1dayインターン参加時の服装は？特別な理由・指定がない限り「スーツ」が無難！｜キャリアに役立つ情報メディア

1dayインターンの参加が決まったら、開催当日に向けて準備を進めていきます。

しかし、多くの学生がピタッと手を止める瞬間があります。

それがインターン当日の服装です。

「会社に出向くから、スーツでいくのが無難」

とは言いますが、「服装自由」や「私服指定」などの文言があった場合、本当に「スーツで行く」のか正解なのか、不安ですよね。

「私服参加して、自分だけ浮くのはちょっと…」

「服装自由って言っている企業は何を意図しているのか…」

そこで今回は、1dayインターンに参加するときの服装、「私服指定」「服装自由」の文言が指し示す意図について解説していきます。

1dayインターン参加時の服装
1dayインターンの服装はコレで決まり！
どうして着ていく服に迷ったら
- 去年のインターンの様子を見てから決める
- どうしても決まらないときは担当者に問い合わせる
オンライン形式の1dayインターンもオフライン同様の認識で問題ない
まとめ

WEBマーケティングに興味のある方必見

1dayインターン参加時の服装

ここでは、1dayインターンに参加するときの服装について解説していきます。

「私服指定」などの文言がない限り、「スーツ」が無難

1dayインターンに参加するときの服装は、参加要項に「私服指定」などの文言がない限りスーツで参加するのが無難です。

当日参加者も自分と同じく、上下黒のスーツで参加するのが安全と、考えて参加しますので、浮くことはないでしょう。

「私服指定」で企業が見ているもの

1dayインターンの参加要項に「私服指定」など、インターン参加におけるドレスコードを課している場合があります。

「私服指定」を設けている企業は、学生の「個性」を見ています。

なので、指定がある場合はスーツではなく、「指定された服装」で参加しましょう。

もし、指定された服装に従わず「スーツ」で参加した場合、「ルールを守れない人」として見られてしまいます。

またここでいう「私服」とは、学校へ行くときにきていくような服装ではなく、「カジュアルオフィス」という服装で参加します。

あくまで「会社に出向く」ことを意識して「私服」を選びましょう。

「服装自由」に込められた意図とは？

1dayインターンの参加要項には「服装自由」という文言もあります。

この場合は、「カジュアルオフィス(私服)」でも、「スーツ」のどちらを着て参加してもいいとされています。

ただしこの「服装自由」っていう言葉には、ある4つの意図が隠されています。

【服装自由に隠された意図】

慣れないスーツを着て緊張させないため
学生の個性・人柄を見ている
社風に合わせている
TPOを弁えているかどうか

意図①慣れないスーツを着て緊張させないため

就職活動における「インターン」は、企業との接点を作る最初のステップです。

そのため、学生の中にはスーツを着慣れていない方もいます。

「会社に出向く」っていうだけでも、緊張するのに「正装」で出向くとなれば、緊張は加速します。

そんなガッチガチに緊張した学生を見るより、落ち着きある普段通りの姿を企業は見たいと考えています。

学生も着慣れない服装で行くよりも、着慣れた服装に近いもので会社に出向けば緊張せず、落ち着いた姿でインターンに参加できます。

意図②学生の個性・人柄を見ている

参加者全員が上下黒、似たような髪型では、まるで「無個性」かつ「量産型」で見分けがつきにくいです。

1dayインターンの多くは、本選考に影響しないものが多いです。

しかし、企業に自分の顔と名前を覚えてもらうためには、他の参加者よりも目立つ必要があります。

髪型やしゃべり方、質疑応答など「個性」を出せる場面は、インターン開催中いくらでもありますが、「服装」が周りと同じでは、印象が薄くなりがちです。

そこで企業は「服装」を判断材料にして、学生1人1人の個性と人柄を見ています。

意図③社風に合わせている

企業の中には「スーツ」に捉われず、普段からTシャツやジーパンなどの私服で出勤したり、カジュアルオフィスで出勤している社員がいます。

このように自由な服装で出勤することを売りにしている企業のインターンに、スーツ姿で行くと逆に浮いてしまう場合があります。

意図④TPOを弁えている

「服装が自由」でも、最低限の「TPO」を弁えているかどうかで企業から寄せられる視線、印象が大きく変わります。

「自由」って言ってもあくまで「常識の範囲内に当てはまる服装で参加する」ことを前提に話をしています。

「私服」といえば、「普段登校するときにきている服装」をイメージする学生が多いですが、企業が言う「私服」は「カジュアルオフィス」を指しています。

しかし一部企業では、普段着での参加OKなどの「例外」も存在します。

とどのつまり、「TPO」を弁えているかどうかを判断する同時に、「自分で考え抜く力があるかどうか」も見られているのかもしれません。

1dayインターンの服装はコレで決まり！

ここからは、1dayインターンに参加するときに、着ていく服装の判断基準について解説します。

「指定がない」時はスーツで参加する

インターン参加要項に「私服指定」がない限り、スーツでインターンに参加するのが無難です。

上下黒のスーツに男性なら黒の革靴、女性なら黒のパンプスを履いて参加するのが通です。

他の学生も上下黒スーツで参加するため、浮くことはありません。

「自分」という「個」を企業側にアピールできず、印象に残らない場合がありますのでご注意ください。

「服装自由」は、スーツorオフィスカジュアルどちらでも可！

1dayインターンの参加要項が「服装自由」の場合は、スーツまたはカジュアルオフィスのどちらを着ていっても構いません。

この文言があっても、スーツを着ていく学生が多いです。

しかし、この文言がある場合、企業は学生の「個性・人柄」「リラックスしている姿」を視たいと考えています。

また社風がカジュアルかつフランクなものだからこそという理由で、設けている場合もあります。

