今回は、25歳で転職を考えたときに知っておきたいことを、徹底解説します。
総務省等統計局『労働力調査』(2023年)によると、25歳~34歳は特に転職が多い年代です。
「25歳で転職は遅い」「手遅れ」と噂されることもありますが、決してそんなことはありません。
25歳未経験でも、異業種に転職できます。
本記事では、転職がおすすめな25歳の特徴も紹介しています。この特徴に当てはまるなら、思い切って転職してみるのもいいでしょう。
また記事の後半では、転職成功のコツやおすすめの職種・業界を、25歳男性・女性・高卒の3つのカテゴリーに分けてご紹介しています。
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25歳転職は遅くない!
「25歳で転職は遅い・手遅れ」などと噂されることもあります。
しかし25歳での転職は、まったく遅くありません。
25歳は応募条件の年齢制限に引っかかりにくい
25歳は、中途採用の年齢制限に引っかかりにくいです。
求人には、「30歳まで」「35歳まで」と年齢制限を設けているものも多く見られます。
しかし「25歳」という年齢のせいで応募できない求人は、ほとんど見られません。新卒採用しか実施していない企業はあるものの、中途採用で年齢がネックになる可能性は低いです。
25歳~34歳で転職する人は多い
総務省等統計局『労働力調査』(2023年)によると、25歳~34歳は転職が多い年代です。
転職した269万人のうち、25歳-34歳で転職した人の割合は、全体の25%となっています。
25歳や、それ以降の年齢になって転職した人はたくさんいます。25歳での転職が遅すぎるということはありません。
一定の経験とポテンシャルを兼ね備えているこの年齢層は、企業からのニーズが高く、十分に転職できます。
25歳スキルなしでも転職は遅くない
「25歳で転職できるとはいっても、スキルがないと無理なのではないか」と不安の声が上がっています。
しかし25歳スキルなしでも、十分に転職が可能です。
現在は少子高齢化や人材不足の影響もあり、若手の採用ニーズが高まっています。スキルがなくても25歳なら十分に転職が可能です。
なお転職活動は基本的に、若ければ若いほど有利に進められます。25歳スキルなしでの転職は、20代後半スキルなしの転職よりも有利です。
25歳で転職するメリット
25歳で転職するメリットはたくさんあります。
スキル不足でもポテンシャル採用がある
25歳は、社会人経験やスキルが不足していても、ポテンシャル採用してもらいやすい年齢です。
ポテンシャル採用とは、将来の伸びしろを期待した採用のことを指します。
20代後半~30代になると、徐々に経験やスキルが期待されるようになり、ポテンシャル採用されにくくなっていきます。
一方、25歳であれば十分にポテンシャル採用を狙うことが可能です。
25歳がポテンシャル採用されやすい理由としては、「まだ若いため、今後長く働いてくれる」「前職の企業文化に染まりきっておらず、教育しやすい」などが挙げられます。
「転職したいけどスキルがない」と不安な25歳でも、転職を諦める必要はありません。
未経験の業界・職種に転職しやすい
25歳は、未経験の業界・職種にも転職しやすいです。
- 新卒採用できなかった分の若手を、第二新卒の未経験者採用で補いたいと考える企業も多い(近年は少子高齢化の影響もあり、新卒採用が厳しくなっている)。
- 25歳は基本的なビジネススキルを身につけているため、新卒を1から育てるよりも教育コストがかからない。
- 25歳はまだ若く、長く働いてくれると期待できるため、未経験から教育する価値があると評価されやすい。
- 25歳は柔軟性を持っており、30代や40代よりも、新しい環境に馴染みやすい。
- 25歳は企業が求める新しい視点や発想を持っていると期待できる。
20代後半になると、未経験での内定獲得が厳しくなる人気の業界・職種や大手企業もあります。
また、未経験者を歓迎している求人は、「30歳まで」「35歳まで」と年齢制限を設けているものも多いです。30代や30代後半になると、そもそも未経験で応募できる求人の数が限られてきます。
