
転職エージェントは、転職活動をサポートしてくれる便利なサービスですが、必ずしも全員にとって最適な選択肢とは限りません。
第二新卒が転職エージェントを使わない方がいいと言われる理由としては、「担当者との相性が合わない」「希望に合わない求人を紹介される」「自分のペースで転職活動を進めたい」といった点が挙げられます。
特に、干渉されたくない人や、特定の企業に絞って転職活動を進めたい人にとっては、かえって足枷になる可能性もあります。
第二新卒は転職エージェントを利用しない方がいいのでしょうか。
今回は、第二新卒が転職エージェントを使わない方がいい理由と、本当に使わなくていいのかを解説していきます。
転職エージェントを利用しようか迷っている方はぜひ参考にしてください。
- 第二新卒は転職エージェントを使わないほうがいいと言われる理由
- 第二新卒が転職エージェントを使わないメリット
- 第二新卒が転職エージェントを使わないデメリット
- 第二新卒で転職エージェントを使わないほうがいい人の特徴
- 第二新卒で転職エージェントを使ったほうがいい人の特徴
- 第二新卒が転職エージェントを使わないで転職する方法
- 第二新卒におすすめの転職エージェント
- Re就活エージェント
- type転職エージェント
- doda
- ビズリーチ
第二新卒は転職エージェントを使わないほうがいいと言われる理由
転職エージェントは、第二新卒の転職活動をサポートしてくれる便利なサービスとして多くの転職者を成功に導いていますが、必ずしも全員にとって最適な選択肢とも言えません。
転職エージェントの登録は全て無料ですが、メリットだけでなくデメリットも理解した上で利用を検討すると良いでしょう。
ここでは、第二新卒が転職エージェントを使わない方がいいと言われる理由について解説します。
- 転職エージェントを使わなくても第二新卒なら転職先はたくさん見つかるから
- 転職活動を自分のペースで進められないから
- メールや電話がしつこいから
転職エージェントを使わなくても第二新卒なら転職先はたくさん見つかるから
第二新卒は需要が高いため、転職エージェントを利用しなくても、希望の転職先が見つかる可能性は高いです。

マイナビの調べでは、今後の第二新卒の採用方針として、採用する予定があると答えた採用担当者は80%以上になりました。
第二新卒は以下のような理由で、高い需要があります。
- 若年層人口の減少により、新卒採用だけでは必要な人材が確保できない
- 社会人経験があるため、基本的なビジネスマナーやスキルを身につけており、教育コストが低い
- 新卒採用と異なり、通年で採用できる
- 前職での勤務年数が短いので、新しい職場に適応しやすい
- まだ若く、成長できるポテンシャルが高い
第二新卒は需要が高いので、転職エージェントを利用しなくても、多くの求人に出会える可能性があるのは事実です。
しかし、転職エージェントを利用すれば、より効率的に求人を探せるでしょう。
転職活動を自分のペースで進められないから
転職エージェントを利用すると、担当者から頻繁に連絡が来たり、面談に呼ばれたりすることが多く、自分のペースで転職活動を進めることが難しいと感じる方もいます。
第二新卒が転職エージェントを利用すると、自分のペースで転職活動を進められないと感じる理由は、以下の通りです。
- 転職エージェントによっては、サポート期間が決まっている
- 転職エージェントがスケジュールを調整してくれるので、時には自分のペースに合わないスケジュールを組まれる可能性がある
- 成功報酬型のビジネスモデルなので、転職を急かされる場合がある
特にじっくりと企業研究を行いたい人や、転職活動と並行して他のことをしたい人にとっては、エージェントのサポートが逆に大きなストレスになることがあります。
転職エージェントのサポートはありがたいものの、自分のペースを重視したい人は、自ら情報を集め企業に直接応募する方が良いでしょう。
メールや電話がしつこいから
転職エージェントサービスに登録すると、転職者に合った求人情報や状況伺い等で担当者からメールや電話が頻繁に来ます。
