企業のリストラが進んでいて、大手企業で正社員として働いていても将来安泰とは決して言えない時代になってきました。
そんな将来に不安を感じて、専門性のあるスキルとして手に職をつけて働き続けたいと考えている30代は多いです。
ここでは、30代から目指すことができる手に職がつく職業についてまとめています。
30代女性、30代男性におすすめの職業を紹介し、未経験からでも手に職がつく仕事に転職する方法についても解説しています。
- 職種
- オールマイティー
- 公開求人数
- 200,034件
- 対応地域
- 全国
- おすすめ年代
- 20代~
30代女性におすすめ!手に職がつく職業5つ
男性にくらべて女性は人生の中でライフステージが変わりやすく、結婚・妊娠・出産・介護などその時々で仕事を辞めなければいけない時期が少なからずあります。
そこから仕事に復帰しようと思っても、思うように職場復帰できていない人が多いのが現状。
しかし、手に職をつけていれば現職に復職しやすくなったり、フリーランスや独立することによって仕事を継続できる可能性が生まれます。
そこでここでは、30代女性におすすめの手に職がつく職業についていくつかご紹介します。
事務職・医療事務
事務職は年齢問わずに女性に人気の職種で、未経験からでも採用されやすいうえにどこででも通用するスキルが身につきます。
事務職では、基本的なパソコンスキル(ExcelやWordなど)があれば学歴や職歴に自信がない方でも始められやすいのもうれしいポイント。
おもな仕事内容としては、文書の作成・ファイリング・スケジュール管理・電話応対・会議サポートなど、社員や営業のサポート的なポジションであることが多いです。
また事務職関連の仕事として、病院やクリニックでの事務作業や患者対応を行う医療事務などもおすすめです。
「医療の知識がないのに転職できるの?」と不安に思う方もいるでしょうが、実は医療事務は未経験でもチャレンジできます。
ただし資格があればより優遇される可能性が高くなるので、余裕のある方は事前に以下の資格について勉強しておくといいでしょう。
- 医療事務技能審査試験
- 医療事務管理士技能認定試験
- 医療事務認定実務者
事務職におすすめの転職サイトとは?未経験から事務職に転職するコツを解説!
介護職
介護職は高齢化による影響によって、つねに人手不足の業界となっているためはじめは未経験でも採用されやすく、キャリアステップも見込めます。
有料老人ホームやグループホームなどで、利用者の食事や入浴の介助といった介護全般を行う仕事です。
また一度介護業界に就職して実務経験を積めば、「介護職員初任者研修」といった資格昇給制度などもあるため、キャリアアップ・年収アップも充分目指せます。
高齢者の人口は増え続けることが予想されるため、介護職の需要はなくなることはありません。
「できるだけ長く働き続けられるところがいい」と考えている女性の方にはおすすめです。
介護職に特化した転職サービスを徹底比較!失敗しない選び方とは?
看護師
看護師になるには国家資格を取得する必要がありますが、資格さえ取っていれば幅広い職場で働ける選択肢が増えるのでおすすめです。
看護師の仕事は、おもに病院やクリニックで医師の診察や治療のサポート、患者のケアを行う仕事です。
また「看護師は少しハードルが高い」といった方は、準看護師を目指すのもひとつ。
准看護師はおもに医師や看護師のもとで患者のケアをおこないます。
准看護師は都道府県が発行する資格であることから、看護師と比べて合格率が高く狙い目です。
准看護師として働きつつ看護師資格取得を目指せますし、需要も高いのでぜひチャレンジしてみてください。
看護師におすすめの転職エージェント15選!看護師転職のコツについても解説
保育士
保育士は共働き世帯が増えた影響で需要が高まっており、30代からもめざせる人気の職業です。
保育士の就職先は幼稚園や保育園だけでなく、児童福祉施設や学童保育などもあり、地方でも都心でも働きやすいメリットがあります。
おもな仕事内容としては子どもたちの生活のお世話をしています。
正社員以外にも契約社員や派遣社員など、雇用形態はさまざまあり、結婚や出産など、ライフスタイルに変化があった際も柔軟に働けます。
また保育士以外の仕事では、教師や教育コンサルタント、教材開発者など、教育に関わる仕事があります。
「子どもが好き」「子どもの成長を見守りたい」「自分の得意な分野を活かしたい」といった方は挑戦してみてください。