しかし25歳なら、まだ業界・職種未経験で応募できる企業を見つけやすく、採用選考も通過しやすいです。
さらに25歳での未経験転職は、年収が大きく下がってしまうリスクも抑えられます。
未経験の業界・職種に転職すると、基本的に給料が新卒社会人並みになります。しかし30代・40代になってから新卒社会人並みに給料が下がるのは、「家庭を持っている」「現在の生活水準を維持したい」などの理由により、厳しいものがあるでしょう。
ですが25歳と新卒社会人の給料には大きな差がなく、前職の給料が低かった25歳は、たとえ未経験の業界・職種でも、転職で給料アップする場合があります。
転職に失敗してもまた転職しやすい
転職を考えている25歳にとって、特に不安なのは、「別の会社に転職しても、またうまくいかずに辞めたくなってしまったら…」ということでしょう。
25歳は、まだ仕事で何がしたいのか分からない方も多い年齢です。不安に感じるのは、無理もありません。
しかし25歳は、もし転職に失敗しても、ふたたび転職しやすいです。若手を欲しがる企業は多いので、30代、40代と年齢を重ねた求職者よりも、転職先が見つかりやすいというメリットがあります。
25歳で転職するデメリット
25歳で転職するデメリットは次の通りです。
またすぐに辞めるのではないかと思われる
25歳で転職を考えているということは、4年制大学を卒業して新卒入社した人の場合、まだ3年程度しか働いていないということです。
採用担当者から「うちの会社に入社しても、またすぐに辞めるのではないか」と懸念される可能性があります。
退職理由は前向きな姿勢で、納得のいく内容を説明する必要があります。しかし「人間関係が悪かった」等の言いづらい理由をどう説明すべきか、悩んでしまう人も少なくありません。
1年以内の早期離職や2〜3回の転職をしていると印象が悪い
特に入社1年以内で早期離職した経験がある25歳や、すでに2〜3回転職している25歳は、忍耐力がなく早期離職のリスクが高いと思われやすいです。
短期離職を繰り返している25歳でも転職そのものは可能ですが、初めて転職する人に比べて、内定をスムーズに得られないことがあります。
面接では、前職の退職理由だけではなく、「過去の仕事をなぜすぐに辞めたのか」と質問される可能性が高いです。しっかり対策しておきましょう。
スキル不足で落とされる可能性がある
25歳はまだ業務経験が浅く、仕事に必要な能力が十分に身についているとは言えません。転職したい企業があっても、他に経験豊富な応募者がいると、スキル不足で落とされる可能性があります。
スキル不足でどの程度転職しやすいかは、その企業の規模や、業界・職種、企業が求める人物像によります。
なお製造業界や建設業界は、人手不足が深刻なので、未経験スキルなしの25歳でも積極的に採用している求人が多いです。
25歳での転職が有利な理由
25歳での転職が有利な理由は、次の通りです。
若手は採用ニーズが高いから
フレッシュな若い人を採用したい、と考える企業は非常に多いです。40代や50代のベテランを欲しがる企業よりも、若い20代をターゲットに採用活動をしている企業が多く見られます。
25歳は転職市場全体だと、まだ非常に若い年齢です。企業にとってはその若さが、非常に魅力的に映ります。
若さは努力で身につけられないから
企業側は25歳の柔軟性・新しい発想・今後長く働けることといった、若さゆえのポテンシャルを評価します。
業務のスキルは頑張れば身につけられますが、「若さ」は努力で身につけられないものです。
そのため、転職市場で「若さ」は絶対的な魅力となっています。
過去の失敗はこれからいくらでもリカバリーできるから
多くの企業は、まだ社会経験の浅い若者が最初の就職先選びや1社目の転職先選びで失敗してしまう可能性の大きさを、理解しています。
「まだ若いのだから、過去の失敗はこれからいくらでもリカバリーしてくれればいい」と寛容に受け止めてくれる企業も少なくありません。特に若手不足に悩んでいる業界では、この傾向が強いです。
入社してから数年で転職することに対して、「忍耐力がなさすぎるのではないか」と罪悪感を抱く25歳もいますが、理解してくれる企業も存在します。
25歳で転職した方が良い人の特徴