まだ転職活動の意思が固まっていない段階で、しつこく勧誘されることにストレスを感じる人も少なくありません。
連絡があまりに多いと、コンタクトを取るのが億劫になり転職活動自体嫌になってしまうことも懸念されます。
第二新卒が転職エージェントを使わない場合のメリット
第二新卒が転職エージェントを使わないメリットとしては「自由な活動ができる」ということが挙げられます。
転職エージェントは転職活動を最初から最後までサポートしてくれて非常に心強いですが、エージェントの存在がかえって選択の自由が少なくしてしまうこともあるので、誰にも遠慮することなく転職活動を進めたい方はエージェントの利用は検討した方がいいでしょう。
ここでは、第二新卒が転職エージェントを使わないメリットについて解説します。
- 無理に転職や求人をおすすめされない
- 煩わしい連絡に対応する必要がない
- 相性の悪い担当者に悩まなくて済む
- 自分のペースや考えを大切にしながら転職活動ができる
無理に転職や求人をおすすめされない
転職エージェントは、時折目標達成のために求職者に転職を急かしたり、希望に合わない求人をすすめることがあります。
第二新卒の中には「現職を続けながらゆっくり活動したい」「特定の業界・職種に絞って転職活動を進めたい」と考えている人もいるでしょう。
転職エージェントを使わないことで、こうした外部からのプレッシャーに左右されることなく、自分のペースでキャリアを考えて行動することができます。
煩わしい連絡に対応する必要がない
転職エージェントを利用せずに転職活動をすれば、多くの煩わしい連絡が不要になります。
転職エージェントを利用すると、キャリアアドバイザーとの連絡に多くの時間を必要とするからです。
- 転職エージェントの登録後のキャリアアドバイザーとの初回面談
- 求人の紹介された際の詳細確認や、応募の有無に関する連絡
- 応募書類の添削や面接対策の相談
- 面接に関する日程などの詳細確認
- 面接後の感触や不安点などの状況の報告
- 内定が出た際、条件交渉や辞退などの相談
- 転職活動を中断や終了する際の連絡
仕事をしながら転職活動をする場合、転職エージェントとの連絡が負担になる可能性があります。
転職エージェントを利用しなければ、煩わしい連絡をしなくていいので、転職活動に集中できるでしょう。
相性の悪い担当者に悩まなくて済む
転職エージェントを利用しなければ、担当者との相性に悩まされる心配はなくなります。
転職エージェントを利用して転職を成功させるには、担当者との相性は非常に重要です。
しかし、相性の悪い担当者にあたってしまう場合、転職活動が順調に進まない可能性があります。
特に、以下のような担当者にあたってしまうと、転職活動に対してスムーズに進まない可能性が高いでしょう。
- 求職者の希望を十分に聞かない
- 業界の知識や経験が不足している
- 応募を急かすなど強引な対応が目立つ
- 連絡しても返信が遅いなどレスポンスが悪い
- 必要書類の添削や面接対策が不十分
相性の悪い担当者に当たってしまうと、希望に沿わない求人を紹介されたり、転職活動を急かされる可能性があります。
転職エージェントを使わなければ、相性の悪い担当者に振り回される心配をせず、自分のペースで転職活動を進められるでしょう。
自分のペースや考えを大切にしながら転職活動ができる
転職エージェントを利用しない最大のメリットとして、自分のペースで転職活動ができる点が挙げられます。

求人情報サイトBiz Hitsを運営する株式会社ビズヒッツの調べでは、転職エージェントを利用して「むかつく、うざい」と感じた理由として、「希望に合わない仕事を勧めてくる」が最も多いことがわかりました。
転職エージェントを利用すると、希望に合わない仕事を勧められるなど、自分のペースを乱される可能性があります。
「自分のペースや考えを大切にしたい」と考えるのなら、転職エージェントを利用しないのも一つの選択肢となるでしょう。
第二新卒が転職エージェントを使わない場合のデメリット
転職エージェントを利用せずに独自で活動をしていくと「自由に動ける」というメリットがありますが、利用しないことで被るデメリットもあります。