「1day」という限られた時間で、自分という「個」を覚えてもらう、印象付けてもらうためにも、カジュアルオフィスで参加するのがおすすめです。

「私服指定」がある場合は、オフィスカジュアルで参加！

1dayインターン参加要項に「私服指定」の文言がある場合は、オフィスカジュアル姿で参加しましょう。

くれぐれも「私服=登校時の服装でOK」というニュアンスではありません。あくまで「会社に出向く」ことを意識しておきましょう。

【カジュアルオフィスの定義】

男子学生の場合

アウター:襟付きのジャケット
トップス:襟付きのシャツ(白、水色などの明るく薄い色/無地orストライプなど派手じゃない柄物)
ボトムス:チノパンorスラックス(ベージュ・黒・グレー)
ベルト:革製品がおすすめ(黒・ベージュ※靴に色を合わせること)
靴:革製品がおすすめ(黒・ベージュ※ベルトに色を合わせること)
バッグ:革製のトートバッグ
アクセサリー:腕時計のみ

女学生の場合

アウター:暗めの色ジャケット
トップス:シンプルなシャツ・ブラウス・カットソー
ボトムス:スカート・パンツ(黒らの色でタイトなもの)
靴:ヒールが低いパンプス(黒・ベージュなど)
バッグ:革製のトートバッグ
アクセサリー:シンプルなデザインのもの、腕時計

私服で参加するときは「会社に出向く」を意識すること

「私服指定」は当然として「服装自由」の文言から「カジュアルオフィス」姿でインターンに参加するときは、「会社に出向く」ことを意識しておきましょう。

「私服指定」「服装自由」の文言があるときは、学生の「個性・人柄」「リラックスした姿」を視たいという意図があります。

しかし、インターンとは、「就業体験」を名目に、本来立ち入りできない聖域に足を踏み入れる機会を得たと言っても過言ではありません。

なので、「私服指定」「服装自由」の文言があるときは、「TPO」を弁えた服装でインターンに参加しましょう。

また「私服」で参加した結果、周りが皆スーツで「自分だけ私服なのが何か恥ずかしい」と思う必要はありません。

むしろ会社の意図を組んで「自分らしさをアピールできた」と、プラスに考えるのがいいです。

どうして着ていく服に迷ったら

インターンでも年次有給休暇は取得できる！有休が発生する条件と取れないときの対処法

ここからは、インターンに参加するときの服装に迷った時に取る行動です。

去年のインターンの様子を見てから決める

「私服指定」などの文言がない限りは、スーツで参加するのが無難です。

しかし、周りと自分は違って「個性を出したい」という学生は、参加要項の指示に従って「私服」で参加するのがおすすめです。

でも、実際に「私服」で参加するとなれば、会社に出向くのにふさわしい恰好で行かなければなりません。

そんな時はインターン参加先の企業HPに掲載されている「過去のインターンの様子」から「私服姿」で参加している学生の服装を真似て参加するのがおすすめです。

このインターンに参加した学生がどんな色の服装で参加したのか
「私服姿」で参加している学生の人数はどれくらいか

など、掲載されている写真からいくらでも情報は得られますので、参考にして当日を迎えるのもありでしょう。

どうしても決まらないときは担当者に問い合わせる

企業によってはインターンの服装に関して触れていない場合があります。

こんなときこそ、スーツで参加するのが無難といえます。

しかし、社風がカジュアルかつフランクな服装で仕事をしている社員が多く在籍している企業の場合、もしかしたら「服装自由」なのでは…と思い悩んでしまう学生もいます。

そんな時は、企業に電話あるいはメールで問い合わせましょう。

服装1つで問い合わせるのは…。

って言いますが、当日まで思い悩むくらいなら企業に問い合わせて解決した方がベストです。

【電話のかけ方:例】

学生: お世話になっております。私○○大学の[氏名]と申します。○月○日からインターンの件で伺いたいことが有りご連絡致しました。人事部の[担当者氏名]様はお手すきでしょうか？
人事: はい、私が[担当者氏名]です。
学生:失礼いたしました。今少々お時間よろしいでしょうか？
人事: はい、大丈夫です。
学生: ありがとうございます。〇月〇日開催のインターン参加時の服装についてですが、ご案内のメールには特に指定がありませんでした。決まりが無ければスーツで参加しようと考えているのですが、当日の服装に指定はありますか？
人事: 服装の指定はありません。スーツまたは私服のどちらで参加してかまいません。

学生: かしこまりました。それでは当日はスーツで参加させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
人事: こちらこそ、よろしくお願いいたします。

【メール:例】

[件名]
〇月〇日〇時のインターン服装に付いて（○○大学・[氏名]）

[本文]
株式会社○○
人事担当　[担当者氏名]様

お世話になっております。

〇月〇日〇時のインターンに参加を予定していました○○大学所属の[氏名]です。
先日はインターンの参加案内のご連絡、誠にありがとうございました。

表題の件、ご案内には特に服装に関する記載がありませんでしたが、服装の指定はありますか？
もし服装指定がなければ、スーツで参加させていただく予定です。

お忙しい中大変ですが、ご返信頂ければ幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。

――――――――――――――――――――――
〇〇大学　〇〇学部　〇〇学科
[氏名]
〒000-0000
某県某市某区某0-0-0 マンション名000号
TEL:090-0000-0000
アドレス:00000@0000.ac.jp
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

このメールを送信してからしばらく経った頃、企業から返信が届きます。

その時電話同様「服装の指定はありません。スーツまたは私服のどちらで参加してかまいません。」などの1文があれば、どちらを着ていっても構いません。

逆に「服装指定」がある場合は、その指示に従って参加しましょう。