25歳は転職しやすい年齢ですが、学生時代のアルバイトのように、軽い気持ちでなんとなく転職するべきではありません。
今後のキャリア、つまり「将来的にどんな仕事がしたいか」「10年後、20年後にどの程度の年収を目指すか」などを考えて、計画的に転職すべきです。
25歳で転職すべきか迷ったら、自分が次の特徴に当てはまるか考えてみてください。
新しくチャレンジしたいことがある人
「新しくこの仕事に挑戦したい!」という熱意を持っている25歳は、転職を考える価値があります。
25歳は未経験の仕事に転職しやすい年齢です。
新しく取り組みたいことができたなら、若さを活かして早く行動を始めたほうが、有利に進められる可能性があります。
自分の努力や周囲への相談では解決できない悩みがある人
転職したい25歳は、今の仕事で何らかの悩みを抱えていることが多いです。
自分の努力や周囲への相談で解決できない悩みがあるなら、転職を検討するに値します。
- 同僚や上司との人間関係が悪い
- 仕事についていけない
- 残業が多い
- 会社の将来が不安
- 会社の方向性についていけない など
仕事で悩んだら、まずは自分の行動で状況を改善する努力をしましょう。
それでも解決しない場合、周りに相談します。たとえば上司のパワハラに悩んでいるなら、異動を申し出ることで解決する可能性があるでしょう。
しかし、自分の努力や周囲への相談では、解決が難しい問題もあります。
たとえば「会社の方向性に嫌気がさしており、ついていけない」と悩んでいたとしても、会社の方向性を決めているのは経営層なので、個人の意見で会社の方向性を変えてもらうのは難しいです。
就活時と比べて価値観が変化した人
実際に社会で働いてみると、就活時と比べて、仕事に対する価値観が変化するものです。
たとえば「とにかく楽しそうな仕事がしたいと思っていたが、実際に働いてみたらイメージとのギャップがあり、今は人の役に立つ仕事がしたいと思っている」等です。
25歳は、自分の変化に応じてキャリア形成を考え直す良いタイミングだといえます。
25歳で異業種未経験の転職は可能?
25歳で異業種未経験の仕事への転職は、十分に可能です。ただし注意しなければならない点もあります。
25歳は未経験の異業種でも需要ありだが基本のビジネススキルは必要
25歳は未経験の異業種でも需要があります。
25歳はまだ若く、今後の伸びしろに期待する企業が多いからです。
ただし社会人としてのビジネスマナーや、一般常識などは求められます。
とはいえ、まったく社会人経験がないフリーターやニートの25歳を中途採用している企業もあります。
「基本のビジネススキルが不足していると、転職は無理」というわけではありません。
業界や仕事に対する熱意や適性をアピールできれば、採用される可能性があります。
資格がないとできない仕事への転職は厳しい
どんな仕事でも、25歳未経験で転職できるわけではありません。
世の中には資格がないと転職できない仕事もあります。
そして資格の中には、特定の分野の学校を卒業しなければ、そもそも試験を受けられないものもあります。
- 医師、看護師、薬剤師、教員など
たとえば看護師に転職したいと思ったら、専門学校や四年制大学で学んでから、国家資格を取る必要があります。時間もお金もかかるので、注意が必要です。
しかしこうした専門的な学歴と資格が必要な仕事は、いずれも年収水準が高いです。手に職をつけることで、生活に困らない安定した将来が期待できます。まだ若い25歳という年齢で目指す価値は十分にあります。
なお、専門的な学歴が必要なく、働きながら資格取得を目指せる仕事もあります。たとえば建設業の職人や、介護関係の職種などです。手に職をつけたいなら、こうした仕事にも目を向けてみてください。
人手不足の業界・職種ほど未経験で転職しやすい
人手不足の業界・職種は、25歳未経験で転職しやすいです。
- 情報サービス業…プログラマーやシステムエンジニア(SE)
- 宿泊業…接客スタッフ
- 建設業…とび職や土木作業員などの建設現場で働く職人
- 飲食業…ホールスタッフ
- 物流業…配送ドライバー
- 介護業…介護職や看護助手
特にプログラマーやシステムエンジニア(SE)は、専門性が身につくので、キャリアを積んでいきたい25歳におすすめの転職先です。