例えば、転職エージェントを利用すると一般公開されていない「非公開求人」に応募することができますが、独自で活動すると多くの非公開募集にアクセスできないことになります。
ここでは、第二新卒が転職エージェントを使わないことで起こるデメリットを解説します。
- 非公開求人に応募できない
- 履歴書・職務経歴書の添削や面接対策が受けられない
- 条件の交渉を自分でする必要がある
- 企業との丁寧なやりとりに気を遣う
転職エージェントを利用するかどうかは、転職エージェントを使わないメリットとデメリットを考慮した上で判断するのが重要です。
第二新卒が転職エージェントを使わない場合のデメリットを詳しく解説するので、転職エージェントを使うかを迷っている方は参考にしてください。
非公開求人に応募できない
第二新卒が転職エージェントを利用しない場合、非公開求人には応募できません。
公開求人 | 一般的に転職サイトや企業のホームページに掲載されている求人 |
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非公開求人 | 企業名や募集内容が一般に公開されていない、転職エージェントを経由でのみ紹介される求人 |
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非公開求人は待遇や条件が良い場合が多いため、転職エージェントを利用すれば、自分に合った求人に出会える可能性が広がります。
より待遇や条件の良い求人に出会いたければ、転職エージェントの利用を検討してみてください。
履歴書・職務経歴書の添削や面接対策が受けられない
第二新卒で転職エージェントを使わずに転職する場合、履歴書・職務経歴書の添削や、面接対策が受けられないのは大きなデメリットとなります。

エンジニアやデザイナーの副業・転職採用サービスであるOffersの調べでは、転職活動で最も苦労したことに「面接対策」を挙げた人が38.5%で、最も多かったです。
特に第二新卒での転職では、転職エージェントに必要書類の添削や面接対策をしてもらうと、転職が成功しやすくなります。
- 転職経験が乏しいので、履歴書や職務経歴書の作成に慣れていない
- 退職理由やキャリアの方向性などについて明確に説明する必要があり、面接の準備が不可欠
- 実務経験が乏しいので、自分の強みをアピールできる内容が見つかりにくい
転職経験が乏しいからこそ、プロのアドバイスが重要となります。
「履歴書や職務経歴書の書き方がわからない」「面接に不安がある」という第二新卒の方は、転職エージェントの利用を検討してみてください。
条件の交渉を自分でする必要がある
第二新卒が転職エージェントを利用しない場合、給与や勤務時間など全ての条件交渉を自分でしなくてはいけません。
転職エージェントを利用すれば、企業との様々な条件交渉を代行し、より有利な条件で転職ができるでしょう。
第二新卒が企業と直接条件交渉をするのが、難しい理由は以下の通りです。
- 自分の市場価値を適切に判断するのが難しい
- 給与や労働条件を交渉するための、交渉スキルや経験が不足している
- 企業との信頼関係が十分に構築されていない
- 直接交渉をすると、入社後の企業との関係性に影響を与えやすい
転職活動では、給与や勤務時間など、様々な条件交渉をすることでより希望に近い条件で転職することが叶います。
転職エージェントを利用しない場合、条件交渉に慣れていないと、希望通りの条件で入社するのは難しいでしょう。
企業との丁寧なやりとりに気を遣う
転職活動は、企業とのやり取りをする機会が非常に多いです。
- 応募時(エントリー)
- 面接の日程調整
- 年収や待遇などの条件交渉
- 入社書類のやり取りなど入社手続き
転職エージェントを利用すれば、多くの企業とのやりとりを代行してくれます。
エージェントを利用せずに自分でこれらの手続きを行う場合、企業との連絡ミスや気がつかないうちに失礼な言動をしてしまい、内定を逃す可能性があります。
第二新卒で転職エージェントを使わないほうがいい人の特徴