エステティシャン・美容関連
エステティシャンなどの美容関連の仕事は、20代~30代の女性を中心に人気の職業です。
エステティシャンは悩みを抱えるお客さんに対してカウンセリングを行い、マッサージやスキンケア、パックなどの適切な施術をおこなう仕事です。
資格取得は必須ではありませんが、なかには「一般社団法人日本エステティック協会」の資格取得を義務付けられている職場もあります。
またエステティシャンは女性比率が高い食場であることから、出産や育児で一度職場から離れた場合でも、再就職しやすいといったメリットもあります
「美容への関心がある」「ライフスタイルが変わってもスキルを活かして働きたい」という女性はぜひチャレンジしてみて下さい。
30代女性が転職を成功させるためには?仕事選びのポイントについて紹介
30代男性におすすめ!手に職がつく職業5選
今や大企業であってもリストラの波から逃れることができなくなりつつあるのが現状だと言われています。
しかし手に職があれば高収入を目指せたり、失業するリスクをふせげたりします。
また、転職の際もアピールポイントになりますし、即戦力として活躍できることも強調できるメリットもあります。
そこでここでは、30代男性におすすめの手に職が就く職業についていくつかご紹介します。
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ITエンジニア・システムエンジニア
IT・WEB業界はこれからも発展していく分野であり、人手不足なので未経験でも採用されやすい傾向にあります。
入社後に研修制度が整っている職場もあるため、男性を中心に人気があります。
IT・WEB関連の仕事の中でも特に需要が高いのは、ITエンジニア・システムエンジニアなどが挙げられます。
ITエンジニアやシステムエンジニアはプログラミングやソフトウェア開発のスキルを身につけることで、IT業界での就職やキャリアアップの機会を得ることができます。
なかでもとくに、ウェブ開発やアプリ開発、データ分析などの分野が注目されています。
Javaなどできる言語があれば、あらゆる企業で重宝されるのでおすすめです。
最近ではエンジニアスクールなども増えてきているので、気になる方はチェックしてみるといいでしょう。
ITエンジニアにおすすめ転職エージェント・転職サイト16社!年収アップのコツについても解説
営業職
営業は、学歴や経歴よりもコミュニケーション能力や個人のポテンシャルなどが重視される傾向にあるため、未経験や学歴不問で採用されやすいの狙い目です。
営業職の仕事はおもに、サービスや商品を売り込み、会社に利益をもたらします。
また営業職は取り扱う商品やサービスの種類が豊富なので、転職の際にも選択肢が広いのも魅力。
一度営業を経験していれば、今後の転職で別の商材を取り扱うことになってもスキルや経験、知識が活かせます。
業界経験がなくても始められる職業なので、就職・転職を考えている30代の男性は目指してみるといいでしょう。
医療関連
医療業界は需要が安定しており、女性同様に未経験からの転職におすすめの職種です。
医療関連の職種は幅広く、看護師や薬剤師、放射線技師などの医療従事者や、医療事務や介護士といったサポート職などが挙げられます。
入り口はそこまでハードルが高くないものもあり、入職後に研修を受ければ確実にスキルを磨けるので男性にもおすすめです。
建築・土木
建築・土木業界は業界そのものが高齢化による後継者不足に陥っているので、未経験でも歓迎しているところが多いです。
建築・土木関連の仕事にはおもに建築士や土木技術者、施工管理者といった職種が挙げられます。
建築士は、建造物の設計や建築工事の監督を行います。
建築士は業務内容によって異なりますが、「木造建築士」「二級建築士」「一級建築士」の資格が必要となります。
ほかにも、建築関連ならビルメンテナンスといった選択肢もあります。
ビルメンテナンスの仕事は、主に大型商業施設やオフィスなどの管理やメンテナンスをおこないます。
資格取得は必須ではありませんが、「二級ボイラー技士」「危険物取扱乙種4類」「第二種電気工事士」「第三種冷凍機械責任者」といった資格があると重宝されます。
最近は都心部を中心に商業施設やビルの建て替え工事などが頻繁におこなわれているので、今後も需要が高くなってくと考えられます。
ただし、建築・土木関連の仕事はかなりハードな現場でもあるため、30代男性の中でもとくに体力に自信のある方におすすめです。
