく、選考を受ける人はかなり就活へのモチベーションが高いと考えられます。
そこでここでは最後に、24卒が早期選考に臨む際にやっておいたほうが良いことや対策などについてご紹介します。
「早期選考で勝負をかけたい」「早期内定で安心したい」といった方はぜひ参考にしてみてくださいね。
24卒が早期選考に臨む際の対策5つ
- 就活エージェントを利用する
- 自己分析
- 志望動機に説得力をもたせる
- ES・面接対策
- 早期選考につながるインターンシップに参加する
➀就活エージェントを利用する
24卒で早期選考・早期内定を目指すのなら、就活エージェントを利用するのがおすすめです。
就活エージェントでは、業界や企業に特化したキャリアアドバイザーからエントリーシートや面接対策をしてもらえます。
また「そもそもどこの企業が早期選考をしているの?」「自分にはどの業界が向いているの?」といった悩みに対しても、ひとりひとりの性格や条件に合った企業を紹介してくれるメリットも!
さらに就活エージェントによっては、非公開求人と呼ばれる通常では紹介してくれない企業も紹介してもらえます。
非公開求人なら、公募の早期選考には出回らない特別選考ルートなども受けられるため、よりスムーズに早期内定を目指せるでしょう。
ただし早期選考でも、人気の業界や企業の求人は集中しやすいため、倍率が上がらないうちに登録しておくことをおすすめします。
②自己分析
早期選考で内定を獲得したいのなら、徹底的に自己分析をして自分の強みを効果的にアピールできるようにしなければいけません。
通常の選考でも変わりませんが、企業側は「自社で活躍してくれそうな人材かどうか」「学生の性格や考え方が社風と合っているかどうか」などを内定の基準にしています。
自分の長所や短所が分かっていても、志望する企業や業界で求められている人物像に合わなければなかなか内定獲得は難しいでしょう。
とくに面接において必ずといっていいほど聞かれるガクチカや自己アピールについては、「どうしてそれが強みだと感じるのか」が分かる具体的なエピソードなどがあるとより説得力が増します。
自己分析については、これまでの学校生活や過去に経験したことなどを振り返るのもいいですが、就活サイトなどが提供している自己分析ツールなどを利用するのもおすすめです。
自己分析ツールを使えば、自分では気づかなかった長所や短所が分かるだけではなく、「どんな職業や業界に向いているのか」といったものも見えるので、ぜひ選考前に終わらせておきましょう。
業界研究は就活を成功させるために超重要!具体的な方法とポイントを解説!
③志望動機に説得力をもたせる
長所や短所、自己アピールならばほかの企業でも使えるものもありますが、志望動機は1社ごとに考える必要があります。
志望動機の内容によって準備ができているかどうかがはっきりわかるため、企業に「ぜひ採用したい!」と思わせられるように説得力のある志望動機をつくるようにしましょう。
説得力のある志望動機を作成するには、企業・業界研究が何よりも大事。
また、「会社で自分はどんな働き方をしたいか」「なぜ競合他社ではなく、選考を受ける企業を希望したのか」のポイントをおさえて考えると、より人物像が見えやすくなるでしょう。
さらに、今すぐ達成できなくても「将来こうなりたい!」といったビジョンまで話せれば、ほかの就活生とも差をつけられます。
④ES・面接対策
早期選考でも内定獲得には、選考対策は必須です。
選考対策と聞くと良く面接対策ばかりする人も多いですが、実はエントリーシートやグループディスカッションなどの対策も重要。
なぜならエントリーシートは企業が一番はじめに見るものだからです。
とくに必ず聞かれるガクチカや自己PR、志望動機の部分では、結論から書くことと企業に熱意をいかに効果的に伝えられるかがポイントになります。
また面接やグループディスカッションは、とにかく回数を重ねることが何よりも上達のコツです。
とくにグループディスカッションでは、あらゆる役割でも対応できるようにしておくといいでしょう。
さらに面接に関しても用意してきたことをそのまま伝えるのではなく、自分の言葉で自然に伝えられるよう何度も練習を重ねるように準備しておきましょう。
就活の面接で落ちる理由を徹底解説!やってはいけない行動と受かるコツを紹介!
⑤早期選考につながるインターンシップに参加する
先にも述べたように、インターンシップの中には早期選考・早期内定につながる企業もたくさんあります。
したがって、早期選考につながるインターンシップに参加するのは早期内定にはかなり有効だといえるでしょう。
とくに外資系コンサルティングでは内定も早いですし、実際にもインターンに参加していることが本選考への条件としている企業もあるので注意しなければいけません。
また、国内企業でも大学3年生時のインターンがそのまま選考に直結したり、早期選考に招待されるなんてことも!
インターンシップの情報については、先ほどご紹介した「インターンシップガイド」や「ユアターン」などがおすすめなので、ぜひ利用してみてくださいね。
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~まとめ~24卒の早期選考は準備が大事!
今回は24卒の就活生に向けて、早期選考をおこなう企業や業界について紹介してきました。
早期選考を採用する業界は開始系企業をはじめ、国内ではベンチャー企業が多い傾向にあります。
企業は本選考が始まる3月1日よりも前に、「優秀な学生を早く採用したい」「ほかの企業に取られる前に確保しておきたい」といった目的で早期選考おこなっています。
早期選考で1社でも内定を獲得できれば精神的にも安心材料になりますし、本選考でも余裕をもって選考を受けられるためぜひチャレンジしてみてくださいね。