転職エージェントを利用すると「非公開求人に応募できる」「書類や面接の対策サポートがある」など転職活動には欠かせないサービスを受けられますが、中にはエージェントを使わない方がいいタイプの方もいます。
場合によってはストレスになってしまうので、転職エージェントを使わない方がいい人の特徴を確認してから利用するかどうかを検討しましょう。
- 自分で決断したい人
- 断るのが苦手な人
自分で決断したい人
自分で決断したいという強い思いを持っている第二新卒の方にとって、転職エージェントのサポートは、かえってストレスになる可能性があります。
転職エージェントは、豊富な経験と知識に基づいて、最適な求人を紹介したり、キャリアプランを提案したりしますが、最終的な決断は求職者自身が行う必要があります。
全ての選択肢を自分で検討し、責任を持って決断したいという方には、エージェントの介入が余計に感じられるかもしれません。
自分で情報収集を行い、自分のペースで転職活動を進めたいという方には、エージェントを使わず、自ら積極的に行動することがおすすめです。
断るのが苦手な人
断るのが苦手な方は、転職エージェントを利用する際に十分に注意する必要があります。
転職エージェントを利用する場合、断りを入れなくてはいけない場面が多くあるからです。
- 希望と異なる求人を紹介された場合
- 面談や面接のスケジュールが合わない時
- 転職活動を一時中断する場合
- 内定を辞退したい時
「断るのが苦手」「自分の意見を伝えるのが苦手」という方は、転職エージェントの言いなりになってしまい、自分の希望する転職ができない可能性があります。
転職エージェントを利用する時には、自分の意見を伝え、主体的に転職活動を進める姿勢が求められるでしょう。
第二新卒で転職エージェントを使ったほうがいい人の特徴
第二新卒の転職は、新卒の時とは違ったやり方で行わなければならず、さらに中途採用で経験者と肩を並べた時にも対抗できるような対策をしておかなければなりません。
大変の人は独学では困難であると考えられ、特にエージェントを頼った方がいい人の特徴があります。
ここでは、第二新卒でエージェントを使った方がいい人の特徴について詳しく解説します。
- 初めて転職活動をする人
- 選考対策を受けたい人
- 忙しくて転職活動の時間がない人
初めて転職活動をする人
初めて転職活動をする場合には、転職エージェントを利用するのがおすすめです。
転職時には求人情報の検索や履歴書・職務経歴書の作成など、多くのステップがあり、初めての人が一人でするにはハードルが高いからです。
第二新卒で初めて転職をする方が、転職エージェントを利用すると、以下のようなメリットがあります。
- 書類添削や面接対策など、転職活動の様々なサポートをしてくれる
- 自分に合った求人を紹介してもらえる
- 職場の雰囲気など、職場のリアルな情報が手に入る
- 面接日程の調整や給与交渉など、企業とのやり取りを代行してくれる
転職エージェントを利用すれば、第二新卒で初めて転職する方でも、安心して転職活動が進められるでしょう。
選考対策を受けたい人
選考対策をしっかりと行いたいと考えている第二新卒の方にとっても、転職エージェントは有効な手段です。
転職エージェントは、企業の求める人物像や面接の傾向などを熟知しており、個々の求職者に合わせた選考対策を行ってくれます。
模擬面接や履歴書・職務経歴書の添削など、実践的なサポートを受けることができるため、面接で緊張せずに自分の力を発揮することができます。
忙しくて転職活動の時間がない人
現職を続けながらで転職活動に十分な時間をかけることができない第二新卒の方にとっても、転職エージェントはとても頼りになります。

エン・ジャパンの調査によると、20代以下の方の場合、90%以上の方が3ヶ月以内に転職が決まることがわかりました。
転職が決まるまでの期間は短いですが、忙しい方にとって、仕事と転職活動を両立するのは大変です。
転職エージェントを利用すれば、企業とのやり取りの多くを代行してくれるので、転職活動にかかる負担を減らしてくれるでしょう。