タクシードライバー・運送ドライバー
タクシードライバーは、高齢化や慢性的な人手不足により、業界未経験者も採用されやすいといわれています。
運転が好きな方や人とコミュニケーションを取る仕事がしたい30代の男性にはおすすめです。
タクシードライバーの仕事に就くには、普通自動車免許と普通自動車二種免許の2種類が必要となります。
また、運転免許証があることで活かせる職業には運送ドライバーもあります。
運送ドライバーもまた人手不足に陥っている業界なので、30代からでも目指しやすい職業として挙げられます。
該当する中型・大型等の免許さえ取得していれば、採用される可能性が十分にあります。
なかには、運送ドライバーは長時間労働や激務などのイメージを持っている方もいるでしょうが、会社によっては労働環境がきちんと整えられているところもあるので安心です。
基本的にはひとりでおこなう仕事なので、運転が好きな方やひとりで黙々と仕事をすることが好きな方は、ドライバーの仕事が向いているといえるでしょう。
職業名 | 内容 | 資格の有無 |
---|---|---|
建築士 | 建築物の設計や建築工事の監督などを行う | 仕事内容によって、木造建築士・二級建築士・一級建築士のいずれか必要 |
自動車整備士 | 車の故障や不具合がないかをチェックし、必要に応じて整備や分解、組み立てなどを行う | 自動車整備士技能検定一級・二級・三級の国家資格があり、いずれか必要 |
整体師 | 指や手を使った手技によって、全身の筋肉バランスや骨格を整える | 特別な資格は必要なし |
あん摩マッサージ指圧師 | あん摩・マッサージ・指圧の3つから成り立ち、整体と同様に、人の体の不調を改善する | あん摩マッサージ指圧師の資格が必須 |
ビルメンテナンス | 大型商業施設やオフィス、病院などのさまざまなビルが快適に利用できるように管理・メンテナンスを行う | 資格必須でないが、二級ボイラー技士・危険物取扱乙種4類・第二種電気工事士・第三種冷凍機械責任者の資格があると仕事で重宝される |
ほかにもある!手に職がつく30代から目指せる職業
30代から目指せる職業について男女別で紹介してきましたが、他にも以下のものが挙げられます。
ここでは、30代から手に職をつけたい方におすすめの職業と業務内容、資格の有無などについてご紹介します。
職業名 | 内容 | 資格の有無 |
---|---|---|
医療事務 | 医療機関での受付・会計・レセプト業務等 | 特別な資格は必要ないが、医療事務資格を持っている方が断然有利 |
調剤薬局事務 | 病院や薬局での患者さんの処方箋の情報入力、医薬品の発注等 | 特別な資格は必要ないが、調剤薬局事務資格を持っている方が断然有利 |
登録販売者 | ドラッグストアや医薬品を取り扱う小売業での一般用医薬品販売 | 登録販売者資格が必須 |
介護福祉士 | 老人ホームやケアセンターなどで、食事、入浴などの介護全般に関わるケアを行う | 介護福祉士資格が必須 |
ケアマネージャー | 受けた介護の相談に添って、介護保険サービスを受けられるようにケアプランの作成を行う | 介護支援専門員実務研修受講試験の合格が必須 |
看護師 | 病院やクリニックで診察や治療のサポート、患者のケアを行う | 看護師資格が必須 |
宅地建物取引主任者 | 不動産物件の契約時に、取引条件や登記・不動産に関する条件などの重要事項の説明を行う | 宅地建物取引士資格が必須 |
社会保険労務士 | 労働基準法・雇用保険法・健康保険法などに関する書類の作成と提出 | 社会保険労務士資格が必須 |
社会福祉士 | 病気や怪我、障害によって生活を行うことが難しい状態の人のサポートを行う | 社会福祉士資格が必須 |
行政書士 | 法務局以外の官公庁に関わる書類の作成 | 行政書士資格が必須 |
中小企業診断士 | 会社全般の経営アドバイスを行う | 中小企業診断士の資格が必須 |
ファイナンシャルプランナー | 資産に関する相談を受け、その相談に対して資金計画を立ててアドバイスを行う | 複数ある資格の中でもファイナンシャル・プランニング技能士の資格は必須 |
保育士 | 幼稚園や保育園で子どもの教育を行う | 保育士資格が必須 |
調理師 | レストランやホテル、旅館などで料理を作る | 飲食店の開業を考えている場合に調理師免許があると良い |