ただしプログラミングへの興味がまったくないと、続けるのが難しいでしょう。激務になりやすい面もあります。
自分の興味に合わせて選んでみてください。
25歳男性の転職を成功させるコツ
25歳男性は、転職市場で需要が高いです。
25歳の女性に対して「近いうちに結婚や出産で休職・退職するのではないか」と懸念する採用担当者は一定数いますが、男性の場合はそのような懸念を抱かれにくいという違いがあります。
実際、厚生労働省「令和4年雇用動向調査」によると、20代前半男性の転職率は14.1%、20代後半男性の転職率は14.7%と高いです。
25歳男性の転職を成功させるコツは、次の通りです。
25歳男性におすすめの未経験転職しやすい職種を知っておく
25歳男性におすすめの未経験転職しやすい職種は、次の通りです。
- 営業職
- ITエンジニア
- 接客
- 製造関係
- 建設関係
- ドライバー
- 介護職
これらの仕事は、いずれも無資格・未経験で始められる求人がたくさんあります。
25歳男性におすすめの未経験から稼げる仕事を知っておく
しっかり稼いで豊かな暮らしがしたい、と考える男性は少なくありません。
25歳男性におすすめの未経験から稼げる仕事は、次の通りです。
- コンサルタント
- マーケティング
- 営業職
- ITエンジニア
営業職やITエンジニアは、未経験者向けの求人がたくさんあります。
やや転職の難易度は上がりますが、コンサルタントやマーケティングも25歳男性におすすめの仕事です。
25歳であれば、未経験でポテンシャル採用が狙えます。
ただしこれらの稼げる仕事は、資格や経験こそ必要ありませんが、実力主義の面が大きいです。
同じ営業職でも、成果が出せる人とそうではない人とで、年収も業務に対するプレッシャーも変わってきます。精神的なストレスを感じたくない人は注意が必要です。
年功序列と成果主義のどちらが良いか考える
年功序列の会社もあれば、成果主義の会社もあります。
どちらが自分に合っているか考えて転職するのがおすすめです。
年功序列の仕事としては、たとえば公務員が挙げられます。
公務員は、どれだけ頑張っても給料に反映されにくい分、雇用も昇給も安定している点がメリットです。
私生活を大切にしたい男性に向いています。
一方、成果主義の会社は、頑張れば年齢に関係なく昇給・昇進が期待できます。
しかし逆に言えば、成果が出せないと昇給・昇進が見込めず、会社に居づらくなるでしょう。仕事をしっかり頑張りたい男性向けです。
25歳女性の転職を成功させるコツ
25歳女性の転職を成功させるコツは、次の通りです。
25歳女性におすすめの未経験転職しやすい職種を知っておく
25歳女性におすすめの未経験転職しやすい職種は、次の通りです。
- 看護師
- 事務職(一般事務、医療事務など)
- 販売職
- 営業職
- プログラマー
- 介護職
看護師は学校に通って国家資格を取る必要がある仕事です。
しかし30歳以降でも学校に通って目指す人がいる職種であり、女性に人気の仕事の中でも年収水準は高めなので、医療への熱意があるならおすすめできます。
その他の仕事は、資格なしで転職できます。
特に稼ぎやすい職種は、「営業職」や「プログラマー」です。
ワークライフバランス重視の25歳女性には、「事務職」もおすすめできます。
実現したい暮らしから目指したい年収をイメージする
「女性に人気の仕事」には、年収水準の低いものが多く含まれています。
たとえば特別なスキルがいらないサービス業や事務職は、何歳からでも未経験で転職しやすい反面、年収水準は低いです。
年収水準が低い仕事は、営業職のような「ノルマ達成」「売り上げ達成」等の成果を強く求められないことが多いです。精神的には楽かもしれません。
しかし年収水準が低い仕事を選んでしまうと、「仕事を続けるモチベーションが湧きにくい」「理想の暮らしができない」というデメリットもあります。
「年に数千円しか昇給せず、いつまで経っても月30万円以下の収入しか得られない」「いつも同じ単純な仕事の繰り返しで飽きる」などの不満を抱く可能性があるでしょう。
実現したい暮らしをイメージして、そのためにはどのくらいの年収が必要なのか、逆算して職業選択しましょう。