また、非公開求人など、自分で探すのが難しい求人情報も提供してくれるため、効率的に転職活動を進めることができます。
第二新卒が転職エージェントを使わないで転職する方法
第二新卒が転職エージェントを利用せずに転職する場合、以下のような方法があります。
- 転職サイト
- ハローワーク
- 企業に直接応募
転職エージェントを利用しない場合、「転職先の見つけ方がわからない」と悩んでしまう可能性があります。
第二新卒が転職エージェントを利用せずに、転職先を見つける方法を詳しく解説するので、転職エージェントを利用しない方は参考にしてください。
転職サイト
転職サイトは数多くの企業が求人を掲載しているプラットフォームであり、第二新卒が転職活動を行う上で最も手軽な手段の一つです。
転職サイトでは、職種、業界、勤務地など、様々な条件で求人を検索することができ、自分の希望に合った仕事を見つけやすくなっています。
また、多くの転職サイトでは、企業の口コミや社員インタビューなどの情報も掲載されており、企業研究を行う上でも役立ちます。
- 豊富な求人情報: 数多くの企業が求人を掲載しているため、自分の希望に合った仕事を見つけやすい。
- 手軽に利用できる: インターネット環境があれば、いつでもどこでも求人を検索できる。
- 自分のペースで活動できる: エージェントに追われることなく、自分のペースで転職活動を進められる。
- 企業情報が得やすい: 企業の口コミや社員インタビューなど、企業に関する情報が得やすい。
- 求人数が多すぎて選考が難しい: 膨大な求人の中から、自分に合った求人を探し出すのが大変。
- 応募書類の作成が全て自分自身で行う必要がある: 履歴書や職務経歴書の作成、面接対策など、全ての準備を自分で行う必要がある。
- 非公開求人に応募できない: 転職エージェントが扱っている非公開求人に応募できない。
- 企業とのやり取りが全て自分自身で行う必要がある: 面接日程調整や入社手続きなど、企業とのやり取りを全て自分で行う必要がある。
- サポート体制が不十分: 転職エージェントのように、キャリア相談や面接対策などのサポートを受けることができない。
ハローワーク
ハローワークは、国が運営する職業紹介機関であり、無料で利用することができます。
紹介を受けられるだけでなく、キャリア相談や職業訓練などのサービスも提供しており、転職活動のサポートを受けることができるでしょう。
ただし、ハローワークの求人は、比較的安定した大企業の求人が多い傾向があり、ベンチャー企業やスタートアップ企業などの求人は少ない場合があります。
- 無料利用: ハローワークの利用は基本的に無料です。職業相談や求人情報の提供など、様々なサービスを無料で受けることができる。
- 安定した求人: 大手企業や公務員の求人など、安定した仕事を求めている人にとっては、ハローワークは有効な手段。
- 地元密着型: 地元の求人が多く、通勤に便利な仕事を見つけやすい。
- キャリア相談: キャリアアドバイザーによる職業相談を受けることができ、自分の適性やキャリアプランについて相談できる。
- 職業訓練の案内: ハローワークでは、職業訓練の情報も得ることができる。
- 求人の質: 求人の質は企業によって異なり、求人内容が不十分な場合がある。
- 求人数: 転職サイトに比べると、求人数は少ない場合があります。特に、専門性の高い仕事やベンチャー企業の求人は少ない傾向にある。
- 対応の待ち時間: 繁忙期には、相談や手続きに時間がかかる場合がある。
- 非公開求人が少ない: 転職エージェントのように、非公開求人を紹介してもらうことは難しい。
- 積極的なサポートが少ない: 転職エージェントのように、積極的に求職者をサポートしてくれるわけではない。
企業に直接応募
企業に直接応募する方法では、転職サイトやハローワークに掲載されていない求人情報を見つけることができます。
企業のウェブサイトに掲載されている採用情報を確認したり、知り合いに紹介してもらったりする方法が一般的です。
企業に直接応募する場合は、企業の理念や事業内容をしっかりと理解し、その企業で働きたいという熱意を伝えることが大切です。