管理栄養士 | 学校給食の献立を考えたり食材の発注などを管理したりと、食に関連する専門家として様々なアドバイスを行う | 管理栄養士資格が必須 |
美容師 | ヘアスタイリストとして、ヘアサロンに勤務する | 美容師資格が必須 |
エステティシャン | 痩身・脱毛など美容に関わるボディケアを行う | 資格必須でないところもあるが、一般社団法人日本エステティック協会の資格取得を義務付けられているところもある |
ネイリスト | 人の爪や手を美しく見せるための手入れを行う | 資格必須ではないが、ネイリスト技能検定合格していると有利 |
ヨガインストラクター | 各スタジオでヨガのレッスンを行う | 全米ヨガアライアンスの認定資格があると有利 |
インテリアデザイナー | 室内装飾や空間演出などのデザイン、アドバイスを行う | インテリアコーディネーター資格が必須 |
CADオペレーター | 図面作成ソフトを使い、設計士のアシスタントとして図面を描く | 資格必須ではないが、CAD利用技術者試験などの資格があると有利 |
ライター | 新聞、雑誌などの紙媒体やネット上で配信される記事の執筆を行う | 必要なし |
日本語教師 | 外国人に外国語としての日本語を教える | 免許や資格は必要ないが、日本語教育能力検定試験に合格していると有利 |
プログラマー・システムエンジニア | アプリの開発やソフトウェアの開発など、様々なシステムの設計・開発を行う | プログラミングスキルが必要 |
Webデザイナー | 企業のホームページや商品サイトなどのページデザインを行う | 特別な資格は必要なし |
資格取得が必須の職業が多いですが、資格必須だからこそ将来どこに行っても食いっぱぐれる心配がありません。
自分の経験してきたものに近い職業や、興味が持てる職業であれば資格取得も苦になりまりませんし、人生の財産の一つになります。
自分に合う職業を見つけてくださいね。
30代の転職動向
30代の未経験転職は難しい
30代で未経験職種に転職するのは、難易度が高いです。
20代であればポテンシャルを見込まれて採用されることはありますが、30代は年齢に見合うスキルが無いと採用されないといっても過言ではありません。
企業は、30代の未経験者をわざわざ採用して一から教育するつもりはなく、30代の中途採用者には即戦力となるスキルや経験を求めています。
今までのキャリアを生かした転職が必要
そのため、転職先を選ぶときは注意が必要です。
手に職がつく仕事に転職を考えていても、まるっきりの未経験職種への応募は控えた方が良いです。
今までのキャリアを活かせる職種を選ぶことで、転職決定率が上がります。
今のキャリアで転職可能な求人を見つけるには
しかしながら、自分のキャリアを活かせて応募可能な職種って何なのか、ピンとこない人が多いのはでないでしょうか。
そんな時は、転職エージェントのサポートを利用するのがおすすめです。
転職エージェントを利用すると、担当のコンサルタントがキャリアの棚卸を行い、それをもとに転職可能な求人に絞って案件を紹介してもらうことができます。
自分で一から探すよりも手っ取り早く、確実です。
また、自分では気づいていない強みが発見できることもあり、自力では探せない求人を紹介してくれることもあるます。
30代から手に職をつけるために未経験転職するリスク4つ
30代からでも未経験転職はできますが、仕事をガラッと変えることはそれなりにリスクもついてきます。
ここでは、30代から未経験転職する際のリスクについていくつかご紹介します。
- 20代よりも求人数が少ない傾向にある
- 前職よりも待遇・給与が下がる可能性がある
- 仕事をはじめから覚えなければいけない
- 年下の上司や先輩に教わることになる
20代よりも求人数が少ない傾向にある
20代はポテンシャルや将来性といった面で評価されるので未経験でも採用されやすいといわれています。
しかし一方、30代になると多くの企業では即戦力や責任者を求めるようになるので、20代よりも求人自体が少ないといった問題があります。
とくに30代でも前半だとまだ未経験でも採用されるケースはありますが、後半になると一気にハードルが上がるので注意しなければいけません。
現在30代でやりたいことや未経験転職にチャレンジしたいのなら、できるだけ早めに行動することをおすすめします。
前職よりも待遇・給与が下がる可能性がある
実務経験者なら即戦力になるためスタートから高待遇・高収入を目指せますが、未経験者なら前職よりも年収ダウンになる可能性も少なくありません。