将来のライフイベントを考慮しすぎない
将来のライフイベントを考慮しすぎず、キャリア形成を優先して職業選択するのがおすすめです。
25歳女性は、「30歳までに結婚したいから、家庭と両立しやすそうな事務職や派遣社員として働こう」という風に考える人もいます。
しかし未来のことは、誰にもわかりません。将来は家庭に専念するつもりで仕事を選ぶと、計画通りにいかず、収入の低さや不安定な雇用形態によって苦労することがあります。
キャリアアップは大変でも、「正社員からパートに切り替える」「総合職から一般事務職になる」などの働きやすさ重視の生活に変えていくのは簡単です。
まずはキャリア形成を優先して職業選択したほうが、将来的に選べる仕事の幅が広がります。
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25歳高卒の転職を成功させるコツ
高卒の25歳の転職では、次のポイントを押さえましょう。
学歴が関係ない職種に転職する
「高卒の25歳は良い仕事に転職できない」と悲観する必要はありません。世の中には、学歴が関係ない仕事もたくさんあります。
- ITエンジニア
- 営業職
- 地方公務員
- 大工や鳶職のような建設業の職人
- 警備員
- トラック運転手
- ビルメンテナンス
- 電気・ガスの検針員
- 工場勤務
- ゴミ収集員
学歴が関係ない仕事は、高卒の人にとって狙い目です。
ITエンジニアや営業職は、実力主義の職種で、業務の能力さえあれば評価されます。年功序列の働き方や、オフィスワークを希望するなら、地方公務員もおすすめです。
働きながら資格を取って専門性を高めたいなら、トラック運転手やビルメンテナンス、建設業の職人などが選択肢になるでしょう。
学歴が不要の資格を取る
手に職をつけたいと考えている25歳の方は、学歴が不要の資格を取るのもおすすめです。
- ファイナンシャル・プランナー
- 宅地建物取引士
- 登録販売者
- 電気工事士
- 中小企業診断士
- 行政書士
- 通関士
- ITパスポート
資格を取れば、基本給とは別に、資格手当がつくこともあります。
また、有資格者しかできない業務を担当できるので、自分自身の市場価値を高めることが可能です。
なお、「学歴がなくても資格は取れるが、学歴があれば実務経験の必要年数が少なくなる」という資格もあります。
たとえば建設現場で監督をする「施工管理」がそうです。
中小企業を狙う
大企業の中途採用には応募者が殺到しやすく、学歴でふるいにかける傾向があります。しかし中小企業なら、学歴関係なく活躍できる機会が豊富です。
高卒でも大手企業への転職は可能ですが、困難ではあるので、スムーズに転職したい場合は中小企業にも目を向けてみてください。
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25歳の転職に関するQ&A
最後に、25歳の転職でよくある質問をまとめました。
25歳の転職は厳しい?
25歳での転職は厳しくありません。むしろ有利です。
今まで働いていた業界・職種だけではなく、未経験の業界・職種にも、十分に転職ができます。
25歳で公務員に転職できる?
はい、25歳は公務員への転職が十分に可能です。
公務員試験は年齢制限ありの場合が多いです。しかし25歳は、多くの自治体や国家公務員の試験で、応募資格を満たしています。
なお公務員は人気の職種なので、中途採用で入社する難易度は高いです。しかし近年は競争率が低くなってきています。
ただし公務員試験は、法律、経済などに関する専門的な内容なので、対策をしなければ高確率で落ちてしまいます。学習が必要である点は覚悟しておきましょう。
25歳の転職は第二新卒の転職に該当する?
大卒の25歳は第二新卒です。
しかし高卒や短大、専門学校卒の25歳は、第二新卒ではありません。
第二新卒とは一般的に、大学を卒業して新卒入社してから、3年目以内の人のことです。
25歳の転職は遅くない!未経験でも転職することは可能!
25歳未経験でも、転職は十分に可能です。転職のタイミングが遅いということもありません。
25歳はまだまだ幅広い仕事を選択できる年齢です。ぜひ興味がある仕事に挑戦してみてください。