ただし、企業に直接応募する場合、書類選考を通過するのは難しく、競争率が高いことが予想されます。
- 熱意が伝わりやすい:自ら企業を調べて応募しているため、その企業に対する熱意が伝わりやすく、好印象を持たれる可能性がある。
- 選考が早い場合がある:転職エージェントを介さずに企業と直接やり取りするため、選考がスムーズに進み、内定までの期間が短縮されることがある。
- 非公開求人に応募できる可能性がある:転職サイトや転職エージェントに掲載されていない非公開求人に応募できるチャンスがある。
- 自分のペースで転職活動ができる:他人に左右されることなく、自分のペースで転職活動を進めることができる。
- 情報収集が大変:企業の情報収集を自分で行う必要があるため、時間と労力が必要。
- 応募書類の作成が大変:履歴書や職務経歴書の作成、面接対策など、全てを自分で行う必要がある。
- 企業とのやり取りが大変:面接日程調整や入社手続きなど、企業とのやり取りを全て自分で行う必要がある。
- 競争率が高い場合がある:非公開求人など、競争率が高い場合もある。
- フィードバックが得られない場合がある:不採用になった場合、その理由が分からない場合がある。
第二新卒におすすめの転職エージェント
第二新卒の転職活動は、転職エージェントを使わない方がいい人もいますが、「転職するかわからないけれど相談したい」「書類だけでも見てもらいたい」などフルサポートではなく部分的にサポートしてもらいたい人でもおすすめです。
エージェントからの頻繁な連絡が苦手な方は、カウンセリング時に連絡は極力控えるよう伝えればOKです。
自分の都合の良いようにエージェントに相談しても全然問題ないので、気軽に登録してみましょう。
- Re就活エージェント
- type転職エージェント
- doda
- 就職Shop
Re就活エージェント
- 運営会社
- 株式会社学情
- 公開求人数
- 12,677件
- 非公開求人数
- 非公開
- 許可番号
- 13-ユ-314210
- 求人企業例
- 株式会社サンドラッグ、岡三証券株式会社、株式会社ゾフ、株式会社JTB
- タイプ
- エージェント型転職サイト
- 対応エリア
- 全国
- 料金
- 無料
- 対応職種
- 全職種
- 住所
- 〒104-0061
東京都中央区銀座6-18-2 野村不動産銀座ビル15F
※2024年12月時点の情報です
Re就活エージェントは、20代専門の転職エージェントです。相談や求人紹介、内定後のアフターフォローまで、20代の転職活動をトータルサポートしてくれます。
Re就活エージェントでは、約80%が「未経験可」または「教育・研修体制が充実している」企業です。20代専門転職サイトNo.1※を獲得しているため、心強いでしょう。
さらに、利用者の35%は「社会人未経験者」、62%が、「1社目の転職」です。第二新卒におすすめの転職エージェントです。
※出典:Re就活エージェント公式サイト
- スキルや経験に自信のない人
- 「未経験可」または「教育・研修体制が充実している」企業に転職したい人

評価:★★★★★5点

評価:★★★★★5点

評価:★★★★★5点
doda
- 特徴
-
- 転職サイト、転職エージェント、転職スカウトの3種類のサービスを利用できる
- 公開求人数は業界最大級、非公開求人数も多い
- 第二新卒向けの求人数も豊富にある
- 幅広い業種や職種を探したい方におすすめ
- 公開求人数
- 281057件
- 全国対応
- ○
「doda」は20代〜50代まで幅広い転職情報を扱う総合転職サイトで、転職サイト、転職エージェント、転職スカウトの3種類のサービスを利用できます。
求人数は2024年3月時点で約28万件あり、第二新卒向けの求人が豊富にあります。
自分がどんな仕事に向いているかわからなかったり、自己分析をやり直したい方向けの「転職診断ツール」は、的確で分かりやすいと非常に人気があります。
独自セミナーも定期的に行なっているので、積極的に参加するようにしましょう。