多くの30代は年収アップのために転職する方もいますが、自分が思う通りの待遇や収入が望めないことも考慮しなければいけません。
また未経験だと初めの半年などは契約社員扱いになる企業もあり、「ボーナスの支給がない」「正社員よりも月給が少ない」「福利厚生の面が制限される」といったことも。
最初は覚えることも多いので、残業時間や休日出勤などを強いられるケースもあります。
未経験転職で前職よりも年収アップといったパターンは極めてまれなので、事前に覚悟が必要です。
仕事をはじめから覚えなければいけない
未経験転職となると当然ですが、仕事をはじめから覚えなければいけません。
とくに30代から未経験転職だと、「研修制度が充実していない」「実際の業務を進めながら仕事を並行して覚える」といったケースも。
前職に似た職場ならなんとなく流れやコツを把握しているので覚えるのもそこまで負担ではありませんが、未経験だとかなりの負担が予想されます。
さらに仕事だけではなく人間関係もイチから構築する必要があるため、人によってはストレスに感じることもあります。
年下の上司や先輩に教わることになる
30代で転職すると、職場によっては自分よりも年下の上司や先輩がつくこともあります。
「年下に注意されたり、指示されるのは嫌」「自分よりも高いポジションに年下が就くのが耐えられない」といった方にとっては、かなりのストレスがかかると予想されます。
とくに20代が活躍している職場では、20代後半あたりで管理職についているところもあります。
「年齢を気にせずコミュニケーションが取れる」「仕事として割り切れる」といったタイプの人であれば、そこまでストレスなく30代でも未経験転職ができるでしょう。
未経験から手に職をつけたい30代におすすめの転職サイト4選
未経験から手に職をつけたい30代の方は、とにかく取り扱う職種が多い大手の転職サイトやエージェントを利用するのがおすすめです。
そこでここでは未経験でも採用されやすく、手厚いサポートが評判のサイト・エージェントについていくつかご紹介します。
doda
dodaは圧倒的な求人数を誇り、「育児と両立OK」「女性管理職あり」など女性にうれしい条件を持つ企業もたくさん保有しているおすすめの転職エージェントです。
全国に展開する転職サイト・エージェントなので、地方住みの方でもたくさんの求人を見つけられます。
また、dodaには「スカウト機能」があるので自分で求人を探すだけでなく、企業から直接オファーしてもらうこともできます。
ほかにも自己分析や面接対策など、転職に役立つコンテンツやツールも豊富。
dodaにはキャリアアドバイザーの対応もいいと評判なので、「自分には何が向いているかわからない」「自分の強みを見つけたい」方はぜひ登録しておくといいでしょう。
type女性の転職エージェント
求人数 | 約18,000件 |
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特徴 |
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type女性の転職エージェントはキャリアデザインセンターが運営する、一都三県(東京・千葉・埼玉・神奈川)エリアに強い、女性限定の転職エージェントです。
25年以上にわたって女性の転職支援をおこなってきた実績があり、豊富な転職ノウハウやほかの転職サイトには掲載されていない求人について見つかる可能性が高いです。
職種としてはおもに、販売・営業・事務・経理・人事・総務・マーケティング・クリエイター・システムエンジニアなどを取り扱っており、手に職をつけたい女性の方にはおすすめです。
エージェントも女性が多いので、「育児と両立できるような職場を見つけたい」「今後のキャリアについて相談したい」方でも親身に相談に乗ってもらえるのもうれしいポイント。
明確に転職時期が決まっていなくても気軽に相談できるので、まずは無料で相談会やセミナーに相談してみて下さい。
就職Shop
求人数 | 非公開 |
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特徴 |
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就職Shopは「株式会社リクルート」が運営する、フリーター・既卒の方向けに正社員求人を紹介する転職サービスです。
利用者の約9割は20代がメインなので、どちらかというと若手向きの転職サイトだといえるでしょう。
取り扱う求人は基本的に未経験者が対象となっており、学歴・職歴・社会人経験不問でも採用してもらえるものばかりなので安心です。
高卒や中卒の方も転職成功しているので、学歴や職歴に自信がない方におすすめ。
また就職Shopでは書類選考なしでそのまま面接に進めるので、「自分の経歴や学歴に自信がない」「書類選考に自信がない」方にもおすすめです。
リクルートエージェント
求人数 | 約370,000件 |
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特徴 |
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リクルートエージェントは業界最大の非公開求人を持つ、大手の転職エージェントです。
求人数がとにかく多く、30代向けのハイクラス求人や優良求人も数多く取り扱っています。
企業との交渉能力も高く、前職よりも年収アップを実現できた人もたくさんいます。
また30代である程度のキャリアがある方は、最低でも年収500万円以上の求人を紹介してくれるといった口コミもあるといわれています。
また、リクルートエージェントは業界事情に詳しいスタッフが在籍しており、転職成功実績ナンバーワンの実績を誇っています。
「何から始めたらいいかわからない」「自分にはどんな仕事が向いているの?」「ライフスタイルに合った働き方がしたい」方はぜひチェックしてみてください。
30代男性の転職におすすめのサイトを紹介!未経験でも転職できる?
30代に求められるスキル・能力とは?
30代から未経験職種に転職する場合、「これまでに得た知識や経験」「リーダー・マネジメント経験」が求められます。
これまでに得た知識や経験
未経験転職となると、「即戦力になるスキルなんてない」と思いがちですが、採用率を上げたいのなら希望職種で活かせそうなこれまでの経験やスキルをアピールしましょう。
一見関係ないと思っていても、直接業務に関係のないスキルであっても前職での成果や経験が評価されることは実はあるのでう。
とくに30代ともなると20代よりも社会人経験が豊富とみなされ、期待される部分も多くあります。
「自分の強みが分からない」といった場合は、転職エージェントなどを利用して自己分析をするのがおすすめです。
リーダー・マネジメント経験
前職で何かしらのリーダー職やマネージャー職などのマネジメント経験があれば、選考の際にアピールしてみるといいでしょう。
一般的に30代ともなると、マネジメントを任される年代でもあります。
どの企業でもマネジメント経験は非常に重要なポイントになるので、前職の会社の規模に関わらず責任のある立場を経験すれば強みとなります。
手に職をつけたい30代が取るべき資格・免許
手に職をつけたい30代は以下の資格や免許があれば、職種によっては優遇されたり選考が有利になる可能性が高くなります。
転職までに時間がある方や、少しでも転職を有利に進めたい方はぜひ参考にしてみてください。
- TOEIC
- 日商簿記
- MOS
- 第二種運転免許
TOEIC
外資系企業や海外にも積極的に展開している日系企業、実務で英語や外国語を使用する仕事を目指すなら、TOEICで高得点を取れば転職でも有利に進められる可能性が高いです。
TOEICは簡単に言えば、英語のコミュニケーション能力を測るテストで、リーディングとリスニングで構成されます。
試験の点数は990点満点で、一般的に転職や就職で履歴書に書けるレベルは600点以上だといわれています。
なかには、750点や800点を採用の最低基準としているところもありますので、自分の目指す企業や業界に合わせて取得しておくといいでしょう。
日商簿記
日商簿記検定を受験しておけば、経理や財務系などお金の管理をする仕事に役立つのでおすすめです。
日商簿記は、簿記に関する能力を証明する資格で、企業の経営活動を管理して業績や経営状況を見られるといったメリットがあります。
試験は1、2、3級、初級に分かれており、一般的に転職活動では2級以上が評価されやすいといわれているので、もし受験する方は目指してみてください。
MOS
MOSは、マイクロソフトオフィススペシャリストの略称で、ワードやエクセルといったマイクロソフト社製のソフトを利用するスキルがあることを証明する試験です。