- キャリア相談や企業ごとの応募書類・面接対策から入社後のフォローアップまで、アドバイザーが専任で転職活動を手厚くサポートしてくれる
- 企業の出展イベントや転職に役立つ情報セミナーなど、豊富な種類のイベントやセミナーに参加できる
- 独自の「転職診断ツール」があり、年収査定やキャリアタイプ診断、転職タイプ診断など、自己分析できるツールが多い
保有求人数、システムの利用しやすさ、採用率も業界トップクラスなので、まずはdodaを登録しておくと安心です。
type転職エージェント
- 特徴
-
- IT、エンジニア系の求人に強い
- 求人の約8割が一都三県(東京・神奈川・千葉・埼玉)
- エージェントは業界の専門知識を持っており的確なアドバイスがもらえる
- 公開求人数
- 27,748件 非公開求人数は17,783件
- 全国対応
- ○
「type転職エージェント」は転職支援サービスを20年以上運営してきた実績があるエージェントサービスです。
在籍しているキャリアアドバイザーは主にITやWeb、営業、販売・サービス、メーカーなどに強いため、業界を決めて転職活動を進めたい方におすすめです。
大手転職サービスと比べるとまだまだ実績は浅いですが、外資も含めたITベンダーやハイテク産業などの多くの企業経営層と交流を持つことで、独自情報を含めた多くの求人情報を確保しています。
- キャリア相談から応募書類の添削・面接対策、入社にあたってのアドバイスなど、転職活動全般にわたってサポートを行ってくれる
- LINEでの連絡やスケジュール管理など、サポート機能が豊富
- エンジニア向け情報誌を刊行しており、エンジニアの転職やIT企業の求人に強い
大手では得られない独自の情報を持っていたりするので、大手サービスと比べてみましょう。
マイナビエージェント
- 特徴
-
- 20代〜30代の若年層に強い
- 新卒領域でNo.1のため第二新卒にも強い
- 公開求人数は業界最大級、非公開求人数も多い
- 幅広い業種や職種を探したい方におすすめ
- 公開求人数
- 281057件
- 全国対応
- ○
マイナビエージェントはサポートの手厚さが評判で、2023年のオリコン顧客満足度調査では1位に選ばれています。
「マイナビ」は新卒の時にほとんどの方が登録していたかと思いますが、マイナビは新卒を積極的に採用している企業との取引が非常に多く、新卒採用が予定人数まで達しなかった企業に第二新卒を提案しているため、第二新卒の求人を多く持っています。
業界・職種別に専門のサイトを持っており、IT・WEBエンジニア、ものづくり・メーカー、金融、営業、クリエイティブ、販売・サービス、不動産・建設、MR・メディカル、管理部門など、業界を網羅しており、それぞれ専門のエージェントが相談に乗ってくれます。
- 公開・非公開ともに求人数が多い
- 全国の求人を取り扱っている
- 20代〜30代向けの求人を多く取り扱っている
- 特に中小企業の求人数が多い
- 転職相談会や転職コラム、お役立ちツールなど無料で利用できるコンテンツが多い
サポートが手厚く、求人数も情報も多いので必ず登録しておきたい転職エージェントです。
マイナビエージェントの評判はひどい?口コミからわかる特徴やメリット・デメリットを解説
就職Shop
- 特徴
-
- 20代の若年層に強い
- 書類選考なし、学歴や職歴を重要視しない
- 未経験歓迎案件が多い
- 公開求人数
- 非公開
- 全国対応
- ○
就職shopは、リクルートが運営する「若者のための就職・転職サービス」で、20代を中心に第二新卒、既卒、アルバイト、フリーター、契約社員、卒業を控えた新卒など、正社員経験がない人でも利用しやすい転職サイトとなっています。
大きな特徴として、「書類選考がなく、人物重視」であることで、正社員の経験がなくても安心して応募することができます。
アルバイトやフリーターが長く、就職活動自体経験がなくてもキャリアコーディネーターが一から基礎を丁寧に教えてくれるので、転職活動に自信がない方はぜひ相談しましょう。
- 履歴書提出不要なため学歴が不安な人におすすめ
- 未経験歓迎案件が多く、初めての業界でも挑戦できる
- 書類作成や面接対策など、一から基礎を教えてもらえる
学歴や職歴に不安があり書類の時点で見送られることが多いという方は、人物重視の転職shopで自分にマッチした転職先を見つけましょう。
就職shopの評判はひどい?門前払いされるって本当?口コミからわかる実態を徹底解説
第二新卒が転職エージェントを使わないで転職成功させる方法
- 多くの求人情報を集める
- 選考対策に力を入れる
- どんなキャリアプランが検討できるのかよく調べる
多くの求人情報を集める
第二新卒が転職エージェントを使わずに転職成功するためには、とにかく多くの求人情報を集めることが重要です。

リクナビNEXTのアンケート調査によると、転職が成功した人の平均応募数は7.5社、5社以上に応募した人が40%以上になるのがわかりました。
転職を成功させるために多くの企業に応募するためには、多くの求人情報を集める必要があります。
求人情報を収集する方法は以下の通りです。
- 転職サイト・ハローワークを利用する:無料登録して求人情報や業界の動向をチェックする
- インターネットを活用する:企業のホームページや業界団体のサイト、求人情報サイトなどを活用して、基本的な情報を収集、業界ニュースやブログなども参考にする
- 書籍・雑誌を読む:業界に関する書籍や雑誌を読み業界の成り立ちや課題、将来展望などを理解する
- セミナー・イベントに参加する:企業担当者や業界関係者から話を聞くことでより具体的なイメージを持つことができ、人脈を広げる機会にもなる
- 実際に働いている人に話を聞く:その業界・職種・企業で働いている知人、OG・OBを訪ねる、インターンに参加する
- 企業説明会に参加する:企業理念や事業内容、福利厚生の説明、さらに社員との質疑応答の時間があり実際に企業の雰囲気を感じられる
選考対策に力を入れる
転職エージェントのサポートなしで選考を通過するためには、自身で選考対策をしっかりと行う必要があります。
履歴書や職務経歴書は丁寧に作成し、面接では企業の求める人物像を理解した上で、自分の強みをアピールしましょう。
模擬面接を行ったり、友人や家族に意見を求めたりするなど、万全の準備をして面接に臨みましょう。
- 企業研究
- 自己分析
- 書類作成
- 面接対策
どんなキャリアプランが検討できるのかよく調べる
転職活動は、単に仕事を探すだけでなく、自分の将来のキャリアを設計する機会でもあります。
転職エージェントに頼らずに成功するためには、どのようなキャリアプランが考えられるのか、自身でじっくりと検討しましょう。
自分の強みや興味関心を踏まえ、長期的な視点でキャリアプランを描き、それに合った企業を探しましょう。
- 過去の経験から、自分の強み、弱み、興味関心を洗い出す。
- これまでの仕事で得たスキルや経験を具体的に書き出し、どのスキルを活かしたいのかを考える。
- 自分のスキルや経験が、企業の求める人物像と合致しているかを確認する。
- 入社後、どのようなキャリアを歩みたいのか、具体的な目標を設定する。
- 短期的な目標(3年以内)と長期的な目標(5年、10年後)を分けて考える。
- キャリアアップのために必要なスキルや経験を洗い出し、どのように身につけるのかを考える。
第二新卒にとって転職エージェントは必須ではない
今回は、第二新卒は転職エージェントを使わない方が良いのか、について解説しました。
エージェントのサポートがなくても転職に成功した第二新卒者はたくさんいますので、無理に利用する必要はないです。
自分で全てのことを決めたいという人や、エージェントからの連絡が億劫だと考える人にとっては、かえって足枷になる可能性がありますが、一方で、転職活動のノウハウが不足している人や、効率的に転職活動を進めたい人にとっては、エージェントのサポートは非常に有効です。
価値観や転職活動の準備の具合もあるので、メリットとデメリットをよくみて利用するかを決めましょう。
- 転職成功者の約7割が年収アップ
- IT・Web業界や営業職の求人数が多い
- 女性の転職のノウハウを持っている