MOSは全般的なパソコンスキルがあるとアピールできるので、事務系をふくめあらゆる職種でアピールポイントになります。
「転職先で活かせそうなスキルがない」「パソコンスキルに自信がない」といった方こそ、あると自信がもてるのでおすすめです。
資格の中でもMOSは比較的簡単に取れますし、書店などでも対策用のテキストもあるためぜひ取得してみてください。
第二種運転免許
第二種運転免許があれば、先ほど紹介したドライバーへの転職ができるので持っておくといいでしょう。
実際、タクシードライバーやバスのドライバー、配送ドライバーなどは第二種運転免許取得は必須となっています。
入社後に免許取得のサポートをしてくれるところもありますが、前もってとっていけば志望度の高さをアピールできます。
ただし、第二種運転免許は時間も金銭面もかかるため、転職活動も含めてスケジュール管理を徹底することが大事です。
手に職をつけたい30代が転職で成功するための4つのポイント
30代から手に職をつけるために未経験転職するのなら、自分に合った仕事を見つけるのが大事です。
自分に合った仕事を見つけるには以下のポイントを抑えておくといいでしょう。
- これまでの経験を振り返る
- 前職が活かせる仕事を選ぶ
- 謙虚な姿勢・学ぶ姿勢を持つ
- 協調性があることをアピールする
これまでの経験を振り返る
30代から未経験転職するのなら、過去の経験から次の仕事に活かせるスキルをアピールすることが大切です。
前職でも学生時代に力を入れたことでも、アルバイトでも構いません。
努力して成功した体験やマネジメント経験などがあれば、実務経験がなくても評価される可能性が高くなります。
自分が目指す職種の方向性や転職の軸、アピールポイントになる部分なども見つけられるので、本格的に転職活動を始める前に自己分析をするようにしましょう。
前職の経験が活かせる仕事を選ぶ
既にやりたいことが決まっている方はいいですが、「とくにやりたいことがない」といった場合はなるべく前職の経験が活かせる仕事を選ぶといいでしょう。
たとえば、接客経験があってコミュニケーションスキルに自信があるのなら営業、前職では事務職でパソコンスキルを身に着けたのなら延長でIT系を目指すなど。
一見、共通点がないように感じてもベースの能力があればできることもありますし、志望動機やアピールなども作りやすくなるメリットもあります。
自分のスキルが活かせる職場が分からないのであれば、転職エージェントに相談してみるのもひとつです。
謙虚な姿勢・学ぶ姿勢を持つ
30代から未経験転職をする場合、謙虚な姿勢や学ぶ姿勢を持つことが大事です。
姿勢については、転職活動時だけではなく入社後も継続して必要なスキルです。
たとえば、「未経験だが関連する資格を独学で取得した」「教えてもらったことはすぐにメモをとる」「積極的に質問する」など。
謙虚な姿勢や学ぶ姿勢があれば、志望度の高さなどもアピールできるはずです。
協調性があることをアピールする
30代から未経験転職をする場合だと、「なかなか研修制度が整っていない」「年下の上司や先輩がつく」といった状況が発生する可能性があります。
とくに20代の社員が多い職場だと、30代は「社風に合わないのでは?」と思われることも少なくありません。
したがって面接の際にも、「年代問わずコミュニケーションがが取れる」「協調性がある」ことをアピールすることが大事です。
どの職種であっても協調性は求められるポイントなので、自分自身で努力する必要があります。
30代から手に職をつけたいなら、これまでの経験やスキルを活かせるところがおすすめ!
今回は、手に職をつけたい30代におすすめの職種や転職活動時のポイントなどについてご紹介してきました。
30代から未経験転職となると、一般的にハードルが高いといわれています。
しかし、慢性的に人手不足に陥っている業界や、資格必須ではない業界(入社後に研修制度があるなど)を目指すのがおすすめです。
たとえば女性だと以下のものが挙げられます。
- 医療
- 福祉
- 美容
- 事務
- 保育、教育
男性なら以下のものがおすすめです。
- 営業
- ドライバー
- 建築
- 医療系
- IT関連
また、未経験転職の際はなるべく前職の経験やスキルが活かせそうな職場を選ぶのもひとつです。
これまでの経験や学んできたことを振り返り、アピールできそうなものはないかを振り返ってみましょう。
今回に記事を参考に、手に職が就く転職活動を進めてみてくださいね。